口コミ24件

  • 上海への投稿
    xiao
    日本
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    治安、安全4.5
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/12
    日本国内の中国に対する報道を経験すると中国の治安面に対して不安を抱くことも多いかと思いますが、人口数に対する犯罪発生率を勘案すると実際は日本と同じくらいの水準にあるのでは無いかと思います。こちらに渡航してきた日本人もみな口を揃えて同じような感想を述べています。夜中に街を歩いて暴漢に襲われるなどの被害にも遭遇したことはありませんし、周りの人が被害に遭ったなどは聞いたことはありません。しかし、海外に滞在する者としての最低限の注意だけは怠ってはならないと思います。また、中国は政治的な要因によってその関係が大きく変動する国の1つですので、定期的に領事館などからの情報に目を通して置くことも必要でしょう。想像以上に安全であると述べてきた上海ですが、スリや詐欺などの軽犯罪は多く発生しており、十分気を付けることが必要です。以前には、地下鉄構内を歩いていた際に後ろからトングのようなものでコートの中の携帯を取ろうとしていた人に友人が遭遇した話などを耳にもしましたし、有名な観光地付近では毎日、堪能な英語や日本語を利用し、高級茶葉を売りつけようとする2人組もいます。その他にも携帯のSMSによる詐欺やアパートメントの賃貸を巡る詐欺も多くあるようですので、公共交通機関を利用する際には身の回り品は懐の深いところにしまう、お金・モノを巡る取引が生じる際には事前にインターネットで類似事例の情報を集めるなどの対策を行うことが大事でしょう。

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  • 上海への投稿
    xiao
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    人種、日本人の割合5.0
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年3月)2016/01/12
    上海は非常に国際色豊かな都市であり、世界各国からの観光客や駐在員が集っています。一日街を歩いていれば違う国籍の人とすれ違わない日は無いでしょう。ただ、上海市の中でも地域ごとによって偏りはあり、郊外に行けばその地域に通う留学生以外見かけないような街もあります。逆に都心部の方となると、駐在員向けのアパートメントやマンションがあり、欧米人の好みに合うような飲食店やカルフールなど外資系スーパー、デパートが多く存在しています。そのため、1つの都市に居るだけで世界各国から集った人たちと関わることができるエキサイティングな都市であると感じます。留学中にはクラスメートを始めとしてそういった人たちと関わるのも良い機会になるのではないでしょうか。その中でも日本人が居留している数は多く、近年の円安や大気汚染により妻子は日本に帰国したなどのケースから減少しているようですが、2015年時点で約5万人いるとみられています。出張等の一時的な滞在を含めるとその2倍の数にもなるとされており、現時点では日本人の滞在者数が最も多い都市となっています。虹橋・古北地区と呼ばれる地区には日本人向けのマンションや日本人オーナーの飲食店が数多く存在し、上海に居ながら日本にいるかのような雰囲気を味わうことができます。

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  • 上海交通大学への投稿
    xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    買い物、飲食5.0
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/12
    郊外の闵行キャンパスは買い物の便利性においては都心部の徐汇キャンパスと比べるとかなり劣りますが、スーパーや日用品購入のための店舗は学内にありますし、外に出てみれば自転車で行ける距離に大型のデパートもあり、(自分の好みを除けば)衣料品や電化製品などの生活を行う上で必要最低限のものはすぐに揃えられる環境にあります。買い物のレパートリー、街の華やかさといった点では徐汇キャンパスが圧倒的に有利であり、国内の高級デパートや百貨店などがひしめく通りまで徒歩10分もかからない時間で向かうことができます。百貨店内には無印良品やユニクロなど日本でもおなじみのテナントも入っており、自らの好みに合った買い物ができることだと思います。ただ、日系ブランドを始めとする中国にとっての海外ブランドは押しなべて1.4~2.5倍ほどの値段が付けられていることも多く、日本での販売価格を考えると気後れすることも多くあります。また、日本食や洋食などの種類の料理を食べたいと思った際にも徐汇キャンパスはかなり便利な地域にあると言えます。対して闵行キャンパスの周りには非常に多くの飲食店が立ち並ぶ通りがありますが、中国国内の各地域の料理などはあっても、本格的な洋食の店などは存在しません。日本食テイストの食事を提供するお店も1、2店舗しかないように思われます。このように、同じ大学の中でもキャンパスによって事情は異なりますが、どちらも生活に必要なだけのものがすぐに手に入るということで非常にいい環境にあるのではないかと思います。
    徐汇キャンパス付近の様子

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  • 上海への投稿
    xiao
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    国民性3.5
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年3月)2016/01/12
    私がこれまでに感じた上海人らしさを端的に表すと「合理主義・せっかち・個人主義」です。まず、中国人、そして上海人は特に合理主義的な考え方が強いように思えます。これは私たちにとっては良い意味でも悪い意味でも捉えることが出来ます。「自分のためにならない事柄は関係ない」という感性がどこかあり、不親切に思えるような場面もあります。また、このことが上海人の財布の紐が固いと言われるゆえんにも繋がっているような気がします。2つ目に、上海人はせっかちです。日本では電車を乗客として乗り降りする際には降りる人を先に下してしまうのが普通ですが、上海では乗る人が降りる人の流れをかき分けて我先にと乗り込もうとするため、人とぶつかることは多々起こります。また、路上においても一緒で、近郊の浙江省や江蘇省と比べても電動バイクや自動車のクラクション音がなる頻度は多いように思われます。そして、3つ目に個人主義が他の地域と比べても強いように思われます。ただ、個人主義といっても上海人は「信じられるのは自分だけ(または親しい友人、親族だけ)」という考え方ということができるでしょう。多くの人種が行き交っている長い歴史を持つ上海だからこそ、そういった考えが生まれてきたのかもしれません。ただ、友人として親しくなれば、非常に友人関係を重んじるために献身的になってくれる人も多くいます。3つ挙げた私が考える特徴に共通するように、中国人(とりわけ上海人)は「日本の大阪人を強めた感じ」という人もいますが、私もその考えに賛同します。せっかちで、お金の話になるとシビアで神経を使うけれども、おせっかちなぐらいに尽くしてくれるような瞬間もあったりして、と時には疲れるけれどもなんだかんだいいな、と思える国民性ではないかと思います。

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  • 上海交通大学への投稿
    xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    課外活動4.0
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    所属学部の授業等に付随する課外活動と、学生団体やサークル等の学生主導の課外活動に分けて説明します。まず、前者については私が所属していた課程では、授業が実施されない土日にも、履修している授業によってはその内容に関するカンファレンスが参加必須として課されることもありましたが、そこで日頃の授業の中ではなかなか交流できなかったクラスメートとのつながりを深める機会となり、有用な課外活動となる機会もありました。また、所属学部のクラスや、研究科の研究室によっても雰囲気は異なるかと思いますが、生徒達で休日に食事に出かけたり、授業後に夕食を皆で取りにいったりという活動は頻繁に行われます。語学留学者のクラスでも、クラス内での交流が盛んなクラスは多いようで、また授業内で近隣の省へクラス全員でフィールドトリップをしたり、文化体験型の授業を行ったりといった活動も行われているようです。後者の学生団体やサークル主導の活動に関してですが、上海交通大学は大きな留学生会があり、学期初めやハロウィーンやクリスマスなどの節目ごとにイベントを開催し、学生同士の交流を図っています。ただ、中国人本科生自体がこのイベントに参加する数はそこまで多くはないようであり、現地学生との交流というよりは留学生同士を結びつける役割の方が今のところ大きくなっています。また、BBQや飲み会などを行い日本人の交流を深めるためのコミュニティや日本人主体のバスケットボールチームもあり、日本人同士の交流が行われています。

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  • 上海交通大学への投稿
    xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    食堂4.0
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    キャンパスによってはバラエティがあり、物価が上昇し続けている上海においては安価な値段で食事をすることができるため、おおよそ満足しています。料理としては一般的な中華料理ばかりですが、食堂によっては西欧料理を提供しているところもあります。朝食は点心やお粥、温めた豆乳が早朝6:30ごろから8:00すぎまで、昼食は10種類程度のおかずから2、3品ほどを自由に選び、ご飯の入ったプレートに載せて提供されるもの、そのほかにもチャーハンや麺などの具材をその場で選び即席で作ってもらうものなど様々なメニューが11:00過ぎから13:00前まで、夕食も昼食と同じメニューで17:00前から18:30ごろまで提供されています。日本とは違い、どの食事のタイミングもそれぞれ7時前、11時、17時と1時間程度取る時間が異なるため、早めに夕食の提供が終わってしまう点は少し不便であるように思えます。また、食堂のメニューに飽きた、もしくは合わなかったなどの理由があっても、値段は必然的に高くなりますが、どのキャンパスの周りにも軽く食事をすることができる飲食店や屋台もあり、そこで1週間済ませる学生も一定数居ます。また、最近は出前のサービスが国内で非常に発達し、学内でも利用者が自分の住む寮の部屋まで届けるように指定するなどしています。このように、仮に食堂に行けない・行かない場合でもまだ食事面で行き詰ることはないのではないかと思います。

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  • 上海交通大学への投稿
    xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    設備4.5
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    設備面は日本の一般的な大学と同等くらいの水準にあるのではないでしょうか。比較的充実しているほうだと思います。【インターネット環境】学内で使用可能なWi-Fiのスポットは多く存在しており、敷地のほとんどをカバーしています。また、寮内にも部屋ごとに回線が割り振られており、自由に使用することができるため、短期間の滞在であれば、こちらで携帯の回線やルーターを契約する必要はないのではないでしょうか。【図書館】誰もが使える図書館が学内に2、3つもあるのに加えて、学部の研究棟に付属する図書館もあり、調べ物や自習をする環境は整っています。ただ、この大学の場合はテスト期間でないにも関わらず、多くの学生が図書館で自習を行うため、学期を通して席を毎日席を確保することは困難となっています。【運動のための施設】郊外にある闵行キャンパスには大きなグラウンドや体育館がいくつもあり、ランニングなどの目的で自由に使うことが出来ます。また、ジムも整備されており、上海交通大学に在籍していれば1回わずか数元で利用することもできます。【飲食店・小売店】同じく郊外の闵行キャンパスには敷地内にコーヒーショップ、ベーカリー、青果店、飲食店、24時間営業のコンビニ、理髪店や本屋など非常に数多くの店舗があり、学内のみで生活をできるような環境が整っています。また、都心部の徐汇キャンパスにも24時間のコンビニエンスストアや現在建設中のグラウンドがあり、設備としては整っているものと思います。

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  • 上海交通大学への投稿
    xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    スタッフの対応2.0
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    以前より実施されていた理系向けの留学プログラムを除いては、文系のプログラム、語学留学のプログラム整備は他の大学と比べると後発であり、まだ大きく後れをとっているように思われます。非常に多くの学生が同じ時期に留学を開始するためか、事務方のスタッフの作業が非効率的であり、学籍登録のための手続きから授業履修に関する一貫の手続きを終わらせることに膨大な時間と手間を要します。ただ、これは中国特有の仕事の進め方(なるべく手間のかかるような仕事を自分では受け持ちたくない、困っている人に代替案を与えないなど、一般的に非効率・丁寧ではないとの印象を受けるもの)が起因しているとも考えられ、一概にこの大学の対応がいまいちと決めつけられるものではありませんが、早い時期から留学生受け入れを行っていた同じ上海市内の復旦大学などの状況を聞くと、まだまだ留学生の受け入れ態勢が整っていないように思われます。スタッフとのコミュニケーションの手段については、英語を話せるスタッフはビザ関係の部署や留学生の生活を担当する部署などには多く在籍していますが、その他の部署ではすべて英語で会話を図ることは困難であるため、なるべく中国語を話すことができる、もしくは中国語を話すことができる友人を介す等の対応が必要ではないかと思います。

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  • 上海交通大学への投稿
    xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    国際色、日本人比率5.0
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    上海交通大学は非常に国際色豊かな大学であると言えるのではないでしょうか。理系の研究が盛んであることから、世界中の大学と多く協定を結んでおり、世界各国からの生徒を集めることに成功しています。日々キャンパスを歩いていても英語以外の様々な言語を聞くことができます。肌感覚としての出身地域の割合は韓国、欧州、そして東南アジア、中東、北アフリカの順で多いように思われます。国全体で留学を推進している韓国は専門分野に関する留学はもちろん、語学留学で訪れる学生も多く、学内で大きなコミュニティを有しています。ドイツやその周辺国のように理系分野の研究が盛んな大学を有する欧州からの留学生も非常に多く、ドイツやフランス、ベルギーなどまんべんなく訪れているようですが、歴史的に中国と技術に関する学術交流が盛んであったドイツからの留学生が最も多いようです。その次に幼少期をマレーシアやシンガポールなどで過ごした華僑が大学進学時に上海交通大学を選び、本科生として留学しているというケースも多く見受けられます。日本人比率についてですが、大学の規模自体が大きいため絶対数は多いのですが、上海市の他の大学と比べるとまだ少ないように思われます。語学留学で毎年多くの日本人学生を集める復旦大学、多くの日本人学生を抱える上海外国語大学などと比較するとまだまだ日本人比率は少ないように思われます。ただ、日本人コミュニティも大学内にあり、全く出会う機会が無いわけではなく、その点では不安は無いことかと思います。

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  • 上海交通大学への投稿
    xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    講師3.5
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    語学留学、交換留学や研究留学など全てのパターンにおいて、その授業を受け持つのはほとんどが中国人の先生です(経済の学科はマーケティングの授業を欧米出身の先生が受け持つなど例外はあります)。そのため、中国の伝統的な価値観である、先生は尊敬されるべき存在であるとの考え方が大きく働いているようで、世界各国から生徒が集まる語学のクラスや留学生向けの修士・博士課程プログラムではややその色は薄れているようですが、講師は日本の大学よりも比較的高い地位にあるとされています。私が在籍した修士・博士向け課程の講師に限って言えば中国の著名な大学院を卒業した先生、海外の大学院に在籍していた先生などが半分ずつほどいて、中国の問題について生徒に自由に討論をさせるなど、比較的リベラルな先生が多かったように思います。また、学科によっても異なりますが、座学中心より討論中心そして授業へのコミットメント重視のスタイルを採用している先生も多く存在しました。ただ、生徒の評価方法に関してはシビアであり、生徒との個人的なつながりを基に評点するようなケースもありませんでした。語学留学の学生の中には、講師不足から授業がまだ大学院の学生によって受け持たれていたようなものもあったようで、必ずしも毎期すべての授業の質が担保されているわけではないと不満を漏らすケースもありました。

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