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  • ボン大学への投稿
    donsasa
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    遊び4.0
    元在校生(通学期間:2012年9月~2013年8月)2016/01/31
    留学中、勉学に疲れたら小旅行に出かけて疲れを癒すというのもいいかもしれません。第二次大戦後、西ドイツの首都になる前は風光明媚な文教都市として知られていただけにボンの周辺には、いくつもの魅力的な観光地が存在しています。例えば、Bad Godesbergですと、フランス軍に破壊された要塞の残骸や、かつてベートヴェンも訪れたというクーアハウスなどが小ぢんまりとした街並みの中に点在しています。また、Bonnとはライン川を挟んだ対岸に位置するBad HonnefやKoenigswinterなどではラインラント・ファルツ州に見られるようなブドウ畑が広がっており、ワイナリーも営業しています。Drachenfelsという、かつて竜が住んでいたという岩からは、こうしたブドウ畑が一面に広がる風景を一望することが出来ます。しかし、私が留学中に必ず一度は訪問して頂きたいと思っていますのが、世界遺産にも登録されたケルン選帝侯の離宮があるBruehlです。Bruehlはボンとケルンの間に位置する、のどかな村なのですが、かつて西ドイツの迎賓館として使用されていたロココ様式の宮殿の華麗な内装は一度訪問したら忘れることが出来ません。宮殿だけでなく、いくつもの噴水や水路、並木が点在する庭園も魅力的で、春夏秋冬、異なる顔を見せてくれることでしょう。

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  • ボン大学への投稿
    donsasa
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    買い物、飲食3.5
    元在校生(通学期間:2012年9月~2013年8月)2016/01/31
    ドイツ料理と言えば、ソーセージをはじめとする豚料理や、ジャガイモ料理を連想される方が多いと思いますが、そのようなものばかりを食していますと、健康に非常に悪いので留学中は、とにかくバランスがとれた食事がとれるよう心がけていました。主に、食材は学生寮近くにあったスーパーマーケットで購入することが多かったのですが、その他にも特に野菜やフルーツなどはマルクト広場で毎日開かれている市場にて、購入していました。なお、食材の中で一番手に入りにくかったのは魚だったのですが、Poppeelsdorfer Schlossの後ろにいったところにある商店街の、ギリシア人が経営していた魚料理店でサーモンの刺身なども購入することが出来ました。ただし、試験勉強やレポートなどで忙しい時期は、調理にかける時間などを節約する為にも、ケバブ屋などで安い中近東風の料理を食べていました。市内にいくつかある中華料理を利用することも稀にありました。なお、純粋な日本料理を食べたいときはデュッセルドルフまで遠出しました。もし、ドイツの伝統料理のお惣菜を食べたいときは、Kaufhofの地下にある食材売り場でSchweinehaxeや鴨のローストといったものを、お手頃な値段で食べることが出来ます。

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  • ボン大学への投稿
    donsasa
    日本
    3人が「参考になった」と評価
    学生寮3.0
    元在校生(通学期間:2012年9月~2013年8月)2016/01/31
    ボン大学の学生寮は主に二つの種類に分かれています。一つはEinzelwohnungという形式で、普通のアパートメントのように一つの畳12畳ぐらいの居間とトイレ・シャワールーム、台所が全てセットになっている形式です。もう一つは、Wohngemeinshaftといって、各自が自分たちの今を有しているのですが、シャワールームや台所などは共有されている形式です。自分は、自分のトイレや冷蔵庫が欲しかったので、Einzelwohnungを選択したのですが、もしドイツ人の現地学生や、他の国からの留学生たちと積極的にコミュニケーションをとりたいとお考えの方は、少々苦労するかもしれませんが、Wohngemeinschaftを選択するのも一つの手かもしれませんね。なお、洗濯に関しては自分の寮の場合は地下に洗濯機があり、メンザ(大学生協)のカードで洗濯機を使っていました。日本のように洗濯物を外で干すという習慣はドイツではなく、部屋干しするか、もしくは乾燥機にかけるかの二択でした。冬などは、日本以上に乾燥しやすい気候ということもあり、加湿器代わりにもなっていたようにも思えます(あくまで気持ちの上でですが)。なお、掃除機に関しましては学生寮を管理しているハウスマイスターから借りることが出来ましたが、なにせ使い勝手が非常に悪いので新しい購入も検討されるといいかもしれません。

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  • ボン大学への投稿
    donsasa
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    コストパフォーマンス5.0
    元在校生(通学期間:2012年9月~2013年8月)2016/01/31
    ドイツの学生は、日本の学生と比べて非常に恵まれた環境にあると思います。「万民に高等教育を受ける機会の提供を」という教育スローガンのもとで、殆どの大学が公立であるドイツにおいては、州によって多少の差はありますが、大体は学費がタダか、学生保険に800~1000ユーロほどを支払うくらいしか、大学に通う経費はかかりません。そしてノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州内の学生は、他の州の学生と比べて更に優遇された環境にあるといえます。なぜならば、学生証を見せるだけでDBやトラム・市バスなど州内の公共交通機関に乗ることが出来るからです。NRW州が、ドイツの他の州と比べても大きいということを考えても、非常にお得なサービスであると考えられます。なお、こうした学生の「特権」は公共交通機関がタダになるということに留まらず、ドイツ全土の公立の劇場などでも存在します。例えば、ボンやケルンの州立歌劇場の場合ですと、開演30分前から売り出されるチケットが、席に関わらず学生は全て8ユーロで購入することができました。この制度はNRW州内だけに留まらず、例えばドレスデンでは、有名なゼンパー・オーパー(ドレスデン州立歌劇場)の公演も同じように8ユーロで最前列の席を購入することが出来ました。日本では値段が高い故に中々、足を運ぶことが難しいオペラやクラシックのコンサートでもドイツですと、学生の間でしたら非常に安い値段で堪能することが出来ますので、どうかドイツに留学されましたら是非一度トライしてみてください。

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  • ボン大学への投稿
    donsasa
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    カリキュラム、教材4.0
    元在校生(通学期間:2012年9月~2013年8月)2016/01/31
    日本での専攻が政治学でしたので、ボン大学でも哲学部(Philosophische Fakultät)に付属する、政治学・社会学科の授業を履修していました。自分が履修したのは、国際関係論の理論に関するVorlesung(講義)とUebung(演習)を一つずつ、そしてユーロ危機に関するSeminarと、「現代の国際関係における様々な挑戦」というタイトルのドイツ国防省のシンクタンクで勤務されていた先生が担当されたSeminar、そして2013年が独仏友好条約(エリゼ条約)から50周年ということで開講された独仏和解に関するSeminarを履修していました。Vorlesungは、授業中にYoutubeを見る学生がいるなど全体的に日本と似たような雰囲気だったのですが、UebungやSeminarとなりますと、議論好きという国民性のドイツ人らしく、白熱した議論が交わされていたのが印象的でした。更に、Uebungなどでは、授業前に配布された資料を基にプレゼンテーションを作るなどグループワークにも取り組むなど、退屈する暇がありませんでした。なお、教材についてですが、Vorlesungは教授が執筆したものを使用したのですが、他の授業では主にメーリスで添付されている論文を読んでくるというのが殆どであり、教科書等を購入する必要はありませんでした。

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