口コミ10件
- クイーンズランド大学への投稿
- 設備5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/28
- St Luciaキャンパスは、敷地面積が非常に広く、キャンパス内には大きな池や美しい芝生の庭があり、緑が溢れています。図書館は、キャンパス内に5つ以上あり、蔵書は大変充実しています。学習スペースは、個人用の学習部屋、グループ用の学習部屋、オープンスペースなど用途に応じて利用できる場所があり、24時間利用可能なスペースもあります。学生が自由に使えるパソコンは大型モニタの最新機種が導入されており、学生の期間は研究に必要なソフトウェア(統計ソフト、質的研究の分析ソフト、参考文献を自動生成するソフトなど)も無償で使えます。大学の図書館のウェブサイト経由で、世界中の学術ジャーナルにアクセスでき、無償で論文をダウンロードすることができます。また、履修登録や課題の提出は基本的にすべてオンラインで行います。科目ごとにE-Learningスペースが用意されており、そこでシラバスの確認、教員からの連絡、授業の教材のダウンロード、課題の提出などを行います。課題については、教員によっては、プリントアウトして提出する場合もありますが、基本はオンラインでの提出です。キャンパス内は無線LANが利用可能です。ただし、データ量に制限があり、学生は1か月20GB(アップロード+ダウンロード)が上限です。(通常の利用では、これを超えることはほとんどないと思います。)なお、Youtubeの閲覧に関しては無制限となっています。このように設備は非常に充実しています。ただ授業料も高いので、このくらいの設備はあって当然とも思いますが。
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- クイーンズランド大学への投稿
- 総合コメント5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/28
- クイーンズランド大学を留学先に選んだ理由、手続き等について。 英語圏で、開発学、とくにコミュニティ開発について勉強できる大学院を探していましたが、アメリカ・カナダは英語に関する入学基準が高かったため断念、イギリスは1年間のプログラムがほとんどで、1年という短期間では学ぶ期間として短いと考え除外。結果、オーストラリアかニュージーランドで大学院を探しました。その結果、ニュージーランドには開発学を学べるところが見つからず、オーストラリアに絞って検討し、最終的に候補を3校に絞りました。クイーンズランド大学にしたのは、コミュニティ開発に関するコースを30年以上前から持っていたこと、所在地のブリスベンの気候が良く過ごしやすそうだったこと、あとはホームページを見て、非常に多くの情報が分かりやすく提示されていたこと、などから決めました。応募当時は海外におり、エージェントなど利用はせずに、すべて自分で手続きを行いました。当初、英語の点数が1点足りず、ダメもとで願書を送りましたが、英語(TOEFL iBT)の点数をクリアすれば入学を認めるとの返事がありました。1点くらい大目に見てもらえるかと微かな期待をしていましたが、やはりそこはダメでした。幸い、TOEFLを受け直し基準をクリアすることができ、無事に入学許可を得ました。なお、学部の卒業証明・成績証明について、certified copy というものを求められました。オーストラリアではこのcertified copy というものが一般的のようです。私の場合、海外にいたため、現地の日本大使館に依頼して、証明書を出してもらいました。スケジュールとしては、2013年7月から入学するのに、願書提出が2012年10月でした。これはかなり早めでしたが、書類を揃えたり、TOEFLを受け直したりするので時間がかかり、入学許可書を得たのが2013年3月になりました。その後、日本に帰国し、健康診断(所定の病院以外は不可)を受け、ビザ申請をして4月にビザも取得できました。ビザ申請も自分で行いました。自分で申請するにあたってネット上で情報をかき集めましたが、もしエージェントを利用できるのであればそのほうが良いと思います。自分でやるのもいいですが、何かと不安で、かつ面倒でしたので。
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- ティンプーへの投稿
- 国民性4.5
- 元滞在者(滞在期間:2005年11月~2007年11月)2014/10/28
- 国民の多くがチベット仏教を信仰しており、一般的に信仰心は非常に篤いです。人生の目的は現世でより多くの功徳を積み、来世でより良い生まれ変わりになることとされています。各家庭には立派な祭壇があることが多く、プジャと呼ばれる法要は各家庭において非常に重要な行事となっています。仏教の教えから、殺生厳禁で、蚊を殺すことさえ嫌がります。またベジタリアンも多いです。身内のものが亡くなると、葬儀など非常に時間をかけて行います。葬儀のために1か月ほど職場を留守にすることもあります。そのことで仕事が滞ったとしても、誰も文句を言う人はいません。しかし一方で、現代的な価値観も入ってきており、西洋的なライフスタイルを好む傾向も出てきているようです。ブータンでは職場では、民族衣装(男性用はゴ、女性用はキラと呼ばれる)の着用が義務付けられており、世界的に見ても非常にユニークな政策ですが、他方、民族衣装よりもTシャツにジーンズというスタイルを好む人も多く、特に若者世代はそうした傾向があります。国技はブータン式アーチェリーですが、若者たちの間では圧倒的にサッカーが人気があります。ちなみに、ブータンはFIFAランキングで最下位あたりにランクされており、2002年に開催されたブータン(当時のランキングで最下位からひとつ上)対モントセラト(当時のランキングで最下位)の試合は「The Other Final」というタイトルでドキュメンタリー映画になっています。
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- ブリスベンへの投稿
- 総合コメント4.5
- 滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年12月)2014/10/28
- ブリスベン市内に無料で楽しめる施設が多数あります。シティ(街の中心部)の南に位置するSouth Bankには、博物館、美術館をはじめ、万博跡地に作られた大きな公園があり、公園内には人口のビーチもあります。カフェも多数あり、休日をのんびりと過ごすにはお勧めです。市内のいたるところに公園はありますが、特におすすめは、シティの植物園です。木陰でのんびりと読書をするにはもってこいの環境です。マウントクーサのふもとにある植物園は敷地が広大で中には日本庭園もあります。公園内を一回りしてくれる無料のマイクロバスがあるので、時間のないときなどはこのバスを利用するのがおすすめです。また、マウントクーサからの景色もなかなかのものです。ブリスベン市内を一望できます。バスを利用する場合、1時間に1本程度しかないので、事前に時間を確認しておくことをお勧めします。シティにある図書館(カジノの反対側)には日本語の蔵書もありますので、日本の小説など読みたい場合におすすめです。また小さい子どもを遊ばせるスペースもあります。図書館は主要な町ごとにあり、各種無料イベント(ガーデニング講座、パソコンスキル講座、子ども向けのゲーム、読み聞かせ等)が定期的に行われています。ショッピングモールもあちこちにありますが、営業時間が限られているので注意が必要です。大型スーパー以外の店舗は、平日はだいたい17時で営業が終了します。土日はもっと営業時間が短い場合が多いです。
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- クイーンズランド大学への投稿
- カリキュラム、教材5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/28
- 学習その他のサポートについて。 語学に関するサポートとしては、入学基準に語学のレベルが達していない場合(IELTS6.5以上、TOEFL iBT 98以上)、入学前に大学付属の語学学校(3か月程度)に通うことができます。授業開始後のサポートとしては、週1回ないし2回のペースで計10回のサポートコースがあります。Reading、Writing、Speaking、Listeningのいずれか2種類を選択できます。(事前にネットから申し込み) 語学以外のAcademic Skillのサポートも充実しています。セメスター期間中に渡り、各種学術論文の書き方指導、Readingのポイント、プレゼンテーション技法など学術スキルに関するワークショップが随時行われています。(申し込みは不要で、直接会場に行けばOK。)個別の相談には、Student Serviceという部署で対応してくれます。私自身の場合、入学するまで英語でEssayを書いたことがなかったため、これらのサポートは非常に有用でした。また英会話サークル的なものもあり、そうした場も語学のスキルアップに役立つと思います。学習以外のサポートとしては、大学生活全般についてのオリエンテーションもあります。授業開始直前の1週間がオリエンテーションウィークとなっており、この期間に、大学生活に必要な情報(自分が所属する学部の情報、生活情報、安全管理、健康管理など)は基本的にすべて得られます。
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- クイーンズランド大学への投稿
- 医療、子育て4.5
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- オーストラリアの医療制度は日本とはかなり異なります。病院はPublicとPrivateの両方ありますが、Publicは安いが常に混んでいて長時間待たされる、Privateは待ち時間は少ないが高い、というメリット・デメリットがあります。また、病院といっても、ClinicとHospitalは明確に区別されていて、風邪、ちょっとした怪我など、軽微なものはまずはClinicで診てもらうことになります。どのClinicに行くかは、自分が加入している医療保険によります。保険会社によって、割引の効くClinicとそうでないClinicが存在するので、必ず保険会社のホームページ等で、どのClinicに行けばよいか確認する必要があります。また、何らかの病気にかかった場合、まずはGP(General Practitioner)という医者のところに行きます。そして、そこで専門的な治療が必要と判断された場合、専門医の紹介を受けます。クイーンズランド大学に関しては、学内に学生向けのClinicがありますので、基本的にはそこを利用すればよいと思います。 子育てについては、ブリスベンは良い環境だと思います。街中の教会が「Play Group」という就学前の子どもを遊ばせる場を提供していたり、市が無料で予防接種を行っていたりします。また、バス、フェリー、鉄道にはベビーカー用のスペースが必ずあり、道路もバリアフリーが行き届いていて、子どもを連れた移動もスムーズです。何より子連れに対する周りの人の反応が暖かく、子連れに対して気さくに話しかけてくる人も多いです。
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- クイーンズランド大学への投稿
- 物価3.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- オーストラリアは日本に比べると物価が高いです。特に食べ物、交通機関の値段が高いと感じます。食べ物については、外食するとファーストフードでも7ドルから12ドルくらいかかります。量はそれなりにありますが、日本の感覚からするとかなり高く感じます。大学でも日本のような学食は無く、街中と同様のファーストフードチェーンがキャンパス内に出店している、という感じです。値段も街中と変わりません。スーパーで食材を買う場合も、やはり日本より割高に感じます。特に魚介類は高く、有名なタスマニアサーモンは、1キロ30ドル近くすることが多いです。(大き目の切り身ひとつで800円くらいの感じです。)日本より安いと思えるのは牛肉くらいです。とはいえ、外食は非常にお金がかかるので、生活費を節約するにはやはり自炊が一番です。ブリスベンの公共交通機関については、バス、フェリー、鉄道が同一料金体系になっていますが、初乗りが5ドル以上します。ただし、Go CardというICカード(日本のSUICAのようなもの)があり、これを利用すると30%割安になります。学生の場合はさらにその半額になります。したがって、ブリスベンではGo Cardは必携です。また月曜日から次の日曜日までにGo Cardで9回公共交通機関を利用すると、10回目以降が無料になるというサービスがあります。つまり、月曜日から金曜日まで、毎日バスで大学に行ったとすると、金曜日の帰りのバスから無料になり、土日はバス、フェリー、鉄道でどれだけ移動しても無料になります。その他、アミューズメント施設の料金も日本より高めです。ただし、年間パスは、日本に比べたら割安で売られています。(場所によっては2回行ったら元が取れる場合も。)長期滞在で、同じ施設を何度も利用する機会がある人は、年間パスの購入がお得です。
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- クイーンズランド大学への投稿
- 講師5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- オーストラリアの大学の特徴のひとつとして、先生と学生がともにファーストネームで呼び合う、ということがあります。日本のように「○○先生」などと呼ぶことはなく、「Hi, Andrew」「Hi, Michelle」などとても気軽に(ある意味友達感覚で)先生と話ができます。先生の服装もわりとラフな格好の方が多く、そういったことも先生方と気軽にコミュニケーションが取れる雰囲気を作っています。授業内容でわからないことがあれば、メールで気軽に質問でき、また直接相談する時間も確保してもらえるので、課題で困った時などは私も直接相談に行きました。提出した課題に対するフィードバックも細かく、成績評価の根拠も明確です。また、留学生に対する扱いも慣れており、英語を母国語としない留学生にとって英語で勉強することがどれだけ大変であるかを理解したうえで、アドバイスをくれます。(ただし、留学生を特別扱いはしてくれませんが。)授業ごとに作成されるシラバスは、学習目標、学習内容、教材、課題などすべてが網羅され、授業内容は授業評価のフィードバックを受けて毎年改訂されており、必要な情報はきちんと提示されます。大学として、アカウンタビリティと透明性の確保がきちんと行われていると感じます。
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- カリキュラム、教材4.5
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- 私が経験した大学院のカリキュラムについて説明します。1年のうち3月から6月が第1セメスター、8月から11月が第2セメスターとなっています。各セメスター、基本的に13週授業があり、その後試験期間が3週間ほど続きます。1セメスターに履修できる単位数は8単位(成績優秀であれば10単位まで可能)で、基本的に1科目2単位ですので、各セメスター4科目ということになります。週4コマですが、課題が非常に多いのでほとんど余裕はありません。特に私は英語のレベルが決して高くなかったため、リーディング、ライティングに時間がかかり、週末も大学で勉強するような状況でした。授業の形態もさまざまです。私が経験したものとしては、オーソドックスなものは、毎週1回(講義3時間、あるいは講義2時間+演習1時間)、変則的なものとしては、隔週ごとにワークショップ形式の授業(朝9時から午後3時まで、など)がありました。また、講義といっても、先生が一方的に教えるのではなく、双方向のディスカッション形式で授業を進めているものが多いです。課題は、Essay、Report、Literature Review、Reflective Journal、Presentation、Examなど様々な種類があります。(それぞれの内容の詳細についてはネットで検索してください。)個人の課題だけでなく、グループワークも良くあります。グループワークの場合、メンバーの質、相性などに左右されるのでなかなか大変ですが、良いメンバーと一緒だととても勉強になり、また友人をつくるきっかけにもなります。成績は7段階評価で、1~3は落第、4以上が及第となります。成績評価の基準は常に明確に示されるので、評価の透明性は非常に高いと言えます。
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- 国際色、日本人比率5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- クイーンズランド大学は、学生の約半数が留学生という非常に国際色豊かな大学です。文字通り世界中から学生が集まってきており、様々な国の学生と交流したいと考えている人にとっては最適の環境です。私がこれまでに選択した授業では、東アジア(中国、韓国)、東南アジア(インドネシア、ラオス、ベトナム等)、南アジア(ネパール、パキスタン、アフガニスタン)、アフリカ(ウガンダ、マラウイ)、ヨーロッパ(イタリア、スウェーデン)などからの学生と一緒に勉強する機会がありました。比率については、大学全体では中国人が一番多く、特にビジネス系の学部では中国人比率が高いように思います。日本人は非常に少なく、私と同時期に留学していたのは、把握している限り(大学院生で)10名程度です。こうした環境で学ぶことの利点としては、当然のことながら、世界中に友人ができること、異なる文化・考え方を持つ学生と学ぶことで新たな視点を得られること、より世界を身近に感じることができるようになること、などがあげられると思います。また、ソーシャルメディアなどを使えば卒業後も世界中の友人と繋がりを持ち続けることが容易にできます。日本人留学生は少ないですが、学内には日本関連サークルもあるので、日本語が恋しくなった場合は、そうしたサークルも利用できます。(私自身は利用したことはありませんが。)このように国際色という点では、クイーンズランド大学は申し分がないと思います。
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