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この学校の良かった事は、入学する前にアカデミック英語が学べるプレセッショナルコースがあるので、IELTSの点数が足りなくてもこのコースに入って、英語のトレーニングを受ければ、必然的に本コースに入学出来る事です。 悪く言えば、誰でも入れるので、本当に英語が出来ない子が本コースに入って、イギリス人と一緒の授業についていけなくなる事も多いということです。 アート系の大学なので、他の大学に比べると、プラクティカルな要素も多く、難しい英語もそこまで必要ないかもしれませんが、専門用語はしっかりと勉強しておかないとと感じました。チュートリアルの時間をしっかり取ってくれたところは良かったです。先生とマンツーマンで、分からないところ、自分のしたいことを説明すると色んなアドバイスがもらえるので、次の週に成果を報告して、またアドバイスをもらえるということが、ずっと続きます。 キャンパス自体は小さいのですが、図書館は充実していました。アート系の大学なので個性的な学生も多く、色んな色やスタイルの髪をしている子や、ファッションも個性的でした。 日本でも積極的に学生を募集しているので、東京や大阪でも面接出来、比較的早くオファーとビザを出してくれました。

結構インターナショナルな大学で、色んな国からの留学生が来ています。約12,000人の生徒のうち、約5,000人は留学生だそうです。初めてのイントロダクションのときに、留学生だけの交流会があったのですが、アフリカやインド、パキスタン、コロンビア、ロシア、南米の国、中国、ヨーロッパ各国など、世界中からの留学生がいました。でも、コースにもよりますが、最低でも、IELTSを6.0取らないと入れないので留学生でも英語はペラペラです。 主に、ビジネスや、心理学、コンピューター、サイエンス、アート、ロボット分野が有名なようです。 インターナショナルデパートメントの人に入学時に、ここ最近10年で君は2人目の日本人だと思うよと言われました。なので、日本人は全くいません。英語しかしゃべれない環境に身を置いているので、必然的に語学力アップにもつながります。 日本では、全く宣伝していないので、どうやってこの大学を見つけたのかインターナショナルデパートメントの人に不思議そうに聞かれました。私は、留学エージェントを通さず、留学したので、自力で見つけましたが、日本のエージェントの人にもここは、日本人にはレアな所ですよと言われました。 月に一回はオープンキャンパスもしているので、大学を決める前に遠いとは思いますが、インターネットやパンフレットだけの情報では分からない事もありますので、しっかりと自分の目で確かめにくる方がいいでしょう。

Staffordshire大学のStokeキャンパスは、学生、講師用に、カフェテリアやパブが充実しています。カフェテリアが４つパブが２つ広々としたキャンパス内に入っています。購買出来る、shopも２つもあり、大学内でどこにも移動せずに過ごす事が可能なくらいです。 大学のパブは夜遅くまで営業しているため、大学内に住んでいる寮の学生は、騒音に悩まされているようです。それを聞いて、私は寮に住むのを辞めました。色んなイベントも企画されており、楽しいCampus Lifeを送るには良いようですが、私は参加した事がありません。 私はいつもお昼はお弁当と水筒を持っていって、自分たちの教室に電子レンジや、ポットがあるのでそこで友達と食べています。主に、サンドイッチを作って持って来ている学生が多いです。 イギリス人は毎朝、暖かいドリンクを飲むのが日課のようで、カフェテリアで紅茶やコーヒー、カフェラテ、ホットチョコレートをTake awayして教室で飲みながら授業を受けています。 大学をでてすぐの角には、美味しいFish&Chipsやさんもあり、2ポンドで、Chipsが山ほど食べれます。 HanleyとStokeというショッピングエリアには歩いて２０分くらいかかりますが、食事が出来るPubは結構あります。

仕事は、比較的簡単に見つかりました。ビザにもよりますが、私は、留学生ビザできているので、週に20時間の労働と、大学が休みの期間中は、フルタイムで働く事が許可されています。 まず、national insurance numberというのを獲得して、大学のCareerセンターに相談しにいきました。そこでは、CV(履歴書)や、cover letterの書き方なども指導してくれます。そこで、あるジョブウェブサイトに登録して、そのウェブサイトで自分に合いそうな仕事を見つけて、web上で応募する事をすすめられました。 そこで、留学生に難しいのが、Reference（推薦状）を書いてくれる人を２人見つけて、推薦文を書いてもらう事です。私は、英国でこれまでに２つの仕事をしていたので前の会社にお願いして書いてもらいました。見つからない場合は大学教授でもいいようです。同時に３つくらい応募して、３つとも面接を受け、２つは落ちたのですが、１つ受かった、大学内での仕事に今従事しています。応募して２週間くらいで仕事が決まったので比較的早い方だと思います。あと、たまに前働いていた所での仕事もしています。 ２つ仕事をしながら、大学も行かなければならないので、結構忙しいですが、イギリスでの生活費は決して安くないので、生活の足しにはなっています。

治安については、ストークオントレントは残念ながら、安全な町とは言いづらいところです。 夜は絶対一人で出歩かない方がいいとも言われました。どこの町にも安全なエリア、危険なエリアというのが存在しますが、ストークオントレント駅から、東側のエリアはどちらかというと、危険な方で、つい最近、大学生が刺殺されるという殺人事件がありました。大学内のパソコンが盗まれるという事件も起きたばかりです。公園内では、薬が売られているなんて噂も聞いた事があります。 ですので、地元の人の話を聞いて、私は、比較的安全と言われている駅の西側の家族がたくさん住んでいる居住区の方にフラットを借りて住んでいます。 それでも、街を歩いていたら、変な人（浮浪者）に声をかけられるということもたまにあります。陶器工業で産業革命時代に発展した街ですが、最近では、安いセラミック商品が中国で大量生産されてきているため、多くの陶器会社が悲しい事に倒産しています。大量に失業者もでたため、景気が決して良い街ではないからだと思います。 それでも、その産業を生かして、様々なイベントをしたり、人材を雇用して、復興に取り組んで来ている所なのでこれから、治安が良くなることに期待しています。

Farnhamに住んでいる地元の人たちは、大体が、ちょっと小金持ちの引退したご年配が多く、Posh（上流階級）のエリア、安全で犯罪の少ないエリアとして知られています。そのため、家賃はこの辺りの地域の中では高めです。 町並みもかわいらしい赤煉瓦調のテイストで、地元の人たちは、赤煉瓦の一軒家に大きな庭とテラスがついていて、犬を飼っているというのが典型的なFarnhamのイメージです。なので、よくBBQや家パーティーに招待してくれました。人種としては白人がほとんどだったように思います。 地元の人たちは本当に親切で、地元の教会では、定期的に聖書勉強会が行われていて、そのつながりでたくさんの知り合いが出来ましたし、家に招待してくれてごちそうしてくれることもしばしば。演奏会、映画鑑賞会、クリスマスディナーパーティー色んなイベントに招待してくれました。 大学には日本人は数人いましたが、学生以外の日本人はまず見た事がありません。日本食レストラン、スーパーなども全くないので、近くのGuilfordまで行って、良く中国系スーパーマーケットで買い物をしていました。 日常で日本語を話す事は全くないので、英語を上達させるにはすごくいい環境です。

Farnhamに娯楽施設、例えば映画館や、ボーリング場のようなものは、ほぼないのですが隣町にいけばありますし、電車で１時間でロンドンのWaterloo駅に直通で行く事が出来るので、週末はほぼロンドンに遊びに行っていました。 友達が訪ねて来ると、毎回必ずFarnham Castleに連れて行ってあげていました。English Heritageにも指定されている文化遺産の廃墟のお城ですか、小高い丘の上にあり、Fanham Parkが一望出来、天気がいいと気持ちいい風が吹いてとてもリラックス出来る絶景ポイントです。しかも無料で入れます。 近くのFarnham Parkというおおきな公園では、ゴルフも出来ますし、馬、羊、牛などが放牧されています。大きなジムもあるので、中でダンスレッスンや、バドミントンコート、水泳、スケートボート、テニスなど色々なスポーツも楽しむ事が出来ます。会員にならなくでも、一回限りで遊ぶ事も出来るので、よくバトミントンをしにいきました。 Farnham Maltingという地元のコミュニティーセンターでも、様々なイベントが行われているので、Webサイトをみてチェックする事をおすすめします。映画、フリマ、マーケット、ダンスなど色々な行事が週末毎に行われています。

Farnhamは、Surry州の端にある小さな田舎町です。駅から歩いて５分程で、ビクトリア時代に立てられたようなかわいらしい赤ブリックで出来た建物が並んだ町の中心ストリートにでる事が出来ます。 町の雰囲気はとても穏やかで、かわいらしく、The Englandという感じでとても気に入っています。ライオンのオブジェが、ストリートの中心にあり、ライオンの周りにかわいらしい雑貨や、インテリア、カフェ、レストランが建ち並んでいます。 買い物する所も１５分もあれば、すべて見つくせる位の規模なのですが、小さい割に色んな物が凝縮されています。日常の買い物は、WaitroseやSainsbury's, LIDLがあるので、困りません。 パブは結構たくさんあり、食べ物も美味しいです。Fish & Chipsや、魚料理のおいしいお店もあります。週末は学生が多く、たまにうるさいですが、パブにたまるのがFarnhamの人たちの楽しみ方のようです。 Ashgate　Galleryという地元密着型のアートギャラリーでは、イギリス中の有名なアーティストさんの陶芸、ガラス、アクセサリー、絵画、作品も買えます。Fanham限定のマグカップやエプロン、ポストカードを売っている雑貨屋さんもあり、おみやげにたくさんかいました。

学校の紹介で、私はNew Brightonというバスで学校や街の中心地から20分位離れた地域の一軒家にホームステイさせてもらっていました。ホストファミリーは50代の夫婦で、自分たちの子供がもう独立してしまったので空き部屋をKaplanの生徒に提供していました。同じ学校から、もう一人のウクライナの女の子が一緒にホームステイしていたので、友達も出来、話し相手にもなってくれたので、英語を上達させるのにはとてもいい環境でした。生徒だけのお風呂とトイレもあって家族の入り時間を気にしなくていいのも良かったです。 朝夕つきで、朝は、シリアルや食パンを自分たちで食べるのですが、料理好きなホストマザーが夕食はいつも豪華に肉や魚料理などを提供してくれました。すごくいい家族で、息子が東京ではたらいでいる事もあり、日本に帰国したあとも、日本に観光で訪れてくれ、京都観光を一緒にする程仲良くなれました。数々の語学学校の学生を受け入れているようなので、すごくスムースな対応でテキパキお世話をしてくれてとてもいい家族でした。 この地域にはBrighton Pierという観光で有名な桟橋があり、海岸線を眺めながら図書館で勉強出来たので、郊外といっても、とても過ごしやすかったです。

クライストチャーチ大聖堂の裏側という、町の中心地に学校はあります。一つの大きなビルの中にアートスクールと、語学学校が入っていて、アートスクールにも興味があったので、見学させてもらったりも出来ました。語学学校で英語を身につけた後に、このアートスクールに入るという学生も多いようで、すごくすすめられました。 屋上には共同のテラス席もあり、クライストチャーチの眺めを一望しながら、お弁当を持ち寄って、友達と食べたりしました。 朝の前半は、英語の実力によってクラス分けされたクラスで授業を受け、後半は、自分の好きなクラスを選ぶ事が出来たので私は、IELTSクラスを取っていました。コースの終わりの集大成でIELTSのテストを近くの大学で受け、おもったより成績は伸びました。他にビジネス会話や、TOEFLコースもあったと思います。先生は地元の人が多かったので、ニュージーランドのクイーンズイングリッシュが学べます。 ビル内の移動はエレベーターでできます。１Fにあるトイレは、男女共用だったので、たまに異性に鉢合わせしたのを覚えています。ビルもモダンできれいなビルだったので、快適に勉強する事が出来ました。 クライストチャーチをエンジョイするにはとてもいい立地にある語学学校です。