ソウル

ソウルの西江大学語学堂で勉強していた時、学校近くのシンチョンに住んでいました。 毎日学校で勉強、ご飯を食べてからカフェで勉強したり、遊びに行ったりという生活をしていたので、私はすぐに太りました（笑）　 もともと太りやすい体質なもので(*´ェ`*)ポッ） もともと学生時代は運動部だったので運動することが好きだった私にぴったりだったのが、キックボクシングでした。 シンチョンから隣の駅のホンデに行く途中の道で『ダイエット　キックボクシング』と韓国語で書かれている看板を見つけたのが始めたきっかけでした（笑） 『ダイエット』となっていたので、いわゆるボクササイズなのかな？と思いまずは、体験をしてみたのですが、いざやってみると本気のキックボクシングの練習。。。（笑） まずはストレッチ、縄跳び、パンチの練習キックの練習などなど。 帰国直前にはアマチュアの大会にでてしまうぐらいハマリました(●´ω｀●)ゞ 練習も楽しかったのですが、その道場には日本人が一人もいないということで、私にはとても勉強になりました。年代も同じぐらいの人が多かったので勉強を教えてもらったり、道場で会う以外に遊びに行ったりもして、たくさんの思い出を作ることが出来ました。

物価が安いにしても労働に見合わないくらい賃金が安いです。私は沢山のアルバイトを経験しましたが、最初はイタリアンレストランで一時間4500ウォン。当日の日本円では300円くらいでした。韓国語の勉強のためにしていました。お客さんからチップをもらうことがあったり賄いを食べたりできたので良かったのですがそれなりに忙しかったのでこれで300円か。。という感じでした。次はコンビニでアルバイトをしていました。一時間5000-5500ウォンでした。こちらも時給は低いのですがとても楽でした。韓国に旅行に行ったりして気付いたと思いますが、皆普通に働きながらスマートフォンをいじったりご飯を食べたりしています。サービスも日本より悪いです。ですので私もコンビニでは本を読んだりスマートフォンをいじったり、お菓子を食べながらレジを打っていました（笑） ソウルではアルバイト代は時給5000-6000ウォンが普通です。あんなに安いのに家賃や物価はそこまで安く無いです。韓国で暮らすことは難しいなと実感しました。 ワーキングホリデーでは個人経営の会社で平日9-18時まで働いていましたが、それでも月に150万ウォン。日本円では10万円弱でした。家賃が60万ウォンでしたのであっという間にお金がなくなります。日本からのお金を少しづつ切り崩していたのが現状です。 ですので、韓国でプラスになるということはありません。日本である程度お金を貯めてからでないと韓国で生活するのは難しいでしょう。 韓国人は貯金をしないそうですが、これでは貯金をしないのではなく、出来ません。賃金が何故あんなに安いのか。貧富の差は直らないと思います。

まず、良い点ではソウルは日本よりは湿度が高くありません。それなりに梅雨は湿度はありますが、日本ほどではないのでまだ過ごしやすいです。しかし、とても乾燥しています。 夏も暑いですが日本ほどでは無いです。北海道と同じくらいだと思います。 日本と違うところは、花粉は無いのですが4-5月に大量の黄砂が飛ぶことです。これは中国からやってくる黄砂です。喉がカラカラし、家に帰ってコットンで肌を拭き取ってみるとグレーになっていたのは衝撃でした。韓国人はマスクをしない習慣があるのですが、この時期は絶対にマスクをしたほうがいいと思います。空気が黄色くてチリや埃っぽくて注意報が出た日は外に出ませんでした。 夏は日光が入らないようにサングラスをするといいと思います。 寒くなるのは10月くらいからです。 私は関東に住んでおりますので、冬もそこまで寒くなかったので、ソウルに来てから初めてマイナスの世界を知りました。10月の下旬からは温度は一桁になり1月や2月にはマイナス20度まで下がります。髪の毛が凍って折れたり、鼻水が凍ることもよくありました。寒いを通り越して痛いです。雪は氷になります。滑らないように気をつけてください。三月までは寒いです。 気温について書きましたが、建物は夏は冷房が効いていて寒く、冬は半袖でもいいくらい暖かいです。オンドルも熱くて冬なのに冷房をかけたことがありました。外と中の気温差には気をつけてください。

高麗大学の語学堂に留学していたのですが、高麗大学の学生は真面目で大変勉強熱心です。日本でいう早慶レベルということもあり、将来は政治家や医師、弁護士を目指している方が多かったです。学生に教育事情を聞くと、高校時代が一番厳しいそうです。日本は高校時代といえば部活動というイメージですが、韓国は違います。高校に入った瞬間に大学の入学の為の勉強を始めるのです。部活動やアルバイトをしている高校生は滅多にいません。 夜中まで毎日勉強をしています。友達も勉強漬けで辛そうでした。 韓国では学校の名前が就職に大きな影響を与えるそうです。最近は分かりませんが私のいた時はまだ、大学まで入って当たり前という感じでした。 そして、多くの学生が留学をしていています。二カ国以上話せないと就職出来ないそうです。 このような背景から、勉強するという環境はかなりいいです。 私は、韓国語がある程度出来てからは韓国で英語の勉強をしておりました。 日本で受ける英語の授業はとても高いです。韓国では比べものにならないくらい安くて充実した授業を受けることができました。教材も安いです。 私のように、韓国で違う言語などを勉強する外国人も多いです。韓国語ができれば外国人でも受けることができます。

韓国に留学していたとき住んでいたコシウォンについてお話させていただきます。 イメージ的にはマンスリーマンションのようなシステムに近いかな～と思います。 韓国では夏休みなどの長期の休みになると、地方に住んでいる学生がソウルの塾に通うために単身で上京してくるようで、勉強に専念できるように必要最低限のものしかなく、基本的な設備としてベット・勉強机・ミニ冷蔵庫・テレビがついています。部屋によってシャワートイレがついていたり、トイレは共有だったりします。どの部屋 もとても狭いです。 これからコシウォンで過ごそうと思っている方は覚悟しておいたほうがいいです（笑） そして、キッチンと洗濯機は共有で私が住んでいたところは、キムチと卵とご飯と即席ラーメンが無料でした！この４つが無料だと生きていけます（笑） 私はこの共有部であるキッチンで韓国人の友達がたくさんでき、学校で習った文法を使って毎日実践練習ができました。練習に付き合ってくれる友達が出来たことはとても運がよかったです！ほかにも、日本人の友達もキッチンで出会い、お互いに悩み事とか嬉しかったことを夜遅くまでお話したりと、青春していました（笑） ただ、フロアに共有のキッチンがあった場合は近くの部屋に住んでいる人からクレームが来るので気をつけてください（笑）私は屋上にキッチンがあるところに住んでいたのでクレームはなかったですが(*´ェ`*)

韓国人は、意外と宗教活動に熱心です。その中でも、キリスト教が圧倒的に多いです。 　韓国に来て外国人がもっとも驚くことは教会の多さです。韓国人同士も「教会の数がコンビニより多い」という冗談を言うくらいです。教会が多い分、宗派（？）も多様で利益目的の団体もあるのは事実です。この利益目的の団体というのが、厄介で、一人で道を歩いていたら必ずといっていいほど、しつこく勧誘されますし、家にも来ます。最近は勧誘の仕方もレベルアップしていて、「学校の課題でアンケートをしているので、手伝ってください」とか、さらには「道を教えてください」と言って話しかけてきて、勧誘するという人もいます。興味があったり、それでも韓国語が聞きたいという方は、お話をしてもいいと思いますが、急いでいたり、興味がない人にはかなり迷惑な話です。 　もちろん、キリスト教の中にも利益目的でないものもあります。この手の教会に、友だちに誘われて1回だけ行ってみたのですが、集会のあとにみんなで集まって聖書を読み解いたり、ゲームをする程度でした。勧誘はありませんでした。宗教ですので心構えは必要ですが、韓国人との交流の場として活用する留学生もいます。リスクは高いですが、よく見極めると、出会いの場になります。オススメはしませんが、どうしても友だちが作りたいという人は、教会に顔を出してみてもいいかもしれません。その時は、知人を介して行くほうがリスクが低くなると思います。 　キリスト教の次は、カトリック教が多く、その他、仏教や日本でも有名な某宗教などもありますが、とにかく宗教活動に熱心な国なので、上に書いたような一般的な情報は知ってから韓国に来ると、いいと思います。

お隣の国だから日本人と国民性も近いだろうと思うと、留学生活がつらいものになると思います。 　わたしも含め、周りの日本人はどこかそういう考え方を持っていて、それとのギャップにストレスを感じ、早々と日本に帰国する人もいます。 　日本人も見習うべきだと思える点もありますが、ほぼすべてが否定的なギャップです。それも、日本では常識的な部分でです。 　具体的には、人にぶつかっても謝らない、どこでも唾やタンを吐くなどなど細かいことですが、わたしだけでなく、多くの日本人が口にすることです。 　目新しいことばかりでウキウキして、最初は気にならなくても、ある程度生活に慣れてくると、一つ二つ気になりだし、かなりのストレスを感じるようになります。 　広い世界から見るとやはり隣国ならではの近い部分もあるのでしょうが、所詮外国は、外国。全く違うと考えた方が、否定的にならず、単なる文化の違いとして受け止められると思います。 　韓国も他の外国と同じように、いいところ、悪いところ、両方あります。それはどこの国でも一緒だと思います。日本の文化を基準に、否定的に考えてしまうということは、海外に出る楽しみを半減させてしまうようなものです。 　理屈ではそういっても、やはり、生まれ育った日本と比べてしまいますよね？（笑）そういう時は、前もって、在韓日本人のブログ等で、韓国人の否定的な国民性を知るだけ知ってから韓国に来てはどうでしょうか？ある程度心の準備ができていると、ショックが減るかもしれません。

ソウル以外の地域はどうか分かりませんが、韓国の住居スタイルは日本に比べると多様だといえます。 　一般的には大きく分けると、ジョンセと家賃があります。ジョンセは「先払い」のような意味で、入居するときに大きな金額を預け、それと引き換えに部屋を借りることができます。月々の家賃は一切なしで、契約が終わり、引越しをする際には全額返金してもらえます。家賃は日本のように月々一定金額を払いますが、入居の際、保証金としていくらか預けるのが一般的です。途中で契約破棄しない限り保証金は全額返してもらえます。保証金により月々の家賃も変わります。 　もちろん全額返してもらえるジョンセの方がお得ですが、相当の金額を一括で払わなければならないため、留学生は家賃で払うのが一般的です。 　家賃で払うタイプの住居スタイルもまた、細かく細分化することができます。 　思いつくままに書くと、日本のようなワンルームの他に、下宿、コシウォンなどがあります。学生の場合は、それに学校の寮もあります。 　ワンルームは先に書いた保証金以外は日本とほぼ同じと見ても大丈夫です。 　下宿は、大体大家さんが同じ家に住んでいて、3食のご飯が家賃に含まれているのがメリットです。一つの大きな家にみんなで共同生活をしますが、部屋は個人の部屋があります。シャワーとトイレは共同のところが多いようです。韓国人の友達を作るために、下宿を選ぶ人もいるようです。 　コシウォンは、とても小さい４畳くらいの部屋に最低限必要なものは全てそろっています。どこのコシウォンもキッチンは共同で、キムチ、ラーメン、コーヒーなどがおいてあって、自由に食べれます。電気代等も全て含まれており、旅行カバン一つで韓国に来ても、十分生活できるので、短期の留学生にオススメです。 　それぞれ、家の形態が多い分、それぞれのメリットデメリットが違い、いろいろなところから情報を集めることが大事です。

韓国語を勉強する目的の語学留学をされる方に向けて意見を書こうと思います。ワーキングホリデー、大学進学、結婚などのほかの目的だと、評価は変わってくると思います。 　語学留学の場合はソウルがオススメの理由の一つとして、やはり方言があります。わたしの知り合いの方は地方で韓国語を勉強し、ソウルに来て1年くらいになりますが、いまだに訛ってます（笑）韓国語の標準語はイントネーションがないので、イントネーションがある日本語を母国語とする人には、ソウルで勉強しても方言に近いイントネーションになってしまいます。イントネーションがある方言地域で韓国語を勉強してしまうと、そのイントネーションに慣れてしまうのはとても簡単なことです。また、外国人だからこそ、単語が方言なのか標準語なのかの判断ができません。標準語の韓国語だと思って使ったら実は方言だったという話も多々聞きました。標準語の韓国語が勉強したかったら間違いなくソウルの学校にするべきです。 　二つ目のメリットは、数ある学校の中から自分にあった学校に通えることです。インターネットで調べて登録した学校が実際に通ってみたら思っていたのと違ったというケースはよく聞く話です。まずは1学期だけ登録してから考えることをオススメします。私の経験上、語学留学において、学校の選択はとても重要です。1学期通いながら現地で情報を収集し、もっと自分に合うと思う学校があったら変えるべきです。（わたしは途中で学校を変えたのですが、もっと早く変えればよかったと後悔しました。）留学期間が短いなら、なおさら時間とお金がもったいないです。ソウルなら、数ある大学付属の語学堂の中から選択できますし、塾や交流会などで勉強するという選択肢もあるので、自分に合ったスタイルで効率よく勉強できると思います。 　効率を考えると、交通の便や、住宅の形の多さ（コシウォン、下宿、アパートなど）ももちろん首都であるソウルがいいと思います。

大学時代に日韓学生フォーラムで交流したのをきっかけに韓国にはまり(日本で)韓国人と一緒に仕事もしました。 よく反日感情で話題になり、もちろん歴史教育からの日本に対する感情は考えはあるのでしょうが、私の滞在中に街中で日本人だからといってあからさまにいやな顔をされたことはありません。8月15日（韓国にとっては解放記念日）に西大門（ソデムン）刑務所に行くという大それた（？）こともしましたが、一般的な歴史教養の目的で来ているような家族連れが多く、展示の日本語（漢字）の読み方を子供に教えてあげながら穏やかに鑑賞している様子が印象的でした。カンウォン道でラフティングをしたときに、私たち日本人の乗るボートの陽気なお兄さんがノリで「独島は韓国のものです～アルゲッスムニカ～」と呼びかけてきて一瞬ドキッとしましたが、こちらもノリで「アニオ、イルボンイムニダ～（いいえ、日本のです）」と返して笑い話になりました。 韓国にとって日本はもともと文化を伝えてあげた「弟分的な存在」なのだと聞いたことがあります。親しくなると面倒見のよく、人情に厚い（また、熱い）国民性だと感じています。若い人には日本の漫画やアイドル文化も浸透していて、興味を持ってくれる人も多いです。儒教の精神が強く目上の方への礼儀を重んじます。現在はニューヨークにいますが、同じアジア人の中でも韓国系のお店に行くと、礼儀正しくてお金などに対しても控え目な文化が日本の感覚と近いなぁと感じることがあります。 今メディアやインターネットでいろいろな見解もありますが、友情は違う次元ではぐぐめるものですし、ともに近づくことで乗り越えていくべきものだと思います。留学の体験でその架け橋となる方が多く出られることを願います。