レジャイナ

レジャイナは、とても住みやすい場所だと思います。都会すぎず、田舎すぎず、ちょうどいいです。車がないと少し不便かもしれんませんが、バスでも街に出ればなんでもそろいます。ただ、冬の寒さは日本と比べられないくらい厳しいです。寒いというより、痛い寒さですが、室内は暖かいので移動のときだけの辛抱です。意外とカナダ人は寒さに慣れていて、留学していた時、生徒がコートの下にＴシャツを着ていたときは驚きました。カナダ人の国民性もとてもよく、少し日本人に似ているところがあると思います。礼儀正しいですし、フレンドリーでとても優しいので関わりやすいです。違いは、おおらかで大胆な部分で、大事な書類でも、日本人は繊細で丁寧なところがあるので、汚さないように気を付けると思うのですが、カナダでは割とたくさんの人が水で濡れた手でサインしたり、髪がよれてしまっても気にしなかったりと、少し不安になってしまうくらいでしたが、そこもカナダ人のいいところだと思います。移民が多く、学校でも、街に出てもいろいろな人種の人と出会いました。たくさんのバックグラウンドを持った人がいるので、特別日本人だから浮く、ということはありませんでした。ごはんもおいしく、ヨーロッパやアジアの料理などを含め、日本では食べられないようなたくさんの種類の食べ物のチョイスがあるところがとてもよかったです。

初めての海外として訪れた場所でポジティブな思い出のある場所です。ただ、海外の大都会などで刺激的な生活したことがある方にとっては、物足りない場所かも知れません。リジャイナ（レジャイナ）はサシュカチュワン州の州都ですが、日本の大きな市ほどの人口しかありません。人は穏やかで優しい人が多く、人種も比較的多様です。インド系が多かったようにも思われました。ホストマザーが「カナダはアメリカと違ってmelting potで一緒にしちゃうのではなく、違う人種でもお互いを尊重してるのよ」と誇らしそうに話してたことを思い出します。短期留学をしたRegina大学では、学内の学生がConversation partnerとしてついてくれ、本当の友達としての関係を築くことができます。一ヶ月という期間でしたが、一緒に過ごしていく中で、10年経っても途切れずに続いている関係を築くことができました。ESLもあり、日本からの留学生も多く、短期留学で惚れ込んで、それから1年の留学に移行する人も多くいました。リジャイナは、安全で治安がよく、適度に田舎で適度に遊ぶ場所もあり、人も温かいという点で、海外留学を始める場所として、とても良い都市だと思います。