あまり、消費者としての立場を主張したり、サービスしてもらう相手に期待すると辛くなります。サービス提供者は、日本と違い「お客様は神様です」とは全く思っていません(チップが絡む場合は別でしょうけど)。むしろ、若干横柄なんじゃないかと思う対応もざらですし、言ってることが担当者によって違う、約束していた時間通りに来なかった、適当にあしらわれた、お釣りが間違っている、機械が故障する…と挙げればきりが有りません。離れて初めて日本人のサービスレベルの素晴らしさに気づかされると思います。
ちなみに、スーパーの店員が笑顔で接してくれることもあまりありません。やはり体格が大きいので、何か聞いたときに、無表情でNoと言われると得も言われぬ威圧感を感じるのですが、多分こちらではそれが普通だし、「ニヤニヤしてる」と逆に怪しがられるぐらいかも…。アジア系と西欧系のコミュニケーション方法の違い、かもしれません。
あと、すみません、という訳語のSorryもあまり言いません。日本だと何でも挨拶代り、社交辞令的にすぐに「すみません」、と言ってしまいがちですが、こちらでは軽はずみにSorryということは気を付けた方が良いかもしれません。