セントラル・ワシントン大学

エレンズバーグは、田舎にあって、学校と学生で成り立っているような小さな町だからこそ、英語の勉強に集中するにはいい環境だと思います。 セントラルワシントン大学は比較的日本人学生が多く、亜細亜大学から50〜80人、また日本各地からESLを取りに来ている学生が30〜50人程常にいると思います。その他にもレギュラー生がいるので、全て合わせると常に100人は日本人学生がいることになると思います。もし日本人学生とばかりいるのではなく、頑張って自分を英語が話されている環境、関係に置くなら、英語を伸ばせると思います。 エレンズバーグにはあまり買い物をするところはないのですが、東西を横断するIー90上に位置するのでシアトルへのアクセスはしやすく、シャトルバスも出ています。車があれば、色々と買い物ができるイザクアというシアトルの手前の町まで1時間15分程で着いてしまいます。しかし冬場は峠の道の状態が雪で悪くなり、峠が閉まってしまうこともしばしばなので注意です。その場合は、南へ40分の所にあるヤキマへ買い物をしに行く方がいいかもしれません。 大学内は色々と設備が整っていて、学食が売られているホール、教科書や雑貨、また服が売っているお店、ジム、シアターなど、色々あります。特にジムはすごくて、ロッククライミングのウォール、サウナ、バトミントンコート、また様々な運動機械が整っているのでオススメです。

financeの教授たちは元エンロン、メリルリンチで働いていた人でした。授業は難しくてクラスの平均点は30点以下(笑) 自分以外は頭の良い人ばかりだったのでついていくのがたいへんでした。教科書を丸暗記しても宿題をこなしても点数とれない。「努力したら報われると思うな」「君らの勉強してることはたいしたことない。本気で学びたいなら大学院いきなさい。学士では勉強の仕方を覚えることだ。」とか(笑) ただ一つほめられたのは「君らは12人は良くこの専攻に残った他のたくさんの人はやめてしまった。」と言われたこと。かなり挑発されたのでクラス全員対一人の教授みたいになってみんなで協力してグループワークしてテスト勉強した。結果はクラスではビリだったがCプラス(笑) でもあれだけ頭の良いクラスメイトと勉強できて楽しかった。きっと教授もクラス全員で協力することの大切さを教えたかったんだなって思います。先生が教えたかったのは人と協力することの大切さだったと思います。

大学の近くにゴルフコースが２つありました。３ヶ月間回り放題で200ドルぐらいでした。現在は一つですが、グリーンコンディションは良いです。高校時代は下手でしたが、大学卒業時は70台前半でプレーできました。ちなみにセントラルにゴルフ部はありません。日本の大学でゴルフするより環境は良いです。

アメリカ留学をはじめる為に付属の語学学校にて約3ヶ月勉強しました。短期間であれば選択肢としてはありかと思いますが、余程の田舎好きではない限りは長期にはオススメしません。Central Washingtonとの学校の名前の通りワシントン州の地理的に中心に位置します。気をつけていただきたいのは文化、経済、学業的には全くと言っては過言では無いほどセントラル（中心）ではありませんでした。ど田舎でしたので学校以外は何もなく車無しの私にはクラス、キャンパス外へのアクセスは非常に大変でスーパーへ行くのも一苦労でした。バスも無かったので40分程、徒歩で行くか友人に頼んで車で連れて行ってもらっていました。アメリカ学生も田舎的、特に異文化にオープンな姿勢も無く留学生の私にとっては人種の壁を感じる短期留学でした。カフェテリアにはアフリカンアメリカンの方、白人の方、アジアの方がそれぞれ別々のテーブルに分かれて座っていたのが印象的でした。周りの環境は特段と刺激はありませんでしたが、語学学校のクラス自体は有効かつ面白味のある内容でした。私のクラスでは先生の指導のもと英語での短編映画作成をクラスメートと取り組み、その一環で英語のセリフを学ぶことで語学の向上をすることができました。私は一夏のみでしたが同期の学生の中にはそのまま四年間過ごした人もいました。彼ら、彼女らの話を聞くと、やはり立地の制限からかキャンパス内の経験に限りられているように感じました。