パシフィック・イングリッシュ・スタディ

パシフィック・イングリッシュ・スタディは語学学校ですが、普通の学校のようにイベントが行われています。私が通っていたときにはアイスイベントがありました。先生たちが用意してくれたアイスクリームを学校のテラスでみんなで食べるイベントなのですが、他のクラスや話したことのない人たちとの交流の場にはとてもいいイベントだと思いました。そのイベントがキッカケで一緒に遊びに行ったりしました。そういった学校主催のイベントで友だちが増えるのはとてといいことだと思いました。語学学校で規模は小さめですが、授業で一緒に授業を受けるクラスメートの数には限りがあります。なのでこういうイベントがあれば、初めての人と話す機会になります。他にはお弁当の交換イベントがありました。先生たちや希望者が自分の出身国の人気の食べものやスイーツを作って持ってきてお互いに交換するというイベントです。全く見たこともないお菓子や食べものがあってとても新鮮でした。中でもブラジル人のクラスメートがシェアハウスで作ってきてくれたお菓子はとても美味しかったです。ブラジルに行ったことが無いので、こういう交流のおかげで他の行ったことのない国の食べものを知ることが出来てとても良かったです。

語学学校でのクラス分けテストについて投稿します。だいたいの語学学校では、初日に英語力テストが行われます。私が受けた英語力テストでは、リスニング、文法、簡単な面接がありました。TOEICテストの省略されたような量のテストでリスニングでは音声の会話文に合うものを選ぶ問題、文法では文章の空欄に合うように単語を直したりする問題でした。簡単な面接は、挨拶のような会話から始まり、趣味や日本での職業や好きな食べ物などの質問などがありました。面接は、自己紹介も兼ねていたので、特に重要視はされていなかったようです。私は友人からクラス分けの英語テストは真剣に受けた方がいいよというようなあどばを受けていました。といのもこのクラス分けの英語テストの点数で大まかにクラス分けがされます。つまり点数があまり良くない場合、初級クラスからスタートします。初級クラスというのは日本人が結構多い傾向にあり、日本語で会話してしまう恐れがあります。真剣に自分の取れる点数を取っておかないと日本人コミュニティーにどっぷり浸かってしまい、なんのための留学かわからなくなります。そういったアドバイスを受けていたので、外国人が多いクラスにかろうじて入れましたが、全力でテストは受けておいたほうが良いと思います。

パシフィック・イングリッシュ・スタディの教室は、教室がある階の中から入ることが出来る教室と外から入る教室があります。パシフィック・イングリッシュ・スタディの教室に行くときにまず階段を上がるのですが、上がってから一番近くのドアを開けるとテレビやソファ、受付カウンターのある共有スペースがあります。外からしか入ることが出来ない教室は一旦その部屋から外に出ないと教室には入れません。逆に中からしか入れない教室というのは、その共有スペースを通らなければ教室には行けません。外からしか入ることが出来ない教室はまるでベランダのような作りになっていて、その通路からは海が見えます。教室に入ると海は見えませんが、休み時間の息抜きにはとてもいい景色です。午前と午後で教室が違う場合もありますので、学校に行きはじめは少し迷いました。教室内には、長机、椅子、ホワイトボードや空調などがありました。日本でもよくある学習塾の一室のような感じです。一部屋があまり大きくはありませんので、10数人が出席すれば席はほとんど埋まる感じでした。教室の数は、中に5,6部屋で外に5,6部屋ぐらいでした。下の階に降りれば、他にも教室はありました。私はクラス分けのテストを下の階で受験しました。

パシフィック・イングリッシュ・スタディの雰囲気は、明るいイメージがあります。というのも校舎内の共有スペースにはいつも洋楽が流れています。流行りのアップテンポな曲が流れているので陽気なイメージがあります。人気の曲や有名な曲は一部の学生がノリノリでリズムに乗っていることもあります。また、学校の良い雰囲気を出しているのはとても明るい校長先生だと思います。ギャグやジョークが大好きで頻繁に学生に話しかけてくれます。校長先生と他の先生が話しているときに一緒に会話に入れることもあり、接しやすいので雰囲気がとても良いです。放課後に校長先生に英語のわからないところを聞くことが出来るのも良い雰囲気のもとだと思います。校舎の中には、過去の卒業生の写真や海の写真などが所々貼ってあります。共有スペースには自由に雑誌を読めるスペースがあり、英語の記事を気軽に読めます。共有スペースにはテレビもあって、コメディドラマなどが流れていました。学校で楽しく英語の勉強をしようという工夫がいたるところにされているので、ストレスになりません。現地の学校選びでは、体験レッスンを受けられる学校もありますので、殺風景なイメージの学校よりは楽しそうな学校の方がしっかりと勉強出来ると思います。

パシフィック・イングリッシュ・スタディは、食堂はありませんでした。しかし学校の場所の周辺にはスーパーマーケットやコンビニ、ピザやケバブなどのお店などのたくさんのお店が近くにあります。学校にはテラスがありますので、スーパーやコンビニで買ってきたサンドイッチなどをそこで食べたりはしました。基本的に天気が良かったので、屋外のテラスで友達とランチはとても良かったです。そこまで大きな語学学校ではないので、食堂が無いのは仕方がないと思います。ですが電子レンジや簡単な調理が出来る台所、ポットなどは校舎の中に用意されているので便利でした。私の場合はホストファミリーが用意してくれたお昼ご飯を食べることもありましたし、自分で簡単な調理をしたお昼ご飯を持参したりもしました。食堂はありませんでしたが、そこまで不便に感じることはありませんでした。学校から徒歩圏内に日本人経営のラーメン屋さんや中華料理店もありました。日替わりで色々なお昼ご飯を探しに出掛けるのは楽しかったです。新たな発見がありますし、他のお店で良い発見もありました。学校の友達と食べるときにはランチを交換し合ったり、自分の出身国の食事についての情報交換などをしました。

パシフィック・イングリッシュ・スタディは、フレンドリーな外国人がたくさんいるので心配いりませんでした。見た目が少し怖いかなという外国人がいましたが、話してみるととても面白くてすぐに仲良くなれました。特に校舎内では、先生と生徒の距離が近いので安心です。万が一、トラブルなどがあったら、先生に相談すれば問題ないと思います。私が通っていた時は、陽気なブラジル出身の方々が毎朝笑顔で話し掛けてきてくれましたし、フランス出身の男性も周りの人をいつも笑わせてくれました。他のクラスメートもたまに冗談を言ってきたり、ギャグを披露したりしてくれる人もいましたので特に警戒することはありませんでした。フレンドリーでおしゃべりが好きな方が多いので、時にはナンパのようなことをされるかもしれませんが、嫌なら嫌と断れば何にも問題ありません。自分の気持ちをハッキリと伝える事が大切です。断ったからといって何かしてくるような人は私が行った当時はいませんでした。学校の治安、安全について説明していますが不良の生徒は見当たりませんでした。気性が荒い人も中にはいるかもしれませんが、学校の中で揉め事は起きていないので、学校の治安は良いと思います。

パシフィック・イングリッシュ・スタディの授業で使う教材についてです。授業では、文法用の教科書があるのですが、購入は強制されませんでした。学校に在籍していたのが1ヶ月ということもありますが、他の学生も購入はせずにプリントを使っていました。一部の学生は購入して自分の教科書を持っていました。私はプリントを使って授業を受けていたのですが、プリントだけで全く問題ありませんでした。プリントを保管するファイルは購入わオススメされたので私は買いました。授業が進むにつれて、予習が可能なように先生がプリントを前もって配布します。基本的にはそのプリントの内容を授業で勉強しました。私は1ヶ月しか学校に通っていなかったので詳しくはありませんが、基本的にはテストはありませんでした。クラスの昇格は、先生から声を掛けてもらいますが、それも強制ではありません。先生の判断で授業に参加してる時の発言や問題を解いている様子を見て上のクラスはどうかなという提案をしているようです。授業の中で積極的に発言したり、スラスラと問題を解いていた学生は声を掛けられていました。私の場合は体験という形で2日くらい上に上がりましたが、上のクラスは難しいと思ったので自分でもとのクラスに戻らせてもらいました。

パシフィック・イングリッシュ・スタディの講師についてです。私の担当は、オーストラリア出身の女性の先生でした。初日に挨拶した時からとてもフレンドリーで、初めて会ったのが信じられないくらい気さくに声を掛けてもらいました。街中でたまたま会った時も先生の方から声を掛けてくれました。授業では、オーストラリア訛りのようなものが無い、とても綺麗な発音をされていたと思います。なので聞き取りやすいです。自分の参加したクラスは、ブラジル、フランス、イタリアそしてアジア圏の学生で成り立っていました。私が感じたのは、学生同士の会話の方が訛りが強くて理解しづらかったということです。ですが先生が綺麗な英語、正しい文法に直して言ってくれることもあったので、大変助かりました。ネイティヴは、訛りの強い英語でもある程度は理解できるんだと感心してしまいました。授業では、文法、リスニング、そしてそれぞれの学生の地元の文化や生活スタイルを紹介し合うということをやりました。先生のサポートもあり、楽しく集中することが出来る内容でした。先生が授業終わりに個別で授業の理解度をチェックするように話し掛けてくれたので、自分が誤解していた内容を正しく理解したり、分かっていない内容の整理が出来て良かったと思いました。