ワシタ・バプテスト大学

この大学の講師陣はとても生徒教育に熱心で、親切な方が多いです。ミッションスクールですので、クリスチャンの先生がほとんどです。大学を卒業されたばかり位の若い先生から、もう８０歳近いご年配の先生までいらっしゃいます。留学の１年目、ESLの先生は決して甘くないですが、とても親切で熱心で、本当にすばらしい先生でした。ESLでない授業、つまり正規の授業の先生方も同様のことが言えます。学校の規模が小さいこと、生徒数が少ないこともありますが、先生と生徒の距離がとても近いので、留学中に不安なこと、相談したいことがあればすぐに相談に乗ってくださいました。たとえば、私は留学最初のセメスターで教育論の授業をESLと同時に取り、とてもチャレンジングな授業となりました。実際に小学校に赴いて、小学校の先生のお手伝いや模擬授業をしなくてはいけなかったり、もしくは授業内でも教育論についてレポートをまとめてプレゼンテーションをしなければいけなかったり。正直英語力が全然足りてなかったので、毎授業本当に周りの生徒や講師の先生がお話していることを理解するだけでいっぱいでした。しかし、授業の後に先生のところにいけば、質問に丁寧に答えてくださいましたし、たぶん、かなり大目に見てテスト採点やプレゼンテーション評価をしてくださったと思います。真面目で熱心な先生が多いので、生徒の真摯な態度や授業に向かう姿勢を見れば、最大限に力をかしてくれました。

学校の雰囲気は、ゆったりとして、静かな雰囲気でした。生徒数が少ないので、通りかかる人はいずれかは、顔見知りになったり、会話を交わすくらいの友人になることもありました。先生と生徒の距離感も近いですし、生徒同士も食堂でよく会い、フレンドリーな雰囲気です。学校自体がミッションスクール（バプティスト系クリスチャン）ですので、フレンドリーな人、優しい人が比較的多いです。お酒を学内に持ち込むのは私の留学当時は禁止されていました。今では校舎や寮が綺麗にリノベーション、もしくは新築され、とてもきれいな雰囲気です。満足度が満点で無い理由は、田舎にあるので、エンたーテーメントは学内、校舎近くにとても少ないことでしょうか。また留学当時は、留学生に興味関心をもって接してくれる人と、そうでない人の差が激しいなと感じることがなどかあったこです。（でも留学をしているなら、これくらいの経験はどこに行っても簡単に感じることだとは思いますが。）学校はとにかく穏やかな美しい自然に囲まれています。校舎すぐ近くの川のほとりに歩いていくと、美しい雰囲気の散歩コースがあったり、また歩ける距離に小さなダウンタウンがあります。かわいいコーヒーショップが当時はありました。学内にはスターバックスがあります。寮生活、学校近くのアパートに住んでいる生徒がほとんどなので、放課後はみなさん、学生ホールなどでハングアウトしています。