口コミ・評判12件
新規投稿- カリキュラム、教材4.5
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/12/06
- 私が受けた授業のうち、印象的だったクラスについて紹介します。一つはスピーチのクラスです。このクラスでは、自分の意見を聞き手に分かりやすいようにうまくまとめ、説得力のあるスピーチをプレゼンするためのスキルを学びました。留学生の多くが経験することだと思いますが、TOEFLでいくら高得点を取っていても、実際に英語を話すとなると、なかなか話せない、考えが伝わらない、ということがよくあります。このクラスでは、それを痛感させられることが多々ありました。私は幸い中・高で英語の発音を徹底的に特訓していたことと、英語スピーチの大会によく参加していたので、アクセントの面ではあまり問題ありませんでしたが、スムーズにシンプルな文章で意見を伝えるということがとても難しかったです。ある日の授業では、impromptu speechというスピーチ課題がでました。クラスルームの横の部屋に、講師が様々なランダムに選んだ「物」を置いています。それはフライパンだったり、トイレットペーパー、ラジコン、ハンガーだったり、本当にランダムな物ばかりです。生徒たちはその部屋にどんなものが置かれてあるのか知らされていません。スピーチをする生徒は隣の部屋に行き、そのいろんな品々の中から一つ選び、その物について自分の経験や考え等なんでもいいので3分間スピーチをする、というものでした。スピーチのドラフトを書き起こす時間はありませんし、頭の中で何を話すか考え準備する時間が5分ほど与えられるだけです。他の生徒と講師の前でスピーチをするので、これはかなり度胸もいるしスピーチを組み立てる力が試される内容でした。このクラスでは留学生は私一人だったので本当に苦労しましたが、今となってはメンタル面でかなり鍛えられた授業だったと思います。スピーチクラスでは一般的なディベートも行いました。スピーチ力もですが、リサーチ力も必要とされる内容だったので、とても学びの多いクラスだったと思います。
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- 総合コメント5.0
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- 総合的にみて、もし穏やかな雰囲気で、田舎環境が気にならず、小規模のフレンドリーな大学で留学してみたい人には最適な大学です。留学中は、少なからずカルチャーショックもありますし、いろんなネガティブな経験も体験すると思います。でも親切な講師陣、スタッフ、友人がすぐ近くにいたことは本当に大きかったです。勉強面でも、サポートが欲しければ自分からヘルプを探せばいくらでも手をさしのばしてくれるので、こういう手取り足とり面倒を見てくれる大学はマンモス校では無い環境です。逆に環境に甘えるかというと、それは個人の姿勢になってくるので、そういう風に感じたことはありませんでした。もちろん、この大学で数年クレジットをとり、他の州の大学に転入学することも可能ですし、特にインターナショナルの生徒たちの中には転入学をしている人も少なくなかったです。生涯の友達、今でも連絡をとったり再会する先生たちがいることは、人生の財産となっています。最後に、この大学があるアーカデルフィアと言う街はアーカンソー州の州都、リトルロックから1時間ほどです。この大学に渡米して行く時は、リトルロックの空港に行って、お願いすればインターナショナルオフィスがドライバーを探すのを手伝ってくれると思うので、空港からそのドライバーに大学まで連れて行ってもらうことになると思います。車で4時間いけば、ダラスという大都市があり、その町のDFW空港には成田空港までの直通便もあります。野球選手のダルビッシュさんが投手をしているテキサスレンジャーズの本拠地です。こういう場所に行けばスポーツ観戦をする機会もたくさんありますよ!
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- 学生寮3.0
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- 留学当時は、まだ建物が古いままで、私が住んでいた学生寮も例外ではありませんでした。一棟だけ、新しくて比較的キレイな寮がありましたが、新入生が入ることができる寮の建物が決まっていて、その寮はは入られない、もしくは満室、そして料金も他の寮よりも高いという設定でした。(でも今では新しい寮がたくさんたっています) 私が住んでいた寮は、隣同士の2室がちょうど部屋の間にあるバスルームをシェアするという形態でした。1部屋を二人の生徒がシェアしますので、4人でバスルームシェアすることになります。お風呂はバスタブの上にシャワーがついているタイプで、すぐ横にトイレがあります。驚いたのは、なんとトイレのドアがありませんでしたので、シャワーカーテンで仕切っていたことです。さすがにそれには抵抗があったので、使用するときは必ず両方の部屋のドアを閉めていました。でも鍵をかけると迷惑かと思いましたのでかけていませんでしたので、たまにルームメートが入ってきてシャワーカーテン越しのトイレ使用という場面も。笑 こういう状況も慣れてしまえば案外なんともありません。私のルームメートが途中で結婚したので、私はルームメートを新たに探すか、二人でシェアできる部屋を自分一人で使う(その分エキストラで部屋代を払います)か選択しなければいけませんでした。あと1セメスターしか残っていなかったので、私は一人で使うことにしました。また別にいろんな寮がありましたが、とにかく今は新築の寮だらけになったようなので、かなり快適な寮生活が送れると聞きました。
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- 学校の雰囲気4.5
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- 学校の雰囲気について、今度は宗教的な要素について書かせてもらいます。ワシタ大学はクリスチャン色の強い大学です。多くの方が、とても真面目な真摯なクリスチャンの方です。留学の1年目から1週間に1度の礼拝は必須クレジットです。全生徒が(当時は火曜日の1限目でした)同じ時間に集まって、礼拝を受けます。聖書の言葉を読み、祈りの時間が少しあって、あとは聖書の先生や講師の方、ゲストの方の話をききます。また木曜日の放課後にはRefugeというクリスチャンイベント、集会があって、これは参加は自由ですが、私は誘われたので行きました。集会といっても、コンテンポラリーのクリスチャンミュージック(Worship music)のコンサートと言う感じです。ただ、クリスチャンではない人、今まで教会にいったり、アメリカの教会の雰囲気を経験したことが無い人が初めて行くと、真剣に礼拝している姿を目の当たりにすると、最初は戸惑う人がいるかもしれません。私は個人的にとても楽しんだし、お話もとてもためになったのでほぼ毎週時間があればいっていました。クリスチャンになりませんか、というような勧誘は一切ありませんでしたし、誰もおしつけてくることもありませんでした。日本にいると、宗教と普段の生活はあまり密接に感じたこともありませんし、自分の宗教が一体何であるのか、自分が一体何を信じているのかなど真剣に考えることがありませんでしたので、留学中のこのクリスチャンの友達や先生との交流、イベント参加を通して本当に多くのことを学びましたし、人生観が変わったと思います。日曜日には多くの方が教会に行きますので、一緒に行かないかと誘われることも多くあると思います。でも断っても文句を言われるわけでもないし、逆に行ってみて困ったこともありません。クリスチャン色が強いので、そういう意味では心で準備していたほうがいいと思います。
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- 交通2.5
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- 田舎で小さな町にありますので、交通の便はよいとは言えません。たとえば、ちょっと買い物に行きたければ、車で10分もしないところに、大手スーパーがあります。でも車がなければ、その距離を歩いていくことはほぼ不可能ですし安全ではありません。ですので、自分の車を持っている友達にお願いするほかありません。授業にいったり、友達のアパートに行く分には、徒歩でも十分な距離に全てありますので、それほど不便に感じたことはありません。近くに美味しいレストラン、1時間ほどで映画館やモール、スーパー等があるのですが、車がないと自分が好きな時に行けない。これがある程度の都会で育った私にとっては慣れるまで正直少なからず不便に感じたというところでしょうか。お金をおろしたりするのは、使用している銀行やカード等にもかわるんでしょうが、私はCityBankを利用していて、学内のATMでお金をおろすことができていました。学内にはスターバックス、ファーストフード店が数店、食事はカフェテリアがあるので、普段の生活ではそれほど車が必要な場面はなかったです。平日はとにかく宿題や予習に追われるので、学内から遠出する用事もそれほどないかと思います。ただ、正規の生徒さんで、ワシタ大学に4,5年在学予定がある方々は、ほとんどの方がいずれかは車を中古で安く購入されていたと思います。
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- カリキュラム、教材4.5
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- アメリカの他の大学と変わらず、さまざまな授業を選択することができます。正規の生徒たちはメジャー(専攻科目)をできるだけ早いうちに決めて、そのDegreeを取るために単位をとりますが、留学生は、スピーチレベル、ライティングレベル、リーディングレベルがある程度ないと普通の授業は取らせてもらえないと思います。記憶する限り、到着して学校の新学期が始まる前か直後に、TOEFLのような試験を受けました。そこで、簡単なエッセイも書かされました。そこでの点数によって、最初のセメスターから正規の授業を受講できるか、それともESLのみか、講師・アドバイザーに相談、決定されます。カリキュラムは、私がとった授業を例にだすと、ESL,基礎教育論、チャコール画の授業、クワイア(コーラス)スピーチ、バイブルのクラス等です。もし正規生徒として行く場合、1年目はESLで英語力をつけ、2年目から必須科目や専攻科目関連を取り始める、という感じになると思います。他にもダンスのクラスや音楽のクラスもあります。音楽のクラスをとっていると、クリスマスの時期にはステージに他の生徒とたって演奏する機会があったりします。教材ですが、生徒が教材、テキストを買う場所があって、そこで買うことができますが、とにかくすごく一冊一冊がとても値段が高いので、中古のテキストを選んで買っていました。(それでもかなりの高額ですが。)
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- 国際色、日本人比率4.5
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- ワシタ大学の生徒数からいえば、インターナショナルの生徒は比較的多めです。でもおもしろいのは、本当に世界各国から来ているということでした。小規模の大学にしては、アフリカはマリ、ヨーロッパはフランスやスイス、南米からはチリ、アジア諸国、本当にさまざまな国籍の生徒さんと友達になることができました。インターナショナルの生徒はInternational clubというサークルに属する人が多く、そこで仲良くなる機会があります。アメリカの生徒も同サークルに参加している人がいるので、アメリカの生徒、世界各国の生徒と交われます。日本人は当時私を含めて、交換留学生が3人、正規の生徒が7人ほどいました。人数が少ない分、ESLや共通の知人、International Clubを通して他の日本人の人とも知り合いますが、それほどいつも日本人同士でつるんでいたという思い出はありません。逆に日本語が恋しい、日本食が恋しいときなど会って、一緒に日本食を彼らのアパートで作らせてもらったり、会話を楽しんでいたりしました。正規の授業をとるようになれば、日本人の生徒がいることはほぼありません。日本人の正規の生徒さんたちは今現在では合計人数は少なくなったと聞いています。(奨学金制度が終了したためだったり、日本へのリクルートが減ったためと聞いています。)
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- 遊び4.0
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- 遊びのバラエティは少ないのが正直なところです。でも、自然に囲まれていて、田舎だからこそ楽しめる遊びもたくさんありました。 近くにいくつか湖があるのですが、生徒同士でボートや水上スキー、ボードを借りてレイクレジャーを楽しむ人も、週末や連休には近くのキャンプ場でキャンプをする人も。イベント等もサークルやグループで企画している人が多くあり、そういう情報は留学生で留学生向けサークルに参加していれば多く声がかかるかと思います。ESLの事務所にいけば、ESLの先生や他の生徒、オフィスから誘いがくることも少なくないでしょう。あとは気軽にできるレジャーといえば、映画館やボーリング、モールで買い物等でしょうか。学校から1時間のところに比較的何でもそろうようなモールがあります。また同じく1時間くらいのところには、温泉施設があります!(Hot Springsと言う街です。)買い物や映画に車で1時間かかるというのが難点でした。嬉しいことに、今はどうかわかりませんが、車で40分か1時間のところには、アジア系のスーパーもあり、どうしても日本の物が食べたい時(お菓子やカップラーメンなど)、そこで購入することもできましたし、お寿司を購入する場所も1時間圏内にあったと思います。
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- 食堂3.0
- 元在校生(通学期間:2005年8月~2006年5月)2014/11/16
- 私が留学したのは9年前で、今ではだいぶ改善されているそうなので、あくまで私が当時経験していた食堂や食生活について書かせてもらいます。 食堂の大きさはかなり広々した印象はあるのですが、昼ごはんの時間帯になると、席が満席になることはありませんが、食事を受け取るのに大変待つことが多かったです。キャフェテリアは寮生であれば、1セメスター分の食事代も学費含まれていますので、一日のうちに好きなだけ食事をとることは原則できます。でも、食事らしい食事がでているのは、朝ごはん、昼ごはん、夕飯の時間帯で、残りの時間帯はコーヒーや簡単なシリアル等がでているだけだったと思います。 朝のメニューは、シリアル5,6種類、食パン、フルーツ類、ヨーグルト、サラダ等、ワッフルメーカーがでてワッフルが自分で作って食べられる日もあった気がします。 昼のメニューは、ハンバーガー、ピザ、日替わりでチキン等のメインがあったり、フライドチキン、パスタ系(たいていトマトソースやクリームソースなどシンプルなもの)、オムレツをその場で作って用意してくれることもありました。デザートがクッキーやケーキが必ずありましたが、アメリカのケーキは甘すぎて食べられなかった、というのが正直なところです。夕飯のメニューは昼とたいして変わりませんが、たまに週末にかけて、ステーキや海老を揚げたものが「ちょっと豪華なディナー」としてサーブされたこともありました。正直毎日食堂に行くと飽きてくるのが正直なところですが、工夫次第で大した問題にはなりません。ただ油断をすると体重があっという間に増えます!
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