ポンペウ・ファブラ大学

私が所属していたコース（HESP）には、日本人は私だけ、加えて他大から日本人二人が留学していたが、その他の日本人には出会わなかった。バルセロナ大学やバルセロナ自治大学に比べて新しいため、まだあまり日本での知名度が高くなく、提携校も少ない故ではないかと思う。しかし、スペイン国内や海外では、カタランに力を入れたカタルーニャ州立大学として、高い評価を得ているようだった。 国際色はかなり豊かで、世界各国から留学に来ていた。アジアからの留学生はあまり多くはなく、南米とフランスからの留学生が多かった印象がある。ポンペウ・ファブラの現地大学生が企画する留学生向けのイベントも多数あり、交流機会にも恵まれていた。週末には、郊外への旅行企画があったり、クラブでのイベントがあったりと、毎回たくさんの出会いがあり、楽しめた。特に、留学当初の各国の料理を持ち寄って食べるインターナショナルディナーは参加必須だと思う。 面白かったのは、得意言語でグループがあったこと。私の周りには、スペイン語を話す（母国語もしくは得意）グループと英語を話すグループがあった。私はどちらとも仲が良かったが、ひとつでも多くの言語を話せるに越したことはないなと実感した。