カリフォルニア州立大学イーストベイ校

選ぶ授業にもよると思いますが、先生方がとても良かったと思います。ただハウジングオフィスがちょっと頼りなかった点だけが残念でしたが、それも自分で交渉・問題解決するいい経験になりました。もっと長くいたかったです。

寮の生活は、最初はアメリカの食生活や生活様式に戸惑いましたが、皆さんがこれから行こうとしている寮はインターナショナルハウスっと言って留学生や現地の学生が住んでいます。アメリカ、中国、韓国、インド、ドイツ、スウェーデン、トルコ、イタリアなど様々な文化や人と触れ合うことによって自分の考えに大きな影響を与えてくれます。そして、自分の英語の拙さに危機感を覚え更なる英語力を図ろうと努力できる場所です。

アメリカは車社会です。車がないと不便で、行きたいところにはなかなか行けないと思っていました。確かに、車があった方が便利で、バスや電車で行けるところには限りがありますが、ここの大学周りは比較的、交通の便は良かったと思います。大学、又は寮前からヘイワードのバート（電車）駅までバスが出ていますので、サンフランシスコへはバートで３０分くらいかけてよく遊びに行っていました。サンフランシスコだけでなく、バークレーなどにもバートで行く事が出来ます。近場の小さなショッピングモールへなら、大学や寮前からバスで１０分ほどで行く事が出来ます。スーパーも、その小さなショッピングモールのエリア内にありますし、レストラン等もあります。ただ、バスやバートの本数はそんなに多くなく、週末になるともっと減ります。最終便もとても早いのでよく調べてから利用する事をおススメします。また、バートやバスを利用されている方は、大体が低所得者の方で車を持てない方などが多いので治安があまりよくありません。それでも、目立つブランド品や高価な身なりをしないように気を付けたり、バッグをしっかり持ったりする事で何も被害に合うような事はありませんでした。

イーストベイ校は、ヘイワードという町の見晴らしの良い丘の上に建っています。ヘイワードは、ベイエリアと呼ばれる一帯の１つの町で、サンフランシスコから車で約４０分、バートと呼ばれる電車で約３０分の位置にあります。 サンフランシスコの手前には、有名私立大学のあるバークレー、南に下ればサンノゼがあります。 サンフランシスコはとてもお洒落な街で、カフェやバー、クラブ、ショッピングには最適です。日本町もあり、日本の美容院や日本のスーパーマーケットもあります。日本で学んだ日本人の美容師さんですので安心して通っていました。 同じく、サンノゼも日本人が多く暮らしている街ですので、紀伊国屋やダイソー、日本のスーパー、ラーメン屋、お寿司屋さんなど、アメリカにいても完璧に日本の生活が出来るほど品揃え豊富です。 サンノゼにも、アメリカのとても大きなショッピングモールがありグッチなどの高級ブランド店も入っているのでとても楽しめます。 ヘイワードは、どこへ行くにもとても良い位置にあると思います。 日本食が普通に手に入るので、日本食が恋しくなる事もなく、それでいて、クラブやバーでアメリカ人のお友達と過ごしたり、お洒落なカフェで宿題をしたりと有意義に楽しめる事間違いなしです。

大学から歩いて３分ほどのところに大学寮がありましたが、当時は、外観も汚く、中もお世辞にも綺麗とは言えない寮でした。 寮内には、カフェテリア、郵便私書箱、コンピュータールーム、共同テレビルーム、ビリヤード台がありました。 お部屋は、２～３人でシェアする部屋でしたが、簡易ベッドに、これまたみすぼらしい机が２つあっただけのお部屋でした。トイレ＆シャワーはとても狭く、同じお部屋の人（２～３人）＋隣の人とのシェアだったので時間がかぶらないように、忙しい時などは急いで終らせていました。 カフェテリアでは、朝＆夜に食事をしていましたが、その場で作っているので温かく、味もまあまあでした。もちろん、アメリカンな食事でしたが。 ここの大学には、日本や韓国、アジアからの留学生はもちろん、ヨーロッパ諸国からの留学生も多く、大抵みなさんこちらの寮に入られるので、色んな国の方とお友達になれます。週末は誰かのお部屋でパーティなど、しょっちゅうでした。ずっと連絡を取り続けて、お互い自分の国に帰国後でも、お互いの国に遊びに行ったりなど、長く交流を続けている方もいます。 今はもう少しは改装でもされて綺麗になっているのかもしれませんが、当時の汚い寮でも、国際交流できたことはとてもプラスになっているので評価は「やや不満」に留めておきます。