ジオス・イングリッシュ・アカデミー・ブライトン校

初日の登校時にレベルをチェックする為のテストを受け、それぞれのクラスへ。ごく初級レベルから上級まで、5〜6のクラスに別れての授業。滞在期間は人によりバラバラで、短い人だと夏休みに来て1〜2週間ホームステイをし、英語をブラッシュアップしながら、外国に住む経験メインの場合もあれば数ヶ月〜最大1年位しっかり学ぶ場合まで。毎週月曜日には新しい生徒が何人かいて、週末には誰かが帰国をしている為、学期のようなものは無く、一クラス5〜12名位でメンバーが常に入れ替わりながら一緒に学んでいる。座席は円形は半円になって皆の顔が見えるような配置だったのが印象的。教材は基本的にはテキストを使いながら、サブとしてプリント等を使用。文法的なことはホワイトボード等で説明をするが、カードやゲームを取り入れたことも沢山やった。時には映画のDVDを見ながらの授業、そして天気の良い時には中庭に出たり、近くのオープンテラスのカフェで授業をしたり、バスに乗って映画館へ行き映画を見てどんな内容だったかを後で話したりすることもあった。試験対策ばかりをするスパルタ式の塾のような雰囲気では無く、楽しみながら学べるように、生徒が飽きないように変化をつけた内容だった。

どの先生方も普通のイングリッシュスピーカー以上に、英語や英語圏での文化に慣れていない生徒への扱いや生徒の語学レベルに合わせた指導が上手い。語学力を向上させる為や、その後のイギリス国内での進学の際必要になるIELTSのテスト対策の為の学校を探している人におすすめ。先生は10人ほど常時いて、その他校長先生や、事務の人が数名。先生方の勤続年数も長いようで、英語を教えることをプロの職業としてやっているという印象。約半年通った中で、語学のレベルに応じてクラスが変わり、5人以上の先生の授業を受けたが、どの先生もそれぞれのアプローチがあり、質の高い授業だった。ブライトンは語学留学にはとても適した街で、その為語学学校がとても多い地域でもあるが、講師の質や学校の運営面などもしっかりしていて安心感がある。学校の外で先生に出会った時もみんなフレンドリーで、細かなサポートをしてくれたり、何名かの先生は自宅に私達生徒を招いてくれたこともあり、私の留学生活の印象に残っている。語学留学はヨーロッパからの生徒も多く、夏がピークで学校中が溢れかえり、その時は先生が手薄になる為に期間限定の先生を雇い足すが、そんな中にはバイト感覚の先生もいる可能性がある。夏以外の時期、特に冬の閑散期の方が先生一人当たりの生徒の数が少なくなるので、遊びよりじっくり学びたい人にはおすすめ。