口コミ・評判9件
新規投稿- 学校の雰囲気4.5
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/13
- 学校の雰囲気と言うよりは、韓国人の学生についてです。韓国の大学生は日本の大学生に比べると非常に勉強熱心だと思います。その背景には日本よりも厳しいと言われている就職事情などもありますが、みんないい成績を取るために、必死で勉強している印象を受けました。それがよく分かったのが、大学の図書館でした。全南大学校には二つの図書館がありました。そのうちのひとつはほぼ学生が勉強するためのスペースとして作られていました。この図書館は試験期間になると24時間開放されるので、学生たちは席の奪い合いをして一晩中図書館で試験勉強をします。日本ではなかなかこのような様子を見たことがなかったので、とても驚きました。 次に外国語ができる学生が多いということです。特に重要なのは英語で、TOEIC900点台を持っている人も非常に多いです。みんな同じくらいのレベルの人を大学のHPの掲示板などで探して、スタディーと言うものをしていました。私は日本人だったので、日本語を教えて、韓国語を勉強するようなスタディーをいくつかしていました。一時期は3種類のスタディーを並行していました。一つは日本の大学院への入学を目標として勉強している人との相互スタディーで、日本語の学習の日は日本語だけを使い、韓国語の学習の日は韓国語だけを使うように心懸けていました。2つ目のスタディーはチューターと一緒にしていました。授業を受けたり、生活をしたりしていく上での単語力の不足を感じた、週に2回単語テストなどもしていました。3つ目が日語日文学科の学生のスタディーのお手伝いでした。日本語の文章を読み上げるので、その発音や漢字の読み方、意味の解釈などを一緒に勉強しました。 このように自主学習の面でも、韓国の大学と日本の大学の違いを感じることが出来ました。
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- 課外活動5.0
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/13
- 留学中、幸いなことに韓国人の友人とたくさん交流することが出来、一緒に旅行をしたり、生活文化を体験したりすることが出来ました。その中でも、全羅北道の南原に旅行に行った話と、韓国の結婚式に参加した感想を書きたいと思います。 南原はパンソリという韓国伝統文化でも有名な所です。友人が南原出身だったので、一緒に旅行に行きました。この南原にある智異山は紅葉が有名でした。少し時期は外れていましたが、とても綺麗な自然の風景を見ることができました。南原では友人の知人がの家が民宿を経営していたので、そこに宿泊することになりました。民泊は山の中の小さな集落にあり、川も近くにあったりして、とても空気のきれいな所でした。韓国の田舎の風景や伝統を感じることができ、とても良い体験ができました。旅行に行く前にマートで食べ物やお酒などを買って、みんなでバーベキューなどをして過ごしました。 つぎは結婚式の話です。韓国人の友人が結婚したので、その結婚式にも出席させていただきました。韓国の結婚式と日本とは異なる点がいくつかありました。一つ目に入場時に招待状が必要ないということです。私は新郎から招待状をもらっていましたが、必ずしもそれを持参する必要が無いと言われました。基本的に韓国の結婚式は招待されていなくても気軽に出席することができ、席も指定されているわけではないので、日本に比べて非常に自由な雰囲気であると感じました。出席者の服装も、パーティードレスなどを着る必要はなく、とてもカジュアルな格好をしていました。二つ目はとても早く終わるという点です。知らぬ間に始まって、あっという間に終わってしまったという印象でした。式場全体もざわざわと雑談をした状態のまま誓いの言葉などが行われるので、とても不思議な感覚でした。30分程度で式は終了し、その後にご祝儀を渡した時に配られた食券を持って、式場にある食堂に行って各自食事を取るというスタイルでした。 このように、その地でしか味わえない文化体験も留学の醍醐味だと思います。
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- カリキュラム、教材4.0
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/13
- わたしが留学していた当時の全南大学校の授業編成は少し特殊でした。交換留学生だった私は、3~5個の授業しか受講することができませんでした。日本で大学生活を送っている方には少ないと感じられるかもしれませんが、これには秘密があります。その秘密とは、一つの授業が週2回、ないしは3回行われるということです。当時は月水金曜日の授業は50分授業、火木曜日は75分の授業が行われまていました。(現在はわかりません)交換留学生は主に、留学生のための韓国語の授業や、韓国文化の授業、上級になると韓国人学生の専門の授業やクルスギという作文の授業を受けていました。 この他に大学付属の言語教育院と言うところで、韓国語の授業を2タームまで受けることが出来ました。授業は朝か夜、好きな方をえらぶことができました。1タームは2カ月くらいで、土日は休みです。1回の授業が50分なので少し物足りないようにも感じましたが、毎日継続して行われるので予習復習もしっかりとできます。授業は自分のレベルに合わせて受講することができます。私は留学中会話は比較的できたのですが、文法が苦手だと自分でも感じていたので、このように文法の勉強を集中的にすることができるのはとてもよかったと思います。
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- 遊び5.0
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/11
- 全南大学校は光州広域市の北区に位置しています。大学の周辺には、学生街や住宅街があり、衣食住には困りません。韓国の大学生活には欠かせない(?)居酒屋なども非常に多いです。とくにフムンと呼ばれる裏門エリア(東側)とチョンムンと呼ばれる正門エリア(南側)、そしてサンデと呼ばれる大学の西側エリアには飲食店が密集しています。サンデエリアは授業を受けていた建物からも近かったため、昼間によくいきました。そこにはゲームセンターやカラオケ、ビリヤード場、DVDバン(部屋を借りて大きなスクリーンでDVDの映画が見られる)、カフェなどがあり、休み時間や放課後などによく言っていました。正門エリアは寮から遠かったのであまり行ったことはありませんが、飲食店などが多いエリアだと思います。またボーリング場もあったと思います。一番よく行ったのはフムンです。飲食店も種類が豊富で、服屋さんや化粧品屋さんもそろっていたのでよく買い物に行きました。カフェも多く、お気に入りのカフェで友達と話したり、勉強したりしていました。 また、光州市内の繁華街(チュンジャンノ)にはフムンからバス1本で行くことが出来、そちらにもよく遊びに行っていました。 また、近隣の町に旅行にも行きました。タミャンや韓屋村で有名な全州にも気軽に行くことが出来ます。
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- 交通4.0
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/11
- 全南大学校が位置する光州広域市は韓国の南西部にあります。ソウルから光州に行くためにはバス、KTX、飛行機などがあります。ただ、全南大学生が主に使用する手段はバスだと思います。まず、そのバスについて説明します。光州行のバスはソウルカンナムのバスターミナルや仁川国際空港などからも直通の高速バスが出ています。大体19000W~28000Wくらいです。これはバスの種類が一般(4列シート)か優等(3列シート)かの違いです。時間は大体3時間半から4時間程度かかります。途中高速道路のSA(休憩所)で1度休憩があります。韓国は交通費が日本に比べると非常に安いと思います。そのため、学生もバスを使って移動します。バスターミナルから大学まで市内バスだと1200W、タクシーでも6000W位で行くことが出来ます。 ちなみに、光州から釜山までも同程度の時間がかかりますが、こちらはKTXがないので、実質バスでの移動のみになります。 次にソウル―光州間のKTXですが、実は私はまだ一度も乗ったことがありません。なぜなら、KTXは私が留学していた当時はバスとあまり時間が変わらないのにもかかわらず、値段が高かったからです。現在路線が変わり、時間は早くなりましたが、大学からは遠い駅に止まるため、あまり乗る機会はないと思います。 飛行機に関しても、光州空港が光州市の端の方にあるため、大学へのアクセスは不便だと思います。 次に光州市内の移動については、主に市内バスを使います。当時は市内であれば一律1200Wでした。タクシーもソウルに比べると初乗り料金が安く、光州の市内(繁華街)に行く際もタクシーで移動していました。タクシーのおじさんは英語がほとんど通じないので、韓国語は必須だと思います。
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- 食堂3.5
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/11
- 大学内にはいくつかの食堂があります。私が主に通っていたのはBTLという寮に併設されていた学生食堂です(寮についてはhttps://ablogg.jp/review/3778/参照)。私が留学していた当時は、寮費にこの食堂での朝昼晩の食事代が含まれていました。そのため、朝は授業前、昼は授業と授業の合間、夜は授業後に食堂に行っていました。ただ、1日3食全てこの食堂で食べたのは何回かしかないと思います。まず朝食は確か7時から食べることが出来ます。食事は基本的にはバイキング形式ですが、特別なおかずの時は食堂のおばさんが分けてくれます。朝食の場合はパンの出る洋食とごはんの韓食に分かれていて、好きな方を選んで食べることが出来ました。洋食の場合はパンとサラダ、スープ、おかずが少し、あとは飲み物やヨーグルトなどが出ていたと思います。韓食はごはん、おかず何品か、キムチ、汁物などが出ていました。一般の人はチケットを買ってこの食堂で食べることが出来ますが、値段はとても安く、たしか2500W程度だったと思います。人気メニューの日は食堂はとても込み合っていました。ただ、日本人の口には合わないようなおかず(いちごなどの果物のシーザードレッシングがかかったサラダや不思議な味の汁物な)も出るので、とてもおいしい、とは言えません。ただ、好きなおかずをすきなだけ取ればいいので、嫌いなものは食べなくても大丈夫です。 もう一つの食堂は学生会館にあるのですが、こちらは定食形式のものが提供され、BTLに比べるとおいしかったです。 ただ、光州は食の都でもあるため、学校の近くの食堂などでもとても安い値段でおいしいものが食べられるので、お金に余裕がある時や友達と約束があるときなどは基本的には外食をしていました。
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- 国際色、日本人比率4.5
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/11
- 全南大学校は世界各国の大学と提携を結んでおり、非常にさまざまな国の学生が学生生活を送っています。そして日本の36の大学とも提携を結んでおり、留学生が行き来をしています。私も全南大学校と提携を結んでいる大学から、交換留学として派遣された一人でした。学部の留学生が受ける授業には、中国、モンゴル、ウズベキスタン、ケニヤ、ブルネイ、カンボジア、キルギス、トルコなどの国から来た留学生がいました。ほかにも、大学全体には、欧米圏やアフリカからの留学生も多く、非常に国際色豊かな大学だと思います。私はルーマニアの学生やトルコの学生とも仲良くなり、授業外でもよく遊んでいました。また、日本人の比率もソウルなどの大都市の大学に比べると非常に少ないので、日本語を使わないで生活したい、という人にはもってこいだと思います。さらに、交換留学以外にも言語教育院という大学付属の語学学校のような施設もあるので、そこで韓国語を勉強することもできます。そこにもたくさんの国から留学生が学びに来ています。そこに在学すると韓国人の学生をチューターのような形でつけてくれるので、韓国人学生から現地の情報を聞かせてもらうこともできます。また、大学全体で、外国語のできる韓国人が多いので、大学内で日本語を使っていると日本語のできる韓国人学生に声をかけられることもあります。
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- 学生寮4.0
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/11
- 全南大学校には学生寮がいくつかあります。そのうち最大の寮で、実際に私も住んでいたのが、BTLと呼ばれる寄宿舎です。BTLは学校の敷地内にあります。広い大学の敷地の中でも、北側の端に位置するのがBTLです。寮は男子寮と女子寮に分かれており、それぞれの入り口には警備員が常駐しています。鍵は学生証、もしくは指紋で代用することが出来ます。寮の部屋は2人部屋と6人部屋(2人部屋×3部屋からなる)があり、建物は12~15階建になっています。女子寮の中には洗濯室、自動販売機などがありました。他に屋上では洗濯物を干すことが出来ます。部屋にはベットと荷物棚、机、椅子、シャワー室、冷蔵庫などがあります。その他、寮の施設が豊富です。コンビニや学生食堂はもちろん、カフェ、パン屋さん、お弁当屋さん、銀行、ビリヤード場、インターネットカフェ、眼鏡屋さん、ネイルサロン、印刷屋さん、文房具屋さんなどがあります。これらは寮生ではなくても利用できます。この他に寮生だけが使用できる勉強室や卓球場もあります。こちらの寮は比較的新しく、寮の近くにもスーパーなどがあるため、非常に生活しやすいと思います。もうひとつの寮は大学の後門側にあります。こちらは後門の学生街には近いですが、比較的古い建物になっています。
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- 学校の雰囲気5.0
- 元在校生(通学期間:2011年9月~2012年8月)2016/01/11
- 全南大学校は韓国南西部の光州広域市にある国立の大学校です。光州広域市や全羅道でも学力トップを誇る大学だと言えます。大学はソウルからKTXなどが通っている光州駅から近く、タクシーでも10分以内で着きます。また、ユースクエアという高速バスのターミナルからもタクシーやバス1本で行くことが出来ます。このユースクエアからは全国各地に向かうバスが運行されています。ユースクエアの建物自体も改装を繰り返しており、比較的新しくてきれいです。また、隣には百貨店や大型マートも併設されています。このように、光州市は韓国の地方都市の中では比較的大きい規模を持つ都市です。日本の仙台市とは姉妹都市の関係にあります。都市機能もコンパクトに収まっており、生活には困りません。特に学校の周りには学生街や住宅街もあり、治安もいいです。後門一帯は学生街として、朝から晩まで人が多いエリアです。24時間営業のカフェなどもあり、朝まで明りは絶えません。学校の敷地は非常に広く、そこに多くの学生が通っています。大学の設備も申し分なく、とても充実した学生生活を送ることが出来る大学だと言えます。また、韓国の民主化の聖地でもあり、韓国の民主化運動などの歴史を知る上でも非常に意味のあるところだと言えます。
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