口コミ・評判26件
新規投稿- カリキュラム、教材5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/28
- 学習その他のサポートについて。 語学に関するサポートとしては、入学基準に語学のレベルが達していない場合(IELTS6.5以上、TOEFL iBT 98以上)、入学前に大学付属の語学学校(3か月程度)に通うことができます。授業開始後のサポートとしては、週1回ないし2回のペースで計10回のサポートコースがあります。Reading、Writing、Speaking、Listeningのいずれか2種類を選択できます。(事前にネットから申し込み) 語学以外のAcademic Skillのサポートも充実しています。セメスター期間中に渡り、各種学術論文の書き方指導、Readingのポイント、プレゼンテーション技法など学術スキルに関するワークショップが随時行われています。(申し込みは不要で、直接会場に行けばOK。)個別の相談には、Student Serviceという部署で対応してくれます。私自身の場合、入学するまで英語でEssayを書いたことがなかったため、これらのサポートは非常に有用でした。また英会話サークル的なものもあり、そうした場も語学のスキルアップに役立つと思います。学習以外のサポートとしては、大学生活全般についてのオリエンテーションもあります。授業開始直前の1週間がオリエンテーションウィークとなっており、この期間に、大学生活に必要な情報(自分が所属する学部の情報、生活情報、安全管理、健康管理など)は基本的にすべて得られます。
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- 医療、子育て4.5
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- オーストラリアの医療制度は日本とはかなり異なります。病院はPublicとPrivateの両方ありますが、Publicは安いが常に混んでいて長時間待たされる、Privateは待ち時間は少ないが高い、というメリット・デメリットがあります。また、病院といっても、ClinicとHospitalは明確に区別されていて、風邪、ちょっとした怪我など、軽微なものはまずはClinicで診てもらうことになります。どのClinicに行くかは、自分が加入している医療保険によります。保険会社によって、割引の効くClinicとそうでないClinicが存在するので、必ず保険会社のホームページ等で、どのClinicに行けばよいか確認する必要があります。また、何らかの病気にかかった場合、まずはGP(General Practitioner)という医者のところに行きます。そして、そこで専門的な治療が必要と判断された場合、専門医の紹介を受けます。クイーンズランド大学に関しては、学内に学生向けのClinicがありますので、基本的にはそこを利用すればよいと思います。 子育てについては、ブリスベンは良い環境だと思います。街中の教会が「Play Group」という就学前の子どもを遊ばせる場を提供していたり、市が無料で予防接種を行っていたりします。また、バス、フェリー、鉄道にはベビーカー用のスペースが必ずあり、道路もバリアフリーが行き届いていて、子どもを連れた移動もスムーズです。何より子連れに対する周りの人の反応が暖かく、子連れに対して気さくに話しかけてくる人も多いです。
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- 物価3.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- オーストラリアは日本に比べると物価が高いです。特に食べ物、交通機関の値段が高いと感じます。食べ物については、外食するとファーストフードでも7ドルから12ドルくらいかかります。量はそれなりにありますが、日本の感覚からするとかなり高く感じます。大学でも日本のような学食は無く、街中と同様のファーストフードチェーンがキャンパス内に出店している、という感じです。値段も街中と変わりません。スーパーで食材を買う場合も、やはり日本より割高に感じます。特に魚介類は高く、有名なタスマニアサーモンは、1キロ30ドル近くすることが多いです。(大き目の切り身ひとつで800円くらいの感じです。)日本より安いと思えるのは牛肉くらいです。とはいえ、外食は非常にお金がかかるので、生活費を節約するにはやはり自炊が一番です。ブリスベンの公共交通機関については、バス、フェリー、鉄道が同一料金体系になっていますが、初乗りが5ドル以上します。ただし、Go CardというICカード(日本のSUICAのようなもの)があり、これを利用すると30%割安になります。学生の場合はさらにその半額になります。したがって、ブリスベンではGo Cardは必携です。また月曜日から次の日曜日までにGo Cardで9回公共交通機関を利用すると、10回目以降が無料になるというサービスがあります。つまり、月曜日から金曜日まで、毎日バスで大学に行ったとすると、金曜日の帰りのバスから無料になり、土日はバス、フェリー、鉄道でどれだけ移動しても無料になります。その他、アミューズメント施設の料金も日本より高めです。ただし、年間パスは、日本に比べたら割安で売られています。(場所によっては2回行ったら元が取れる場合も。)長期滞在で、同じ施設を何度も利用する機会がある人は、年間パスの購入がお得です。
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- 講師5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- オーストラリアの大学の特徴のひとつとして、先生と学生がともにファーストネームで呼び合う、ということがあります。日本のように「○○先生」などと呼ぶことはなく、「Hi, Andrew」「Hi, Michelle」などとても気軽に(ある意味友達感覚で)先生と話ができます。先生の服装もわりとラフな格好の方が多く、そういったことも先生方と気軽にコミュニケーションが取れる雰囲気を作っています。授業内容でわからないことがあれば、メールで気軽に質問でき、また直接相談する時間も確保してもらえるので、課題で困った時などは私も直接相談に行きました。提出した課題に対するフィードバックも細かく、成績評価の根拠も明確です。また、留学生に対する扱いも慣れており、英語を母国語としない留学生にとって英語で勉強することがどれだけ大変であるかを理解したうえで、アドバイスをくれます。(ただし、留学生を特別扱いはしてくれませんが。)授業ごとに作成されるシラバスは、学習目標、学習内容、教材、課題などすべてが網羅され、授業内容は授業評価のフィードバックを受けて毎年改訂されており、必要な情報はきちんと提示されます。大学として、アカウンタビリティと透明性の確保がきちんと行われていると感じます。
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- カリキュラム、教材4.5
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- 私が経験した大学院のカリキュラムについて説明します。1年のうち3月から6月が第1セメスター、8月から11月が第2セメスターとなっています。各セメスター、基本的に13週授業があり、その後試験期間が3週間ほど続きます。1セメスターに履修できる単位数は8単位(成績優秀であれば10単位まで可能)で、基本的に1科目2単位ですので、各セメスター4科目ということになります。週4コマですが、課題が非常に多いのでほとんど余裕はありません。特に私は英語のレベルが決して高くなかったため、リーディング、ライティングに時間がかかり、週末も大学で勉強するような状況でした。授業の形態もさまざまです。私が経験したものとしては、オーソドックスなものは、毎週1回(講義3時間、あるいは講義2時間+演習1時間)、変則的なものとしては、隔週ごとにワークショップ形式の授業(朝9時から午後3時まで、など)がありました。また、講義といっても、先生が一方的に教えるのではなく、双方向のディスカッション形式で授業を進めているものが多いです。課題は、Essay、Report、Literature Review、Reflective Journal、Presentation、Examなど様々な種類があります。(それぞれの内容の詳細についてはネットで検索してください。)個人の課題だけでなく、グループワークも良くあります。グループワークの場合、メンバーの質、相性などに左右されるのでなかなか大変ですが、良いメンバーと一緒だととても勉強になり、また友人をつくるきっかけにもなります。成績は7段階評価で、1~3は落第、4以上が及第となります。成績評価の基準は常に明確に示されるので、評価の透明性は非常に高いと言えます。
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- 国際色、日本人比率5.0
- 在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/10/27
- クイーンズランド大学は、学生の約半数が留学生という非常に国際色豊かな大学です。文字通り世界中から学生が集まってきており、様々な国の学生と交流したいと考えている人にとっては最適の環境です。私がこれまでに選択した授業では、東アジア(中国、韓国)、東南アジア(インドネシア、ラオス、ベトナム等)、南アジア(ネパール、パキスタン、アフガニスタン)、アフリカ(ウガンダ、マラウイ)、ヨーロッパ(イタリア、スウェーデン)などからの学生と一緒に勉強する機会がありました。比率については、大学全体では中国人が一番多く、特にビジネス系の学部では中国人比率が高いように思います。日本人は非常に少なく、私と同時期に留学していたのは、把握している限り(大学院生で)10名程度です。こうした環境で学ぶことの利点としては、当然のことながら、世界中に友人ができること、異なる文化・考え方を持つ学生と学ぶことで新たな視点を得られること、より世界を身近に感じることができるようになること、などがあげられると思います。また、ソーシャルメディアなどを使えば卒業後も世界中の友人と繋がりを持ち続けることが容易にできます。日本人留学生は少ないですが、学内には日本関連サークルもあるので、日本語が恋しくなった場合は、そうしたサークルも利用できます。(私自身は利用したことはありませんが。)このように国際色という点では、クイーンズランド大学は申し分がないと思います。
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