口コミ・評判14件

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  • xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    カリキュラム、教材4.5
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    本科生としての入学のケースを除いた1. 交換留学や大学のプログラムを用いて主に自身の研究分野を深める留学のケース、 2. 中国語の習得を主な目的とした語学留学にの2つに分けて説明します。まず1について。上海交通大学は歴史的にも理系分野の研究に秀でた大学であることから、理系学部生および研究生の交流プログラムが充実しており、中にはダブルディグリーとして半年~1年程度で学位を取得することができるものもあります。 文系・理系とも学部生向けの授業では英語で開講されている授業は無いため、学部向けの授業を履修する際には高度な中国語能力が必要とされます。理系は研究室での研究がメインであるもの、本科生と同じように授業を履修し、考査を受けるものの2パターンが主となっています。経済や法律、国際政治などの文系科目の修士・博士向け過程には留学生のみで構成されたコースが開設されており、欧米や中東、北アフリカなどから優秀な学生が多く集っています。1授業2時間~3時間半にも及ぶ授業が多く、どの授業も昼過ぎ~夕方にかけての開講となっています。私のクラスメイトもルーヴェン・カトリック大学やアデレード大学、ヘブライ大学など毎年世界トップ100大学にランクインしているような大学から交換留学で来ており、非常に優秀な学生が多いように感じられました。また、授業運営に関しては中国のシステムが適用されているようで、課題の量が膨大であることも特徴の一つではないかと思います。 2. 語学留学について。他の中国の大学と同様に語学留学を目的とした学生のみで構成されたクラスがあり、この大学も非常に多くの生徒を有しています。テストの結果を基に初級から上級まで3つずつ、計9つ程度に分割したクラスに生徒は配分され、リスニングやスピーキングなどの授業を履修します。ほとんどの生徒は1週間のうち、月曜は午前のみ、火曜は午後のみ...といったように交互に構成された時間割で受講をしています。

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  • xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    その他レジデンス3.5
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    現地学生の本科生のほとんどは寮に在住しますが、入学時より本科生であった日本人学生や寮が収容定員を超えてしまったことから寮に入ることが出来なかった留学生などが学外のアパートメントなどを借りることは珍しくありません。ただ、寮の定員から漏れてしまったからといって大学側からのサポートはほとんど無く、キャンパスの近くの比較的安価なホテルや斡旋業者のリストを提示される等であり、基本的には学外の滞在先確保は自らで動くことが必要となっています。しかし、上海の地価が年々高騰していること、家族向けの住居供給がこれまで多かったことから個人で住むことができる賃貸のアパートは殆ど無いのが現状であり、多くは3LDK~5LDKの部屋を分割したシェアマンションなどを借りるのが一般的となっています。価格としては2016年1月現在でより郊外のほうで2200元程度、都心に近づくにつれ2700~3500元程度まで上昇します。上海交通大学の学生はおおよそのイメージとして2500元~3000元程度の部屋に住んでいるようです。寮を希望していたものの入寮することが出来なかった場合には中国系の不動産業者や日系の業者を介して探す、もしくはインターネット上に紹介されている物件を「ルームシェア 上海」などのワードで検索して探す等の方法が考えられます(メジャーなサイトとして英文のみの記載ですがSmartShanghaiというページは掲載数、利用者も多いです)。ただ、注意すべき点としては近年、KeyScamという詐欺が横行しており、入居者を名乗る人とインターネットで交渉後、銀行振り込みを行ったものの、約束されていた部屋の鍵がいつまでも送られてこないというものが実際にあるとのことですので、一番安心で確実な方法は自身の信頼できる中国人の友達や知り合いを介して紹介してもらうなどではないでしょうか。

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  • xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    学生寮4.5
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    設備面、安全面そして価格面について順に説明します。【設備面】上海市の地価が非常に高騰していることもあり、交換留学等の短~中期の留学として在籍する学生のほとんどは学生寮に居住しています。ただ、入学時より本科生として入学した学生はそれぞれ各自でシェアマンションなどを借り、生活している人も一定数見られます。一般的に留学生に割り振られる寮は現地学生より優遇されており(中国の大学のほとんどは中国人学部生は4人1部屋2段ベッド、共同のトイレとシャワーの環境で過ごします。)、上海交通大学の場合はシャワーとトイレが個々の部屋に備え付けられている1人部屋もしくは2人部屋を借りることとなります。ベッドや棚、机は備え付けで、布団まで貸与されます。都心部にある徐汇キャンパスには留学生用の寮は3棟あり、その一つは2015年にオープンした非常に設備も新しい寮で、1人部屋と2人部屋を有し、大変人気となっています。残りの2つは数年ごとに整備は行われているようですが、年数も古いことから設備の老朽化が見られます。洗濯については学内の施設に持ち込み、10元程度を払うことで半日で洗濯および乾燥までをやってくれるサービスがあります。郊外のキャンパスである闵行キャンパスには5つ程度の寮があり、その半分が比較的設備も新しいもの、その半分が古さが目立つものとなっています。寮内に備え付けの洗濯機と乾燥機があり、使用する度にそれぞれ4元、5元程度を払う必要があります。また、共有のキッチンもあり、そこで料理をすることも可能です。【安全面】前者の寮にはどの寮にも門番はいますが、門限が無いこと、IDチェックの甘さなどもあり、24時の門限があり、必ず入口に寮母さんと顔を合わせる必要のある後者のキャンパスと比べるとセキュリティは劣るのではないでしょうか。【価格面】寮費は2016年1月時点、どちらのキャンパスも1人部屋の場合1学期つまり約4か月で日本円で20万円~25万円、2人部屋の場合10万円~12万円程度となっています。
    闵行校区・2人部屋寮のレイアウト

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  • xiao
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    交通4.0
    在校生(通学期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/11
    上海交通大学は大きく区分して2つのキャンパスを有しており、日本からの留学するとなると、所属学部や研究科等によってどちらかに割り振られることになるかと思います。まず一つは上海市の中でも大きな繁華街にある徐汇(Xuhui)キャンパス。そしてもう一つが郊外にある闵行(Minhang)キャンパス。  前者はそのキャンパスから徒歩3分程度の場所に大学の名前を冠した地下鉄駅(交通大学駅)が存在し、その駅からは2路線の地下鉄に乗ることができます。その内の一つの路線は日本でも有名な観光地である外灘や新天地などといった観光地に電車1本(それぞれ15分、20分ほど)で向かうことができ、非常に交通アクセスが良いキャンパスであると言えます。また、その他にも路線バスやタクシーなども多く入る地域であり、上海市の大学の中でも徐汇キャンパスは交通面で最も優れたキャンパスといえるのではないかと思います。  一方で、後者のキャンパスは郊外にあるため、交通アクセスは難があると言えます。最寄りの地下鉄駅は徒歩15分程度の位置にありますが、そこからショッピングや飲食店の多い都心部までは乗り継ぎ含め1時間弱は要します。ただ、徐汇キャンパスとこの闵行キャンパスを結ぶ大学運営のシャトルバスがあり、それを使えば渋滞によって変動はありますが35分~1時間でキャンパス間を移動することも可能で、そこから都心部へと向かうこともできます。また、地下鉄が混雑することや乗り継ぎの煩雑さから2つのキャンパスで授業を受講する必要がある生徒の多くはこのシャトルバスを利用し通学しています。

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