口コミ・評判8件
新規投稿- 物価4.0
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- イタリアのミラノは物価は高いという風に聞きますし、一部はそう感じることもありますが、留学して生活する上では東京とかとあまり変わらないなと思います。 確かに、高いなと感じるものとしては、家賃、電気製品とかです。家賃はおよそ450~700ユーロ/月のルームシェア(部屋はシングルだが、キッチン、バスルームは共有)が学生には一般的で、日本のような形態だと1000ユーロ越えてくると思います。SPDは寮を提供していないので、自分で場所を借りて住む必要があります。(学校によっては寮を提供しているようで、探す手間が省けますが、金額で有利とういうわけではないようです)。 電気製品はやはり日本は安いなあと思います。でも必要な家電は家に普通揃っていますし、パソコンも持参しているのであまり買う必要もないです。故障とかすると少し厄介かもしれません。 食べ物に関しては、どこの国も同じで外食すると値段がかさみます。日本は安い外食チェーンで食事すれば自炊より経済的な事もありますが、ミラノではないです。ただ、スーパーに行けば、食材は日本と変わらないか安いくらいで(特に、野菜・パン・パスタ・肉・乳製品は安い)、食材もとても豊富で楽しいですし、自炊すればお金はかかりません。週末はマーケットが立ち並んで、もっと安く買えたりします。勿論、イタリア独特のもの、コーヒー、ピザ(関連のスナック含む)なんかは日本より安い&同等で格段に美味しいものがたくさんです。 現在はユーロの価格も少し落ち着いているので尚更そう思うのかもしれませんが、ミラノは学生が勉強するには物価の面でもとても良い場所だと思います。
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- 交通4.5
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- 交通事情ですが、ミラノ自体とても交通で便利な場所です。メトロ、バス、トラムが街中を巡っていますし、時間も数分おきでやってきます。私の住んでいる所からSPDまでを考慮すると、家から駅まで徒歩15分とメトロで4駅(Cadorna駅~Romolo駅)なので、総じておよそ30分強で通学していますが、バスで通う近隣に住む生徒も多いので、だいたい30分内が平均かなと思います。 何より便利なものとして、ATMカードという通勤・通学定期があります。これは、ミラノの交通会社ATMが提供しているID定期券で、購入してしまえば、メトロ・バス・トラムすべて乗り放題です。私は1か月ごとに更新していますが、最初にカード発行費として10ユーロ支払ったのち、大人では月35ユーロ、26歳以下の学生だと更に安くチャージできます。正直なところ、ミラノでかかる交通費は他ヨーロッパ諸国より格段に安く感じています。(徒歩でも移動できる街ですし)なので、ATMカードを持ってしまえば、どこへ行くにしても、公共交通機関使い放題で行けるわけです。 最近では、ミラノ万博(EXPO)の影響があったからか、英語の案内表記も依然に比べたら増えたのではないかと思います。さらに、国際的な街なので、あまりイタリア語に不安を感じすぎる必要もなく、色々な場所に行くことができます。
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- 買い物、飲食4.0
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- SPDの最寄駅はRomolo駅で、ミラノ中心から南西に位置します。Romolo駅自体は複数のデザイン学校がある場所という事で、中心部のような華々しい雰囲気はありませんが、飲食店や少し歩けば文房具店、ミュージアムなどデザインに必要なものの揃ったいい場所です。 とはいっても、ミラノ自体は歩いて回れる大きさの街ですので、中心からも近いですし、メトロ一駅・二駅なんて余裕で歩くことができますから中心部まで歩いて買い物を楽しむ事もできます。 特に、南西部はPorta Genova駅最寄りのNavigliエリアが有名で、運河とそれに沿った待ち並みの美しい場所です。多国籍なレストランやカフェ、買い物する場所もかわいい大きさのお店がたくさんあります。クリスマスのイルミネーションは格別ですね。 あと、学校のすぐ近くにはイタリアで有名な大型スーパーEsselungaがあります。このスーパーは価格が安く、品揃えも豊富で私の一番のお気に入りでもあります。お菓子や、文房具なんかも気軽に買う事ができますし、便利です。なので、学校の近くに住んでいる生徒も多いですし、彼らは頻繁に利用しているみたいですね。 ミラノは小さい通りがたくさんあって、それぞれの通りにとって雰囲気やお店も違うので、買い物・飲食には飽きることのない街だと思います。学校周辺もまだまだ探索してみたいところばかりです。
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- 国際色、日本人比率4.0
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- SPDはイタリアの学校ですが、イタリア人が少なく国際色豊かな生徒が勉強している学校です。それも、授業は全て英語なので、イタリア語のスキルを入学時に必要とされないからだと思います。詳細な比率はわかりませんが、私の感覚としては主にインド近隣が多く、それに次いで中国、アメリカのバックグラウンドを持つ生徒、そしてその他諸国からも集まって来ています。(なぜなら休憩中は英語かヒンディー語、中国語が聞こえてくるからです・・・)とてもユニークな学校だと思います。 生徒の中にはハウスパーティを開いて、自国の食べ物を提供してくれたり、持参してわけてくれたりと、学業以外の楽しみも多いです。授業でも、国が違えば文化も違って、それが新しいアイデアにつながります。なので、国際色豊かなSPDで学べることはたくさんあると思います。 さて、日本人比率と言いますと・・・現在のところ、私以外まだ会ったことがありません。風の噂で異なるコースに一人いるとも聞いたのですが、それっきりで会うこともなく少数派ながら勉学に励んでおります。ですが、デザイン業界においては日本のデザインは有名になってきており、興味を持っている人がとても多いことを実感します。なので、皆必然と色々聞いてくれたり、生活の困ったことを助けてくれる人も多いので、少数だからといって不便を感じるというようなことはないです。
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- 食堂4.0
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- 食堂・お昼ご飯事情ですが、SPDには他の口コミで少し触れた通り、校舎内に食堂があります。2タイプのレストランとカフェテリア(その名もSmart cafe)です。プラスで、隣接したIULM大学にもレストランとカフェが一体化した食堂、また、校舎外の庭を越えた所にもひとつ同様の施設があり、食べ物には困りません。 レストランの機能としては、ボリュームのあるパスタ(複数の味が日替わりの用です)・ピザを選択でき、セットメニューにすれば更に副菜・メインが付きます。パンとドリンクは含まれているのでお好きなだけどうぞ・・・。価格も選択によって5~8ユーロです。個人的には朝も開いているカフェによく行くのですが、コーヒーやペストリー、スナックが充実してます。サラダがおすすめで、複数種のサラダを注文すればお皿に盛ってくれます。Take away可ですし、5ユーロなのでたまに食べます。とはいえ食事のボリュームは自分で残すなりして調節した方が良いですね。 他にも、校舎近隣にはお昼時になると、パニーニを打っているフードトラックがあります。種類もいくつかあって、注文すればその場で再度焼いてくれるので、出来立てのおいしさで4ユーロ程です。買ってそのまま天気のいい日は外の庭で食べたりします。 あとは、外部のカフェテリアに行く人もいます。Romolo駅から少し歩けばお手頃なカフェもありますし、午後フリーの日なんかは友達とメトロで移動してカフェに行ったりもできます。ミラノは比較的小さい街なので、移動が楽です。あと、お昼ご飯はイタリアにとって大切なので、休憩時間は日本に比べればとても長いです。
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- 設備4.0
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- SPDはデザインに必要な設備が充実しています。校舎は7階建てで各階に教室が設けてあるわけですが、地下にはモデルメイキングに使うラボ、更に、食堂(カフェテリア)が2つと、休憩スペースが複数あります。 各教室は、それぞれの名前が有名なデザイナーからとった名前になっていて、例えばMunari room (イタリア人デザイナーのBruno Munari)といったように、案外見分けも付きやすくいいネーミングだと思います。 モデルラボには複数の工作機械があり、特にカーデザインの生徒向けにはもう一つ部屋があるようで、デザインのプロトタイプを作成できるようになっています。工作機械は、安全に関するテストをパスすれば誰でも使用可です。とはいえ、授業で絶対必要なのでプロダクトデザインの生徒はテストはパスしなければなりません。 食堂は2タイプでレストランとカフェテリアがありますが、隣接したIULM大学内部も使用可能です。レストランは主にパスタやピザ(セットメニュー可)でしっかり食べたい人向けで、カフェはサラダやペストリー、コーヒーといった軽食/ドリンクのみの利用です。昼食は持参する人も多いですし、近隣のカフェに行くことも多いです。 最後に、休憩スペースには…なんとコーヒー専門の自販機があります。主に0.55ユーロ/杯ですが、砂糖量調節も可能です。ただ、アメリカンコーヒーはありません。エスプレッソ、カプチーノ、モカチーノ、ホットチョコレートなどイタリアらしいドリンクで、休憩中はみんなで楽しんでます。
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- カリキュラム、教材4.0
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- SPDはその名の通りデザイン学校で、プロダクトデザイン、カーデザイン、インテリアデザイン、フードデザイン、ウェブデザイン、ヴィジュアルデザインといったコースを提供しています。イタリアなので、カーデザイン、インテリア、プロダクトには人気が高まっているようですが、どのコースも実践的なスキルが身に着くようです。 私は、プロダクトデザインの1年生です。バックグラウンドとして、デザインを専門で学んでいない人が選択できるプロダクトデザインの1年コースで、修了後、更に15か月のマスターコース(主な進学先マスターはインダストリアル、インテリア)に進学可能です。このコースは、セオリーというより実践重視で、とにかくデザインに必要なスキルが早く身に付きます。スケジュールによりますが、授業はほぼ毎日、開始時間と終了時間は日によりけりで、午後からや午前からももちろんあります。だからと言って空き時間は、毎日出る課題を粛々とこなして基礎を身に着けていきます。教材は学校が準備しますが、最低必要物資の筆記具や紙、ペンタブレット、イラストレータやフォトショなどは自身で購入することになります。(学校にも必要ソフトのインストールされたPCはたくさんあります) 学校の準備する教材も、授業終了後にサーバにアップロードされるので、もちろん復習できますし、存分にプロダクトデザインの勉強が可能です。
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- 学校の雰囲気4.0
- 在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
- Scuola Politecnica di Design (SPD)はミラノでデザインの高等教育機関として1954年に初めて設立された学校で、60年もの歴史があります。それだけの歴史がある学校ならば校舎もすごくヴィンテージな雰囲気なのでは…と思われるかもしれませんが、それとは打って変わってモダンな校舎です。デザインの勉強にも熱が入ります。近年で新校舎が建築され、内装はコンクリートと鉄で近代的な造りで、特に夜、灯りの灯った校舎を外から見ると大変美しいです。 SPDは毎日、たくさんの生徒の出入りがあり、お昼休みなどとてもにぎやかな学校です。また、イタリアの学校でもイタリア人の生徒はさほど多くなく国際色豊かなので色々な言語が聞こえてきます。IULM大学が隣接しているので、その大学の生徒の雰囲気も味わえます。(こちらはイタリア人がメインの学校のようです) 授業の時間になると、SPD内は真剣なモードに入ります。スケッチの練習をしている人、モデルを作っている人、議論を交わしている人、講義中も皆真剣にデザインを学んでいるので白熱しています。ただ、イタリアという国において休憩はとても大切なので、休憩スペースはすごくアットホームです。オン&オフの切り替えがしっかりできる雰囲気だと思います。
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