口コミ10件
- オタゴ大学への投稿
- カリキュラム、教材4.5
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/29
- カリキュラムはオタゴ大学のウェブサイトにほぼすべて掲載されています(ホームより左側にあるLearning and teachingを開くとSubjects and Papersというところがあります)。担当教授のメールアドレスが載っているので、更に詳しく知りたければメールで問い合わせることも可能です。更にメールでアポを取って担当教授を訪ねれば、使われる教材を見せてくれたり、親切な先生だと読ませてくれたりします。しかし、ウェブサイト上にも使う教科書の名前は掲示されているので、図書館や書店などで見ることもできます。カリキュラムは専攻によって違ってくるので、大学の各専攻アドバイサーがいるので、その人とよく相談して教科を選択しなければなりません。一つでも落とすとその専攻で卒業することができなくなるので、細心の注意が必要です。教材は担当教授によって大きく違いますので一概にいうことはできませんが、ほぼ全ての学部(私のいた数学統計学部を除く)はBlackboard(BB)というシステムを使って教材をPDFで配信したり、アサイメントの配信や提出にBBを使っている学部もあります。BBには大学から知らされる学生IDとパスワードでログインできます。今は多くの学部でBBを利用したPDF,ワードドキュメント、パワーポイントでの教材配信がほとんどですので、BBを毎回確認しておく必要があります。従って、紙の本(教科書)を買わなければならない科目は少なくなってきているのが現状です。買わなければならない場合はEssentialとリストに書かれ、ただ持っていた方が良いレベルの本はrecommended と書かれています。個人的には推薦レベルの本は担当教授がPDFでくれる参考資料で事足りることが多かったので、購入はしなくて済みました。
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- その他レジデンス2.5
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/29
- 私は3年間の留学生活のうち、最初の1年を学生寮で、あとの2年はフラットでハウスシェアリングをして過ごしました。双方の利点と欠点を述べたいと思いますが、あくまで私の私見ですので、参考程度にとどめておいてください。まず学生寮に関して述べようと思います。まず利点は大きく2つほど、①留学生の友達だけでなく現地のニュージーランド人の友だちもできる、②食事付きなので日常生活に時間を割くことなく、大学生活や勉強に打ち込めることです。初年度からフラットだと、どうしても友達が留学生だけになってしまうことがありがちなので、ニュージーランド人の友だちを作るという面でも学生寮はおすすめです。私は2年度以降はフラットでしたが、一緒に住んだ他の4名は皆学生寮にて出会った人たちでした。オタゴ大学の運営する学生寮のほぼすべてで3食の食事を提供してくれるので、ご飯を作ったり片付けたりすることがなく、大学生活に打ち込めます。初年度は大学のシステムに慣れて、勉強の基礎を構築するということで集中したいと思いましたので、私は1年目のみ学生寮にしました。学生寮は原則的に1年目の学生しか受け入れていません。例外としては1年目に生活態度が良かった学生や大学院生、RAなどは2年滞在することができます。欠点としては、やはり集団生活で行事なども行いますので、賑やかなときはとても賑やかです。従って、賑やかな雰囲気が嫌いという方は少々困るかもしれません。次にフラットですが、利点としては①自分ごのみの価格にあった、物件を選ぶことができる、②ある程度集団生活ですが、自分の都合にあった生活プランを立てられることです。欠点を上げれば、①電気(又はガス)・物件賃貸、そして食事まで自分で契約してやりくりしなければならない、②シェアする場合は掃除当番やゴミ出し、電気料金の分担に関して事前に細かく決めておかないと、後で摩擦が生じることです。銀行口座などもフラットのグループとして作るか誰かの口座を借りるかしなければならない場合があるので、よくシェアする人と相談して、銀行や物件の紹介店には全員で行って決め事をすることをおすすめします。
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- 遊び4.0
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/29
- 日本の皆さんは「遊び」と言われて何を思い浮かべるでしょうか。人によって違う答えが返ってくると思いますが、ニュージーランドでの「遊び」と日本での「遊び」は違うことを認識しておいたほうが良いと思います。ニュージーランドではショッピングやゲーセン、カラオケなどのインドア的遊びは、最初は楽しくてもすぐに飽きてしまうかもしれません。それでは、ニュージーランド人はどのような遊びをしているのか。基本的にアウトドアです。週末には釣りに出かけたり、ハイキングや登山、半島へサイクリングなどをして楽しみます。オタゴ大学ダニーデンキャンパスからはオタゴ半島、モモナ、アレクサンドラ、ワナカ、クウィーンズタウンがとても近く、どれも自動車で簡単に行ける範囲にあります。オタゴ半島には自転車をレンタルして行くことができ、砂丘やペンギンに出会うことができます。モモナではサザンアルプスから流れている川がありますので、釣りを楽しむことができます。ダニーデンからモモナへは自動車でおよそ30分程度の場所にあります。とてものどかなところでカフェなどもあり、週末に出かけるにはちょうどよい場所です。アレクサンドラやワナカでは冬はスキー、そしてニュージーランドのワインを楽しむことができ、学期末の休みなどに行くと調度良いところです。クウィーンズタウンへはシャトルバスが出ており、片道40ドル程度でいけます。所要時間は4時間程度。バスは山間を通っていきますので、綺麗な景色を楽しむことができます。クウィーンズタウンではバンジージャンプやスカイダイビング、遊覧船での食事を楽しむことができます。また、クウィーンズタウンからは日帰りで行けるフィヨルドへのバスツアーがあります。日本には無いフィヨルドの地形を楽しめます。ツアー会社によってはバスの天井がガラス張りになっており、そびえ立つ地形を楽しむことが出来る場合もあります。
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- 交通2.5
- 元滞在者(滞在期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/28
- ニュージーランドの交通は一言で言うと「車(自転車・原付きを含む)がないと不便でしょうがない」です。都市間の交通は電車や鉄道・長距離バスがあまり発達していないので、その代わりに航空機が飛んでいてあまり不便だとは思わないでしょう。しかし、市内を買い物に移動するときや、通学に必要な場合は、車がないととても不便です。バスは場所にもよりますが、平日は20〜30分に1便、休日だと1時間に1便程度です。しかも祝日だとそもそもバスが動いていないとかいうことが平気であります。市バスの料金も最近になってカードで支払うことも出来るようになってきましたが、今でも切符やコインというバスも有ります。日本のようにケータイで支払えることはありません。オークランドにはディーゼル鉄道が市内の30%位をカバーしていますが、遅い・高い・不便のとても不人気なものです。鉄道には改札口がないので、車内で切符を見せて切ってくれるという、日本の過疎地域の電車みたいな感じです。このように公共交通機関はかなり不便ですので、留学中には車を買うことをおすすめします。自動車の場合は、中古でとても安くてにはいります。留学が終わったらまた売ることができるので、綺麗に維持していれば払った金額以上が還ってくることもあるようです。因みに日本から国際免許を取得していけば書き換えができますので、現地で取得する必要はありません。ニュージーランドは自動車の事故が日本に比べてとても多いので(人口比で)、保険は必ずかけた方が良いと思います。 都市間の交通は空路が便利と書きました。それは主要都市、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クウィーンズタウン、ダニーデン間ではジェット機がニュージーランド航空もしくはジェットスターが飛んでいるので比較的安く移動できます。しかし、それ以外の都市間は運賃がとても高額になることがあります。早めに予約をすると、早割があります。
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- 自然環境5.0
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/28
- ニュージーランドといえば大自然が広がるイメージがあると思いますが、ダニーデンにおいてもそのイメージを壊されるということは無いでしょう。オタゴ大学がある場所は元々ボタニック・ガーデンだったところで、非常に緑豊かな場所です。構内にはリース川が流れており、ダニーデンと姉妹都市である小樽市から送られた桜の木が多く植わっています。そのため、春先は桜が咲いて、お花見も出来る、とても綺麗な場所です。桜という和とスコットランド様式の建築物という洋が、綺麗に調和された空間と言えます。今でもボタニック・ガーデンは存在しており、大学から徒歩5くらいでいける場所にあります。ダニーデンはオタゴ地方と呼ばれる場所にありますが、オタゴにはオタゴ半島と呼ばれる場所があり、車か船で行けますが、砂丘やイエローペンギン、ブルーペンギンの生息地があり、灯台などもあってアウトドアレジャーが楽しめます。自動車以外にも自転車をレンタルして半島に遊びに行くことができます。また、ダニーデン駅からは観光鉄道が渓谷へ走っており、日帰りで渓谷の鉄道旅行を楽しむことができます。秋の紅葉の中の渓谷はとても綺麗でしたので、秋に行くことをおすすめします。最後にダニーデンから、世界的な保養地として知られるクウィーンズタウンやワナカといった場所にもバズが毎日出ています。事前に早く予約すると1ドルでいけるということもあります(オフシーズンのみ)。留学中に夏休みなどを利用してぜひ行ってみてください。私は留学生同士の団体ツアーを利用しました。
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- 治安、安全4.5
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/28
- ニュージーランド全般に言えることですが、ダニーデンも含めて全体的に治安は良いです。しかし、ダニーデンの場合はサウスダニーデン、オークランドの場合はサウスオークランドと、治安が局所的に悪い場所が存在するので、現地の友達や警察のアドバイスを注意深く聞いて、治安が悪いと呼ばれる地域には近づかないことをおすすめします。それ以外の地域は、昼夜問わずに一人で歩きまわることが出来るくらいに治安は良いです。しかし、日本のように財布をお尻側のポッケに入れて悠々と歩いていれば確実にすられるので、多少の警戒感は必要といえます。今でこそモールなどには監視カメラがありますので、レジを待っている最中にお財布を開けて待っているような人はひったくられるということがなくなりましたが、ダニーデンでも郊外の監視カメラがないようなお店では、レジで払い直前に財布を出さないとひったくられることがあるようです。私の友人もひったくられました。その後捕まったのでよかったのですが、捕まらないケースも有りますので、くれぐれも注意してください。ただ、本当にひったくられた際は保険を利用することをおすすめします。留学生には全員に国の推薦するニュージーランドの留学生保険に加入することが義務付けられていますが、日本の保険もかけて行くと安心です。
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- 物価2.5
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/28
- 物価に関しては、日本国内と比べると多少割高感があるものがありました。食品なども日本と比べて安いと思っていたのですが、実際は野菜以外の加工食品は日本より割高でした。外食は日本ほどバリエーションがなく10ドル以下で食べれるようなものはありませんでした。しかし、200ドル以上かかる外食もそれほどありませんでしたので、価格の幅が狭いだけなのだと思います。スーパーはNew Worldが一番高く、次にCountdown、そして最も安いのがPack n Saveというところです。しかし、NEW WORLD以外のスーパーは、中心部から離れた所にあるので、買い物に行くには車が必要です。バスだと時間やルートの関係でうまく咬み合わないので注意したほうが良いでしょう。食品の話をしましたが、電化製品や衣料品も日本と比べて高いと感じました。電化製品に関して言えば学生団体に入っていると割引になるところもありました。しかしダニーデンにはそれほど電気製品を置いている店が多くないので、安く買いたいとなるとクライストチャーチかオークランドまで行ったほうが良い場合もあります。ただ、携帯料金はプリペイドならば日本ほど高くならずに済みそうです。
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- スタッフの対応5.0
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/28
- オタゴ大学の事務局のスタッフや講師陣はとても親切で親身になって相談にのってくれます。多少英語に不安があっても、丁寧に説明してくれるので、よほど英語に不安がない限り(例えば中学英語がマスターできていないなどの)、エージェントを雇う必要は無いと思われます。私は留学を始めた当時、英検2級とIELTS7.5程度しかありませんでしたが、エージェントを雇わずに3年以上滞在することができました。スタッフは就職支援や、どの教科を取ればいいか、進路指導なども年中行ってくれます。入学時期で忙しい時期、2月や6月は前日までの予約が必須ですが、それ以外の時期であれば予約無しで相談になってくれる場合もありました。しかし講師陣と進路相談をする場合は相手に確認を取る必要がありました。中にはアポ無しでも良いという講師もいましたが、オフィスにいる場合といない場合があるので、やはり事前にアポを入れておいたほうが無難でした。病院などでも大学に付属の学生保健所の様なところがあり、対応がとても丁寧で、米国や英国に留学した人が言うような人種差別的な対応や嫌悪を覚える対応をする人はいませんでした。ただ、日本の病院のような対応(ケアの行き届いたおもてなしサービス)は期待してはいけないと、こう思います。
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- コストパフォーマンス4.0
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/28
- オタゴ大学で学位を取得しましたが、他の英語圏の大学を比べるとコストパフォーマンスが良いように感じます。英語圏への大学留学というと、費用面で苦しいと思われる方が多いかもしれませんが、オタゴ大学の場合は国際的な水準の学位を比較的安く取得することができます。例えば理系の学位だったら1年間240万くらいで、3年間ですので720万程度で卒業できます。英國や米国の場合は学費だけで1千万円を超えてしまいますが、ニュージーランドでは他英語圏よりは安く済みます。また学生ビザは、学期中は20時間の労働を、学期外は40時間の労働を許可しています。ベットにIRDナンバーなどの取得も必要ですが、時給がおよそ15ドル程度と日本に比べて高いので、生活や娯楽費用の足しとなります。更に非常に多彩な学部学科がありますので選択肢も多いです。理系は20科あり、文系は25科あります。そして専攻もダブル専攻やトリプル専攻が可能です(卒業までにかかる機関は専攻を多く採るほど長くなります)。ダブル専攻のみならず、ダブルディグリーでBachelor of Scienceと Bachelor of Artsを4年間で同時に取得することも可能です(時間割がうまくマッチングした場合)。また転科や転部したい際にも申請はとても簡単にできます。申請が受理されるかは成績次第です。
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- 国際色、日本人比率4.0
- 元在校生(通学期間:2013年1月~2015年12月)2015/12/28
- 国際色は非常に豊かであり、5大陸すべてから多くの留学生が来ています。留学生の内訳として多いのが米国、中国、マレーシアといった国々です。米国は独自の留学支援制度や財政支援があるので、1年間留学をする学生が多く来ています。中国やマレーシアはニュージーランドと国同士で学生の交流協定を結んでいますので、学位を取得するために多くの学生が来ています。特にマレーシアの大学では、最初の1年をマレーシアの大学で修了し、あとの2年もしくは3年をニュージーランドの大学にて修了し、どちらの大学からも卒業証書を貰う、つまり学位をどちらからも貰うという制度が成り立っていますので、そういう学生もいます。日本人留学生でもそのような制度は、マレーシア経由で可能なので、そのような形をとっている人もいました。従って心がけ次第で国際色豊かな交友関係を築くことができます。日本人留学生は、学部にはよりますが、それほど多くないです。理系にはあまり多くいませんでしたが、心理学専攻や政治学など、文系の学科に所属している日本人が2〜3人いました。よって文系でも理系でも、英語に接する時間が多くなりますので、言語の習得という面でも非常に良い大学でした。
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