口コミ24件

  • ab_0512
    日本
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    教室3.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/14
    教室の学習環境はおおむね良好である。しかし、日本の一般的な大学の設備と比べると、劣る点や異なる点もあるので、いくつか注意点がある。 例えば、教室の明るさは快適であるが、夏期は教室の冷房が効きすぎているので、パーカーやトレーナーなど、一枚羽織るものを準備すると良い。生徒の座る椅子や机はいたって普通のものであるが、空調があまりに寒い場所もあるので、その場合は座る席も工夫したほうが良いだろう。 各教室に講師用の演台としてのデスクとパソコン、およびスクリーンが設置されており、講師が授業で使用し、パワーポイントで授業をすることがある。生徒がプレゼンをする場合、パソコンを持参して繋げるよりも、USBを持参したほうが良い(パソコンをつなぐ設備が無い教室がある)。 また補足的に、各フロアに置かれているコピー機は、白黒印刷で、単純にコピーをするだけの機能のものが多く、例えばUSBを差し込んでデータを読み取りする機能や、コピー機のふたの部分で紙の束を読み込む機能などが無い場合が多い。そのため、教室でプレゼンテーションをする場合で配付資料を印刷する必要がある場合は、事前にFedexなどで印刷するか、個人的に自宅でカラー印刷したほうが良いこともある。

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  • ab_0512
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    学校の雰囲気3.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/13
    同じニューヨーク市にあるコロンビア大学やニューヨーク大学、ニューヨーク市立大学などに比べて、フォーダム大学は規模の小さい大学である。イエズス会(Jesuit)の伝統により、少人数ながらも優秀な学生を育てる雰囲気がある。多くの学生の家庭環境は、比較的裕福な家庭の子女であるケースが多い。ニューヨーク市の立地に惹かれて、全米から優秀な学生が集まってくる。教員の雰囲気でいえば、確かに神学部系の教員はイエズス会の会員であるが、それ以外の学部の教員はイエズス会、およびキリスト教の信者に限らない。学生も、別段キリスト教の信者である必要はなく、リベラルな雰囲気である。 例えば、シアター(演劇)学関連の学生は、アメリカでも有数のプログラムである。 法科大学院も、フォーダムのなかでは伝統があり、誉れが高い。社会人経験者が、ニューヨーク州の弁護士資格の取得のために、法科大学院に通っているケースがあるが、ニューヨーク全体のなかで卒業生のシェアは多くないものの、手堅く優秀な人材を育てる大学の雰囲気は存在する。 そのため、いわゆるマスプロ型の大学には不向きと考える学生は、フォーダムのような雰囲気を気に入ることと思われる。

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  • ab_0512
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    医療、子育て2.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/13
    フォーダム大学に入学する際、フォーダム大学に専属の学生保険が込みで学費を支払わされる設定になっているため(筆者の在籍した2010年当時)、日本の留学保険に加入してからアメリカに来た場合は、保険内容がどのようなものか(何に対していくらカバーされるか)を証明する英文の証明書を保険会社に発行してもらい、留学生センターに提出することが重要である。この手続きによって、フォーダムの学生保険に入る必要が免除され、二重払いをする必要がなくなる。もし日本の保険に加入しないで渡航した場合、フォーダムの学生保険に入ることももちろん出来るが、アメリカ国内のみ適応される内容であったりして、留学生には不適な場合もある。そのため、留学生にとって何がベストか比較検討してから保険のことは決めることが大事である。 また学生保険とも関連して、一般的にニューヨーク市の歯医者は保険の対象外である(日本からの留学生保険でも対象外である)。そのため、数本の虫歯の治療だけでも高額の治療費(5万円〜10万円)をとられることがある。留学の時期が決定している場合、日本で歯の治療を住ませてから渡航したほうが良いだろう。また留学生のなかには、どうしても渡航前に歯の治療ができない場合、日本への一時帰国の際に歯医者に行くケースもある。

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  • ab_0512
    日本
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    買い物、飲食3.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/13
    留学先でも衣食住は生活の基本となる。なかでも、食事は慣れない渡航先で体調を管理するためのカギを握っている。フォーダム大学の留学生が普段どのような場所で食材を揃えているかを、簡単に説明する。 第一に、フォーダム大学のリンカーン・センター・キャンパスが59丁目にあるため、42丁目にある日系スーパーであるサンライズ・マーケットに大学の帰りなどに立ち寄ることはそれほど不便ではない。 第二に、コロンバス・サークルにあるホールフーズは少し値段が高いが、質の良い食材(肉、野菜等)をそろえていることが多い。いわゆるカリフォルニア・ロールなどの寿司も、健康に配慮した原材料で作られているものがある。 第三に、34丁目のコリアン・タウンでも、アジア食材や日本の調味料を揃えることが出来、日系のスーパーに比べて安いので、週末に買い物に出かける学生も多い。 最後に、ニュージャージーのミツワにいくと、消費税がかからないだけでなく、日本のスーパーとほとんど変わらない食材や日用品を揃えることができるので、おすすめである。42丁目にあるバスターミナルであるPort Authorityという場所から、送迎バスが出ているので、マンハッタンに住んでいるものはそれを利用すると良い。 上記であげた例には日本食系統が多いが、これには理由がある。留学当初は、多くの留学生がアメリカの食事に物珍しさで親しむものの、長期の留学ともなると留学するまえに慣れ親しんだ食習慣のほうが結局のところ体調管理に適していると気づくためである。日本食を手に入れることの出来る場所は上記以外にも多いので、アメリカ流の食事を楽しみつつ、日本の食習慣を織り交ぜて体調管理をすることが肝要である。

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  • ab_0512
    日本
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    課外活動3.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/13
    学業で忙しいアメリカの大学生・留学生にとって、課外活動で人気なのは体を動かすことである。例えば、フォーダム大学の施設内にあるジムは学生証を提示すれば無料で利用できるので、学生がよく利用している(シャワーも無料で使用可である)。 野外に出ることが好きな学生は、リンカーン・センター・キャンパスから近いセントラル・パークにて、ジョギングやサイクリングをする。セントラル・パークの北部はハーレムに近いため、夜間は治安が良くないとされるが、それ意外の場所は観光スポットのところも多いので、観光しながらジョギングをする学生も多い。真夏や真冬は表に出ることも控える学生も多いが、気候の良いときは出歩く学生が多い。 体を動かす課外活動以外では、Language exchange と呼ばれる制度がある。外国語を学びたい学生同士が、母語を教えあう気軽な勉強会(一対一のことも多い)である。例えば、日本人留学生がタイ人の留学生に日本語を教えつつ、タイ語を教えてもらう。もちろん、その際のコミュニケーションは英語なので、日本人でありながら日本語の文法などの説明をするときに、自らが日本文化や日本語についてわかっていないことの多さに気付き、勉強になることも多い。

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  • ab_0512
    日本
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    スタッフの対応2.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/13
    留学に際しての大学側のスタッフの対応に関しては、大別して学生ビザの手続きと、住まい探し、そして授業登録などの諸手続きの三点がある。 第一に学生ビザに対するスタッフ(主に留学生センター)の対応には、はじめ面食らうかもしれない。これはフォーダムに限らず、アメリカの事務系職員に多く言えることであるが、職員自らが書類を無くしたり、期限に遅れたりするので、重要な期限に関しては何度もリマインダーのEメールを送ったり、学生自らが重要な書類はコピーを控えておくなど、こちら側で工夫をする必要がある。 第二に、住まいのことであるが、大学の留学生センターのスタッフなどはいくつかの物件(学生が住むアパートや外部の寮など)のリストは持っているが、特に斡旋などはしないので、自らで探す必要がある。ニューヨークの住まいは、家賃が高い割に満足のいく物件が少ないので、あまりスタッフに頼らずに、自ら早めに探し始める必要がある。 第三に、履修する授業の登録やその内容の取り決めであるが、アメリカの大学では学生本人がオンライン上で授業登録をするが、迷った際は、履修内容の相談もアドバイザーの先生に相談すると良い。特に、成績に不安がある場合は、留学を開始した直後(それか、カリキュラム自体を個人に会わせて編成することも出来るので、履修を始める前)にアドバイザーの先生(各学生は必ず割り当てられる)に相談し、何年で何単位取得し、いつ卒業するのか、の相談を戦略的に立てるとよい。アメリカの大学・大学院は、日本と異なり、「○○年で卒業するのが普通」などの観念は薄く、原則としてのカリキュラムはあるものの、各人の事情によりスケジュールや学期のカリキュラムを柔軟に立てることが出来る。もちろん、必修などの単位や一年で取得すべき最低単位数などは決まっているが、アメリカ人であっても働きながら大学院に通い、周囲が2年で修了するなか、3年で修了をするケースなどは、よくあることとして受け入れられる。そのため、入学後には英語力や卒業後の進路と照らし合わせて、アドバイザーと相談しながらどのようなプランが本人にとって最適か組み立てると良いだろう。

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  • ab_0512
    日本
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    遊び4.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/13
    フォーダム大学に留学することで、ニューヨーク市の様々な観光スポットや芸術に触れる機会が多く得られる。例えば、もしリンカーン・センター・キャンパスの学部・大学院に留学するならば、大学校舎のすぐ隣にリンカーン・センター(歌劇場)があるので、訪れると良い。その場合、インターネット上で、Student pass(学生割引のための登録)を登録すると、安くチケットが手に入るのでおすすめである。学生証のコピーを(カラーの写真等で)送る必要があるが、一週間以内ほどで返信があり、登録が許可される。 また、観光地として人気のあるタイムズ・スクエアにも地下鉄(1番線)で2駅で着くので、大学の帰りなどに立ち寄れば、ニューヨークの活気を身近に感じることが出来るだろう。チョコレート菓子のメイシーのお店など、日本へのお土産に最適なお店も多い。とにかく、リンカーン・センター・キャンパスから最寄り駅のコロンバス・サークル駅(59丁目)はマンハッタンの中央に位置し、どこに出かけるにも便利な場所である。地下鉄を駆使して、チャイナ・タウン(中華街)に中華料理や点心を食べにいくことも容易であるし、ソーホーと呼ばれるエリアに足をのばすことも容易である。

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  • ab_0512
    日本
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    治安、安全3.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/13
    フォーダム大学には、大きく分けてブロンクス・キャンパスとリンカーン・センター・キャンパスの二つのキャンパスがある。ニューヨーク市は、アメリカの都市としては治安は良いほうであるが、いくつか注意点があるので、以下に記す。 第一に、ブロンクス・キャンパスの周辺は、夜間はときに治安が悪く、ときに学生がひったくりに遭遇し、持っていた鞄等を盗まれる事件が発生している。(例えば一学期に1~2度そのような事件が大学で報告される。)そのため、ブロンクスでは夕刻以降なるべく出歩かないほうが無難である。同時に、学生寮などの空き巣被害も大学で報告されたことがあるので、戸締まりを徹底し、部屋のなかに置く貴重品はカギのかかる金庫などに保管する習慣をつけたほうが良いだろう。 第二に、マンハッタンに位置するリンカーン・センター・キャンパスであるが、こちらの周辺でも、かつての「ボトルマン」(わざとワインなどのボトルを人にぶつかった際に落として割り、法外な値段を請求する)の現代版なる被害が報告されたので、夜間に通りを歩く際は注意が必要である。具体的には、キャンパスからコロンバス・アベニュー沿いに南下していった55丁目付近で、掃除用具を持った男二人が日本人留学生にわざとぶつかり、掃除用具を落とし、いちゃもんをつけたという報告がある。比較的安全なニューヨーク市といえども、まだこのような事件は年に数回報告されるので、外を出歩く際は不審な人物に警戒し、心持ち早歩きで移動することを現地の学生などは心がけているという。

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  • ab_0512
    日本
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    学生寮5.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/12
    フォーダム大学はいくつかの外部の学生寮を紹介しているが、そのうちの一つにInternational Houseという寮がある。この寮は、多くの留学生が住む国際的な施設であるので、日本人にはおすすめである。しかしながら、入寮に際して書類審査があるので、入寮を強く希望する者は準備を入念にする必要がある。入寮に必要なものは、基本的に「国際的な環境であるこの寮で、あなたはどのようにこのコミュニティに貢献しますか?」といった問いに、英文でエッセイを提出するものである。留学を希望する大学の出願エッセイと同様に、人に読んでもらい、添削してもらうのがいいだろう。 施設の概要は下記の通りである。南棟は個人ごとの独り部屋(家賃は一ヶ月だいたい1000ドルほど)であり、部屋にキッチンやトイレ・シャワーはなく、共用である。北棟は、家族等でも住める広めの部屋であり、キッチンやトイレ・シャワーが部屋の中にあり、家賃は一ヶ月だいたい1800ドルである。どちらのスタイルに入寮するにも、審査は同じであるので、個人の好みにあわせて選択するといい。 またこの寮の良いところは、寮生に対するサポート体制がしっかりしている点である。フロア長とよばれる、各フロアの班長的な存在が、一人一人の寮生の生活上の困りごとや悩み事、寮生どうしのトラブルなどの相談窓口になっている。フロア長を通して、寮専属のカウンセラー等を利用することもできる。 いろいろな国からの留学生が多い寮であるが、各国の学生数に制限がある可能性があるので、入寮を強く希望するものは早めに入念な準備をして出願するのが良い。

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  • ab_0512
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    設備4.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/12
    フォーダム大学は主に以下の2つのキャンパスを有する。一つは、都会のアクセスのよい場所に立地することを重視した、リンカーン・センター・キャンパスである。これは、マンハッタンのコロンバス・サークルと呼ばれる広場(59丁目)から近い、都会型のキャンパスである。これは、イエズス会系の大学のキャンパスの理念の一つでもある、「誰でも(社会人も)すぐにアクセスできるキャンパス」を具現化したものである。このキャンパスには、現在新たなビルが建設されつつあるが、現行のビルは一棟であり、約15階ほどある大きなビルにすべての学部が入っている。総合図書館は地下に、そして法科大学院の図書館は別館としてあり、学生は自習する場所に困らない(利用できるコンピュータも豊富である)。 もう一つのキャンパスは、ブロンクス・キャンパスである。これは、緑の多い自然に囲まれた美しいキャンパスであるが、マンハッタンからバス等で45分ほどかかる。そのため、ブロンクス・キャンパスの寮に住み、歩いて授業に向かう学生も少なくない。ちなみに、このブロンクス・キャンパスの良い点の一例は、学生のカフェテリア(食堂)のシステムにある。これは、食堂に入場する際に7ドル〜8ドルほど(筆者が在籍していた2010年当時)の入場料を払えば、中でどのようなプレートのメニューや飲み物を選んでも、食べ放題である点である。そのため、体育会系の学生などは、この食堂をよく利用する。

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