口コミ24件

  • アルベルト・アインシュタイン医学校への投稿
    ab_0512
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    設備3.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2011年5月)2014/11/15
    アルベルト・アインシュタイン医学校のキャンパスは、アメリカでCommuter collegeと呼ばれるタイプに属するので、大学の設備を評価するにはその背景を理解する必要がある。Commuter collegeとは、研究室で長時間実験などの研究をしている者以外は、大学の授業時間のみキャンパスに行き、授業が終わればすぐに自宅に戻るスタイルの学生が多いキャンパスのことである。このようなキャンパス・スタイルのため、大学の設備はいわば必要最低限にしてあると考えると良い。 例えば、大学のコンピュータ・ルームは、図書館(D.Samuel Gottesman Library)の横のスタディ・スペースのところに5台ほどあるのみである。そのため、パソコンでどうしても作業をしたい場合、個人のラップトップを持参したほうが確実であろう。キャンパスのWifiは大学関係者であればログインして利用できるし、Wifi環境も快適である。 第二に、食堂関連である。前述のように、キャンパスに長時間学生がいることをあまり想定していないキャンパスの作りなので、夕方以降などにもしキャンパスで食事をとりたい場合、大学の食堂は空いていないので、本学のすぐ横にあるMontefiore Medical Centerという病院施設の食堂に行くと良い。このような大学設備にあまり満足しない場合、Commuter schoolのコンセプトを理解し、多くの学生同様に夕方早々に帰宅するものが多い。

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  • アルベルト・アインシュタイン医学校への投稿
    ab_0512
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    交通2.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2011年5月)2014/11/15
    マンハッタン地区に住むものにとって、アルベルト・アインシュタイン医学校への通学はあまり便利とは言えない。そのため、出来るだけ短い時間で通学することを希望するものは下記のような工夫をすると良い。 第一に、キャンパスの寮に住んでいない学生の多くがそうするように、マンハッタンのイースト・サイドに住むことはキャンパスへのアクセスを優先するならば良い選択である。キャンパスへの地下鉄でいうところの最寄り駅は180丁目であるが、これには緑ラインが通っているので、緑ライン(特に急行)の止まる駅の付近に住むことにはメリットがある。もちろん、180丁目からはMTAバスに乗らなければならないので、地下鉄をおりてすぐ、という訳にはいかない。 第二の方法として、イースト・サイドから高速バス(MTAカードと別に有料なので注意)を利用することである。一回の乗車につき5.5ドルほど料金がかかると思われるが、マンハッタンのイーストサイドの何点かに停車し、キャンパスの目の前まで行くので、便利である(大型のバスなので、乗り心地も楽である)。 最後に、研究員や教員で無い限り、車で通学するものは皆無に等しいことを記しておく。その理由は、キャンパスには学生用の駐車場がなく、キャンパス周辺の駐車場に毎回5~10ドルほど支払わなければならないためである。(駐車場が満杯なときは、路駐できるところを探すのであるが、できるスペースがほとんどない場合もある。)

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  • アルベルト・アインシュタイン医学校への投稿
    ab_0512
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    カリキュラム、教材3.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2011年5月)2014/11/15
    アルベルト・アインシュタイン医学校のカリキュラムの特徴は、所属する学科や研究室によると思うが、実践的な分野に関しては比較的良いカリキュラムを提供していると思われる。 例えば筆者が2セメスターほど留学していたコミュニティ医学および心理学に関連する分野では、研究と実践の両方を繋ぐ視点が得られるようなカリキュラム編成がとても有益であった。アインシュタイン医学校での学びはもちろんのこと、外部の研究所やコミュニティー・センターの研修やワークショップに参加し、実践者の視点を学ぶことが推奨された。例えば、アインシュタイン医学校の一部のプログラムが提携関係にある、マンハッタンのイースト・サイドの研究所において、集中講義の形式で青少年の精神医学を専門とする研究者から実践者がどのような点に留意して臨床を行っているか聞く機会は有益であった。また、ニューヨーク市ならではの研修であるが、「差別のないヘルス・ケア」を提供することを目指すため、いわゆる性のマイノリティーと呼ばれるLGBTQの人々のコミュニティー・センターを訪問し、現地のソーシャル・ワーカーなどと提携しながら、いかに医療関係者が偏見のない医療の実践を行っているか学ぶ機会があった。

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  • アルベルト・アインシュタイン医学校への投稿
    ab_0512
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    スタッフの対応3.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2011年5月)2014/11/14
    概してアメリカの大学の事務職員は書類を紛失したりすることが多く、ルーズな印象を持たれがちであるが、アルベルト・アインシュタイン医学校のスタッフはその点で比較的によい対応をしている。 第一に、留学開始の際、ビザ取得関連の書類を学生のもとに送ってもらう必要があるが、本大学の手続きは他大学と比較して迅速であった。しかしながら、アメリカの事務職員はときに職員自らが書類を紛失するケースや期限に遅れるケースがあるので、重要な期限に関しては学生側がその旨を伝えるメールを送ったり、重要な書類のコピーを控えておくなどの工夫が肝要である。 第二に、留学生の場合、年ごとに学生ビザの書類にサインを貰う必要があるのだが、このためのメールでのやり取りも、本大学は比較的スムーズであった。(もっと対応の悪いところであると、メールをしても返答が全くない留学生センターなどもある)。 唯一の難点は、母体であるイェシーバ大学にはいくつかのキャンパスがある関係上、留学生センターに勤務するスタッフが、日によって違うキャンパスにいることである。例えば、自分のビザの書類関連の対応したスタッフが、何曜日にどこにいるかはあらかじめ把握しておいたほうが良いだろう。それに会わせて、自宅から便利なキャンパスの留学生センターを訪問すれば良い。

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  • ab_0512
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    総合コメント3.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/14
    フォーダム大学に留学することの総合コメントとして、いくつかの留学目的によって評価が変わってくることに留意されたい。詳しくは、下記の通りである。 第一に、語学研究が主な目的で留学する場合、フォーダム大学の特徴というよりも、ニューヨーク市に大学が位置している地の利を生かすと良いだろう。つまり、様々な人種や外国人、移民の多いニューヨーク市であるため、いろいろな種類(ヨーロッパ系移民の訛りやカリブ系移民の訛りなど)の英語に触れる機会が多い。そのどれも、多様化する世界中の英語話者の実態を知る良い機会であるから、日本から留学するうえでもし自身に「アジア訛り」がある場合も臆せず、様々な人々と交流すると良い。 第二に、学部生で留学するケースである。一般的に、北米圏の大学の学部教育はリベラル・アーツであり、先攻も決めつつも、幅広い分野の学習をさせられることが多い。そのための英語力はもちろんのことであるが、フォーダム大学は哲学や思想系、神学系の科目で必修があるため、そのような高度に抽象的な科目をパスするためにセメスター中に関連する資料を多読する必要がある。その意味では、先攻を決めつつも幅広い学びが出来るので、多くのことを学びたい人には理想的であろう。 第三に大学院で留学する場合は、うえの学部の学びとは少し様相が異なる。英語力やセメスター中の多読は共通しているが、大学院での先攻に関連した科目に限られるので、何かの分野に特化したい学びのスタイルには適しているだろう。ちなみに、フォーダムの法科大学院やビジネス・スクールで使用されるテキストは、例えばコロンビア大学で使用されているような標準的なものであり、内容に遜色はない。その上で、大学院にて学ぶものは、在学中にインターンなどを学外で行うと、卒業後の進路のためにも有効であろう。

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  • アルベルト・アインシュタイン医学校への投稿
    ab_0512
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    その他レジデンス2.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2011年5月)2014/11/14
    留学生としてアルベルト・アインシュタイン医学校の学生寮に住むことが出来れば良いが、出来ない場合、周辺に住むことには注意を要する。理由は以下である。 第一に、ブロンクスの立地上、あまり暮らしの質が良くないことがあげられる。例えば、近所にあるスーパー・マーケットは、マンハッタン地区に比べて質が劣る(新鮮でない野菜や肉などが売られている)。大学の周辺にあるデリ(日本で言うコンビニ)で飲み物やお菓子を買っている分には良いのだが、食事のための食材を揃える観点では、キャンパス周辺はあまり恵まれているとは言いがたい。 第二に、居住環境である。これも、ブロンクスの立地上、月々の家賃は確かに安い(マンハッタン地区の半分以下なこともある)。しかしながら、家賃の変動によりオーナーとのトラブルが生じて引っ越しをするケースや、下記のような建物自体の問題により引っ越しをするものもいる。例えば、住み始めてから、アパートの共用部分のカーペットにダニが多く生息していることに気づいた、ゴキブリがあまりに多いアパートで、オーナーに申し出ても改善がみられない、などである。これらは極端なケースかもしれないが、ニューヨーク市の居住は良い住まいを見つけるのが困難なのが常であるので、値段だけに惹かれてブロンクスに住み始めることには慎重になったほうが良い。

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  • ab_0512
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    自然環境2.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/14
    フォーダム大学には二つのキャンパスがあるため、どちらのキャンパスのそばに居住を構えるかによって自然環境は異なる。 第一に、リンカーン・センター・キャンパスに通う目的でニューヨーク市に住む場合、自然環境はあまり良くはない。交通の多さによる排気ガスにより、ニューヨーク市内は空気が悪いので、ブロードウェイやアムステルダム通りなどの大きな通りに面して生活する場合、地下鉄に近いのが便利な反面、空気が悪いので、工夫が必要である。例えば、自室に空気清浄機を設置するのが良いであろう。またリンカーン・センター・キャンパスのそばにはセントラル・パークがあるが、公園内には車両の道路もあるので、都市型の生活が慣れないものにはあまり過ごしやすい街ではないかもしれない。また、車による騒音も多い。マンハッタン地区にどうしても住みたいわけでないならば、ブルックリンやクイーンズに住み、地下鉄で通学することも可能である。 第二に、ブロンクス・キャンパスは比較的自然環境には恵まれている。緑の多い広大なキャンパスのためである。ブロンクス・キャンパス(学生寮、あるいは周辺)に住む学生のなかには、自転車を購入し、キャンパスを移動するものもいる。ニューヨーク自体は防犯の関係上、あまり自転車を所持するものは多くないが、ブロンクス・キャンパスを生活の拠点にしたい場合、自転車を活用しても良いだろう。

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  • アルベルト・アインシュタイン医学校への投稿
    ab_0512
    日本
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    講師3.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2011年5月)2014/11/14
    アルベルト・アインシュタイン医学校の講師の質はおおむね高い。 当該分野の研究で有力な大学で学位を得たのち、全米の有力な研究大学(ハーバード大学、ジョンズ・ホプキンス大学、カリフォルニア大学サンフランシスコ校など)で博士研究員をしたような研究者が多く在籍し、活発に研究活動をしているものが多い。アルベルト・アインシュタイン医学校の使命の一つに、地域医療の向上のための研究というのもあるので、公衆衛生や心理学分野の研究者とinterdisciplinary research(他分野が共同研究すること)をしている研究者も多いのも特色の一つである。 研究者のネットワークであるが、ラスカー賞を受賞した日本人研究者(のちにノーベル賞を受賞)が、授賞式でニューヨークを訪問した際、本キャンパスを訪問して基調講演を行ったこともある。その際、本キャンパスに在籍している日本人研究者や大学院生が総出で迎えた。この例からわかるように、医学系の日本人研究者のネットワークは、同じニューヨーク市のコロンビア大やロックフェラー大、ニューヨーク大、コーネル大に比べて規模は小さいが、確かに存在している。日本人として研究留学することで得られることも多い。

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  • アルベルト・アインシュタイン医学校への投稿
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    日本
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    課外活動2.5
    元在校生(通学期間:2010年9月~2011年5月)2014/11/14
    アルベルト・アインシュタイン医学校には、ほとんどと言って良いほど課外活動がない。キャンパスの顔ぶれは、いわゆるMedical Schoolと呼ばれる医者になる学生や医学研究科に通う大学院生、そしていくつかの研究センターの研究者(日本人も在籍する)がほとんどなので、学業や研究がキャンパスの中心である。そのため、課外活動やリラックスの場は、下記に限られてくると思われる。 第一に、キャンパスの図書館では定期的に読書会(Reading circle)が開かれ、かつては「博士の愛した数式」などの日本の小説も取り上げられた。そのため、日本語の小説や文学を洋書の読書会で読みたい人には良い機会であろう。 第二に、社交(Socialize)の機会である。Mazor ビル(食堂がある建物)にはカンファレンスなどが開かれるスペースがあり、時に誰でも参加可能な研究カンファレンスや講演も行われる。 第三に、いわゆるアフター・ファイブの過ごし方である。大学そのものには食事やお酒のために良い場所が無いので、大学の裏のレストラン(Morris Park AveとEastChester Roadの交差点より北にあるいくつかのレストラン。Good 2 Goなど)に行くか、地下鉄の緑ラインでマンハッタンのイーストサイドに下っていく者も多い。 上記のように、運動部やサークルなどの活動はまず見られないので、本大学に留学することは研究センターに留学するような生活になるであろう。研究者や大学院生と交流することをよしとする場合、良いキャンパス・ライフとなるであろう。

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  • ab_0512
    日本
    3人が「参考になった」と評価
    物価2.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2012年5月)2014/11/14
    ニューヨーク市の物価は総じて高い。そのため、節約をしたい場合、大学の食堂、カフェテリア、購買でもの(書籍や文房具)を買うことにいくらか注意をしたほうが良い。 たとえば、昼食を大学の食堂で食べることは高価である。いたって普通のハンバーガーやパスタであっても、7~8ドル以上かかるので、節約をしたいものは自宅でお弁当を作り、持参すると良い。飲み物も、ペットボトルで2~2.5ドルほどする高価なものがある。そのため、自宅から水筒を持参する学生も多い。また、ニューヨークは多くの学生や社会人がコーヒーを出先で買い、飲みながら移動することも見られる。コーヒーは需要が多いので、安い場合もあるので、手軽な店を見つけるとよい。 文房具も、大学購買で価格通りで買わず、Staples などがセールをしているときに揃えると良いだろう(むろん、日本の文房具は質が良いので、渡航の際に日本から予備のストックを持っていくことも可能である)。 書籍も、日本のように大学生協の割引きのような発想がないので、大学で揃えると高くついてしまうことが多い。急を有するケースでない場合、多くの学生は中古の教科書を揃える。アメリカのアマゾンや、Abebooksのオンラインで購入するか、5th Ave(5番街)にある古本のテキストのストックの多いBarnes & Nobleに行くと良い。

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