口コミ64件
新規投稿- 交通5.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2016/01/15
- メキシコシティのメトロというとスリに警戒しようとかネガティブな情報が満載ですが。メトロには物売りやミュージシャンが乗って来て車両ごとにいろいろなことが起こります。そのなかでもぼくが密かに楽しみにしているのがメトロのラッパー。 移動式のスピーカーにスマホをつないで爆音でカラオケを流してそれに生声でラップするというスタイルが圧倒的に多いのですが。本当にレベル高い。 イケメン大統領ペニャ・ニエトをいじって「甘いマスクのピニャでも丸呑み(簡単に彼の政策を信じると)すると腹壊す。だってあいつの名前はピニャ(パイナップル)・ニエト皮剥く前はトゲだらけ」とか軽快に韻を踏んで乗客を笑わせたりしてます。更にはおばあちゃんに席を譲らないお兄さんをいじって、席を譲るまで痛烈に批判し、譲ってもらってどっかり腰を下ろしたおばあちゃんを口説き始め、あげくの果てにはそのおばあちゃんに小銭をせびったりします。おばあちゃんも「参ったわねえ。」とかいいながら多めの小銭を彼に渡す。周りの乗客も「一杯食わされたね。」「彼ってキュートね。」とか言い出す始末。 一連の流れすべてをラップで展開し、乗客を巻き込んでみんなを笑わせながら最後には小銭を巻き上げて一駅で降りていく。ヤバイ。ほんとうにかっこいい。ラップってなにか?ストリートミュージックってなにか?メキシコのラッパー本当にリアルです。 寛容と受容に芸術が育てられている瞬間を日常的に目にすることが出来るメキシコシティのメトロ。怖がらないで乗ってみてください。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 買い物、飲食5.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2016/01/15
- 海外生活に慣れないうちによくあるのが財布の中に小銭がいっぱいになってしまうこと。現地の小銭の金額が瞬時に判断できないので、ついついレジでお札ばかりを使ってしまうから。 もう少し現地の生活に慣れてくると、この溜まった小銭を消化しようと考えるでしょう。 例えば牛乳とパンで確かが50ペソだったなあとか思って、せっせと数えて50ペソの細かいお金を握りしめて近所のコンビニやティエンディータ(個人商店のコンビニの様な小さなお店)に走ります。 「ぶえなすたるでえす。牛乳とパンください。おねがいしまーす。」 「50ぺソねえ。」 「はい50ぺソ。」あなたは鉄格子越しにいつも言ってる商店の親父に数えた50ペソを渡します。 「あと10ペソ。」 「え????」あなたはきっと驚きます。確かに50ペソ数えたはず。 「あと10ペソたりないよ。わかる?10ペソ。」 何が起きたか解ります?これ本当に普通です。顔見知りだろうとなんだろうとチャンスがあれば詐欺を働きます。これも彼らの仕事のうちなんです。ここ日本じゃありません。あと10ペソはらわなければパンと牛乳手に入りません。 どうして親父が詐欺を出来たのか?考えを巡らせてください。予防策を考えられなければあなたは買い物の度にカモにされます。だって近くにお店無いんだもん。ここで買わなきゃどこで買うの?彼らの正論です。善悪じゃない。需要と供給なんです。理解できますか?悪だ悪だと責めるならさっさと荷物をまとめて安全な国に帰れば良いよ。誰も君にいてほしいと頼んでないよ。ただそれだけなんです。シンプルに。 ではどうすれよかったの?はい。1ペソづつ、またはコインごとにカウントして渡していきましょう。 「1、11、16、17、18、19、20、40。それと10ペソ。これで50ペソね。」お金を渡すときはこうやって渡しましょう。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 治安、安全5.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2016/01/15
- メキシコの治安は報道されている通りで、マフィアのほぼ内戦の様な惨状はもちろん日常です。 ...が日本人の我々にははっきり言って関係ありません。更に言えばここメキシコシティではマフィア絡みの事件は結構少ないです。あれはもっと北部、アメリカに近い地区での麻薬がらみ、アメリカ人のドラッグの大きな需要が引き起こしている犯罪と言えます。本当に迷惑な話です。 我々日本人が気をつけたいのは道ばたや公共交通機関でのスリ。強盗。ひったくり。それと商店での小さな詐欺?などでしょう。 声を大にして言いたいのは我々日本人には自覚が足りないということです。メキシコ人にとって日本人はまず何よりも「金かね」です。鴨がネギしょってiPhone(メキシコでは超高額)見ながらメトロに乗ってる様なもんです。本当に危ない方たくさんみます。自覚してください。平和ぼけの日本人はただの鴨です。メトロの中や町中でスマホ歩きなんてメキシコではバカしかしてません。(盗られるから)彼らにとってみれば盗ってくれってサインです。 道ばたでスマホで写真を撮ってインスタにアップ。食べる前に撮る!とばかりに屋台でタコスをFBにアップ!そのスマホ狙われてます。 首からぶら下げた一眼レフ。メキシコ人の年収超えてます。 道で時間を聞かれたらどうします?腕どけを眺めて片言のスペイン語で親切に時間を。。。。なんてやってるうちに。後ろから肩掛け鞄の中の財布を盗られ。高級時計なら腕ごと切り落とさ奪われますよ。 知らない人に話しかけられたら「のせ。(わかんない)」「のてんご(もってないから)」と毅然とした態度で拒否してください。 基本的に危ない(あくまで日本と比べて)ので充分に注意してメキシコ生活楽しんでください。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 買い物、飲食5.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2016/01/15
- みなさんメキシコに来たら屋台の食べ物を食べてください! そこで一番のおすすめはやっぱりタコス。タコス屋さんはタケリヤといいます。タコスは複数形でひとつはタコ。そうタコです。 このタコには様々なバリエーションがあります。トリッパ(内蔵)カベサ(頭の肉)パストール(ケバブのように焼かれた豚肉にピニャ(パイナップルの薄切り)をそえたスタンダードなタコス)コスティージャ(豚バラ)レングア(たん)などなど。。。 注文したタコスを待つ間。各テーブルにおかれたキュウリの厚切りに塩とリモン(ライムに近い小振りな柑橘)をかけて食べてみてください。さっぱりしていてとってもおいしいです。 タコスが来たらテーブルに置かれたサルサ・ロハ(赤いチリソース)を小さじ一杯がおすすめ。トルティーヤで具材を包み込むようにしてかぶりつきます。こうばしいトウモロコシの香りと焼けた豚肉、刻んだタマネギのシャキシャキとした歯ごたえがいっきに口に広がります。ほんとうに旨い。ふたつめのタコはサルサ・ベルデでいただきましよう。さわやかな酸味と切れの良い辛さが絶妙です。 日本で食べられるタコは基本的にアメリカテキサスの偽物(メキシコ人は本当にアメリカ嫌いですw)ですので、きっと皆さん本物のタコスを食べて感動することでしょう。 ちなみに道ばたの屋台でも僕はお腹を壊したりしたことは無いのでみなさん安心して屋台での食事楽しんでみてくださいね!
この口コミは参考になりましたか? URL
- 買い物、飲食1.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2016/01/04
- 僕はメキシコ人家庭に暮らしているんですが、ここでもテーブルマナーは基本的に世界標準だなと感じます。 ホームステイを予定している学生さんは特にテーブルマナー気をつけてください。海外の多くの国では食事の所作については非常に厳しいというか、人間性さえ疑われてしまうことも多いように感じます。ここメキシコでもそれは一緒。最低限のマナーを知って海外生活に臨むことをお勧めします。 ナイフ、フォークの使い方に限らず最近では箸の持ち方もきれいな人を見かけなくなってしまっているのが現状ではないでしょうか?そうでなくても特に日本はテーブルマナーが圧倒的に他国と違います。日本で普通な汁物麺類を音を立てて啜る行為は最低中の最低。スープの入ったボールを持ち上げたり直接口を付け飲むのもかなり最低な行為です。 これから留学・お仕事で海外を訪れる方達に本当に気をつけてほしいと思ったキッカケをここに紹介します。 飛行機の中で日本人学生が隣に座ったのですが彼の食事の仕方。一挙手一投足に僕の隣に座ったチリ人、通路を挟んだメキシコ人、アメリカ人が驚愕していました。 メインを聞かれると「チキン」と一言。そう「お願いします。ありがとう。」を忘れています。この一言に周りの乗客がまず反応。礼儀正しい日本人だと思っているからこその驚きです。チキンが配られると無言で受け取りアルミホイルをがしゃがしゃとむしり取ると、くちゃくちゃと音を立てむさぼり始めました。付け合わせのパスタをズバズバと音を立てて吸い込みたいらげると、プリンを容器から直接食べ、水を一気に飲み干すと「ぐあっ。」と大きな音でげっぷをしたのです。彼は周りの視線にも一切気づかず満足げにつけっぱなしのイヤホンを耳に映画をみながらニヤニヤしています。 これ大げさではないですよ。知らないとはこういうことなのです。すべてが完全にアウトです。隣のチリ人は僕と目を合わせ肩をすくめフォークをトレーに置きました。 この学生さんは日本の家庭で普通に育ち、海外のマナーの違いを意識すること無く海外留学を決めたのでしょう。日本社会の大きな闇を垣間見た気がしました。 でもこれ日本においてそんなに行儀が悪いことですか?新橋の定食屋さんでサラリーマンのみなさんが、表参道のカフェでうら若き女性がげっぷとまでは行かないまでも、こんな感じでお食事されてるのいっぱい見ますよ。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 交通5.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2016/01/04
- 先日メキシコシティの北東およそ90kmにあるパチューカに長距離バスで言って来たので長距離バスについてみなさんに紹介します。 まずパチューカに行くにはメトロのアウトブスノルテという駅に行きます。大きなバスターミナルなのですがシステムはまさに空港そのもの。 ずらりと並んだ各方面域のカウンターでチケットを購入。この際身分証明書の提示を求められます。日本人の僕らの場合パスポートが最適でしょう。レシートの様な乗車券を渡されます。 その乗車券を持って出発ターミナルへ。入り口で飛行機の搭乗と同レベルのチェックを受けます。荷物をX線に通し、金属探知機を通り、ボディチェック。 さらにバス登場直前に乗客全員の荷物を開けて手を突っ込み検査します。さらにボディチェックと金属探知棒で全身をチェック。パストーを確認する際かぶっている帽子さえ脱がされます。 そしてバスはいよいよ出発。10分ほどで最初の停留所、乗客を乗せるのと同時に警備の人間が乗客全員の顔をビデオカメラで撮影します。下を向いていたりすると「カメラに顔向けて!!!」と。結構真剣に怒られますから気をつけてください。 どうしてここまで厳重な警戒が必要かというと。メキシコはコロンビアに次ぐ誘拐大国。首都で稼いだお金を地方に持ち帰る乗客を狙ったバスジャック・誘拐が頻発するからなんです。 僕が今回利用したのはアディオというバス会社ですが警備が飛行機並みならアメニティ・設備も飛行機並み。映画が放映されトイレも無料WiFiもついています。ざせきもゆったりサイズで本当に快適な旅が出来ました。 海外生活の気分転換に週末に長距離バスの旅。経験してみてはいかがでしょうか?
この口コミは参考になりましたか? URL
- 総合コメント5.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2015/12/30
- 野良犬のプードル 日本でも数十年前まで地方では野良犬が学校に紛れ込んで人気者になったりしていたものですがここ最近はめっきり野良犬。見かけなくなりましたよね。 ここメキシコ・シティでは野良犬をたくさん見かけます。駅の階段に寝ていたり。市場をうろついていたり。群れをなして公園を闊歩していたります。野良犬でいることの権利を主張しているようにさえ見えます。たとえ見た目が汚かろうが、栄養失調でやせていようが。かえってそれが清々しくどの犬も実に凛々しい。 ヒトのそばに犬がいることが至って自然で本当に普通のことなのです。人間側も野良犬に干渉しない代わり野良犬も人間に過剰に媚を売ったりすることも決してありません。お互いに良い距離を保って暮らしているようにさえ見えます。 そして驚くことに野良犬に多いのがプードル。というかよく見ると「プードルじゃん?」と言うほど汚れきっています。全体的にベージュです。そしてのび放題の体毛はジャマイカのラスタファリアンのそれ。まさしくドレッドです。ただこのプードル日本に産まれていたら完全にペットです。ここで僕が思うのは野良犬のプードル。マジで幸せそう。 日々、食べ物を求め彷徨ってはいるものの彼らは生きている動物そのものです。誇りを持って生きている佇まい。日本のバカらしい洋服を着せられたプードルが不幸とは言わない迄もここメキシコ・シティで暮らす野良犬のプードルの表情に哲学を感じたりします。 人間にしてもそうです。色んな人種、色んな背景を持つ様々な人々が過剰に干渉せず工夫しながら国に頼らず政治に頼らずお金に頼らず家族を中心に家庭を守り助け合い必死に生きる姿がぼくには、野良犬のプードルの誇りと哲学に重なります。それと同時に経済大国で物に恵まれ、きれいに着飾って入るものの自分の考えも持たず広告と経済に流され国に頼り政治に頼りそのくせ文句は一丁前で努力せずヒトと違わないようにと他人の顔色ばかり伺っている日本人が洋服を着せられたペットのプードルと重なります。 これからメキシコに暮らすみなさん。ここには日本にある物はほとんどありません。だけどここには日本では絶対見つからない物がその辺にたくさん転がっています。 ここで誤解の無いように、ぼくは日本人で日本という国を愛しています。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 買い物、飲食3.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2015/12/30
- 日本でも野菜を洗うことはしますよね。だけどここメキシコではその洗い方ハンパななモノではありません。葉物野菜なら葉っぱの一枚一枚を消毒液につけ込んで慎重に洗います。生活用水が安全でないメキシコですが、農業用水でさえ安全でないと言われいます。そのためスーパーの野菜売り場には様々な種類の消毒液が売られています。「臭いが無い」「味が移らない」などキャッチコピーの他に「切り傷の消毒に」「魚の水槽に」など野菜の消毒液のキャパを明らかに超えた効能まで記されています。なんとも万能な消毒液です。 生野菜を洗うのが億劫なためかレストランでも家庭でもなかなか生野菜を食べることが出来ません。サラダを食べると言った風習が無いのかな?と言った感じです。 ただタケリヤ(タコス屋)には必ずと言っていいほど生のキュウリが輪切りでテーブルごとにもられていて自由にいくらでも食べられます。注文したタコスを待つ間サルサをかけて、また塩をふって生のキュウリをみんなたくさん食べています。 ここで不思議に思うのがペピーノ(キュウリ)も生で食べるフルーツも危ないと言われている農業用水を使って育つ訳ですがそこに含まれる水分についてはお構い無しなこと。 そこで後日、このことについて聞いてみると、表面に付着した水分と菌が危ないので消毒するんだ。(メキシコ人男性56歳談。)ということでした。また野菜の表面に着いた虫の卵(驚愕!)がお腹に入ることへの懸念もあるようです。充分に消毒した野菜を食べるということと同時に数ヶ月に一度家族全員で虫下しを飲む習慣もあるようです。なるほど!とここで納得がいきました。 ということは。。。メキシコの野菜、日本の野菜に比べ虫さえも死んでしまうほどの強い農薬を使っていないので逆に安全とも言えるのではないでしょうか?レタスにしろキュウリにしろ日本にくらべ、とても大きく元気に育っているし、なんと言っても味が濃い。日本の道の駅で手に入る様な無農薬の農家の野菜のようにとってもおいしいです。 みなさん是非メキシコの野菜食べてみてくださいね。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 国民性1.5
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2015/12/30
- メキシコではペットに犬を飼うヒトが本当に多いです。 というよりペットといったら犬。といった感じです。その逆に猫。本当に人気がありません。というよりメキシコ人、猫のこと本当に嫌いです。猫を飼っていることを公にするのを躊躇するくらい猫。嫌われています。 その理由を友人に尋ねてみると「引っ掻くから」「散らかすから」「ゴミをあさるから」「毛が抜けるから」「夜うるさいから」と釈然としない答えが帰って来ます。 毒入りの餌を道に撒いて野良猫を始末してしまうほど猫嫌いなメキシコ人。その理由が上記の通りたったそれだけ?そこまで嫌いますかね? そこでちょっと調べてみました。南イタリアのカトリックに篤い地域では黒猫は不吉と言われていて、黒猫を見たら不吉だから仕事を休んで家に帰るヒトもいるぐらいだそうです。(仕事休む理由なだけじゃね?という声もちらほら。)さらにははしごの下をくぐったら死ぬとか南イタリアには不吉な言い伝え笑。がごろごろ転がってます。だからナポリは何もかも旨くいかないのか!とか変になった得したところで大幅な脱線に気づきました。話を元に戻すと。。。 そういった(どういった?)カトリックの風習が同じカトリックの基盤をもつここメキシコで更に拡大誤解釈(拡大誤解釈といえば日本の水引の赤白。おめでたい色として定着していますが、清(中国)にとってはただの輸出品としての印だったそうです。)され「猫イコール不吉」と忌み嫌われる動物。にまでなっていたんではないでしょうか?考え過ぎでしょうか?今まさにぼくこそ拡大誤解釈してますか?笑 こんな考察をしてみたくなるほどメキシコ人猫が嫌いです。 だからなのかなんなのか「わたしってヒトと違うミステリアスなキャラクターで通ってんの」的なメヒカーナ(メキシコ人女子)が「猫サイコー」的な言葉と愛猫の写真をSNSに公開していたりするのもうなずけます。決まって変わった友達のみがいいね!したりして傷をなめ合っていたりします。そのぐらいメキシコ人猫嫌いです。 ちなみにぼくは猫も犬も大好きで、その両方と仲良く暮らしています。 これからメキシコに暮らすみなさん。気軽に「猫派?犬派?」の質問に答えないように。この質問。罠です。というのは冗談です。いや冗談じゃありません。 真実はメキシコでこの質問に率直に答えてみたらわかりますよ。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 買い物、飲食3.0
- 滞在者(滞在期間:2015年11月~)2015/12/30
- 肉って洗いますか?「は?なに言ってるの?洗うわけないじゃん。」はい。僕もそう思っていました。 メキシコ人家庭で日本食をふるまおうとお好み焼き「豚玉」の準備をしていたときのことです。「ねえ。豚肉洗った?」「は?なに言ってるの?洗うわけないじゃん。」「ノー・マンチェス!(信じられない!)なんで洗わないの???」 そうなんです。メキシコでは肉は基本水洗いします。牛肉も豚肉も鶏肉も水洗いします。そのため調理前に表面が何となく白っぽくなってしまいます。因にひき肉はさすがに洗いません。が慎重にしっかり火を通すよう念を押されます。がアンブルゲサ(ハンバーガー)の肉は結構生焼けだったりもスルンんですけどね。その辺適当なのがメヒカン・マインド笑 なんでも衛生環境があまりよろしくない場所でおろされた肉に対する信用が全くないことから「肉を洗う」という習慣が出来上がっているようです。「生で食べる訳ではないし、だいたいの肉は火を通すので洗わなくたって大丈夫なのでは?」などと議論を持ちかけよう物なら家族全員から「ノー・マンチェス!(ふざけんな!)」の嵐です笑。 ちなみに調べてみると日本以外の多くの国で「肉は洗うもんだ。」そうです。 日本の常識が世界の常識。との大きな勘違いは、多くの日本人に見られます(僕自身を含め)が、まさにこういった臨機応変に柔軟な対応をとれない態度こそ「日本人は世界の田舎者」と言われ続けて久しい世界を知らない日本人の現状を旨く揶揄した言葉だと思います。 無人島にイタリア人とフランス人と日本人と美しい女性がたどり着きます。そこでそれぞれの違う国のヒトがとった行動は?というジョークがあります。イタリア人は女性を懸けて戦いを挑みます。フランス人は女性をみんなで共有しようと持ちかけます。日本人はというと??? 「本社に確認します。」 郷に入っては郷に従えの精神で臨機応変に「本社に確認」せず笑「肉は洗うもんだ。」と頭に叩き込んでください笑。
この口コミは参考になりましたか? URL