口コミ・評判32件
新規投稿- カリキュラム、教材4.0
- 元在校生(通学期間:2001年9月~2003年9月)2014/11/22
- カリキュラムは各レクチャーごとに比較的細かく定められています。初回レクチャーの時に冊子を配布され、第何週にどんな内容のレクチャーが行われるかなどが分かりやすく記載され、更に各レクチャーの予習に役立つ文献の名前などの情報がリストアップされており、関連性が高いものなどが星マークがついているなど、3ランク位で示されています。 時間がない、読むスピードが遅いなどの場合、星マークだけでも読んでおけば大抵大丈夫です。 ネットから落とせる物はよいですが、大半は図書館の文献が指定されています。しかし、一冊しかないのに誰かが借りてしまっていることもたまにありますが、学生同士で気を使いあう風潮があり、短時間だけ借りて図書館のコピー機でコピーするのが一般的です。友人同士で助けあいもあり、友人がコピーしたものをコピーさせてもらうなどしていました。 コピー機は日本の物より大分大きく、よく詰まり、更に1枚20円位?で少し高く感じます。今は流石に変わったかな?と思いますが…。私は当初日本からスキャナーを持って行きましたが、遅すぎて使わずという感じでした。今は高性能で早いスキャナーがあるし、持って行くのもいいかと思います。プリンターは現地で安く買えると思います。 少し話題がそれましたが、日本の大学と異なり、一つの講義に対して、別枠でワークショップがあります。 チームを組んで題材にそって調べ、チーム毎にプレゼンしたり、同じテーブルになった人達と議論したり、校外学習に出たり、擬似体験をやってみたりという感じで幾つかパターンがありました。レクチャーだけで終わる物が日本は多いですが、ワークショップがあると知識を定着化させることが出来ると思います。意見交換で違う観点からの考え方を学ぶことも出来ると思います。日本人の大半の学生は議論などは不得意の傾向ですが、外国の学生に聞くと、子供の頃から授業で議論をするのは当たり前だったとのことです。 成績は1つの授業につき、ワークショップの発表内容、論文、最終のテストの結果などで決まります。 テストは3時間位?論述式が通常です。ノンネイティヴは紙の辞書、且つカンニングになる書き込みがない物を持ち込み可能でした。使ってる時間はあまりないのが現実でしたが…。
この口コミは参考になりましたか? URL
- 講師5.0
- 元在校生(通学期間:2001年9月~2003年9月)2014/11/12
- 講師 先生は有名な方も多く、沢山の刺激を頂きました。能力のみならず、人間としても非常に尊敬出来る先生が多かったです。イギリスの大学ではありますが、先生の国籍は多岐に渡っていました。日本の大学よりも先生との接点が多く、身近な存在に感じました。フレンドリーな方が大半です。 有名な方ほど威張らず、謙虚であり、対応も丁寧です。論文執筆期間あたりには、予約は必要ではありますが、個別相談も受けてくれます。マンツーマンなので、より良い論文を書くためのヒントを沢山いただけますし、時には私物の文献を貸してくれることすらあります。指導も丁寧で学生を尊重してくれます。専攻過程の先生は、メイン、サブの2名体制です。 レクチャーもメイン、サブの先生が週によって入れ替わって行われます。 専攻過程のレクチャーの後は同じ専攻の学生達とキャンパス内のパブに飲みに行くこともよくありました。また、先生の家にご招待頂き、庭でバーベキューをしてくれたり、交流が多かったです。その様なオフの時でも先生のフィールド体験を聞けたりしたので、大変有意義に感じました。開発学部だったのですが、学術的観点だけで語るのではなく、実体験を交えて話してくれるので、理解しやすく、途上国の様子がリアルに伝わってきました。尊敬出来る先生方との交流を通じて、自分自身も大きく成長できたと思います。
この口コミは参考になりましたか? URL