口コミ・評判6件
新規投稿- 治安、安全
- 親族が在学経験者2016/06/28
- 出国する前は空港テロなどのがあり、大変心配していたが、治安はとても良い。 夜10時すぎでも幼児が外で遊んでいる(日本の夕方7時位の明るさ)。夜の外出も問題はない。店や官公庁やオフィス等は朝の9時頃から開くことが多く、昼の2時に閉まってしまう。その後夕方6時頃からまた開ける店が多い。手続き等は昼の2時までなので午前中にすませなければならない。治安も良いためか銀行のATMは銀行の外にあるのは驚きである。しかし銀行やオフィスは呼び鈴を押さないと施錠されており入ることができない。観光地ということもあり、警官が街によく立っており、観光客に道を聞かれている。観光客が地図を見ながら歩いている風景が目につく。また、地図を片手に歩いていると、グラナダの人から近づいてきて道を教えてくれることもよくある。
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- 講師4.5
- 元在校生(通学期間:2011年3月~2012年3月)2016/01/27
- グラナダ大学在学中に10人ほどの語学講師や教授と接する機会があったが、記憶に残っているのは何といっても訛りの強さである。グラナダはスペインの中でも訛りの強いアンダルシア地方に位置するため、講師陣の訛りもきつい。具体的には、複数形のsを発音せず、口の中に卵を入れているようなもごもごした喋り方をする。街中でも普段から訛りの強いスペイン語を聞いているため、学校で訛りありのスペイン語で学ぶことに違和感はなかったが、語学の授業のときはせめて訛りのないスペイン語で学びたかったと思う。と言っても、訛りのないスペイン語はどこにいっても存在しないとは思うが…。 講師の中にも語学を教える講師と専門の専攻を教える講師が存在し、専門を教える講師の方は容赦ないグラナダ訛りのスペイン語を浴びせかけてくる。 どの講師も優しく、平等に生徒を扱ってくれた。少人数授業なので、一人一人に発言の機会が与えられ、ほぼ全てのクラスでグラマーや作文の宿題が課される。授業内で添削されたり、提出した後に添削してくれ返却されることがある。レクリエーション好きな先生によってはフィールドワークや課外学習として校外に連れ出してくれることもあり、歴史や文化を座学ではなく実地で学ぶことで理解を深めることができたと思う。
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- 設備5.0
- 元在校生(通学期間:2011年3月~2012年3月)2016/01/27
- グラナダ独特の明るく白い校舎で学ぶ。歴史があり、どの教室も居心地が良い。私は語学を学ぶCentro Lenguas Modernasと法学部のキャンパスをよく利用した。どちらのキャンパスも街中にあり、通学もしやすい。近くまでバスが通っている。他のキャンパスは山側にあり、通学が少々しんどいときがあった。一人につき一つパスワードが支給されるので、パソコン室は授業のない時は自由に使うことができた。図書館も他のキャンパスから本を取り寄せることができたり、CDやDVDを視聴することができる。カフェテリアが併設されている建物もあるが、あまり利用しなかった。Centro Lenguas Modernasの設備の特徴はなんといっても古い建物を再利用して使っている点である。元は貴族の邸宅だったらしい。夏も暑すぎす、冬も寒くなく、パティオで友達と語っていたことが懐かしい。教室数は大体15くらい。大教室もあれば、小教室もある。人数やレベルで振り分けられるが、もちろん、上級者になればなるほど教室は狭くなっていく。映画や音楽の授業ではよくスクリーンを下ろして鑑賞会をした。古いけれども、設備が良く、安心できるキャンパスだった。
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- カリキュラム、教材4.5
- 在校生(通学期間:2015年9月~2016年7月)2016/01/20
- 私は現在、グラナダ大学の faclutad de ciencias de economia y empresa(経済、経営学部)に在籍している。カリキュラムとしては6つ程度のコースがありそこから選び四年間を通じて履修していくことになる。しかし、グラナダ大学は留学生が多いため交換留学制度やEUでの交換留学制度(Erasmus)への対応が手厚い。交換留学生は基本的にどの授業でも自由に履修することが可能である。また、国際関係事務室という留学生専用事務所がある為、問題などが発生した時の対処も割と安心である。履修登録はシラバスページを見て自分で一学期最大5講義まで履修が可能である。履修時だが、10月頭から開始され一日40人ずつしかできないため、朝6時から事務所の前に並び履修登録を行う。(事務所営業時間は9:00~14:00) これは各講義に定員があり先着で決定されるからである。しかし、人気講義はクラスが複数あったり似通ったクラスがあったりするため割かし思い通りに履修可能だ。教材は授業の一回目で知らされ、大学専用の本屋で購入可能だ。値段の高いものに於いては全ページ印刷などもある為安く済む。また授業については、学校も実際に出席し取ることを推奨している。これは、授業の教師によってアンダルシア訛り(Andaluz)があったり、教室の響き具合で実際に理解が難しいケースがあるからである。
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- ホームステイ5.0
- 元在校生(通学期間:1992年9月~1993年6月)2014/11/23
- 私は留学をアレンジしてくれた自分の大学のおかげで、アントニオファミリーの下でホームステイしながらの留学を経験できました。 ホームステイだったおかげで、スペインの日常をたくさん経験できました。毎日の生活の「常識」がどれもとても興味深かったです。 日本の牛乳の配達のようにフランスパンの配達があったり、食事のリズムの習慣がスペイン独特だったり、タクシー運転手のアントニオ父さんもシエスタをしに昼間はうちに帰ってきてしまっていたり!? 特に私の家族のお母さんアントニアは料理上手なお母さんだったので、料理大好きな私は家庭のパエリアの味を初めたくさんの料理のおうちのレシピを一年間教えてもらえてほんとうに嬉しかったです。レストランなどでは決して食べることのないおふくろの味。シンプルな塩味だけで、たくさんのやみつきレシピがあるスペイン料理。結構ベジタリアンなメニューが多かったし、とにかく美味しくお肉屋お野菜をいただくのにちょっとしたコツがいろいろとありました。 アントニアとは一緒に市場に買い物に行ったりして豚の脳みそやうさぎを買ってきたり、鶏肉は自宅で1羽さばいて食べるものだと経験したり・・・。今では当たり前のチュロスを家族分おつかいに行ったのもとてもおもしろい思い出です。 当時、既に日本のアニメがたくさん輸入されていて、それを息子たちが楽しんでいたのも印象的でした。 どれも寮などでは経験できないとてもリアルなスペイン生活でした。
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- 講師5.0
- 元在校生(通学期間:1992年9月~1993年6月)2014/11/23
- Central College(アメリカ・アイオワ州・ペラ)からの留学プログラムの一環として大学3年生の期間一年間をホームステイしながらグラナダ大学の留学生コースで勉強することができました。この留学生コースはヨーロッパやアメリカなどいろいろな国からの留学生にグラナダ大学の教授陣がスペイン語のみで指導していました。昔からピカソやダリやヴェラスケスといったスペインから排出された芸術家にとても興味のあった私はスペイン美術史の授業を選択しました。 その教授は、とても詳しくスペインの当時の宗教的政治的背景と絡めて、なぜこの時期にバロック芸術だったのか、なぜルネサンスだったのか、なぜピカソなのか等々の理論をとてもわかりやすく情熱的に教えてくれました。 また日本にいるとさらりと過ぎてしまうヨーロッパの近代史(二つの世界大戦ぐらいしか私は認識していませんでした)の背後で、1973年までフランコという独裁者の絶対支配下にあったというスペインの独自の事情からさまざまなスペイン文化らしさが産まれていることも深く学べました。美術史以外にも文学(特にガルシア・ロルカの戯曲)の授業が私にはとても面白かったです。 特に学生全員がスペイン留学生ということで、このコースの授業は全てスペインの基礎知識のない人向けに工夫されていました。ある意味スペイン人生徒の授業に参加するよりもよりスペインを理解するうえで充実した内容だと感じます。
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