口コミ・評判1件
新規投稿- 学校の雰囲気3.0
- 元在校生(通学期間:1994年1月~1996年12月)2016/12/16
- クライストチャーチ西部にある準私立校です。私が在学時は私立校でしたが財政難から準私立校へ格下げになりました。キリスト教の学校なので全てにおいて福音に基づくキリスト教思想が重視されます。私はこのキリスト教主義を目的に入学しましたが、留学生、特に日本人留学生は何も考えず、入学できたので入ったという人が大多数です。制服は深緑色の学生服を着用します(現在の制服は私が着用したものと少し異なるデザインになっている)。 若い教員は少なく、ベテラン教員の多い学校です。キリスト教思想を持つ学校なので、卒業生が教員となり母校へ戻り教職に就く人が多いので、教員の多くはこの学校の卒業生です。また自分の子をこの学校へ通わせる教職員が多いのも特徴です。 私がいた頃から財政難で留学生が多く(留学生は高額な学費を支払ってくれる)、当時は日本人留学生が20名いました(女子16名・男子4名)。日本人留学生は日本人同士でくっつくのでいつも一緒です。ほとんど現地生と関わりません。日本人留学生が現地生と仲良くしていると、そのことに嫉妬する日本人女子留学生が多かったです。日本人留学生に限定すると女子が大多数なので、女子特有の世界があります(裏で悪口を言い合うなど)。この学校へ留学希望なら、日本人女子留学生と上手くやれるかが重要になります。日本人留学生はほとんど勉強しないので学内では嫌われています。台湾や香港からの留学生は親・親戚と住んでいるので良く勉強しますが、日本人留学生は隙を狙っては逃げ出し授業をサボっていました。これはアジア系留学生への連帯責任となり、事あるごとに叱られます。目に見える差別はありませんが、教員も人間であり、人種の好き嫌いもあるので、教員によってはかなり厳しいことを言われます。おなじことを現地の白人生徒には言いません。アジア系の生徒が良い成績を残しても学内ではあまり良く思われません。白人の生徒が良い成績を残すと大絶賛されます。良い教員とそうでない人に分かれます。良い教員の評判は固定化され、そうでない教員も固定化されています。自分の子をこの学校へ通わせたいかと言えば、通わせたくありません。それでも自分の母校なので評価は「普通」に留めておきます。
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