口コミ・評判18件
新規投稿- カリキュラム、教材
- その他2014/12/30
- ケント大学では学部学科、取っている授業にもよりますが、一学期の間に一週間、もしくは二週間reading weekと言ってエッセーに集中するために授業がお休みになります。一週間授業がまったくないので、中には遠出して観光に行く人たちもいます。sleeping weekと冗談交えて言う人もいます。 私の場合はエッセイがあったので、15冊以上図書館から本を借りてきて、本当にreading week (読書週間)という名にふさわしい一週間となっていました。 図書館やコンピューター室に頻繁に通い、本やエッセーとにらめっこする日々が続きました。 やはり英語が母国語でない私たちは、本を読むにも、書くにもほかの人の倍時間がかかります。 でも、頑張った甲斐あってか、一つのエッセーではイギリス人の人たちより高い評価が得られて良かったです。 頑張れば、ネイティブではなくても、多少なりとも英語の表現が不自然なところがあっても、ちゃんと内容を認めてもらえます。 ちなみに春学期のreading weekの時は課題を早めに終わらせ、一泊二日の国内旅行にも行くことができたので、時間の使い方次第で、有意義な時を過ごすことができます。
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- 学生寮
- その他2014/12/30
- 私はキャンパス内のparkwoodという寮で、イギリス、フランス、スペイン、パキスタンの人たちと共同生活をしていました、文化の違いから大変な面もありましたが、ハウスメイトの絆を感じることができた場面もありました。ハロウィンパーティーで盛り上がっていた日のことです。 家に戻るとフランス人のハウスメートが嘔吐し、床に横になったまま動けず意識も朦朧としていたのです。 イギリス人のハウスメートが中心となっていろいろ処置をするもなかなか回復せず、真夜中でしたがナースに電話をしたり、キャンパスの警備員さんを呼んだり、結局数時間後迷った末に救急車を呼びました。 その間、国籍の違う人たちが皆一人のハウスメイトのために行動していました。 私たちの中で唯一イギリス人の彼は「俺は英語には問題はないし、事情もわかるから」と、フランス人のもう一人の女の子は「フランス語が話せるのは私だけだから」と名乗りを上げ救急車に同乗していきました。 それがもう午前3時か4時のことで、その二人が病院から戻ってきたのは翌朝9時。 一睡もせず付き合っていたのです。 こういったときに助け合えるハウスメートって本当にいいですね。
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- 遊び5.0
- 元在校生(通学期間:2012年4月~2013年4月)2014/12/30
- イギリスには、HOST UKと言って留学生を対象としたホームステイを提供してくれるプログラムがあります。受け入れてくださる家庭はボランティアつまり基本無償で素晴らしい機会を提供してくださいます。登録の際に少しお金がかかるようですが、多くの大学がこの費用を払って負担してくれ、私の場合もケント大学が負担してくれたため、払わずに済みました。 私が訪ねたのはロンドンの郊外、田舎町に住むキリスト教一家です。 イギリス人のお父さんとドイツ人のお母さん、後は小学生~高校生くらいの子どもさんが三人。ちょうど同じ時期に訪問してきた中国人の子と一緒に一晩お世話になりました。 駅で会ったときから暖かい歓迎を受け、おいしいお料理をごちそうになり、一緒に買い物に行き、お話をして、幸せなひと時を過ごしました。そして何よりの思い出はキリスト教についてたくさん教えていただいて、一緒に教会に行き、復活祭を祝い、洗礼式を垣間見られたことです。 イギリスでは29日金曜日はgood Friday(イエスキリストが処刑された日), 4月1日はEaster Monday(イエスキリストが3日後に復活されたという日)といい休日でした。 だからこの週末はキリスト信者の多いイギリスではとても大切な日なのです。 またbaptismと言い、キリストを信仰し洗礼を受ける式も同時に行われ、キリスト教の人たちにとっては一年で最も大切な日だったのです。お世話になった家庭の一番下の娘さん(11歳)もこの日一緒に洗礼を受けました。 行った教会は小さな建物で、地元の人たちが集う、日本でいえば町内会館、公民館などの役割をも担っているという感じでした。皆、一緒にキリスト教系の歌を歌い、お祈りし、洗礼式を行い、終了後はティ―タイムでお茶を飲みつつ交流をする。言葉では言い表せない感情を覚えました。たくさんの人たちが、アジア人の私たちを見て話しかけてきてくれました。 その後少し洗礼を受けた人たちだけでパーティをしました。 この二日間にしてキリスト教のことも、イギリスの家庭のこともたくさん学べて、帰国前の最高の思い出になりました。受け入れてくださり、この大事な日に教会に招いてくださり、ホストファミリ―には感謝してもしきれません。 大学で勉強しているだけでなく、こういうものにも視野を広げると楽しいですよ。
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- 学校の雰囲気4.5
- 元在校生(通学期間:2012年4月~2013年4月)2014/11/23
- ケント大学は比較的大きく、国際色豊かなだけあってたくさんのサークルがあります。 スポーツ系から、宗教系、文化系、学問系・・・。 本当に数えきれないほどあります。私は3つのサークルに入っています。 Japan society(日本サークル), Tudor society(イギリスの歴史区分のひとつ、チューダー朝サークル), Medieval society (これも歴史系、中世サークル)です。 Japan societyには日本人はもちろん、日本語や日本文化に興味を持った人がたくさんいます。イギリスでできた一番仲の良いと思える友達のほとんどはこのサークルであった人たちです。 イギリス人、アメリカ人、中国人、香港人、マレーシア人、ベトナム人・・・と国際色豊かです。みんなでロンドンに行ったり、ジブリの映画を見たり、パーティーをしたりと何かと楽しいイベント盛りだくさんです。 Tudor societyは名前通り、チューダー朝に関して学ぶ?サークルです。 チューダー朝系の映画を見たり、講義を聴いたりしています。少し堅苦しく感じるかもしれませんが、みんないい人たちで、チューダー朝系のお店にアフタヌーンティーに行ったりもしました。ほとんどが歴史専攻のイギリス人です。 Medieval society は大学のサークルではなく、カンタベリーの街を中心として活動している団体です。 おもに、ノルマン、アングロサクソン、ヴァイキング時代の服を手縫いで作ったり、その時代にフランスなどを相手に行われた戦いの劇?等の練習をしたりしています。 年に何度がイギリスの各地でイベントが開催され、それに向けて準備をしているのです。私は短期間参加しただけで、すべて終えることはできませんでしたが、手縫いで靴を作るというなかなかない体験もしました。
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- 遊び5.0
- 元在校生(通学期間:2012年4月~2013年4月)2014/11/23
- ケント大学のある、カンタベリーはイギリス南東部に位置していて、ロンドンまで快速列車で一時間、港に近いこともありフランスなど大陸の方にも簡単に行ける良い場所にあると思います。 歴史深い町で、勉強する場としてはとても良いと思います。カンタベリーには 世界遺産の大聖堂があり、多くの観光客が足を運びます。カンタベリーはローマ以前からの古い歴史があり、町は城壁(実はのちに建てられたもので比較的新しいのですが)に囲まれていて、ローマン博物館もあります。 6世紀にキリスト教布教がなされイングランド全体を統括する大司教座がおかれました。もっとも有名なのは12世紀にカンタベリー大聖堂で処刑されたトーマス・ベケッドです。ヘンリー二世とはもともと良い関係だったらしいのですが、教会の自由をめぐって対立するようになりベケットはヘンリー二世の部下の手で暗殺されてしまいます。ベケットの死後、ヘンリー二世はカンタベリー教会と和解に至り、ベケットに対して行ったことを反省し、ベケットはそれ以後今に至るまで多くの人に崇められる存在となっています。 チョーサー作のカンタベリー物語も有名ですね。 ロンドンからカンタベリーに巡礼に行く一行が順に道すがら奇想天外な話を語っていくという内容の物です。カンタベリー物語博物館もあります。 カンタベリーには多くの歴史が隠されていて、博物館も充実しているし、都会過ぎず田舎過ぎずとてもよい場所です。
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- 設備5.0
- 元在校生(通学期間:2012年4月~2013年4月)2014/11/23
- ケント大学の図書館の設備は素晴らしいです。4階建てで本の数も、パソコンの台数もすごいです。 特に授業で使う本は数が多めに用意されていて、多くの学生に本が行き渡るように貸出期間も一日、三日、一週間と短めに設定されています。それ以外は1か月間も借りることができます。 ちなみに20冊も同時貸出可能。ネット上で10回までの更新もできます。それでも誰かが借りていて本が手に入らないということが多々ありますが、そういう場合は予約および返却催促の手続きがネット上で簡単にできます。 図書館にはレベル設定されていて、上に行けばいくほど静かな環境となっています。 日本の図書館と違っていてよいのはカフェが併設されていること。 勉強に疲れたらカフェで一息つくこともできます。 カフェのある一階以外は飲食禁止ですが、飲み物の持ち込みは許されています。 コーヒーを片手にリーディングをするのが私の日課でした。 数多くのパソコンが用意され、学習室も豊富ですがそれでも学期末になると込み合います。 一つの空席でさえ見つけることが難しいです。通常、授業のある期間は午前12時まで開いています。今から5、6月のテスト期間に関しては午前3時まで開いています。 真夜中でも、学期末の間は多くの学生たちが必死に課題と格闘しています。
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- カリキュラム、教材5.0
- 元在校生(通学期間:2012年4月~2013年4月)2014/11/23
- ケント大学はイギリス国内でトップ10に入る素晴らしい大学です。総合大学なので、幅広い学部・学科から好きな授業を摂ることができます。私は言語学を専攻していました。 秋学期は音声学や音韻論を中心に、春学期は意味論、形態論、統語論に焦点を当てていました。そして、秋・春学期と通年して、英語教育の授業もとっていました。 一学期につき三つモジュールを取っていて、日本の大学に比べたら極端に授業の数は少ないし、一見楽なようにも見えますが、一回一回の授業の中身が濃く、事前に読む量も半端ないし、課題やテスト等も日本の大学に比べたら難しく自分で学習する時間がとても多いです。一つの授業(モジュール)はレクチャーとセミナーから成り立っています。一週間のうちにレクチャー、セミナー1つずつあります。まず、レクチャーで概要を学び、セミナーでは少人数に分かれて、議論をしたり、細かい演習を行っています。presessional(外国人向けの英語授業)の時とは違い、周りはほとんど全員がネイティブです。音声学では、ネイティブのほうの耳にはかないませんでしたが、中学の時から文法を学んできている日本人には、形態論、統語論はとてもやりやすかったです。イギリス人よりもずっとアドバンテージを持っていました。文法に関して、ネイティブとノンネイティブで意見が分かれ、本気で討論したのは良い思い出です。
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- 国際色、日本人比率5.0
- 元在校生(通学期間:2012年4月~2013年4月)2014/11/23
- ケント大学には世界中から学生が集まっていてとても国際色豊かです。キャンパス内を歩いていると様々な言語が聞こえてきます。ヨーロッパ、中国、タイからの人が多かったです。キャンパス内の寮に住んでいたのですが、私のハウスもフランス、スペイン、パキスタン、イギリス・・・ととても国際色豊かでした。相手の国の言語や異文化も学べるし、とてもよい環境です。JYAというプログラムで多くの日本人が来ていて、もちろん他の国から来た人に比べたら少ないですが、初めての留学で不安という人でも大丈夫です。私は英語の他に中国語を勉強していて、密かに中国人の人とも友達になれたらと思っていたのですが、言語学習の上でもケント大学はお勧めです。言語を学びたい人達で集まって、language exchangeを始めました。私が週に一度japanese sessionを開き、日本語を学びたい人たちに集まってもらいます。そしてみんなそれぞれ別の曜日に自分の母国語のセッションを開き、勉強したい言語のセッションに行くのです。私はjapanese sessionを担当し、chinese sessionにお邪魔しました。私達が始めたこの言語交換、私が帰国して1年以上たった今でも続いています。
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