メアリーウッド大学

アクセスはけっこう不便です。学校の立地は住宅街なのですが、公共交通機関がほぼないと思った方がいいです。まず、日本から学校へ行く場合は、私は、日本からシカゴ乗り換えで、ウィルクスバレ空港というスクラントンの空港に学校スタッフに迎えに来てもらいました。帰りは、彼氏にニューヨークのJFK空港に送ってもらいました。JFK空港の方が、航空券の選択肢はいっぱいありますが、渋滞やなんやらで２時間以上はかかります。一応、スクラントンの街からも長距離バスが出ているので、ニューヨークなど行く人はそのバスを利用する人もいます。街の中はほぼみんな車を持っています。車がないと不便で仕方ありません。車を持てない人は友達を作ったら大丈夫です。私も友達と彼氏の車にのせてもらって、遊びに行ったり、買い物に行ったり、問題なかったです。車があったら、高速道路もたくさん通ってるので、いろんなところに行けます。時間と気合があれば、東海岸のいろんな都市にいってみるのもいいかと思います。完全な車社会なので、自転車に乗ってる人はあまり見かけませんでした。学校から、スクラントンのダウンタウンには無料のシャトルバスが出ていますので、それを利用するとショッピングモールも行けます。

残念ながら、都会と比べると遊べるところはあまり期待できないかもしれませんが、私は勉強しながらある程度楽しめたかなと思います。でも、車があるか車を持っている友達がいることが前提です。映画を観にはよくいきました。映画の料金は日本より安いので、ひとまず新しい映画は全部見ました。そのほかはボーリングにもたまに行っていました。まぁ、飲みに行くほうが多かったですが。もし、友達にカラオケに行こう！といわれても日本のカラオケとは違って、バーに歌えるステージがあるところで人前で歌うということなので、私は遠慮しました。行ってもただ飲むだけです。あとは、友達に違う街のクラブに連れて行ってもらったりもしました。アメリカの子たちは踊りまくりますが、クラブ的な雰囲気は東京の方がいいかな。あと、この学校（街）でよかったなと思うのが、スキー場が近いということです！車で１５分くらいの普段行く映画館の近くにスキー場があるのです。学生のリフト券は約２０ドルくらいだったような…。とりあえずお気軽にスノボーを楽しみました。ボードやブーツはレンタルしましたが、ウェアは持って行ってました。ウェアはスノーストームの時にも活躍するので、持っていっていてよかったと思います。また、車で４０分くらいいけば、ほかのスキー場もあります。なので、スキーやスノボーする人にはとてもプラスポイントだと思います。

この大学のあるスクラントンには２つの大きめのショッピングモールがあります。その中の一つの街の中心にあるスクラントンショッピングモール付近には、学校から無料シャトルバスが出ています。しかし、夜遅くまで運行していないので注意が必要です。もう一つのショッピングモールは車でしかいけませんが、スクラントンショッピングモールよりちょっと大きめで、Macy'sというアメリカでメジャーなデパートも入っていたり、OLD NAVYやGAPなどもありました。周りには大きな本屋さんやTARGETという洋服や生活雑貨を売っているお店もあります。BEST BUYという家電量販店もあります。このあたりで一通りの買い物は済みます。高速で２０分くらいいけば、プレミアムアウトレットもあります。高速も無料なので、そんなに遠くには感じません。日本食材の買い物に関してですが、寿司の材料やしょうゆ、枝豆などはどこのスーパーにも売ってます。スーパーのWorld foodのコーナーにいけば、インスタントラーメンとかなんとなく日本の食材が手に入ります。しかし、友達は本格的に日本食材がほしい場合は、ニュージャージー州にあるお店に行くと行ってました。私は、半年間だけだったので、スーパーの食材だけで済みました。時々、煮物や酢の物を作ってみたりできました。

飲食についてですが、大学から歩いて行けるのは、コンビニのようなストアのみです。スーパーマーケットなどは車がないといけません。なので、留学生でも車を持っている子が結構いました。私は、友達に頼んで連れて行ってもらっていました。車があれば色々買い物やレストランなど行けます。私がよく行っていたのは学校からほど近い（それでも車で行ってましたが…。）Micky gannonというバーです。甘辛いたれがついたカラッと揚げられたChicken wingsにセロリのスティックがついて、ブルーチーズ系のソースをつけて食べるメニューや、クラム（貝）をよく注文していました。お酒は２１歳以上しか飲めないので、当時２５歳だった私も、「１４歳に見えるわ」といわれるくらいだったので、必ず身分証明書が必要です。一度、身分証明書を忘れたときには、バーで誓約書みたいなものを書いてお酒を注文しました。あとは、車で１０分くらいの範囲内には、一通りのマクドナルドやDUNKIN DOUNATSなどのファストフード店はあるし、スタバはあるし、スーパーマーケットやいろんなレストランもあります。おすすめは牧場直営のアイスクリーム屋さんです。雑でまったくオシャレじゃない店舗ですが、濃厚で美味しいです。お店の名前は忘れましたが、きっと友達とかに聞いたらあ～あそこね！と教えてくれると思います。シングルでも結構な量ですが、ダブルで冬でも食べてました（笑）

アメリカ合衆国なので、基本的に白人系、黒人系、ラテン系、アジア系、色々な人種がいますが、ペンシルベニア州のスクラントンという街は、大きな街じゃないので、メジャーな大学に比べると留学生は少ないです。私がいたときは、日本人は私を含め３人しかその学校にいませんでした。その中の一人はもう高校生からアメリカにきている子で、日本人の雰囲気はゼロでした。なので、日本人が少ない学校がいいという人にはいい学校だと思います。友達になるのはその他の留学生や同じ寮のアメリカ人の子とは友達になりやすいです。日本語はほとんど使う機会がないので、英語漬けです。一番多い留学生は、ペルーやメキシコのラテン系です。そのほかはロシアやバルト系の留学生です。アジアからの留学生は、一番多いのが台湾から、その次に韓国、そして日本という感じです。その他はインドネシアからの留学生がいました。なぜか私がいる間は、中国からの留学生は全くいませんでした。インターナショナルクラブがしっかりしているので、留学生が集まって知り合ったり、いろんなアクティビティをしたり、バス旅行をしたり、仲良くなる機会はたくさんあります。留学生に対しても基本的にみんな優しかったです。

カトリック系の大学なので、古い教会が１つと、新しいモダンな教会が１つあります。校舎は、一つだけちょっと古めかなという感じでしたが、その他は近代的な比較的きれいな校舎です。音楽や芸術系の学科もあるので、アトリエなどもあります。郊外の学校なので、生徒のほとんどが車を持っているので、駐車場もたくさんあります。寮も学校の敷地内に色々なタイプのものが点在してます。円形の図書館があるのですが、そこまで大きな図書館ではありません。本の数もあの大きさから考えるとあまりないでしょう。私はESLの生徒だったので、あまり利用する機会がなかったです。この学校で一番感動したのが、地域の方も利用できるスポーツジムです。とてもきれいで、生徒は無料で利用できます。エアロビクスなどの色々なプログラムも無料です。私はいろんなマシーンを使うスポーツが余る好きではなく、エアロビによく参加していました。マットなども借りれるので、室内用の運動靴と、動きやすい服装、学生IDさえあれば、簡単に参加できて、とてもいいリフレッシュになります。それと、アメリカの大学の売店は結構充実しています。文房具から、大学のロゴが入ったスウェットやTシャツ、帽子など、面白いアイテムがたくさんです。アート用品もあります。それと、その売店の横には小さな娯楽スペースもあり、ビリヤードや、なんというかわからないゲームの台など…。ちょっとの待ち時間などで売店で色々みたり、娯楽スペースで遊んだり時間潰しをしていました。

ランチなどで、ちょっと買って食べる感じの小さいカフェテリアが２個程度だったような。そこでは、よく朝マフィンを買ったり、ランチではスープなどを買っていました。そして、メインの大きなカフェテリアが真ん中に一つあります。そこはよく夕飯に利用していました。ランチもゆっくり食べる時間があるときは利用していました。新学期に１年分、または１学期分のカフェテリア利用の仕方を決めて、金額か回数で購入して、学生IDに登録します。私は、１学期に何回分という感じで購入しました。このメインカフェテリアはビュッフェスタイルで、結構な選択肢があります。その日その日でメニューは違うんですが、エスニック系だったり、お肉系、魚系などなど色々です。フルーツもヨーグルトもあるし、ケーキなどのデザートも。サラダも結構いろんな種類があるし、ドレッシングもいろんな種類があるので、けっこう楽しめます。ただ、どれだけでも食べたいだけ食べれるので、食べ過ぎには注意です。驚いたことは、アメリカ人の生徒は、よく食後にアイスクリームをてんこ盛りに食べます。トッピングもあるんです。いかにも大盛り高カロリーなアメリカの食事がどれだけでも可能ですって感じです。でも、このカフェテリアのおかげで、大雪で外に出れないときでも食事に困ることはありません。