サラマンカ大学

サラマンカ大学のスペイン語教育はピカイチだと言えます。授業は丁寧ですし、設備も申し分なし。また、DELE（英語でいうTOIECのようなテスト）を普段授業を受けている施設で受けられるので、変な緊張をすることなく、リラックスしてテストに臨めます。講師陣は各国の生徒の特長を掴んでいるので、日本人への理解もあります。

2016年に日本の高校卒業後、外国人としてスペインで大学受験をして、サラマンカ大学に入学しました。 今は一年目なのであまりしっかりとしたコメントはできませんが、カリキュラム、教材などは満足しています。学部変更も簡単にできるので、その辺は自由でとてもいいと思います。他の学部はわかりませんが、私の学科は教科書や本など、授業の中では使いません。みんなノートをとったり、上の学年の人たちの板書をまとめたものを参考に勉強しています。 サラマンカ大学は日本の大学との提携が多いので、日本人学生はたくさんいます。そういった環境はマイナスに見られがちですが、同じ文化を持った者同士、助け合えるので多少はそういった友人が必要です。時々、日本人ばかりいると日本語ばかり話してしまうので嫌だ、と言う学生を見かけますが、それは本人の努力次第だと私は思います。

私はサラマンカ大学のcursos internacionalesでスペイン語を勉強していました。クラスは大体15-20人程度で質問もしやすくとても楽しい雰囲気です。先生も私の担当だった方は皆明るくて分かりやすい授業でした。大学内はWiFiもあってどの棟も綺麗です。サラマンカ内に沢山棟があるので移動教室が少し大変なこともありますが総合的に私はここの授業を選んで本当に満足しています！ サラマンカは１日で歩いてしまえる程小さな街で、たくさんバルやディスコテカもあって毎日夜遅くまで沢山の人がナイトライフも楽しんでいました。学生の街なのですごく安全で人もみんな優しい人が多いです。また、旧市街はすごく綺麗で中世のヨーロッパの街並みが素敵です。特にサラマンカのプラサマジョールは他の町のものと比べても断トツに美しくて毎日通っていました！あと、私が1番楽しかったのは12月の中旬にあるnoche vieja universitariaです！その日はプラサマジョールがディスコテカのようになってスペイン中から人が集まってきます！学生の街だからこそのあの盛り上がりだと思うので、スペインのサラマンカでない町に行ったとしても是非参加してほしいです！！

Cursos Internationalesに在籍しました。語学コースですが、やはりスペインで本場のスペイン語を学ぶなら、さらに本場のカスティリャ語を学ばなければ！と思って学校を探したところ、サラマンカ大学の歴史（1218年に創立された。日本だと鎌倉時代、承久の乱とかの頃。）やその建物のすばらしさに目を奪われて、入学を決めました。 サラマンカに行ってみるとその印象は間違いなく、本当に町中歩いても息をのむ美しさの建物ばかりのその中でも、サラマンカ大学は素晴らしいものでした。Cursos InternationalesがあるPatio Menorは、女性的な、控えめな美しさがあり、ガラスの表示や事務室の看板が無ければ、いまにも中世のドレスをまとったどこかの貴族出身の学生が、ドアを開けて分厚い教科書を抱えて出てきそうな…。 それから、さらに素晴らしいのがサラマンカ大学の図書館です。分厚い木製のドア、高さ3mはあろうかという巨大なものですが、それにくぐり戸が設けてあります。重厚な彫刻もいつの時代のものでしょうか。そんな入口に圧倒されながら中に入ると、ガラス張りの入口になっていて、中は近代的なつくりです。試験期間中は学生であふれていて、私のような外国人留学生が入る余地はないのですが、すいている時期にはときどき顔を出していました。 Cursos Internationalesが開講されている建物は新しく建てたもののようで、中も清潔で気持ちのいいところです。伝統的なものと新しいものがうまく混在して、やはりこういうのは歴史のある土地じゃないと体験できないので、とても貴重な留学生活になりました。