カリフォルニア大学デービス校

夏期短期語学プログラムに参加したということもあり、日本人があまりにも多かったのが残念だった。(一部クラスでは100%日本人) 反面、教師の指導は分かりやすく、授業も面白く学ぶことができた。設備も非常に充実していた。

大学の敷地がとても広く公園みたいで勉強しやすい環境でした。またとても田舎なので遊ぶところもあまりなく勉強するしかなかったです。専攻がたくさんあり自分が勉強したいことを勉強できると思います。先生方はとても親切でした。

私はUC Davisで和太鼓のサークルと日本語と英語の会話の集まりに参加していました。現地の大半の大学ではそうだと思いますが、パフォーマンス系のサークルには事前にオーディションがあり、それに受からなければメンバーにはなることができません。私はどうしてもサークルに入りたかったので、オーディションをへて太鼓団の一員として一年間活動に携わりました。カリフォルニアにはアジア系の移民が多く、どのコミュニティでも留学生に寛容だと思います。太鼓団の現地メンバーもみな優しく、とても充実した一年を過ごせました。デービスは田舎町風であり、アミューズメント施設も少ないので、勉学には集中できるかとは思いますが、サークルに入って勉強以外のことをするのをお勧めしたいです。

家賃が月に3万円という安さが、とにかく学生にはよかったです。寮やホームステイではなく、一般のアパートを自分で借りないといけなかったので、その手続きを一人でするのは不安でした。しかし、ルームシェアをしてくれる現地の友人のサポートで、なんとか無事入居しました。 水回りの住宅設備機器が、月に1回は詰まって修理をしてもらっていました。また、wifiもすぐ繋がらなくなるという不便も。これらは、家賃が安いからというより、この地域全体であることのようでした。

私が夏に短期留学をした時は日本人の数が多くて、私のクラスは12/14人が日本人でした。留学初心者で英語に自信のない人にはオススメかもしれませんが、英語をバリバリ勉強したい方にはオススメできません。ただ上位クラスに行くと他国籍の留学生が多くなるので、自分の英語力が高めだなと思うのならいいと思います。

・買い物 日常的な買い物(食料品等)に関しては、SafewayやTargetがあるため、問題ないと思います。 また、高く、品ぞろえもよくないですが、アジアの食料品店もあるため、普段の生活には困りません。 ただし、洋服等となると、ほとんどお店がないため、大方の人は週末にサンフランシスコやサクラメントに日帰りで買い物に行くケースが多いです。サンフランシスコやサクラメントには日系スーパーもあり、そちらの方がDavisのアジア食料品店より安く、品ぞろえも良いため、街に出かけた際に日本の食材を買う人が多いです。 また、本など学習に関する買い物は、UC Davis内の生協に行けば困ることはないと思います。高い教科書もUSED品は安く販売していますし、学習道具はほぼ一式デザインに拘らなければ生協で購入することが可能です。 ・飲食 アメリカン、チャイニーズ、タイ料理、メキシカン、日本食等様々なレストランがDavisのダウンタウンにはあるので、お金があれば、飲食には困りません。 日本食はアメリカンなスシレストランが多いですが、少し高めの日本食屋さんに行けば、ほぼ日本と同等の日本食を食べることができます。

設備はかなりいいと思います。 ・図書館 非常に大きい図書館があります。 コンセントも、wifiもあるため、勉強するには申し分ない環境です。 ・ジム ARCというかなり本格的なジムがあります。UC Davisの学生なら格安でジムを利用できます。 授業の空き時間や授業後等に多くの学生が汗を流しています。 筋トレマシンから、ランニングコース、スカッシュのコート等、様々な設備が用意されております。 また、追加でお金を払えば習い事感覚でスポーツを学べます。毎Quarter最初には体験授業等があり、それは単位には反映されないものの、毎回定員オーバーになるほどの人気です。 ・wifi 大学ではほとんどの場所でwifiが飛んでおり、Internetに関してはストレスなく使用できると思います(Student ID等が必要になりますが)。 課題提出等をInternet上で行う授業もあり、InternetはUC Davisの学生であれば必要不可欠だと思います。 ・食堂 キャンパスの中にハンバーガーショップやスタバ、タコス等が食べれる場所があり、不便なく食事ができます。 また、大学の外にも食事をする場所が多数あります。

・国際色 カリフォルニアということもあり、様々な国の人が学んでいます。特に中国人、韓国人といったアジア系の人が多いです。 また、アメリカ人と言っても日系アメリカ人、メキシコ系アメリカ人等、色々なバックグラウンドを持っている方がおり、積極的にかかわろうと思えば、世界中の人たちと友達になれるのではないかと思います。 ただ、やはり中国系は中国系など、同じ人種で固まる傾向が多いように感じました。 ・日本人比率 日本人比率は高いと思います。 現地の正規大学生はそこまで多くない印象ですが、Extension Centerに通ってる短期語学留学生のうち、大多数は日本人と韓国人でないかと思います。 また、日本人コミュニティーのサークル等もあり、授業以外は日本語で過ごそうと思えば、過ごせるのではないかと思います。 日本語の授業もUC Davisにはあり、日本人・日本の文化に興味を持っている生徒も多いです。日本人は日本語のTutorを行うこともできます(単位がもらえます)。 上記の通り、様々な人種がおり、非常にオープンな環境ではあるので、ご自身の行動次第で様々な人とかかわれる機会はたくさんあると思います。

Davisの住人の大半はUC Davis関連の方ということもあり、治安は非常に安全です(安全すぎて警察の仕事が少なく、自転車が「止まれ」の時に止まらなかった、ということだけで警察に切符を切られた人もいます)。そのため、治安という意味では心配されることは何らないと思います。 安全面でも、特に問題はありません。大学生町でかつ田舎なので、来ている学生も真面目な人が多く、所謂アメリカ、というような身の危険を感じたことはありません。1点だけ不安要素があるとすれば、自転車社会の町なので、自転車の盗難が多いです。そのため、自転車のロックは皆さんしっかりしたものを購入して対策しています。 また、Davisは困った時も助けてくれる良い人が多い気がします(トイレに行きたいので荷物見ていて、と知らない人に言われたことがあるくらい、信頼関係がある町です。それを真似てアメリカの他の都市で行ってみたところ、断られました)。 そのため、アメリカの治安に関して不安を感じている人にとってはDavisは留学するには非常に良い町だと思います。ただ、油断しすぎて問題が起きても困るので、最低限の注意は払ったほうが良いと思います。

休みの日の過ごし方についてお話します。 デービスはほんとうに何もない田舎町ですので、週末は、down townやuniversity mallで遊ぶ以外では、友人に車でどこかに連れていってもらったり、電車を使ってサンフランシスコなどまで遊びに行ったり(片道2時間弱)、バス(学生証があれば無料の区間あり)で大型スーパーに買い物に出かけるなどしていました。特に、サンフランシスコはショッピングをするもよし、景観を楽しむもよし（ゴールデンゲートブリッジは是非観てください）、とてもよい街でしたのでよく行ってました。日本食が恋しくなった時は、車で30分位のとこにある日本食スーパーに、日系アメリカ人の友達が連れてってくれ、毎回2週間分の食事を貯め買いしたものです。コストコやイケアなんかにもよく行きましたね。ただ、やはり交通の便が非常に悪いので、車を出してくれる友人を作るのが必須です。車を出してくれる友人としては、なるべく上の学年の人がいいですが、freshmanと仲良くなると、通常上の学年は入ることのできないビュッフェ形式の学食のパスを貰え、一緒に学食を楽しむこともできます。また、freshmanは基本寮生活なため、仲良くなって寮に遊びにいき、寮で友達を作ることもできます。良い友人を作るのが、週末を充実させるコツです。