口コミ36件

  • cyan
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    管理、お手入れ4.5
    元在校生(通学期間:2006年1月~2008年1月)2016/01/17
    オタゴ大学のシンボルといえばClock Tower。観光ガイドで「オタゴ/ダニーデン」を開くと必ず載っているような有名スポットにもなっています。オタゴ大学は145年以上の歴史を誇る国内最古の国立大学で、そのゴシック調の建物はニュージーランドの中でも深い伝統や歴史的重厚感といった雰囲気を醸し出しています。よって、古い建物が多いのですが、それと同時に新しい最新建築のような建物もあるのが良い意味でミスマッチしており、古代・近代が混じり合った空間が特徴です。また、基本的に授業の内容(理解度テストや講義情報、自分の成績等)はIDとパスワードでログインをする「Black Board」という専用サイトがあり、そこで全て情報が管理できます。また、エッセイなどの提出物も手書きでの提出はNG。必ずワード形式で作成・印刷してから提出します。(事前に課題が出される時はフォントの種類や改行のルールなどが指定されます)田舎というイメージが強いニュージーランドですが、オタゴ大学の施設は、ある意味日本よりもハイテクでインフラが素晴らしいと感じました。また、卒業した今でもアルムナイ広報が日本の住所に定期的に届きます。卒業してからも国を越えて大学との接点がずっとあるというのは素晴らしいなと感じています。

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  • cyan
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    食堂4.0
    元在校生(通学期間:2006年1月~2008年1月)2016/01/17
    日本の大学の食堂のイメージがつかないので比較が難しいですが、お盆を持っておかずを選ぶようビュッフェ的なもの(?)はありません。メインとなる食堂はCentral Libraryの校舎内にあり、いわゆるフードコートのような形で日本食や中華などのアジア系の料理からエスニック、ファストフード系のものまでお店が色々あります。広いカフェテリアのようなイメージでしょうか。個人的にはあまり利用していませんでしたが、多くの学生が集まっています。ただどうしても食費を考えると高くなってしまうので、構内のカフェや売店でサンドイッチやお寿司を買って食べることがほとんどでした。基本的に、友達同士でどこかに行って食べたりというのはなかったです。というのも、(これも学部によると思いますが)ほとんどの生徒はそれぞれ取っているPaperが違うので、出席する授業も毎日バラバラとなります。1日の予定というのも、自分のスケジュールに基づいて行動するとほとんど一人で過ごすことも多く、自由気ままに校舎を移動したり、図書館で勉強したり…という流れが多いかと思います。構内を出れば、近くにお店もあるので、その日の気分によって好きなように食事はできるんじゃないかと思います。(もちろん日本の都心等と比べるとお店の数やバラエティは少ないですが)

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  • cyan
    日本
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    国際色、日本人比率3.5
    元在校生(通学期間:2006年1月~2008年1月)2016/01/17
    基本的に人種は国際色豊かですが、若干の人種差別を見たことがありました。私のアフリカ人の友達は、学生ビザの手続きを行っているところの担当者が人種差別をする人だったために、思ったように手続きをしてもらえなかったり、取り合ってもらえなかったりというトラブルにかなり悩まされているようでした。その時は学校側にクレームを言ってその担当者を訴えたそうですが、事実を確証するものがなかったのか、結局認められずに流されてしまったようでした。私自身も、構内のカフェテリアで売店の白人店員のおばさんに人種差別的な言動を取られたことがあります。普段は白人の大学生にはにこやかでフレンドリーに対応する「優しいおばちゃん」なのですが、自分の番(アジア人)になると対応がガラっと変わり、意地悪そうな口調で対応してくる感じでした。街中での出来事ならまだしも、自分の通っている国際色豊かな大学という場所でそういった行為をされてしまっている事実は悲しかったです。私が在学している3年間で経験したのはそのくらいでした。その他、日本人率は低い学校なので、学部によっては自分だけしか日本人がいないなんていう場合もあります。ただし、同じ大学内で日本人コミュニティはすぐに認知されるので、あっという間に日本人の友達が出来ると思います。(といっても規模的には少人数ですが)ここでできた仲間は、帰国後、大学時代の貴重な友達になっています。

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  • cyan
    日本
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    設備5.0
    元在校生(通学期間:2006年1月~2008年1月)2016/01/17
    この大学の一番の素晴らしい施設は、図書館(Central Library)だと思います。日本の図書館のイメージは静かで本に囲まれている(ちょっと暗い感じの?)雰囲気かもしれませんが、この大学の図書館は見た目はアートでスタイリッシュな建築物(全面ガラス張りです)となっており、中はとても広く、天井も素晴らしく高く…リラックスできるような空間が広がっています。書籍以外にも、DVDやPCの仕様、グループ課題ができるような個室スペースがあったりと、充実しています。この落ち着いて集中できる空間から、私はエッセイを書く時や試験勉強は全てここでやっていました。特に試験前は多くの生徒で特に込み合うので、勉強できる机が埋まることも多いですが、上手く朝のピーク時を避けて15時から21時頃まで居座るような感じが多かったと思います。エントランスを抜けると、すぐにカフェスペースがいくつも立ち並んでいるので、軽食を買ったり休憩をしたりすることもできますし、生徒のほとんどが毎日のように使う場所なので、友達と偶然会う…なんてことも頻繁にあります。この大学での学生生活の中でも特にお気に入りの場所でした。おそらくニュージーランドの大学の中でもここまでの規模の図書館を持っている所はまず無いと思います。とてもお勧めです。

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  • cyan
    日本
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    遊び4.0
    元在校生(通学期間:2006年1月~2008年1月)2016/01/17
    学生の街ということもあって、ほぼ徒歩圏内で衣食住の全てが整うような、非常にコンパクトな街でした。大学から徒歩15分程度で行ける町の中心(オクタゴン)まで行ってしまえば、ほぼこの街のエンターテイメントが出そろうくらいです。といっても、学生同士での遊びと言えば、映画を見るか、夜にバーに行ってお酒を飲むか…くらいしか正直この街にはありません。それよりも、大学生同士間のフラットに遊びに行ったり、パーティをしたり、外でタッチラグビーをしたり、少し車を走らせてビーチに行ったり…という感じで、日本の大学生の生活とは全く違うと思った方が良いです。フラット生活自体は大学から徒歩圏内に沢山ありますので、通学に困ることはありませんし、友達のフラットにも徒歩で通えてしまいます。とにかくコンパクトなので、バスや電車を使うような生活もありません。(3年間生活をしてバスを使ったのは、どこか遠出をする時ぐらいで、数回あったかなかったか…くらいの記憶です)基本的に日本のような娯楽は期待しない方が良いですが、勉強で毎日が忙しいので、そこまで遊びに没頭したりバイト三昧をするような余裕はないと思って良いと思います(笑)逆に誘惑が少ないと言う事を思えば、勉強には適した環境と言えるかと思います。

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  • cyan
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    医療、子育て2.5
    元滞在者(滞在期間:2004年3月~2004年11月)2016/01/09
    オークランドを含め、ニュージーランドでは日本のように内科や皮膚科等、自分の好きな病院を選んで受診するという事が出来ません。GP(General Practitioner)という、どんな症状でもとりあえずオールマイティに見て貰える機関があり、いわゆるそこが「病院」という位置づけとなっています。GPで診断を受けた後に、更に専門家の診断・治療が必要であると判断された場合は、紹介状を書いてもらう流れとなります。日本の医療に慣れている私たちにとってこのシステムというのは結構不便で、明らかに自覚症状で「耳がおかしい」「皮膚がおかしい」という症状が分かっているのに、ダイレクトに専門機関に訪れることができないのはストレスとなります。なので、日本にいる時に治せるものは治していくのが一番だと思います。また、紹介されても予約が取れない場合もあり、基本的に重症患者が優先されるため、なかなか自分の治療まで回ってこないということもあります。(そこまでの病気にかからないことを祈りますが…)日本で海外保険に入る際には、現地での付添+通訳付きのものもあるので、英語に自信がない人はそういったものを利用しながら、現地で専用の電話番号に問い合わせて対応してもらうのが良いと思います。

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  • オークランド・インステチュート・オブ・スタディーズへの投稿
    cyan
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    学生寮3.0
    元在校生(通学期間:2005年2月~2005年10月)2016/01/09
    設備はジムや食堂、学生寮などもあり色々整っていますが、非常にシンプルかつ若干老朽化もあり、日本程のクオリティではないかもしれません。私は寮生活をしていましたが、門限が決められていたり、異性を部屋に入れてはいけない等のルールがありました。必ず入口のレセプションで管理人の人が見ているのと、顔を覚えられているのでバレると止められます。ただ、教室までの距離はとても近いので通学には非常に便利でした。特にオタゴ大学のFoundation Yearはカリキュラムがハードなので、朝から晩まで勉強していると睡眠時間の確保が何より大切でした…。昼食はビュッフェスタイルのものが用意されており、日本人の口にも合うようなものが多かったです。夜は学生寮から近い食堂に行っていましたが、こちらはおかずを3種類くらい選べるプレートの料理か、サンドイッチ類が売っていたと思います。持ち帰って部屋で食べることもあれば、そのまま食堂で食べることもありました。学生寮にはFoundation Yearの生徒だけでなく、語学を学びに来ている人や、CertificateやDiplomaを専攻している人まで、色んな人たちが住んでいました。ここでは日本人もちらほら見かけましたが、大半は中国人、韓国人で、共有スペース(トイレ、シャワー、冷蔵庫)のマナーが非常に悪く、その点だけは頂けませんでした。

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  • オークランド・インステチュート・オブ・スタディーズへの投稿
    cyan
    日本
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    国際色、日本人比率4.0
    元在校生(通学期間:2005年2月~2005年10月)2016/01/09
    オタゴ大学のFoundation Yearを受講していました。年2回の入学のタイミングがあり、日本人はほとんどいません。時期にもよるかもしれませんが、私の時は0人でした。(その分、英語しか話すことがないのでスピーキングやリスニングは伸びました)驚いたのは、クラスメイトにニュージーランド人も含まれていたこと。現地の高校で規定の点数をクリアできず進学出来なかった人も中にはこのコースを受けていると知りました。その他には、中国、韓国、インド、アフリカ、サモア系の人たちがいました。日本人は勤勉な傾向が高く、熱心に勉強する人が多いですが、その他の人たちはなかなかこのハードワークについていけず、途中でドロップアウトする人も何名かいました。中には1年勉強しても、最後の試験で目標の点を取れずに再度やり直すということもザラにあります。(クラスメイトが2年目の人だった、ということもあります)このスパイラルから抜け出せず、なぜかFoundation Yearばかりを何年もやっている人も本当にいるので、1年は本気で勉強すると誓って臨んだ方が良さそうです。ただし、クラスメイトの人たちとは1年を共にするということもあって絆は深まりますし、合格すればそのまま一緒にオタゴ大学に行けるので、入学後に一人ぼっちということもありません。

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  • オークランド・インステチュート・オブ・スタディーズへの投稿
    cyan
    日本
    0人が「参考になった」と評価
    カリキュラム、教材5.0
    元在校生(通学期間:2005年2月~2005年10月)2016/01/09
    この学校にあるオタゴ大学のFoundation Yearを受けていました。オタゴ大学付属の語学学校にも似たFoundation Yearはあるのですが、オークランドで受講が出来ると言う点もあって、語学学校での学びを終えた後に入学しました。期間は1年間で、オタゴ大学に入学するための必須科目とそれに伴うGPAを取得します。入学したい学科によってそのGPAの点数が異なるので、レベルの高い学科(医学や法律系など)を専攻したい人はそれなりの高い点数が求められます。授業は文系・理系によって学ぶ科目が異なりますが、文系は、①Academic English、②Economics、③Maths、④New Zealand Studies、⑤Current Issues、⑥Computing の6科目を勉強しました。大学準備コースだからと甘く見ていたら予想以上にハードすぎて勉強は大変でした。特に慣れないエッセイの提出は苦しかったのを覚えていますが、ここでの勉強が後に大学に入ってからかなり活きました。(たぶん取っていなかったら確実に授業についていけなかったと思います)講師はとてもレベルの高い人たちばかりで親身になって授業をしてくれますし、相談にも乗ってくれます。生徒の管理をしているコーディネーターの人もいるので、手続きや進路や学部選考などで迷った時にも相談できます。いざ大学に出願するという時にも、一緒にフォームを記入したりしましたので、手続きに関しては個人でやるよりスムーズでした。

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  • cyan
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    その他レジデンス3.5
    元在校生(通学期間:2006年1月~2008年1月)2016/01/09
    最初の1年間は、大学の方で用意してくれた学生用のフラットを申込んで利用しました。大学が確保している専用フラットがいくつもあり、そのほとんどは大学まで徒歩5~10分程度で通学が可能な便利な立地にあります。あくまでも空きがあるところに入れて貰えるような形なので、自分で具体的な場所やフラットメイトを選ぶことはできません。事前に与えられるのは、住所と共同生活をする予定の人の簡単な情報のみです。フラットメイトは全員が同じ時期に入学する人とは限らないため、中には大学2年生の人や、一時帰国中で部屋にいない人などもいます。私の場合は、到着したときには誰も住んでおらず、自分で電気や水道を契約しました。この手配の流れは、大学から「電気・水道が開通していなければフラットの誰かの名義でスタートさせるように」という書面・対面での指示があります。ネットも開通していないので、個人契約をしましたが、フラットメイトで希望者がいればシェアして安く支払う事もできます。この辺は一般的なフラット生活と大きな差は無く、あくまでも「オタゴ大学の学生のみのフラット」という位置づけになります。フラットメイトとの相性は運任せにはなるので、国籍・価値観の異なる人同士での生活は大変なこともありましたが、それも今となっては良い思い出です。

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