サンフランシスコ

文化の違い、慣習の違いについてです。ぼくの２人目のルームメイトはタイ人でした。彼は40歳手前くらいでいたかね。teaと言います。彼もすごくおもしろい人で、タイでやくざをやっている人でした。そこまで悪いことはしてないようでしたが。金貸しの経営状態をよくタイの従業員と連絡取ってましたからね。そこで彼の壮大な夢はラスベガスかロサンゼルスに輸入関係の会社を作ることでした。そのために英語がどうしても必要ということで留学に来ていました。よく風呂上がりはパンツ一丁で背中と下腹部の入れ墨を見せてくれました。夢が叶ったら入れていると言っていました。そんなteaは他にもちいさなサイドビジネスをやっていて、アメリカでジャッキーっていうんですかね、恐い顔した人形を見つけては買って売っているようでいた。詳しいことはわかりませんが。そんな興味深いteaだったのですが、ある時、事件が起きました。teaの宗教ではタイ人の血はすごく尊いとかで、他のものに汚されてはならないという想いがあるそうです。それはどういうことかと言うと、タイ人同士で喋るときはタイ語を使わないといけないんです。そこで、僕のほかのタイの友達の子が彼女は絶対タイ語を話さないんです。アメリカにいるのだから英語で話すべきだと。そこで彼らがぶつかったんです。どのように解決したかはわかりませんが、なかなか大変だったようですね。宗教の問題には慎重になったほうがよさそうですね。

文化の違い、慣習の違いで戸惑ったこと、トラブルになってしまったことです。ルームメイトとハウスメイトの話なんですが、私の最初のルームメイトは30歳くらいのタイ人でした。彼の家族は金持ちなので、私がそこに来たときには彼はすでに１年近く滞在している状態でした。なので、それは流暢な英語を話すのかと思えば一番下のクラスから二つ目のところだったのです。僕は最初の診断テストで真ん中のクラスだったので、彼より大分上でした。彼はすごく陽気で前向きに考える人でした。宿題なんかしなくともアメリカにいれば自動的に英語が喋れるようになると信じていましたし、なんどもそれを僕にタイ語で言っていました。２，３カ月何事もなく平穏に過ごしていたのですが、あるとき僕らの部屋ですごい叫び声と物音がしたので、みんなで見に行ってみると彼が号泣しているんです。そして携帯から何から投げまわって暴れていたんです。みんなでなんとかなだめて様子を聞くと、彼女とケンカしたらしいんです。なんだそんなことかとおもいながらも親身なって話を聞いてなんとか落ち着くことができました。しかし、それから１週間後、彼女に合わないと我慢できないと言いだして帰国しました。なかなか日本では考えずらいことが海外ではよく起きますので、おもしいですよ。ちなみに彼はその彼女とその後、結婚しました。めでたしですね。

文化の違い、慣習の違いで戸惑ったこと、トラブルになってしまったことです。私ははホームステイ先で１４，５人と一緒に生活していたのですが、そこに住んでいた人は様々でしたね。まずは文化の違いですね。ベネズエラ人の１６歳の男の子がいたんです。彼はとても陽気でおもしろい子だったんですが、まぁ気を使わないんですよね。私たちアジア人は空気を読むとか、協調性に長けた民族ですが、もう南アメリカなんておれがおれが感がすんごいんです。食事をとっていてもフィリピン系のママが作ったご飯がまずすぎると吠えたり、家族が政治家らしくお金持ちなので、私物をいっぱい買ってきよるんですよ。それで冷蔵庫パンパンにいれて、ほかの人の物が入れれないという状況がしょっちゅうでした。他にもバスタブは詰まるから洗濯以外使ったらあかんっていうルールなのに、大事なデートがあるからという理由で、バスタブの中で、全身の毛を剃りよるんですよ。さらに掃除するならまだしも、そのまま放置して出て行きますからね。どんな教育してるんやらですよ。さらに、毎朝６時半に爆音で音楽をかけながらシャワーを浴びるんですよね。もう住人は半分あきらめながら、またかと、布団にくるまって寝ていました。まぁそういったことがたくさんあるので、それも楽しみながらうまく生活すればいいと思います。

ホームステイでの生活の注意点です。私が利用していたＥＦという語学学校のルールでは、ホームステイ先は学校に２時間以内で通える距離にあること、であったり、生活に必要最低限の設備を用意することなどがありました。しかし、ホームステイ先によってはそんなことをいっさい無視してお金を稼ぐことだけを優先させた環境があるようですね。なので、日本のサービスとは違いますから、おかしいと感じることがあれば迷わずにすぐにエージェントに質問することをお勧めします。強い気持ちをもって向かわないと、ないがしろにされることもしばしばなので。また、ホームステイ先はかなり重要です。なぜかと言うと、語学学校に留学しているとは言え、生活時間がもっとも長いのは学校でもなく、外出先でもなく、家です！ルームメイトと喋ったりハウスメイトと食事をとったりと、英語を話す、聞く、チャンスはたくさんあります。そこで一人部屋だったり、まるで日本にいるかのような生活を送っていたら、伸びるものも伸びませんし、いい思い出もできません。海外留学は本当に素晴らしい体験です。９か月、１１か月なんてあっと言う間に終わってしまいます。たった１年間です。何事にも妥協せず、自らで考え全力で行動してください。留学後必ず満足できますので。

僕は語学留学だったのでホームステイをしていまいた。場所はサンフランシスコ市内ではなくて、市内から南に電車とバスを乗り継いで１時間半くらい行ったところでした。名前はデイリーシティです。エバーグリーンstですね。検索すればれ出ると思います。私のホームステイ先のママは70歳近いフィリピン移民おばあちゃんでした。でもねすっごく元気で朝晩とご飯を作ってくれるんですよ。まぁフィリピン料理がほとんどでしたけどね。家はすっごくでかくて、豪華ではないんですけど、1階には７部屋くらいあって地下にも同じくらいあったと思います。ホームステイ先を提供して生計をたててるようでしたね。内装はアメリカンなものとフィリピン的なものが混ざった感じでしたね。家の中は土足オッケイです。というかげた箱とか玄関的なものはないんで。でも僕は綺麗好きなので僕の部屋は土足厳禁にしてましたね。ルームメイトのロシア人は最初は困ってましたけど説得しました。バスタブはありません。ていうかあるけど使えません。トイレに紙は流せます。お風呂は基本シャワーですね。アメリカ人のシャワーは日本人ほど長くないですから長風呂は厳禁です。小さい庭もありましたけど近くに公園があったのでほとんど使ってませんね。

サンフランシスコ市内の交通はすごく便利ですね。サンフランシスコ自体があまり大きくないというのもありますが、バスシステムが素晴らしいんです。サンフランシスコ市内であればだいたいのところは行けるようになっています。ぼくがいた頃はmuniバスと呼んでいましたね。ICOCAみたいなmuniのカードがあってそれをマンスリーで買うんです。１か月３か月とかいろいろあったと思います。値段は１か月30＄くらいだったと思います。30＄って聞いてどう思いますか？高いですか？安いですか？僕の印象ではほんとにどこでも行けるんで30＄はとても手頃な価格だと思います。バス停もいたるところにあって、不便ないですし、１０分に１本くらいあるので使い勝手もいいですね。またね、サンフランシスコは坂だらけなんですよ、だから自転車はおススメできませんね。あ！でもスケボーみたいなのならいいんじゃないですかね。まぁあれは練習が必要ですけどね、あとちょっとした遠出の場合は電車もあるんで本当に不便ないですよ。電車とバス両方とも自転車が積めますしね。（アメリカでは普通だけど日本ではみたことないな。なんで）週末はmuniは24時間だったような気がします。24時以降はちょっと危ないですけどね。

サンフランシスコの自然環境はすごくいいですよ。四季があって気候も落ち着いてますし。なんせカラってしてるんで日本やアジアみたいにむしむししてないんですよね。それは過ごしやすいです。でもサンフランシスコ市内以外はそうでもないんですよ。ぼくが住んでたデイリーシティって場所は電車とバスを乗り継いで１時間から１時間半くらいに南に行ったところにあるんですけどね。まぁサンフランシスコ市内とは違います。別に住むにあたって不満があったわけじゃないんですけど、アメリカライフのイメージとちょっと違いますよね。まぁ住宅街なんであたりまえですけどね。そこでデイリーシティの話なんですけど、春、夏はまだましなんですが、秋あたりから朝晩がめちゃくちゃ冷え込むんですよ。朝なんて霧で前が見ないくらいになるし、また寒い寒い、僕の部屋は窓が壊れてたんでもう寒い寒い。おっきい毛布にでっかいパーカー着て寝てました。１１月には耐えられずヒーター買いましたもんね。まぁそのせいで家のブレーカーしょっちゅう落ちてましたけど。つまり、言いたいことはサンフランシスコ市内以外の気候はそこまでいいもんではないので、それは覚えておいてください。秋から滞在される方は寒さ対策が必要ですよ。

サンフランシスコの自然環境は最高です。まずは気候ですよね。カラッとしてて過ごしやすいです。特に文句はありませんでしたね。でもこれはあくまでサンフランシスコ市内の話ですからね。市街は違いますよ。気をつけてくださいね。自然環境というか街に緑があふれてますよね。というのも公園が多いんですよ。きれいに整備された公園がたくさんあって、そこで子供から大人までフリスビーしたりＢＢＱしたり、お昼寝したり、もうその感じがいいですよね。お昼休みにコーヒー片手にベンチでおしゃべりなんてたまんないですよほんと。またサンフランシスコは湾があるので、海辺なのに公園みたいな。日差しと潮風が気持ちよく、一休みするのには最高の環境ですよ。でも昼寝には気をつけてくださいね。紫外線がすごく強いので日焼け対策しないと僕みたいに顔面の皮がべろんべろんに剥けちゃいますよ。大丈夫かってみんなに言われましたもん当時。あとはヨセミテっていう森林公園がありますね。これは有名なんので調べるとすぐ出ると思います。それはもうがっつり観光の自然なので山の中に行くって感じです。山が好きな方は楽しめると思います。サンフランシスコはニューヨークとは違って自然がいっぱいありますので大丈夫ですよ。

アメリカに行く前はアメリカって経済も発展してるし、物価は日本より高いか、もしくは、だいたい一緒なのかなってイメージしてたんですよ。でもね実際行ってみるとねそんなことないんですよ。もちろん中心街のデパートとかチーズケーキファクトリーとか、そんなのはすっごく高いんですけど、それこそスーパーとか全然高くないし、まぁ日本と同じ感覚ですよね。アメリカの方が同じ値段で量が多いんで実際は安いんですよ。コスパがいいですね。暮らしに慣れてきたら僕の場合はほとんど自炊してましたね。ホストファミリーが10人以上いたんで。チャイナタウンなんかすっごく安いですよ。チャーハンは１ドルとか２ドルくらいだったと思います。あとサンフランシスコは交通の便がすごくいいんですよ。街もキレイなんで近くなら歩いていて気持ちいいし、なによりバスシステムですよね。バスがすごく整っていて１０分待てば来るしサンフランシスコ市内であればたいがいの場所には行けるんです。MUNIっていうんですけどね。バスカードも月払いで３０＄くらいでしたかね。すっごく便利ですよ。僕は市内から１時間半くらいのところに住んでいたんですけど、それも全部バスでしたからね。朝の時間は高速バスもあって便利でしたよ。

私が初めて薬物を見たときはすごく驚きましたね。日本で普通に生活していれば、まず見ることはありませんから。語学学校の休憩時間にみんなはコーヒーを買いに行ったり、喋ったりリラックスしているなか、先生と何人かの生徒が外の駐車場に出て座って何やら吸っていました。一見煙草に見えますがそれはたばこではありませんでした。なんとそれはマリファナだったんです。カルフォルニア州の法律はよく知りませんが、アメリカは州によっては合法だったり一定量なら許されていいたりと、日本とは大きく違っています。なのでマリファナはドラッグだから、日本では違法だからという理由だけで軽蔑したり避けたりしないでください。せっかく違う国にいるのだからその文化や歴史に目を向け考えて、そこからどのように関わっていくか考えればいいと思います。それでも日本人はマリファナはやってはいけません。帰国した際に万が一チェックされて髪の毛からマリファナの成分が見つかると捕まりますからね。サンフランシスコではたくさんの人がマリファナを使用していますので道端でよくにおいを嗅ぐことになります。今ではマリファナのにおいがあると敏感に反応するようになってしましました。笑