他の国と同じことですが、ニュージーランドでもやはり何事も自分でアクションを起こさなければ、待っていても誰も向こうからは声をかけてきてはくれません。「分からないので教えてください。」「自分はこう思いますが、あなたはどう思いますか?」そういう風に、自分の思いや考えをはっきり丁寧に相手に伝えられるようにしましょう。その反面、この国では自主性と自立心、そして冒険心をもって行動して頑張っている人たちにはとても優しく協力的な国です。そういう人たちは必ず自分が思い描く方向に進んでいくことができます。
どの国に留学しても同じですが、その国のマナーやルールについてよく学び従うことは大切です。日本人にはありがちですが、人々とコミュニケーションを図る時には、「Sorry」ではなく、「Thank you」「Please」という言葉を使うことは忘れないようにしましょう。言葉が通じないからと言って自分に引け目を感じる必要はありませんが、謙虚な気持ちと感謝の念を忘れてはいけないです。
ニュージーランドは移民が多いため、想像以上に多文化・多言語が入り混じった環境に出くわすことが多いと思いますが、先入観や固定観念を取り払い、英語はもちろん、ニュージーランド独自の文化や習慣、移民たちが運んできた文化・言語の違いを楽しんで吸収する気持ちを常に忘れないようにしましょう。自分のアイデンティティー(日本人であれば日本人であるということ)に対して誇りをもって生活してください。それと同時に、他の人たちのアイデンティティーも受け入れ、理解する姿勢を持つことがとても大切です。