口コミ・評判29件
新規投稿- 遊び5.0
- 在校生(通学期間:2014年1月~2017年1月)2014/12/30
- 博士課程では、授業などがほとんどないので、特定の友達を作るのは難しい環境にあると思います。またイギリスの大学は留学生がかなり多く、とくに修士課程で勉強している場合が多いので、せっかく友達になっても1年間で帰国してしまうことが多いです。私は修士からそのまま進学したので、その時に出会った博士課程に在籍している友人やイギリス人の友人とよく遊んでいます。今までは同じ分野の友人ばかりだった一方で、大学のイントロダクションや博士課程の学生向けのトレーニングコースで出会った、他の分野の博士課程の学生と友達になることができ、友達の幅は広がったように思います。修士課程よりは博士課程の方が時間の融通が効くので、放課後や週末に食事や映画に出かけたりしています。 基本的に、出会う全ての人から刺激を受けます。それは年齢、性別、国籍等に関係なくです。今まで考えたことのないようなアイデアを持っていたり、人を肯定することで成長させたり、自分で気づくように考えさせるようなことを言ってくれたり、はっきりと物事をいってくれると、私も同じように思ったことを全部いっていいんだと思えたり、色々な文化の人々と出会うことで学ぶことがたくさんあります。
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- カリキュラム、教材4.0
- 元在校生(通学期間:2012年10月~2013年9月)2014/12/30
- 修士の授業はディスカッションの授業が多く、積極的に参加しないと何も考えていないと思われてしまいます。私はクラスメイトがネイティブスピーカーかほぼネイティブスピーカーばかりで、英語で教育をいけていなかったのは私だけで、最初はなかなかディスカッションについていけませんでした。修士の合格通知を受け取るためには英語のスコアが必要で、ある程度英語は勉強していってはいたので、話している内容はわかるのですが、自分の考えをまとめて英語で発言しようと思った時にはもうその話題が終わっているということが多々ありました。最初は私はおとなしい人だから発言しないと思われていたのですが、徐々にみんなと仲良くなってくると、私に意見を求めるようになってきたり、私が発言するのを待っていてくれたりと、とても良い雰囲気で発言できました。授業後は毎日のように図書館で勉強していました。私のコースは評価も実力主義でかなり厳しく、ネイティブスピーカーの友人が最終的に修士号を取得できませんでした。逆にいえば、英語をきちんと話せなくても、テストやレポートの評価は内容を見てくれていたのだと思います。また日本人は数字に強いため、統計の授業はいい評価をもらえました。
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- 学校の雰囲気5.0
- 元在校生(通学期間:2012年10月~2013年9月)2014/12/30
- 修士のときは、寮の友達ととても仲良くなりました。国籍は様々で、途中何人か入れ替わりはあったのですが、男女比は大体同じくらい、国籍は、イギリス、フランス、オランダ、ドイツ、ポルトガル、ロシア、デンマーク、ブルガリア、インド、中国、台湾、タイ、ブラジル等でした。誕生日の子がいるとケーキを焼いてみんなでお祝いしたり、パブに出かけたり、一緒に夕食を作って食べたり、夏はみんなで海に行ったりしてとても楽しかったです。今でも彼らの国に遊びに行ったりして、泊めてもらったり案内をしてもらったりと仲良くしています。 学校では、私の受講していたコースは定員が少なく、クラスメイトは9人しかいなかったので、皆でとても仲良くなり、一緒に勉強会をしたりランチにいったりしました。国籍は、アメリカ、カナダ、インド、ナイジェリア、ボツワナ、パキスタン、サウジアラビアでした。イギリスでの修士は本当に大変で、毎日のようにリーディングの課題が出されて、日々課題に終われる日々でした。休日や放課後も遊ぶ暇はなく、ほぼ勉強に時間を費やさないとついていけないほどでした。修士の時は本当に忙しくとても大変だったのですが、その分絆が強くなり、今でも交流があるほど仲良くなれました。
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- 学生寮5.0
- 元在校生(通学期間:2012年10月~2013年9月)2014/12/30
- 修士に進学してからは、ロンドンブリッジにある大学の他の寮に住んでいました。13人でキッチン、3つのトイレ、3つのシャワールームをシェアしていました。各部屋に洗面所、シングルベット、学生机、デスクライトがあります。大人数でシェアすることに慣れていなかったんので最初は不安でしたが、みんなそれぞれ違う時間に利用しているので、使いたい時に使えないということは一度もありませんでした。また大学院生と学部生でフロアーが分かれており(完全に分かれていると明言されているわけではなく、運が悪いと混じっている場合もあります。)、私は院生ばかりのフロアーでみんな大人だったのと、私の部屋がキッチン(みんなのたまり場)から離れていたので、大きな被害はありませんでした。ただ、学部生の多いフロアーは19、20歳の学生が多く、毎日のようにパーティを開いているので、夜寝れなかったり、レポートに追われているのに集中できないなど苦情があったようです。 イギリスの夏はそこまで暑くなることはないので冷房はありませんが、ヒーターが各部屋にあります。夜は11時以降に消えてしまうことになっていたのですが、あまりに寒い日は時間外や期間内ではなくてもつけてくれることもあり、寒いことが原因で病気になることはありませんでした。
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- 学生寮3.0
- 元在校生(通学期間:2012年7月~2012年9月)2014/12/30
- ロンドンに初めて住んだときは、大学の寮に住んでいました。修士のコースの前にプレセッショナルコースという英語のコースに申し込む際に同時に寮も申し込めます。King’s College Londonはロンドン内にいくつか寮をもっており、希望は出せますが、ほとんどの人は第一希望に振り分けられていなかったように思います。私は第二希望のHampstedの寮に振り分けられました。ここはZone2で市内からは若干離れているのですが、高級住宅街で静かな場所で、豪華な邸宅が立ち並ぶような場所でした。大人数でトイレやシャワールームをシェアするのは初めての経験でしたが、毎日に清掃されていたので、意外と普通に暮らせました。洗面所は各部屋についています。また布団一式やバスタオルの準備もあり、そのまま生活できました。ベットシーツも無料で交換してもらえました。ただ、大きなキッチンを何人か分からないほど大人数でシェアしていたので、週末など掃除が入らないときは、使う気がならなくなるほどすごく汚れていました。私は1カ月ほどしかこの寮に滞在しなかったのですが、シェアの冷蔵庫の中から他人の食べ物を食べてしまうなどの問題があったようです。部屋は運よく他の部屋よりも大きな部屋に割り当てられてとても快適に過ごせました。
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- カリキュラム、教材4.5
- 元在校生(通学期間:2003年9月~2004年10月)2014/12/14
- King’s collegeでは理系のマスターコースを選択していました。定期的な授業は、ロンドンブリッジのそばのGuy’s キャンパスで受け、研究室は、それぞれ、自分が選んだ研究室があるキャンパスに赴いていました。私が選らんだ研究室はWestminsterのSt Thomas’s病院内にあったので、ロンドンブリッジとWestminsterを往復する日々でした。地下鉄もありますが、ロンドン川沿いに歩いていくこともできるので、時間がある時には歩いて、ロンドンらしい景観を眺めながら気分転換をしていました。 私のいた研究室は、ポスドク2人、ドクター生2人の研究室で、この規模の小規模研究室が10ほどあり、1つの研究チームになっている感じでした。日本の大学院を知らないので比べようがないのですが、研究室では、朝から晩まで実験に没頭する日々でした。既に、研究室での研究の予定は決まっているので、その流れの中で、大学院生でも参加できる実験をやらせてもらう感じでした。もちろん、データは論文発表内で使われます。私が関わっていたのは動物実験だったのですが、最初は、練習用の動物を用意してもらい、ポスドクやドクター生の方がつきっきりで指導してくれました。慣れたころに、実際のデータどりを始め、最後は、自分で計画を立てて一連の流れを実施する、という風に進んでいきました。 論文執筆の際には、原論文のコピペや盗用がないよう、などの指導は常にありました。見つかった時点でマスターは取り消されるという説明も何度も聞いたように思います。私専属の指導者として、ポスドクのDrがついてくれたのエスが、執筆中にも何度もチェックしてくれたり、アドバイスをくれたりと、心強かったです。また、最後には自分の研究成果について説明するプレゼンテーションもあるのですが、研究室のメンバーで何度も聞いてくれ、十分な練習の場を踏ませてもらえたので、本番も緊張する事なく望むことができました。自主性を重んじはしますが、バックアップは惜しまない、という体制だったので、充実した日々が送れたと思います。
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- その他レジデンス3.5
- 元在校生(通学期間:2003年9月~2004年10月)2014/12/14
- ロンドン大学では、大学のほぼすべてのcollegeの人が利用できる家の斡旋業務を行う所がありましたが、私は完全なシェアというのは避けたかったので、自分で不動産屋をあたり、家を探しました。結果、選んだのは玄関は1つだけれど、中で完全に分離されていて、キッチン、トイレ、バスも共有することなく生活ができるアパートでした。玄関が1つなので、郵便物だけが混ざってしまうのですが、気が付いた人が分けて置いておく、という暗黙のルールがありました。自品が無くなる、といったトラブルは一切ありませんでした。大学院に行っていたので、勉強の時間が欲しい、という事があったので、ハウスシェアなどにしなくて良かったと思っています。 部屋は、ベッドと机、タンスが1つの質素な部屋でした。コンロ、冷蔵庫、シャワーもついていましたが、レンジがなかったので、これは、自分で揃えました。セントラルヒーティング代込の部屋だったので、寒いけれど暖房はお金がかかるし…、といったことはありませんでした。個人的な意見ですが、水道・ガス・電気は全てコミコミの家賃になっているところをお勧めします。 不便だったのは、洗濯機がなかったこと。近くにコインランドリーがたくさんありましたが、下着類は、自分で手で洗っていました。また、シェアハウスではないので、庭がなく、洗濯物を干すスペースもなかったので、その確保にも苦労しました。もう1点は、コンロの位置が、やたらと高かったこと。お鍋を置くと、中身が見えない位高い場所に設置されていました。あまり料理をする事を想定していないのかな、とも思いましたが、私は自炊が多かったので、鍋を火からおろしては中身を確認して、また火にかけるという作業の繰り返しでした。 自分の通う学校の場所と、交通網を確認し、移動に便利な場所に住むことをお勧めします!
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- 交通2.5
- 元在校生(通学期間:2003年9月~2004年10月)2014/12/14
- Tubeやバスを使って移動していましたが、とにかく時間通りに来ません。日本に帰ってきた時には、1分遅れたら謝罪のアナウンスが入ることに驚いた位です。時間には余裕を持って行動する、というのは大前提です。また、私は常に交通マップを持ち歩いていました。どのバス停にどのバスが止まるのか、Tubeの駅の場所と共に記載されたとても便利な地図でした。Tubeの駅などで配布されていました。バスが故障したので、降りてください、とか、30分以上待った挙句に、同じ系統のバスが何台も続けてくるなんていうのは日常茶飯事です。急いでいる時に、この先、別のバスに乗り換えて目的地に着くにはどうするか?バスは諦めてTubeで行くには?など、地図は大活躍でした。ぜひ、鞄に入れて持ち歩く事をお勧めします。 Tubeは時刻表はありませんが、○分間隔、とか書いていますし、あと○分で来ます、という表示は出ますが、いい加減なものでした。あと5分出来ます、と書いてあったのに、7分に延びていたりとか…。まぁ、その延びた時間通りには来るので、正確といえば正確なのかもしれませんが…。待つ、ということができる国民性だなー、と感じました。私がいたころは、電子マネーを持っているか、現金かで大きく運賃が異なりました。また、乗り越し精算というシステムがないので、目的地までの切符を持っていることが必須です。バスも、いい加減な運賃回収方法でしたが、時々、警察?みたいな人が乗り込んできて、レシートのチェックをすることがありました。いずれも罰金がかなり高かったように思いますので、目的地をしっかり把握して、正確に支払い、証拠を降りるまで持っておく、というのは大切だと思います。
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- 国際色、日本人比率4.0
- 元在校生(通学期間:2003年9月~2004年10月)2014/12/14
- ロンドンの街は日本人で溢れていました。下手すれば、日本語だけで生活できるのではないか、というくらい、日本色が強かったように思います。せっかくイギリスにいるのだから、という理由で、私はそういうコミュニティーにはかかわりをほとんど持っていませんでした。日本食材が手に入りやすいという利点があったので、そこだけは活用していましたが…。大学自体も多国籍で、日本人も相当いたのではないかと想像しますが、私のいたマスターコースでは、日本人は1人でした。香港出身の子が多く、同じアジアという事で仲良くしていました。また、ヨーロッパの各国からの留学生も多く、多国籍な人と交わることができる、というロンドンの魅力を最大限に活かす生活をしていたように思います。 生徒が多国籍であるように、大学院の先生たちも多国籍で、英語を母国語としない人との接し方には慣れていたように感じました。おそらく、どういう場面で留学生は困る、といった事を把握できているのではないかと感じました。論文や課題執筆時など、困った時に手を差し伸べてくれる場面もありますが、だからといって、何か甘えられるような環境にある、ということではないので、しっかり勉強することが大切だと思います。留学生仲間同士、助け合える環境にあるというのは心強かったです。
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- 講師4.5
- 元在校生(通学期間:2010年6月~2011年9月)2014/11/20
- KCLのWar studiesはその時々の講師陣によって右色が強いか,左色が強いかが決まるという話を聞いていました。私がいたときは基本的にリベラルな思想の先生が多かったように感じます。講師陣は名前をgoogleで調べれば引用件数が何万といったような有名な先生も多く,実際に授業を受けられてとても良い経験になりました。ただしかなりアクの強い先生もいますので,そのあたりは好みかと思います。 修士論文(thesis)の担当教授は自分で選ぶことはできず(熱望すれば選べるのかも知れませんが),基本的に学校側から割り当てられます。私の場合はたまたまその教授の授業を取っていたので良かったですが,友達の中にはそうでない子も多かったので,そのあたりが考慮されて割り振りがされているのかはよくわかりません 。論文のテーマを決める時,中間報告といったような感じで2〜3回担当教授に相談に行きました。 また,KCLの教授がどうこうという話ではないですが,London大学のイベントとしてさまざまな講演会などが定期的に開かれます。Big nameですとJoseph NyeやFrancis Fukuyamaあたりの話を聞ける素晴らしい機会がたくさんありますので,授業以外でもアンテナを張って情報収集することをオススメします。
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