高麗大学校

私は留学してすぐに大怪我をし、病院にかかりましたが、胃腸炎と過呼吸にもなり、救急車にに乗りました。 電話するとすぐに来てくれました。ただ、日曜の夜だったため、救急がとても混んでおり、重症な患者さんが次々と運び込まれるなか、その中でも比較的軽い症状の人たちはとても待たされます。私も待ちました。 日本で救急にかかったことがないので、比較できませんが、具合悪い時に待たされる上、周りの重症な患者さん方を見ていると更に具合がわるくなったりもしました。 救急の待合所は狭いです。 胃腸炎の時には点滴と薬で治らず、最終的に胃カメラを飲み検査しました。 日本で胃カメラ検査をしたことがある人に聞いたところ、胃カメラを飲む前に麻酔になる飴をなめたりするそうですが、高麗大学の付属病院は二つの選択肢がありました。 一つは起きながら。恐らく何らかの方法で麻酔をされるのだと思います。 もう一つは睡眠中に検査をする方法。 私は初めてだったので睡眠の方がいいだろうと言われそちらにしました。 日本では睡眠しながらはあまりないと聞きました。睡眠薬で眠っていると、変なところに当たってもそのまま続けられ危険だからじゃないかと知人は言ってました。真相はわかりません。 手の甲に注射の管を通す針を指して呼ばれるまで待ちます。結構太かった気がします。 その後、ベッドに移動し、横になるとマウスピースを加えさせられ、「ちょっと痛いですよ～」の声と共に手の甲に睡眠薬の入った注射を接続。 針はもう刺さってるので針の痛さではなく、体内に入ってくる痛さがありました。 その直後もう意識はありませんでした。起きたら終わってました。 薬も外国だからか強いものだったように感じます。 保険には必ず加入していくのをおすすめします！

病院内には食堂もスターバックスもお粥屋さんも入っています。 医療器具を売る売店もあり、リハビリに必要なものを売店で買ってくださいと指示を受けることもありました。 病院に着いたらまず受付をします。 受付後、用紙をくれます。その用紙に書かれている場所に行き、その科の受付に用紙を提出。 診察が終わるとまた用紙をもらい、総合受付に行き、診察料を支払います。 用紙には次回の予約日が記載されております。それが予約券になります。 更に、その用紙にあるバーコードを受付近くの機械にピッとあて、薬局を選択。その選択により、薬局側で先にお薬の準備をしてくれています。 その後、選択した薬局に用紙を提出し、お薬を処方して頂き、お支払といったかたちでした。 慣れるまではちょっと複雑かもしれませんが、そんなに難しいことではありません。 看護師さん方もとても親切な方ばかりです。 名前を呼ばれるので、日本人だと周りの人にも気づかれるかと思いますが、変な顔をされたことはありません。 採血を待つ人も多くいましたが、採血も上手でした。日本と変わりありませんでした。 レントゲンもとりましたが、ちゃんと妊娠の有無の確認もしてくれましたし、丁寧に対応してくれます。

高麗大学は付属の大学病院があります。 有名な大学の付属病院というだけあり、設備も整っております。 ただ、日本の大学病院同様、少々治療費が高めです。 私は2級から入りましたが、病院にかかれるぐらいの語学力ではありませんでした。(たしか2級の最後の方で怪我用語について学んだと思います) 入学早々、大怪我をしてしまい、1ヶ月ギプスと松葉杖でバス通学をしました。 ハッキリ言います。松葉杖でのバス通学は無謀です(笑) 運転手さんによっては「今乗った学生さんに譲ってあげてくださいー！」とアナウンスしてくださり、すぐ座れましたが、場合によってはずっと立ちっぱなしで若者も譲ってくれないこともありました。 韓国のバスは運転がとても荒いです。ジェットコースターのようになります。 そのため片手で手すり、片手で松葉杖二つの状態で怪我してない方の脚で全体重を支えましたが、脚がつりました。本当に大変です。 大学の敷地内は坂も多く、地下鉄の駅には階段しかないこともしばしばです。 怪我をした時、その場にいた韓国の学生さんがおぶってくれようとまでしました。韓国人の優しさにも触れました。 高麗大学病院内には外国人専用の窓口があります。日本語は対応しておりませんが、あまり待たされずに診察を受けることができます。 しかし、そこで、「詳しくは○○科で診てもらうことになると思う」と告げられ、その○○科に通してもらうといった形や、「近くの病院を紹介してあげる」といったこともあります。 何れにせよ、韓国語のできる方と一緒に行くことをおすすめします。

高麗大学はレベルが高いです。 教科書とワークブックも厚みもありますし、内容が難しい方だと思います。 それに加え、授業の進行が早いです。 毎週月曜日には小テストがあります。小テストは毎日出る宿題、復習をしっかりしていればそこまで難しいものではありません。 スピーチテストも何度かあります。 大きなスピーチテストは話す内容も多く、必死に覚えなくてはなりません。 2級3級は自分の行ったことのある経験したことについてのスピーチで比較的話しやすいですが、4級5級は普通の授業のように、何かについてのスピーチでした。それは専門的な用語も多く、覚えることもとても難しい内容でした。パワーポイントを使ってのスピーチになるので、パソコンが苦手な方は大変かもしれません。 最終試験は読解、作文、会話、聞き取りがあります。 教科書に付属しているCDよりも韓国語能力試験の聞き取りよりもスピードが早いです。 そのため、試験の聞き取りになれると韓国語能力試験の聞き取りがとてもゆっくりに感じることができるまでになります。 会話はその時出されたお題についてパートナーと会話し、それを先生が聞くというものです。 そのお題も上級になればなるほど内容自体が難しいものになります。 よく会話中心、読み書き重視などの学校があったりしますが、高麗大学は会話と読み書きの比重がとてもよかったように感じました。

高麗大学は地下鉄6号線にある安岩（アナム)駅にありますが、本当に何もありません。逆を言えば買い物をするところが無いのでお金や無駄な時間を費やす事もなく勉強に集中できるといった感じでしょうか笑。 飲食は大学がある為に安くて美味しいお店が沢山あります。食堂が混んでるときや友達とランチするときは学校の周りにあるお店でご飯を食べることがよくありました。ただ、お店に寄っては昼休み時間は満席でなかなか入れなかったりします。私の留学時代は日本料理のお店が人気でした。日本の味が恋しくなってもそれなりにおいしいお店があるので安心ですよ。 スーパーはあまり安くないですがあります。ダイソーもあります。 大型スーパーは、アナム駅から2個離れた월곡(ウォルゴク)駅に直結してホームプラスがあるので私は留学当初、いろんなものを揃えるのにホームプラスとダイソーをうまく利用していました。 学生が多いのでwifiの通じているカフェが沢山あります。それでもテスト前になると混み合っていて席がなかったりもします。 居酒屋も多いです。とにかく安い！私は常連のお店が出来て、行くとおばちゃんにマッコリをサービスしてくれることがありました。 飲食には困りませんが、誰かにプレゼントを買おう、洋服を買おうとなるとそういうお店はありませんので、バスや地下鉄に乗って行かなければなりませんのでお買い物が好きな方はご注意ください。ただ、やはり何もない感じですし安いので留学生にとってはかなり住みやすかったです。

他の語学堂より日本人が少ない方だと思います。 高麗大学の語学堂では午前のクラスと午後のクラスがあります。 午後クラスは中国系の人たちがほとんどですが、最初に私が振り分けられたクラスは午後でした。 同じクラスには中国人と東南アジアから来た中国語の話せる子、スペイン人と私でした。日本人は一人だけでした。 2級からのスタートでしたが、周りの人たちとのコミュニケーションは韓国語でとらなければなりませんでした。 2級とはいえ、高麗大学の語学堂のレベルは高いです。日本で勉強してはおりましたが、1級から入学し勉強してる人たちと韓国語で会話することは大変でした。 しかし、中国の人たちはとても積極的な子ばかりで、とても楽しく授業を受けることができました。 1限目と2限目の先生は別の先生です。 このクラスが終わった時に知りましたが、私のこのクラスの先生はお二人とも日本語が達者な方でした。 そのためか、私が入学直後困難に面した時も、凄く支えになってくださいました。 クラスのみんなもそうでした。 みな言葉の壁はあっても、心の壁がなく、パーソナルスペースが狭いような人ばかりで、みんな親身になって助けてくれました。 語学の一番早い上達は日本人と日本語で話さないことです。日本人が少ないこの大学は自然と日本語を話す機会も少なく、苦なく韓国語を学び、他国の人とそれを使いながらコミュニケーションすることができます。

こちらの大学の学生は偏差値が高い方しかいないのでまず、真面目です。真面目ですが、春に行う延世大学とのイベントは声を張り上げて参加しているほど熱くなります。けじめのある生徒が多い気がします。また、第二ヶ国語をしっかり勉強されているので私が校舎で迷子になった時には、日本語で説明してくれとても助かったことがあります。 語学堂の雰囲気ですが、クラスは高麗大学に入学するために来た高卒や20歳の位の若い年代の中国人が割合を占めています。日本人は当時は韓流が流行っていましたので40-60代の女性がちらほら。あとは同じく韓流が好きで来た20代前半の女性が多かったです。 男性ですと、日本人は少なく、在日韓国人や日韓のハーフの方が留学に来ていました。在日韓国人という言葉は恥ずかしながらも留学してから考えさせられました。色々な理由で来ている方が多いのでかなり勉強になります。決して韓国が好きで来ているという方ばかりではないと知りました。そういった意味でも私の語学堂時代は貴重です。 高麗大学語学堂は若い人かおばさまといった感じでしたので当時20代後半だった私は同年代の友達を探すのがなかなか難しかったです。始業式にたまたま話しかけた日本人の女の子が同年代だったのが救いでした。 日本人が少ない学校を選んだのは正解ですが、いざ困った時に頼れるのは同じ日本人だと思います。 1-2級の時は授業も優しく刺激的ですので楽しく受けられます。自然と1-2級の時に一緒だったクラスの人達とは仲良くなれます。授業にストレスが無いからだと思います。私も1-2級からの友達、先生とは国や年齢関係なく、今でも仲良しです。 3級からは授業が少し難しくなります。4級から読み書きなどが多くなるのと授業がマンネリしてくるせいかストレスも多くなります。4級の終わりの方から中国人の子達は高麗大学に入学する為にあまり語学堂には来なくなりますし、日本人もアルバイトを始めたりして個人個人忙しくなるせいか、あまり仲良くなれません。淡々と授業を受けて帰るという日が多かったです。仲の良かった友達も次々帰国してしまうので寂しく思うこともありました。5級からは受けてないのですが、ストレスだらけで授業もピリピリしていると聞きました。

国際色豊かな大学を目指している学校なので、学校自体の国際色は豊かです。しかし、語学堂の場合はもっぱら中国人が多いです。日本人が少ないという点ではいいと思います。しかし、他の学校に比べ、中国人の学生のモチベーションが高く、自分の学習意欲に影響を及ぼすことはありませんでした。 　有名私立なだけに、施設もいいです。学習室、図書館など、勉強しやすい環境は整っています。ただ、語学堂の講義室が3つに分けられていて、その3つの位置がかなり違うというのは大変だと思います。（それぞれの距離が徒歩で10分くらいずつあいてます。）しかも、どの建物になるかは授業が始まる直前のクラス分けと一緒に発表されるという．．．。教室に近いところに住むと、次の学期の教室は遠いということもあると思います。長期で勉強される方は、家の位置を現地で見てから決めるのもいいかもしれません。また、最寄り駅が6号線なので電車での移動は結構不便です。主要な場所に行くには乗換えが必要です。その代わり、バスがかなり多様で、ソウルのいろんな場所に乗り換えなしでいけます。バスに乗るのが難しい、韓国語初級者には交通の便が不便といえます。 　学生の雰囲気、学校の雰囲気はとても満足です。交通と周りに何もないのは不満です。勉強するにはいい学校です。

語学堂、大学通いました。 　どちらも教育カリキュラムにおいては大満足です！！ 　語学堂は、他の大学付属の語学堂も通いましたが、その学校と比べると、教科書がまず満足でした。日常会話で使えそうな単語とテーマが扱われており、とても役に立ちました。また、語学堂の集大成として6級のクラスは、グループ発表があるのですが、今考えると大学の授業が想定されたプロジェクトで、大学進学を目的としていたわたしとしてはとてもいい機会でした。ただ、大学に進学しない学生はストレスを受けていたようですが、終わってみるとみんないい思い出になったという感じでした。 　学生の国籍は正直偏っています。圧倒的に中国人が多いです。いろいろな国の友だちができないのが残念ではありました。しかし、他の大学の中国人の学生に比べると、大卒者などもいて、学習意識とレベルは高いという印象を受けました。わたしが勉強したときのクラスメートは、雰囲気もよく、少数派の日本人だからか、進んで仲良くしようと努力してくれました。また、勉強にも熱心で、とても有意義な時間が過ごせました。 　教育カリキュラム重視の方には、オススメです。最初から高麗大学の語学堂にすればよかったと後悔したほどです。ただ、韓国生活も満喫して遊びも大事だという方には、宿題などの勉強に時間を割く比重が高いのであまりオススメできません。

正門を入って左に進んでいくと学生会館があります。そこの地下一階が学生食堂になります。 留学時代はお金を使っていく一方でしたので、予定のない時は食費はなるべく抑えたい！と思って食堂をよく使っていたのですが、はっきり言って美味しくありません。。他の語学堂に遊びに行ってそこの食堂でご飯を食べて確信しました(笑)メニューは一週間毎日違います。 献立になっているというよりは、トレーを持って自分で好きなおかずを取っていってレジで計算という感じです。節約すれば1食大体3000-4000ウォンで抑えられる感じでした。 語学堂の授業が終わるのが13時なのですが、その後の食堂は一気に混みます。クラスのみんなで行くのであれば誰かが先に席を確保してあとの人は並ぶのがいいでしょう。 営業時間は月曜日～金曜日8:00～19:00、土曜日9:00～14:00です。水と食器の片付けはセルフサービスです。 私は学校の近くに最初住んでいたので夜ご飯に予定がない時や節約したいときはよく食べに行ってました。チゲが好きでした。安いせいか、学生に紛れてたまにおじさんやおばさんが食べにきています。最初は驚きましたがそういうところも韓国らしくていいなと思いました。アメリカやヨーロッパ系の友達はみんな口を揃えて不味いと言って学食でご飯を食べることはありませんでした。節約される方にはぜひオススメします。