高麗大学校

外国人枠で入学した生徒に対する、行事が多く友達や先輩たちと触れ合う機会が多いまた一つ上の先輩から授業のフォローをしてもらえるから、試験に関する心配もない。いろんな国から人が集まるから、世界に人脈が広がる。

ここの語学堂で3級から6級まで学んだ。 学校全体はソウルの中でも指折りの綺麗さで、ヨーロッパ風の石造りの建物が立ち並ぶ。理系と文系で安岩から高麗大前の二駅にまたがってキャンパスがある。 語学堂に使われる施設は主に国際会館とライシウムという所で、普通の建物だが特に不便さはなかった。他の学校はよくわからないが、中国人観光客、留学生共に多く、中国人のみで構成されたクラスもあった。(当時6級のクラスでは6クラスのうち国際クラス2、中国クラス4)。日本人比率は1クラスに3人程度でちょうどよかった。 ソウル市内でも北東部に位置するためか、周辺の街全体はこじんまりとした印象。小道に入ると、いかにも韓国！といったレンガの塀の住宅街がならぶ。物価も繁華街と比べると安め。 何かと留学、外国人として暮らす上で必要なものは、新村側の学生街の方がサポートが充実しているため、語学的に自信がなく、便利に暮らしたい、たくさん遊びたいという人は新村側のほうが良いかもしれない。

教材の内容は満足しています。しかし重たい...重たいのに教科書とワークブック２冊を毎日持ち運ばないといけないのは大変でした。クラスは初級が１つ中級が３つほど？高級が１つでした。私は中級で、私のクラスは宿題が沢山出ることもなく授業内で少しやらせてくれたので楽でした。同じ中級でも他のクラスは宿題が多いところもありましたが。授業の進め方や習いたいことを生徒に聞いてくださったので勉強スピードなども丁度よかったです。コリョ大学は日本人が多いですね。特に短期だと。私が行ったときは他の国の人は全体の１人しかいませんでした。外国人と交流を持ちたい人はコリョではない方がいいかもしれません。しかしコリョであればもともと日本人を対象にしているので最初の説明も全て日本語で行ってくれますし、ガイド？の韓国人学生も日本語ができるのでとても楽です。コリョでは土曜日に公演を見に行ったりなど文化体験の授業がありますが、必ず参加しなければならないものではないので行かずに違うことをすることも可能です。

高麗大学は日本でいう早稲田大学の様なレベルです。講師のレベルもとても高いです。 1級は通ってないのですが、1,2級は初級なので先生もわりと優しい方が多いです。 3,4級になるとレベルが上がり、授業内容も徐々に専門的な内容になります。それに伴い特に4級では厳しい先生もいました。4級にもなると楽しい授業というよりは勉強という感じが色濃く出てきます。 友人のクラスでは先生があまりにも厳しく、少しでも出来ないと「何で出来ないんだ。こんなので100点取らなかったらバカだよ」など、罵倒され、友人はすっかりやる気を失ってました。 その先生が例外だっただけであり、ちょっと生徒の間では話題になってましたが、他の先生は厳しくても理不尽な厳しさはありません。 しっかりと教えてくれます。 韓国語以外の言語を話せる先生がほとんどです。英語、中国語、日本語など、本当にレベルが高いです。 授業中も授業後も質問すれば親切に教えてくれます。 世界で活躍する先生もいるほどです。そんな素晴らしい先生と出会い、今でも交流があるということはこれからも大切にしていきたいことでもあります。 勉強のことだけではなく、仕事のことも相談に乗ってくれました。先生との交流を大切にすると世界が更に広がります。

私は所属していませんでしたが、トンアリと呼ばれるクラブ活動がありました。 これはあくまでも留学生だけでのクラブ活動なので、韓国人学生との交流は出来ません。私は韓国人の話す韓国語からよりネイティブな韓国語を聞くようにしたかったので、あえて入りませんでした。 もちろん、留学生同士の交流も大切ですし、他のクラスの人と知り合うチャンスでもあります。留学生同士の会話でも韓国語で話せばレベルアップに繋がると思います。 クラブ活動に入らなかった分、勉強に時間を費やすことが出来ました。 その通常のクラブ活動とは別に、時々ある課外活動に参加したりしました。 参加費がある単発のもので、私が参加したのは韓服のマスコットサシェ作りでした。他にはお寺見学のようなものもあったと思います。 留学生同士のクラブ活動に参加しない人たちは韓国人学生との語学交流をする人も多かったです。高麗大学にはドウミと呼ばれる留学生をサポートしてくれる韓国人学生がいます。 女性なら女性男性なら男性というわけではありませんが、私の場合は女性でした。その子とは今でも交流があり、多くのことを教えてもらいましたし、怪我をしている時には凄く助けてもらいました。 中にはドウミ活動をしたことにし、単位のみ取得しようとする不真面目な韓国人もいたと聞きましたが、私のドウミをしてくれた子は真面目でいい子でした。一緒にショッピングをしたり、食事したりもして、とても仲の良い友人です。仲が良くなれれば、韓国語がとても自然に学ぶこともできます。

大学の近くにある家は家賃が高いことが多かったように思います。高くても需要があるからのようです。虫がでないような綺麗で新しい家に住んでいた友人もいましたが、家賃は高かったです。しかしその分日本人にはとても暮らしやすそうでしたし、セキュリティもちゃんとしているように見えました。 違う友人の下宿先では、冬に水道管が凍結し、水漏れし、急遽違う部屋に避難していたこともありました。 日本の寒い地域では、寒くなる日に家を長時間空けるとなると必ず水を落としますが、韓国の家には水を落とす設備がなく、凄く寒くなるわりに、水道管が外に出ていたりします。 そのため、韓国人は水を常にちょろちょろと出し続けて水道管凍結を防いでいるそうです。 実際私が住んだ家でもそうしていました。 中国人の友人は韓国伝統家屋の韓屋の様な下宿先に住んでいました。韓国ドラマでよくみるあの中庭の様な場所もありました。 半地下や屋上の家など様々な家があります。 高麗大学よりも北のはずれで半地下で暮らしたことがありましたが、はずれでも日光の入りの少なさ、人の気配、車の音などで暮らすには大変なストレスが伴いました。 高麗大学の近くでは人も多く、車や小さなお店もわりと多いので、半地下はおすすめしません。屋上の家に住む友人もいましたが、夏暑く冬寒いそうです。 多少高くても普通の家に住む方が勉強に集中出来るかと思います。

私は田舎から留学したので、都会であるソウルの大学に通うこと、その周辺に住むことが少々不安でした。 ソウル市内にあります、日本人が多く留学する他大学に比べると、高麗大学は都心よりはずれにあるため、そこまでがやがやしていませんし、敷地内には緑豊かな庭なども多くありました。繁華街よりは空気も汚くなかったように思います。 私の場合は途中から更にはずれの方に住むようになりましたが、田舎から来た人ではない限り住めると思います。 バスも車も多く走っているため、空気が綺麗とまではいきませんが、住む場所を選べば十分に暮らせます。 敷地内は高低差が激しく、夏の大雨が降ったときには滝のように道路を雨が流れていました。高いところにある校舎に通うときは毎日その坂を登るのが大変でした。 校舎よりももっと上の奥の方に行くと、自然があり、寮なども奥の方にありました。春にはケナリの花が綺麗に咲いていたりします。 有名大学の中では自然を身近に感じることが出来る方かもしれません。 有名大学で留学したいけれど、都会暮らしは不安、自然も適度に感じられる所がいい、そういった方に高麗大学はおすすめ致します。 高低差が本当に大きいので、敷地内で散歩するだけでもいい運動になると思います。

★高麗大と延世大の比較★ 私はどちらにも留学していたので比較してみたいとおもいます。 【校風】 高麗大が韓国の早稲田、延世大が韓国の慶応と呼ばれる通り、基本、延世はおしゃれ、高大はやぼったいというのは、確かに通っている学生（男女とも）のファッションセンス等にも表れています(笑)。高大生自身が皮肉交じりに「高大にはファッションの流行が数年遅れてやってくる」って言ってました（現に数年前流行ったという奇抜な色の髪型が他では見られず高大でだけ頻繁に見かけました）。もちろん、どちらの大学も優秀さは変わりません。そして、どちらも早慶と同じく自校愛が激しく、ライバル関係もものすごいです（韓国にも早慶戦のような複数スポーツ競技大会が年1回ありますが延高戦と呼ぶか高延戦と呼ぶかですでにバトルしています）。 【キャンパス】 どちらもきれいなキャンパスですが、延世大は坂を上っていくキャンパスなので、毎日通っていて疲れます。。。キャンパスバスもありますが時間的に毎回すぐ来るわけでもないので、毎日歩いているとよい運動になりますが疲れる。。高麗大は適度な大きさのキャンパスで平坦なほうなのでちょうどよかったです。 【キャンパス内外の施設】 延世大は周囲に複数大学あることもあり、観光地でもあるので、よりにぎやかでファッションビルやコスメ店も多いので、ショッピングや食事には事欠きません。でも出費がその分かさむ。。。高麗大は基本周囲にはレストランとカフェと飲み屋しかないですが、その分勉強に専念はできるかと。 【交通】 延世は2号線が通っているし都心なのでどこに出るのにも便利。高大は5号線のはずれなのでどこに出るのにも基本乗り換えが必要だったり若干遠くて不便です。 【総合評価】 もろもろの点で早慶ととてもよく似ています。ということで、慶応の雰囲気が好きな人は延世が、早稲田の雰囲気が好きな人は高麗大があう、、かとは思います。でもどちらも素敵な大学で、授業や生徒のクオリティが高く、施設も整っていて、学生も自校ラブ！！な熱い人ばかりなので、どちらに行ってもいろいろ楽しめます。

アナム駅からバスターミナルの間には多くのレストラン、飲み屋、バー、ノレバン等があり、食事はもちろん、治安も問題ないので朝まで学生が飲み歩いたり楽しんでいます。 私の留学時点では、おしゃれなお店は少なかったのですが、最近ではキャンパス内外のカフェ、レストランがずいぶんおしゃれになっていて驚きました。 ただ、食事以外のショッピングは（簡単なコスメを買える以外は）あまり期待できないので、外出することになりますが、アナム・高麗大駅は地下鉄の東のはずれあたりにあるため、どこに買い物に出るにも少し遠く、6号線が結構乗り換えに不便です（まあ、関東に住む日本人は通学時間が長めなので、ちょっとなれれば何でもなくなると思いますが）。留学中にいろいろショッピング等の外出を楽しみたい人は、都心？が若干ですが遠いので、ほかの大学よりは若干不便です。この点ではライバルである延世大学に思いっきり負けますね（私は両方の大学に留学していたので）、とはいえ山の中にあるソウル大よりはましです。 逆に考えれば、勉強に集中したい人にとっては、外部環境的にも（居酒屋以外は）あまり誘惑が多くなくてよいと思います。私にとってはそれが高麗大留学の決め手の一つになりました。