高麗大学校

高麗大学の偏差値が高いからか、語学堂の先生も学歴が高い方ばかりでした。高麗大学出身の先生が何人か居ました。1.2級は優しい講師が多いです。まだ会話がうまくできない生徒に対しての教え方が本当に上手な講師でした。級があがるごとに講師が厳しいのか、教え方を厳しくしているのかは分かりませんが、私にはとても厳しく感じました。 高麗大学の語学堂の講師のほとんどは、韓国語以外にもう1ヶ国語以上の言語が可能でした。生徒が中国語で話したり日本語を話したりした時に内容を把握していたので驚きました。 私が生活上で困った時に日本語で助けを求めた時も通じていたので安心しました。ただ、他言語を話せるという事実は隠しているようです。 日本語を話せる講師が多いと思いますので講師の前で日本語で悪口などを言うのはやめましょう(笑) 授業以外のことで疑問に思ったことや、アルバイトでの悩みを相談した時も親身に応えてくださった講師もいました。学期末は先生にプレゼントをあげたり、クラスの皆と先生と一緒にご飯を食べに行ったりすることが多かったです。先生の何人かとはfacebookで今でも交流しています。講師はどの国でも好き嫌いや相性があると思いますので、一概には言えませんが私は一年間全て素敵な講師でした^^

高麗大学は日本で言えば早慶レベルです。中国の子供を高麗大学に進学させるためにまず、ここの語学堂に通わせる親が多いようで、中国人が他の語学堂に比べて圧倒的に多かったです。 1クラスが10-12人ほどで日本人が3人ほど、他の国の人が2人ほどであとは中国人という割合です。 私は日本人と関わらないようにしたかったので例え中国人が多かったとしても韓国語で会話ができたので満足しています。ただ、最初韓国人の友達がなかなか出来なかった時期は必然と中国人の友達と一緒にいるようになります。中国人でもお金を持っている家柄でなければ韓国で留学ができなかったので、中国にいる中国人よりは綺麗めです。が、夏は臭いが大変でした。お風呂に入らない習慣がある為です。あと、休憩時間には中国語が飛び交います。マナーも悪いです。うるさいです。本当に適当です。 中国人が苦手な人は高麗はオススメできないかもしれません。ヨーロッパ系の生徒は本当に少ないです。 中国人の全てが酷いわけではもちろんないです。私はこの時に出会った中国人の友達と5年経った今でも連絡をとりあいお互いの国や他国へ旅行に行ったりしています。語学堂で出会った友達はかけがえのない絆で結ばれています。

カリキュラムは、1-6級あります。 1級はハングルや発音から教えてくれるので全く韓国語が分からない方でも基礎から身につけることが出来て安心です。 入学式の後に1人ずつ簡単な会話テストを行い級が決まります。 授業は最初に文法、リスニングを行いその後に会話という感じでした。小テストで身につけていき、中間テストと期末テストで合格点に達すると次の級に上がることが出来ます。 一学期が約3ヶ月周期でした。4級までは基本的な韓国語の文法勉強になりますが、5-6級は社会問題を話し合うなど応用を効かせた内容です。3-4級までは基礎なので受けることをオススメします。 教材は高麗大学語学堂の教科書(CD付き)と書き込みテキストの2冊です。他の語学堂に比べ問題集も沢山種類を買わされることがありません。あと、宿題が少なめというのがポイントです。私は授業後はアルバイトや課外活動をしていたのでありがたかったです。延世の語学堂に通っていた子の宿題の多さに驚きました。せっかく留学しに来ているのですから宿題に追われていては勿体無いです。 高麗大学語学堂は、読み、書き、リスニング、会話をバランスよく取り入れたカリキュラムになってます。他の語学堂では会話を重視していたり読み書きを集中して勉強していたりします。私はバランス良く学びたかったのでここで勉強して正解でした。 成績が優秀な生徒は授業料一部免除という制度もありました。