ロンドンのサウスケンジントンにあるアート・デザインスクールで、修士と博士課程のみ(postgraduate only)の小規模校。ロンドンのアートスクールといえばセントマ(Central Saint Martins/ CSM)も有名ですが私にはマンモス校すぎて、小規模で落ち着いた雰囲気のRCAに決めました。RCAは小規模校なので日本人卒業生の母数が少なく、日本の留学エージェントと提携していないのもあり日本にいる間に情報を得るのが難しかったです。
良いところ
・世界的に有名なデザインスクールである
(2015年のQSのTop design school in the worldランキングでは世界一でした)
・修士・博士課程のみなので、落ち着いた雰囲気。数年働いてから入学する人が多い。学科にもよるが、フリーランスや独立希望の人が多い。
・立地が良い
(美術館エリアのサウスケンジントンで治安が良く、学校の合間に美術館に寄ることもでき、インペリアル・カレッジやRoyal College of Musicとも近く交流も多い)
・日本人卒業生のネットワークが強い
(学校全体でも1学年に日本人は20数名程度しかいないのでだいたい全員と顔見知りになりますし、卒業生ともイベントなどで会うことが多いです)
・毎週水曜にドローイングの無料クラスを受けられたり、日本人を含む活躍するデザイナー・アーティスト・建築家などがよく講演に来る。
気になるところ
・授業料が高い(外国人はイギリス・EU圏の生徒の3倍。政府のアートへの補助金がカットされて授業料が毎年上がっています)
・施設の規模が小さく、利用できる時間が少ない(小規模の学校なので、ワークショップは平日夜7:30まで、スタジオは平日夜は12時まで、休日は夜10時までしか使えません。図書館も貯蔵量は少ないです。)
・学校長が変わってから学校の方針がより商業的になり、生徒数が増えたり学科長が変わったりしている。たとえばDesign Interactionは今年度は新しく生徒を取るのをやめていて、来年度はどうなるのかまだ未定。
・イギリスでは1年の修士課程が多い中、RCAは2年間。(イギリスに長くいられるという意味では、良くも悪くも紙一重?)
・どの学科も年中忙しい。(みっちり学べるという意味では、良くも悪くも紙一重?)