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肉がおいしくない！メキシコでは豚肉牛肉の脂身や鶏肉の皮は基本食べません。スーパーで売っているお肉にも「脂の乗った肉」というものが置いてありません。 脂身や皮は捨てるところところなんだそう。メキシコ人は食品の安全性を信じていません。スーパーも街の肉屋も衛生環境が悪いところも多い上にそこで働く人たちの事も信じていません。 日常的に「500gって言ったのに400gで金だけ盗られた。」とか「皮や脂身を取り除いてから計ってって言ったのに。。。」とかトラブルも絶えないからです。 肉がどこから来た肉かも解らないうえに生産者の働く姿勢も誰も信じていないので、食品すべてが危ない。という概念の上に特に「鶏肉の皮は汚い」といって犬のえさにしてしまうほど。「脂身もゴミ、かさましの材料」みたいな悪者という考えなので。お肉を選ぶときも脂身が無い赤身の物を選びます。 なので肉がおいしくない。基本ばさばさ。熟成の赤身肉とも違う。これは味覚の違い風習の違いなんでしょうけど、とっても不満です。 でも近年、全世界的に「和牛」が注目されているのは何故なんでしょう？ メキシコ人油っぽくて味が濃い物大好きです。なのに肉に関しては赤身、鶏肉は皮を嫌う白身の部分をたくさん食べたい。そのかわり油で揚げてみたりマヨネーズかけたりして、おいしい、おいしいと言っている。 豚バラ肉おしいですよ！霜降り牛肉おいしいですよ！と声を大にして言いたい！

メキシコシティにもいたるところにコンビニがあります。 有名なのはOXXO（オクソ）次に目につくのがセブンイレブン。そうです日本資本のあのセブンイレブンです。その次がサークルKです。コンビニはメキシコシティのセントロや北部では比較的利用者も多く便利に使えると思います。 コンビニの値段設定は日本とほぼ一緒ですべてがちょっと割高です。 ぼくが一番気に入っているのはセブンイレブンです。品揃え商品構成なんとなく日本のセブンイレブンに似ています。ファーストフードとしてホットドッグがおいてあり手軽に利用できます。おでん、中華まんなどはもちろんありませんが軽食が結構充実しています。コーヒーも日本のコンビニと同じく手軽に帰るのでとても便利です。 メキシコに暮らしていて日本と決定的に違うと感じるのが自販機が街に無い事。なのでちょっと喉が渇いても手軽に飲み物を買う事が出来ません。そこでやっぱり便利なのがコンビにです。 ただ日本のように何でもコンビニで済ませるには不可能。公共料金の支払いや通販の受け取り迄できる日本のコンビニは本当に凄いなと感じます。 コンビニの利用も手軽なメキシコですが、ぼくとしては近所の個人商店（ティエンディータ）を利用する事をお勧めします。安いうえに会話の練習にもなるし。店主が地元で顔が利くので何かと面倒を見てくれる事なんかもあります。

エスカレーター左側右側？よく聞く話題ですよね。メキシコシティではエレベータに乗る時基本左側です。東京と一緒ですよね。が。だれもそんなの守ってないです。正確に言うとぼくひとりが左側に乗っていても、その前の人が二人で左右に乗って行く手を阻んでる。僕の後ろの人たちも一応ルールとして左側にしてるんだけど。どこかで詰まってる。なので急いでいる人が右側を通り抜ける事は日本のように出来ません。結果みんなのルールはぐだぐだになる。 メキシコで生活しているとマナーというのはみんなで守って初めて成立するんだな。とつくづく感じます。至る所でこういう感じでぐだぐだです。 メキシコの状況を嘆いてもしょうがないので、急いでいるときはどうするか？を教えましょう。階段を使いましょう。ラッシュ時であれなんであれ階段だけは空いています。みんな肥満なので階段使わないです。使わないから肥満なのか？なので階段を駆け上がりましょう。 ただ忘れては行けない事がひとつ。メキシコシティは富士山の午後五合目とほぼ同じ高度に位置していますので急激な運動は危険です。慣れてくると平気だと思ってしまうのですが、この階段の駆け上がりは結構呼吸がきつくなります。そしてああそうだ。ここは高地なんだと気づかされるというわけです。

Chile(チレ唐辛子)が無ければ始まらない。とにかくメキシコでは毎日毎日チレ（唐辛子）ばかり食べます。まず辛いか辛くないかが食の基本。「おししい？」じゃなくて「辛い？」と聞かれる事の方が多いです。辛いイコールおいしいのようで「muy pica. pica mucho!」とかいうと家族全員喜んでいます。 ジョロケア・ハバネロ・ハラペーニョ・ポプラノetc...数え上げればきりがない。その他ドライチリもパンシータ（臓物の煮込み）には不可欠。この臓物の煮込みパンシータはドリチリに種類と水と赤いトマト（ヒトマテ）をミキサーに欠けます。それを鍋にかけ臓物を煮込みます。日本の持つ煮込みに似た料理ではありますが旨味はあまり無い。そのかわり辛みです。生タマネギのみじん切りをパンシータと一緒に食べます。付け合わせには油で揚げた唐辛子。さくっと香ばしくなんといっても辛いです。辛さ＝おいしい。がここでも炸裂します。 その他にも朝食に食べるサンドイッチに青唐辛子を添え、カリカリと齧りながらサンドイッチを食べたり。フルーツ類にチリパウダーと塩の調味料。Tajin（タヒン）を懸けて食べたりします。日本で言うスイカに塩。な感じです。もちろんスイカにもタヒンかけて食べます。世界の山ちゃんでおなじみの手羽先唐揚げ。めきしこにもそっくりな手羽先唐揚げがありますが。残念な事に(笑)これにも酸っぱ辛い激辛ソースをかけちゃいます。せっかくカラッと揚がった唐揚げがチリソースでべちゃべちゃです。 最近メキシコ料理嫌いになってきました。

ぼくはノンシュガーの飲み物を持ち歩いています。ここメキシコでは基本飲み物は甘いです。有名なのはコカコーラの消費量が世界一ということ。コカコーラに限らずメキシコ人が飲む物はすべて甘いです。「甘くない物にどうしてお金を払わなきゃいけないの？」とまで言われた事があるぐらいです。 そういう状況なので外出時に日本のように甘くないお茶を買う事などで来ません。一度ネスレのテ・ベルデ（緑茶）を見つけて嬉々として買ってみたら見事に甘いお茶でした。 水なら買う事が出来ます。メキシコでも健康志向な女性は水を飲んでいるところをよくみ負けます。が圧倒的少数派と言えるでしょう。 それと困るのが飲食店で甘くない飲み物がないこと。屋台などでは水垣町な事もあってまず水は出てきません。「飲み物いる？」「何がある？」「フゴ・デ・ナランハ(オレンジジュース)フゴ・デ・マンゴーetc....」すべて甘いものです。ビン入りですがビンが汚いので必ずストローをもらって飲みましょう。 ご飯と一緒に甘いもの。ピザにコーラ！典型的な不健康な食事として日本だと良しとされていないですよね？でもここではジュースとご飯。これいまだ基本です。 みなさん。甘くない飲み物を水筒で持ち歩く事をお勧めします。ちなみに水筒も日本製を用意されるとベストでしょう。風習が無いのでなかなか良い水筒も売っていません。

メトロに物売りが乗り込んでくる。飴やガムやチョコレート。携帯バッテリーや子供の絵本。聖書や雑誌などさまざまだ。 独特の節回しで商品の特色と値段を大声で乗客に伝え、売り子は乗客に目を配る。 商品が欲しい乗客は手を上げて売り子を呼ぶ。混雑する車内でも売り子は器用に商品を売りさばく。 お父さんやお母さんが売り子で幼い子供が商品の受け渡しお金の受け渡しをしている事も多く見かける。 男の子の売り子が乗り込んでくるなり大声でチョコレートの宣伝を始め、その妹が乗客にメモを配りだす。そのメモには「クリスマスが近いけど僕らは満足に食べる事も出来ません。神のご加護を。」みたいなお涙ちょうだい。な売り子も多い。 メトロの駅には日本で言うキオスクの用な売店が無い。メキシコ人は間食大好き。そこで売り子はスナックをメトロの車内に売りにくるのだ。乗客も乗客でよく利用する。 一度興味本位からチョコレートの詰め合わせを買ってみた事がある。なんともおいしくなかった。正規の品ではないのかな？と感じた。お店で買うよりいつも売り子の値段は安い。盗品なのか期限切れの商品を安く仕入れているのか知らないがとにかくおいしくなかった。

ポケットの小銭はメトロの歌手にあげる。 メキシコシティのメトロ(地下鉄)にはミュージシャンが楽器を抱えて乗りこんで来る。各車両ごと違うジャンルのミュージシャンが何かしら演奏していると言っても過言ではない。 それにしてもみんなよく歌う。旨い下手関係ない。時にははっとするほどの歌声の持ち主に出会ったりまする。またそんなに下手なのにどうして歌った？と思うほどのミュージシャンもいる。 またメトロで歌ってチップを稼ぐ事しか出来ない様な人もいる。盲目のギター弾き。ホセ・フェリシアーノを彷彿とさせるほどの素晴らしい歌手がメトロで歌って小銭を稼いでいたりする。 僕が感心するのがみな無関心のように見えてミュージシャンの近くに乗り合わせた人はほぼすべてがなにがしかの小銭をミュージシャンに渡す事だ。旨い下手に関わらず彼らの演奏に対する対価を払う。本当に自然に。ミュージシャンの方はその小銭に対してもう一曲歌ってお返ししたりする。すごい風習が成り立っている。 現在１ペソが日本円でおよそ７円。金額にしたら対した事ではないにしろ素晴らしい事がメトロの乗客とミュージシャンの間で起こっている。 みんな一区間で終わる曲を歌って小銭を稼ぐ。駅に着くと隣の車両へ移っていく。メトロの物売りもだいたい同じやり方だ。 一日数時間こうして歌って。屋台でご飯がちゃんと食べられるんだと思う。日本より圧倒的に治安が悪くすべてがうまく行ってないように見える国だけど。ここメキシコは日本のような絶望が無い国だなと感じる。

メキシコシティではタバコが一本から買えます。道ばたの露天商が野菜の横に数種類のタバコを並べふたを開けて一本一本を売ってます。だいたい４ペソから。人はこのタバコが32〜50ペソなのでおよそ倍の金額でタバコを売ってる訳です。 メキシコ人は日常的に煙草持ち歩きタバコを習慣的に吸う人は少なくなっているように感じます。もっと嗜好品的な感じです。仕事の合間に仲間とおごり合って一本づつ吸う。とか普段吸わないけど、ちょっとタバコでも吸う？どれがいい？みたいに露店で買ったりする事が多いです。 普通にタバコを買う場合は日本にもあるコンビニスタイルのおみせOXXOが銘柄も多く取り揃えています。その他では街角にるティエンディータ(個人商店)でも手に入ります。ティエンディータの場合「たばこください。un cigarro porfavor.」「何がいい？qual?」「マルボロで。Marlboro blanco porfavor.」「はい。si..」という感じで一本渡されちゃいます。ので「たばこ一箱ください。」と始めから伝えてください。「una caja de cigarros pofavor.」です。 メキシコのタバコ。本数のバリエーションも実に豊富です。12本入り１５本入り２０本入り２４本入り。24本入りのMontanaモンタナが34ペソと一番安いタバコかもしれません。

おつりをもらったら必ずチェックしてください。日本人のあなたは偽札をつかまされますよ！ 特にメキシコに来たばかり、スペイン語が片言な状態での買い物をしに来たあなた。あなたははメキシコ人にとってみれば偽札と現金を交換する絶好のチャンスです。みんな外国人のあなたと悩みの種の偽札を交換したいでしょう。 このぐらいメキシコには偽札が出回っています。なので必ずチェックしてください。その場ですぐ出来るのは透かしを見ること。印刷部分を爪で強くこする。この二つです。 20ペソ紙幣と50ペソ紙幣はプラスチック製だし小額なのでまず偽札はないと思われますが。100ペソ200ペソはがけっこう怪しいし怪しまれる状況です。 あなたが買い物に行って100,200,500ペソをだしたらほぼ必ず偽札だと疑われて透かしを見たり印刷部分を爪でこすったりされます。気分を悪くしないでくださいね。これメキシコでは普通の事です。そして高額紙幣を出した後のおつりに気をつけてください。このおつりに偽札を混ぜる事が多々あるという事をお忘れなく。おつりをもらったらあなたも偽札じゃないかその場で確認してください。 おつりの金額をごまかす(間違う)事も日常茶飯事なので必ず「その場」でお店の人と一緒に確認する事を強くお勧めします。後から行っても「知らね。」で終わりですよ。

メキシコ人に住んでいるところを聞かれたら適当に街の名前だけ言ってください。東京で言うと「銀座の近くです。」みたいな感じです。 なぜかというと危ないからです。日本だと世間話で近所の話とかして「近くにおいしいお弁当屋さんありますよね。」とか「そこって角に郵便局あるとこですか？」「いやそっちじゃなくてその反対の茶色のマンションです。」なんて会話普通にしませんか？ これメキシコではタブーです。そしてあなたは”日本人”だという事を忘れないでください。お金持ちだと思われているので危険です。相手が友人でも男性でも女性でも関係ありません。絶対に住んでるところを言わないでください。 もしあなたが住んでるところを誰かに伝えたらその誰かがあなたの持ち物やお金を狙います。最悪の場合あなたを誘拐・拉致・監禁して身代金を親族や学校の要求します。 世間話で近所の話を出さないようにしましょう。住んでるところを聞かれてごまかしてもメキシコ人もみんなごまかすので気まずくなんかなりません。その他「最近パソコン買ったんだ。」「スマホ変えたんだ。」など日本では当たり前の様な会話ですがあなたの経済状況が分かる様な話もしないでください。 くれぐれもあなたが住もうとしているメキシコシティはコロンビアに次ぐ誘拐多発地域世界No.2だという事をお忘れなく。