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メキシコではレディファースト基本中の基本です。 頭では解っていても日本で育ったみなさんはきっとメキシコの海外のレディーファーストな作法、実践するのは難しいことと思います。 まず基本中の基本。建物に入るときドアを開けるのは男性です。そして女性を先に建物に入れてあげてください。 次に席に座るとき。女性に好きな席を選ばせてあげてください。そして椅子を惹いてあげる迄は行かなくとも気遣いを見せ、それから自分が座りましょう。 次にサラダなんかを取り分けるのを男性がすすんでしてあげましょう。日本では合コンで、かいがいしく食べ物を取り分けたりする女子がいると「お。気が利く娘だな。」なんてこともありますが。海外ではとっても変です。女性のみなさんもこれ気をつけましょう。 次に道を歩くとき。車道側を男性が歩きましょう。段差や歩きにくい場所では手を差し伸べましょう。肩を抱いて守ってあげることもごく自然なことなので実践しましょう。 他にもたくさん。女性への気遣いとして自然に心がけることはあるのですが本の一部を紹介してみました。 基本になるのは女性は男性より弱いので守ってあげよう。という気持ち。逆の意味では男性が自分を守るため常に先に女性に行かせて様子を見るという考えもあるようですが。ここメキシコのレディファーストはラテン文化、カトリック文化の影響か女性崇拝に近い物があります。 日本では自然に結構逆ですよね。ドアを開けてあげない。入ったドアを次の人の為に支えてあげない(これ世界では非常識中の非常識)。飲食店でも男性の方が快適な席に座ってふんぞり返っていることもしばしば。食事のとりわけも女性がしているし、お会計を奥さんがする光景もよく見かけます。これら海外の常識からすると非常にかっこうわるい光景です。メキシコ人女性に一瞬で判断されます。「だせえ。こいつ。」そしてそのあなたのマナーの悪さ絶対に言ってくれません。 日本の価値観も結構ですが。根底にある男尊女卑がぼくは非常に嫌いなので、レディーファーストの国メキシコ大好きです。

無香料の物が無い。 メキシコには無香料の製品が本当に少ない。化粧水。ヘアスプレー。ジェル。殺虫剤。台所洗剤。住まいの洗剤。ほとんどすべての製品に強烈な香料が含まれています。 日本と違って街角が臭い。地下鉄が臭い。空港が臭い。おねえさんもおじさんも香水が臭い。もちろんトイレが臭い。ほとんど臭くないところは無いくらい臭い。 香料でごまかさなければならない環境。臭い匂いの元を絶つという概念は無いのか、断てないのか？おそらく断てない。 街が臭いのはゴミ処理施設が機能してない。ゴミ処理業者がマフィア政治家と癒着しているから。 地下鉄が臭いのはみんながゴミを捨てるから。みんながゴミ箱にゴミを捨てたら 施設を掃除する人の仕事を奪ってしまうから。とかいう意見もあちこちで聞く。 香水が臭いのは毎日シャワーを浴びれないから。習慣の問題じゃなくインフラの問題で水が毎日出る訳では無いから。 トイレが臭いのは水道の水圧が低く紙をトイレに流せないから。 匂いの元を絶てない環境。そうすると無香料のものが手に入らない。ということになる。しかたがない。というやつである。 日本で気に入った香水以外ほぼすべて無香料の製品を選んでいた僕にはこの環境はつらい。 みなさんも普段無香料の物をお使いであれば、体に使う物だけでも日本からお気に入りの無香料製品をお持ちになることをお勧めします。

ここメキシコのゼリー。本当にゼリー。ジェリーじゃない。ゼリー。固め。色強烈。まじゼリー。色と味付き動物性ゼラチン。 日本では普通のゼリーってなかんか見なくなったように感じます。コンビニなんかで買えるゼリーも何かしらひと工夫、みかんが入ってたり。ジュレのように柔らかかったり。ですよね？ メキシコでは一般家庭でゼリー結構作ります。粉末をお湯またはミルクに溶いてゼリーを冷蔵庫にストックします。 そしてそのゼリー食後やおやつに頻繁に食べたがります。もっともメキシコ人は日に５食、食べるので手軽なんでしょうか？でもなんともこのゼリー別においしくない。でもなんかほんとうにおいしそうに楽しみにしているようにゼリーをよく食べています。あれもしかしてウチだけ？いやいや違うはず。だってスーパーでもゼリーコーナーが本当に充実してるもん。 ぼくはこの色も味も毒々しいメキシコのゼリー好きになれません。ただ出された物はいただく主義なのでいただきます。またメキシコ人食べ物を振る舞うの大好きだし食べないと機嫌悪くなったりしますから。 ホームステイを予定されている皆さんはきっとこの懐かしいゼリー必ず食べることになると思います。そして「ああ。日本って本当に恵まれてるんだなあ。。。コンビニでさえおいしい物が簡単に手に入るんだから」とか考えるはずです。

メキシコ全土に展開しているにあるラ・ミチョアカーナ（La Michoacana）のhelado／エラド(アイスクリーム）がめちゃくちゃおいしい。 このラ・ミチョアカーナ（La Michoacana）のビジネスの大成功によりミチョアカン州トクンボ村は寒村から一気に富裕村？になったほど。だっておいしいんだもん。ほんとメキシコってわかりやすい！ビバ・メヒコ！ ここメキシコシティにもラ・ミチョアカーナ（La Michoacana）いっぱいあります。通りを歩けばいたるところにラ・ミチョアカーのかわいい女の子のキャラクターが！どんだけアイスクリーム好きなの？または節操無くチェーン展開しちゃってる？だって店舗によって内装とかオペレーションとかポーションんとかバラバラなんだもん笑。 でもそのラ・ミチョアカーナ。人気の秘密はバリエーション豊富なアイスの種類。そしてその量。たっぷり２スクープ＋アルファ。コーンで頼むとコーンの仲間でアイスがぎっしり。もう当分アイスいいや。ってぐらい。 僕のお気に入りはケソ(チーズ)にチョコレートコーティング。アイスの中にお米の様な独特の食感のゼリーが入っていてそれがまたおいしい。 ほかにも日本ではきっと食べられないであろうバニラ＆モレ(駄菓子屋のスモモジャムに似た酸っぱいソースで道ばたのフルーツ屋台で売られているマンゴーやパパイヤ、スイカにもチリパウダーと一緒にかかっていることが多い。)もおすすめ。 ラ・ミチョアカーナのヘラドおすすめです！

黒いマリアを祀る南米最大の聖地グアダルーペ寺院への参拝者にやられた。 毎月メキシコシティ北部にあるグアダルーペ寺院へと続く道を延々、熱心な信奉者が花輪や黒いマリア像の描かれた大きな額をもって練り歩いていく訳だけど。なんとも言い難い光景を目の当たりにした。 メキシコ各地または南米からもトラックに山積みになって山岳地法の少数民族の様な方達も信者が寺院に向かうまっすぐな歩道に集まって来ている。 この日の為に時間とお金、いや人生のすべてを懸けてここに来ている人もいる。ここにあつまる多くの人が貧困に喘いでいるさまがその風貌から見て取れる。彼らは救いを求めここに来た人々なんだ。 その参拝者向けのお土産物屋やジュースの屋台、食べ物の屋台がその歩道にひしめいている。時間は午前２時。興奮した参拝者が花火を挙げる。銃声のようにも聞こえる。あるいは銃声なのかもしれない。楽団が音楽を奏で始める。もう一度言う午前２時。いやもう午前３時。子供たちが駆け回る。仮想した集団が踊りだす。宗教的歓喜につつまれた群衆を誰が止めることが出来ようか。太鼓のリズムが延々と続く。この集団が通り過ぎればまた別の集団が踊り騒ぎ歌い延々と途切れることが無い。 午前９時を回る頃ようやく収まったその通りを窓から眺めてみると歩道にはおびただしい数のゴミの山。説明しずらいぐらいのごみ。遠慮がない。歩道を埋め尽くすゴミ。いたるところにまき散らされた糞尿。これは東京湾花火大会とか上野公園の花見のゴミ問題どころではない。それ以前にここは巡礼の道。彼らにとっての聖地へと続く道なのである。陶酔と現実。崇高と下劣。摂取と排泄。この道は人間のすべてを飲み込んだ。善も悪も無い。 糞尿をまき散らし喧噪と混沌の末にたどり着いた寺院で彼らは何を願い何を望むのだろうか？

メキシコ人は病院に行かない。ていうか行けない。 メキシコにはIMSSが運営している公的保険があり、約58％の人が加入しているといわれています。IMSSが運営している公的保険は疾病・傷害全般に対する給付を行うものであり保険料は所得に対する割合で天引きされます。 しかし、設備、医療技術、サービスが不十分なため、一般には民間会社の医療保障制度が普及しています。もの凄い高額なので一部のお金持ちしか加入できない様な代物です。 医療水準はアメリカなどと比較すると３割程度低いといわれていますが、大抵の病気は国内で治療、手術が可能です。。。。が外科手術・整形外科のレベルは絶対低いと思われます。だっていたるところに手足の無い人がいっぱいいますから。骨折しただけで切断とか”ざら”だそうです。 こんな状況なのでちょっとした病気で絶対病院にいきません。またクリニックに行っても全く意味がない。長時間待たされた挙げ句話だけして終わり。こんなときの為の魔法の言葉「の・まんちぇす！」 じゃあどうするの？２４時間営業のドラッグストアがたくさんあります。医療行為はしないまでも日本では出せない様な薬まで薬剤師さんが出してくれます。これが結構効く！治った気になって眠りましょう。 わたしたちのような滞在者がメキシコの医療機関を利用する場合は、保証金を支払い(クレジットカード）、医療行為終了後に精算することになります。通常ドクター費は治療費や入院費とは別途請求となるケースがほとんどです。。。。が本当に高額なので２４時間営業のドラッグストアに駆け込みましょう！病は気から！気合いで治してください！

メキシコシティで生活する上で日本人の男性が普通にやっていることで危ないと思うことをお伝えします。 眉毛を整えている。 これ間違いなくゲイだと思われます。日本人のサッカー選手だいたい「あいつらみんなゲイ？」って聞かれます。本当に危ないです。メトロのオネエ専用車両に乗ったりしたら大人気。 髪を染めている。 これも高確率でゲイだと思われます。外国人から見てアジア人の黒髪は大変魅力的。ここメキシコでもそう。なのに肌の色に合わない茶色の髪を見て爆笑またはこっっそり陰口を叩かれる確率大です。それと同時に危ないです。マッチョなゲイに狙われます。 長財布を使っている。 日本人男性がよく使っているブランド物の長財布。後ろポケットに入れてたりしますが。。。本当に危ない。だってお札が入ってるって丸解りだし。これもゲイ。笑。メキシコ人に限らず外国人のほとんどが日本人男性が長財布でからお金を出してお会計している様を見て「ぷぷっ。」となっています。片手に持った財布のジッパーを開けしきりをかき分けお札を取り出し渡すその一連の動作ひとつひとつがものすごくゲイなんだそうです。気をつけましょう。 肩掛けカバンを持っている。 これ日本では日常風景。おしゃれな日本人男性はトート型のバックを小脇に抱えてたりしますよね。これもまじでゲイ。ゲイ以外の何者でもない。おしゃれを楽しみたいってのも解ります。だけど危機管理の観点で非常に危ない。 ぼくはゲイの友達もいるしゲイに偏見はありません。だけど危ない。自覚が無いってことが危ない。ゲイならゲイの友達が出来るしゲイとしてアピールできたら出会いのチャンスも増えるので良いんだろうけど、公共の場でぼくゲイだよ！と過剰にアピールする必要あります？ どれも日本で普通のことだけどメキシコシティではこれらのことに気をつけてみてください。あなたがゲイじゃないなら。

メキシコに住み始めてみると街角の至る所で丸焼きでぐるぐる回っている鶏肉をみかけることでしょう。食べてみたいだろうけど一人で食べるのには大きいし、どうやって注文したら良いのかも謎。そこでポヨ・アル・カルボン(チキンの炭火焼)のこと紹介したいと思います。 メキシコではこの巨大ロースターで丸焼きされるポヨ・アル・カルボン(チキンの炭火焼)が大変人気です。半分とか丸ごととかでオーダーすると目の前で豪快に鶏肉の丸焼きを叩き切り。解体してくれます。付け合わせにチリ、タマネギの炭火焼とトトポス(ハードなトルティーヤ。固めでカリカリの食感)トルティーヤ、サルサがついてきます。皆さん一度食べてみることをお勧めします。ただ一人で食べるのはちょっと大きいかな？パーティーに持っていったら喜ばれるんじゃないでしょうか。メキシコ人には。 その味はというと。日本の鶏肉に比べ淡白。決してバサバサという訳ではないんだけど脂身の旨さとかジューシーとかそういった感じはゼロ。皮のパリパリ感がおいしい！でも皮は基本的に人気が無いのであんまり無い。それが非常に残念！好みの違いは明確です。サルサをかけて食べたり、トルティーヤに包んだり。食べ方のバリエーションはさまざまでとっても楽しめます。 ただこのポヨ・アル・カルボン家族みんなで食べることが多いので、その雰囲気がなんとも暖かい感じがして僕は大好きです。メキシコ人のみんなもきっとそういう雰囲気を楽しんでいるんではないかな？と思うぐらい。あまりおいしくない笑。

メキシコシティのメトロというとスリに警戒しようとかネガティブな情報が満載ですが。メトロには物売りやミュージシャンが乗って来て車両ごとにいろいろなことが起こります。そのなかでもぼくが密かに楽しみにしているのがメトロのラッパー。 移動式のスピーカーにスマホをつないで爆音でカラオケを流してそれに生声でラップするというスタイルが圧倒的に多いのですが。本当にレベル高い。 イケメン大統領ペニャ・ニエトをいじって「甘いマスクのピニャでも丸呑み(簡単に彼の政策を信じると)すると腹壊す。だってあいつの名前はピニャ(パイナップル)・ニエト皮剥く前はトゲだらけ」とか軽快に韻を踏んで乗客を笑わせたりしてます。更にはおばあちゃんに席を譲らないお兄さんをいじって、席を譲るまで痛烈に批判し、譲ってもらってどっかり腰を下ろしたおばあちゃんを口説き始め、あげくの果てにはそのおばあちゃんに小銭をせびったりします。おばあちゃんも「参ったわねえ。」とかいいながら多めの小銭を彼に渡す。周りの乗客も「一杯食わされたね。」「彼ってキュートね。」とか言い出す始末。 一連の流れすべてをラップで展開し、乗客を巻き込んでみんなを笑わせながら最後には小銭を巻き上げて一駅で降りていく。ヤバイ。ほんとうにかっこいい。ラップってなにか？ストリートミュージックってなにか？メキシコのラッパー本当にリアルです。 寛容と受容に芸術が育てられている瞬間を日常的に目にすることが出来るメキシコシティのメトロ。怖がらないで乗ってみてください。

海外生活に慣れないうちによくあるのが財布の中に小銭がいっぱいになってしまうこと。現地の小銭の金額が瞬時に判断できないので、ついついレジでお札ばかりを使ってしまうから。 もう少し現地の生活に慣れてくると、この溜まった小銭を消化しようと考えるでしょう。 例えば牛乳とパンで確かが50ペソだったなあとか思って、せっせと数えて50ペソの細かいお金を握りしめて近所のコンビニやティエンディータ(個人商店のコンビニの様な小さなお店)に走ります。 「ぶえなすたるでえす。牛乳とパンください。おねがいしまーす。」 「５０ぺソねえ。」 「はい50ぺソ。」あなたは鉄格子越しにいつも言ってる商店の親父に数えた50ペソを渡します。 「あと10ペソ。」 「え？？？？」あなたはきっと驚きます。確かに５０ペソ数えたはず。 「あと10ペソたりないよ。わかる？10ペソ。」 何が起きたか解ります？これ本当に普通です。顔見知りだろうとなんだろうとチャンスがあれば詐欺を働きます。これも彼らの仕事のうちなんです。ここ日本じゃありません。あと１０ペソはらわなければパンと牛乳手に入りません。 どうして親父が詐欺を出来たのか？考えを巡らせてください。予防策を考えられなければあなたは買い物の度にカモにされます。だって近くにお店無いんだもん。ここで買わなきゃどこで買うの？彼らの正論です。善悪じゃない。需要と供給なんです。理解できますか？悪だ悪だと責めるならさっさと荷物をまとめて安全な国に帰れば良いよ。誰も君にいてほしいと頼んでないよ。ただそれだけなんです。シンプルに。 ではどうすれよかったの？はい。１ペソづつ、またはコインごとにカウントして渡していきましょう。 「１、１１、１６、１７、１８、１９、２０、40。それと10ペソ。これで50ペソね。」お金を渡すときはこうやって渡しましょう。