Shirokuro

ボルドーの街中だけの移動の評価です。 まず、トラムがA、B、Cと３線あり、かなり広範囲を網羅しているのでとても便利です。しかも年齢制限はありますが、学生だとかなり安く乗ることが出来るのでとても重宝しました。 また、レンタルサイクルも充実しています。VCubというのですが、街の至るところにステーションがありどこで借りても返してもかまいません。２４時間で1€と利用しやすい登録料になっています。注意点としては、支払いは前払いでクレジットカードのみ、破損や未返却などの場合が保証金として２００€取られることです。また、最初の３０分は有料ですがそのまま乗り続けると１時間ごとに２ユーロかかります。なので、裏技としては、３０分（がたつ前）ごとにステーションで返却し再度借りる、というのを繰り返せば２４時間たつまではずっと無料で乗れます。つまり、３０分経つ前に一度返却すれば、また０からの換算になるわけです。ただ２４時間というのは最初に支払ったときから換算されます。 ２４時間コース以外に、１週間、１ヶ月、１年コースもあるようです。近くにステーションがあるならばとても便利です。 しかし、なんといっても本当にありがたかったシステムは、「La Maison du Vélo 」が行っている、自転車の貸し出しです。なんと無料です。もちろん借りるためにはいろいろと書類をもっていかねばなりません。しかもやはり人気のようで、すんなり借りれるとは限りません。予約は出来ないので、時間をみはからっての突撃となります。もちろん壊した場合は自分で修理しないといけませんし、借りられる期限も決まっていますので未返却だと保証金を取られます。基本的に３ヶ月ごとの期限で更新は３回までです（なので１年間借りられることになります）。と聞いていたのですが、なぜかわたしは１年過ぎても借りることが出来てしまいました。何故かはいまだにわかりません。結局１年と２ヶ月ほどでボルドーを去ることになり新たに更新することはなかったので、いつまで更新でき続けたのかも謎のままです。ただ、フランスで自転車を使う場合は本当に気をつけてください。盗まれます。壊されます。私の場合、ぼろぼろでしかも市のレンタルサイクルと丸わかりだったのでたいした被害はうけませんでしたが、注意していたにもかかわらず、ストッパーを壊されて自分で直す羽目になりました。

ボルドーはかなり多くの素敵なレストランがあるのですが、滞在期間も短くあまり行けなかったのが心残りです。訪れたレストランは多くはないですが、そんな中でも印象に残ったレストラン（和食以外）を３軒紹介したいと思います。 まず「le Chapon Fin」、有名なレストランです。以前は一つ星だったのですが、シェフの入れ替わりとともに星を落してしまいました。が、やはりここぞというときに食事に行くのはおすすめです。まず、内装がとてもゴージャス。奥の壁は、ちょっとした洞窟のようになっています。料理も、もちろん繊細で美味しいです。サービスも悪くないです。もちろん高級レストランですので、コスパがいいかと言われれば人によって評価の別れるところではありますが、雰囲気も含めて料金の一部と考えるなら問題ないかと思われます。ワインリストもなかなかのものです。おそらく今は、高級ワインも何種類かグラスで頼めるはずです。地下のカーブも素敵ですので、もし機会がありましたらぜひ見学してみてください。定期的ではないかもしれませんが、そこでデギュスタシオンの催しもしているようです。 ２軒目は、雰囲気ががらりと変わってステーキの店、「le boucher」。注賃部を少し離れた、ちょっと分かりにくい場所にあります。が、週末行くといつも満席でした。ここはオシャレではないですがアットホームな感じで、気軽にがっつり肉を食べることのできるビストロです。奥の釜で、肉を焼いている様子も見ることができます。追加で付け合わせ用にサラダも頼めますが、値段の割にあまりにも量が少ないのが残念な点でした。ちなみにここはカードが使えませんのでご注意ください。 ３軒目はオシャレなフレンチビストロ「miles(マイルズ）」。ここはメニューが決めうちで、6皿３８€。とてもクオリティが高く美味しいのでこんなお値段でいいの？と思ってしまうぐらいです。カウンター席がメインで、オープンキッチンになっているところも素敵です。日本人女性がパティシエとして働いていらっしゃるそうです。サービスも心地よく、本当におすすめのレストランです。

さすがボルドーというだけあり、和食も評価の高く有名な飲食店が何件かありました。 ひとつは、「FUFU」というラーメン屋さんです。とても有名な店です。担々麺など辛いラーメンや餃子もあります。私が滞在していたときは、街中にある一店舗だけだったのですが、今は少し離れた場所にもう一店舗増やしたようです。 もうひとつは、こちらも有名なレストラン、「カフェジャポネ」です。日本人も美味しいといっていました。ただ、雰囲気のせいか、人によってこちらのレストランは評価が別れるようです。お弁当も販売しているようです。 ほかにも、まだ新しい和食レストラン、「まるや」もおすすめです。こちらはシェフが日本人の方というだけあって美味しい創作和食がいただけます。一品も充実していてどれも美味しいです。評価もとても高いレストランです。Gramds Hommesのすぐ近くにあり、街の中心部で行きやすい場所でもあります。サービスも感じがいいです。 「FUFU」は必要ないかもしれませんが、どれもボルドーでは有名な人気店ですので、予約は必須です。日本人からしたら価格設定は高めですが、やはり和食は恋しくなるもの。外食で和食が食べたいなぁというときはお試しください。

ボルドーは大きな街で、ショッピングも充実していると思います。 街中の中心通りは、週末となると人で大混雑です。有名な店はだいたいほぼありますし、Galeries LafayetteやFNAC ももちろんあります。特にFNACは規模も大きく複数階あり、カフェまで併設されています。 わたしは「HEMA」という文具屋さんがお気に入りでした。安くて可愛い雑貨や食器、文具、美容関係、お菓子といった、イメージはカラフルな無印良品のような感じです。100円ショップを彷彿とさせる安さで（もちろんもっと高いですが）、よくいろいろなものを買っていました。普通のスーパーで買うよりもずっと安く可愛いのでおすすめです。今ではフランスの各地にどんどん規模を広げているようです。 総合施設としては、Auchanがあります。トラムの駅の本当に目の前なので、ものすごく便利でした。 中心部には、carrefour もあり、こちらもちょっとした総合施設になっていました。「Grands Hommes」という名称です。 あとは、街を歩いているだけでいろいろなお店を発見できて楽しいです。ちょっとした小道に入るとまたいろいろな小さな店があり、飽きることがありませんでした。町並みも風情があり、ウインドーショッピングだけでも楽しめます。

フランスはいまや和食が大人気ですが、トゥールもだんだんちゃんとした和食のお店が増えて来ました。というのも、フランスでは「和食レストラン」というと、だいたい「寿司」「串焼き」などがごっちゃになった、かなり奇妙なものが主だったからです（味も、美味しいとはいえません）。 トゥールで、日本人でも美味しいと言われているのは、まず、トゥール駅の裏手、映画館のすぐ前にある「Zen」という和食のお店です。以前はお寿司屋さんだったかと思うのですが、天ぷら等も提供しているようで、美味しいとのことです。 もうひとつは、オペラ座の近くにある、「のぶ季」という和食レストランです。アレンジはしてありますが、ちゃんとした和食を食べられる貴重なレストランです。開店してまだそんなにたっていませんが、フランス人にも大人気のお店で、予約を取るのが難しいです。オーナーは日本語もフランス語も堪能な方で、スタッフの方をはじめとてもサービスがよく、居心地もいいです、内装も、「いかにもフランス人が考えた間違ったイメージ」ではなく、落ち着いた感じのいいつくりです。味もおいしいく、ちょっとしゃれた和食が食べたくなったり、ちゃんとした和食レストランをフランス人に紹介するなら本当におすすめです。ただ、コストパフォーマンスからいうと、高めだと思います。

街中でショッピングを楽しむなら、街の中心部を走るrue National( ナショナル通り）が分かりやすいです。Galeries Lafayette も、FNAC も、MONOPrix もあります。両側にずっとお店が連なっているので、規模は小さいですが、歩くだけで楽しいです。大通りから少し入れば、小道にもいろいろな店がたくさん並んでいます。おすすめは、「ＢＥＬＬＡＮＧＥＲ」というチョコレート屋さん。ルマンに本店があるのですが、最近トゥールにも出店しました。 また、パン屋もたくさんありますが、わたしはトゥールの北側にある、「FEUILLETTE」がお気に入りです。というのも、味もおいしいのですが、バゲットを３本買うと一本おまけしてくれるのです！たしかクロワッサンもこういったおまけがあったはずです。焼きたてのパンをひっきりなしに提供しているので、いつも長蛇の列です。甘いのが苦手でないなら、キャラメルクロワッサンもおすすめです！大きくて７ユーロくらいするのですが、とても美味しいです。 レストランは、街中だと「La Deuvalière」が値段もお手ごろなのに美味しくておすすめです。人気のお店なので、予約は必須です。すこし北になりますが、「Restaurant Charles Barrier」も人気です。ガストロになるので値段は高めですが、そのすぐ横（同じ建物内）には「Bistrot de la Tranchée」もあり、こちらはお手頃価格です。トラムの駅のすぐそばということもあって、連日いっぱいです。ただ席数はけっこうありますので、少人数だとすんなり予約は取れるかと思います。ここは以前、星付きの有名なレストランだったようで、昔を知っている人には今はあまり評判はよくありませんが、それでも実際行ってみると好評価をつけたくなるレストランのひとつかと思います。 そのほか、大型のショッピングを楽しむなら、Saint pierre des corp駅のすぐ近くにある、Carrefour （総合施設になっています）、そのすぐ近くにあるIKEA、また、トゥールの北側にあるAuchanがあり、その近くにはアジア食材のスーパーマーケット「PARIS store」もあります。トラムの駅のすぐ側にあるので、便利です（街からは離れますが）。

比較的穏やかで過ごしやすいと思います。 ただ、冬はどんより、そして寒いです。雨も多いです。なので、冬のイメージは、「薄暗くてしとしとと雨が降り、とても寒い」という感じです。ロワール川にかかる橋の上に立つと、こういった風景もなかなか風情があって個人的には好きですが、やはり外出するのがおっくうになってしまうことに変わりはありません。 一方、夏は最高です。雨はほとんど降らず、日は長く（夜１０時頃まで明るいことも）、湿気も無いのでとても過ごしやすいです。湿度が低いので、夜は冷房等全く必要ないですし、昼間も日が直接あたらないところは暑くないぐらいです。なので、フランスの家庭には基本的にクーラーや扇風機等の冷房器具はありません。それでも問題なく（多少暑いときはありますが）過ごせてしまいます。 ただ、日差しは日本よりきつく感じます。直射日光は痛いぐらいです。こちらの人は日焼け対策などしないので、日本のように防備体制で外出できないのはつらいところですが、日差しがきつすぎて我慢できず（刺さるように痛いので）、周りを気にせず長袖を羽織っています。 そのほか、夕立も夏ごろ頻繁に起きます。また、春から夏ごろには、雹が降って来ることもたまにあります。この雹のせいで、ぶどう畑がだめになり大損害を被ったという話もよく聞きますので、生産者に取っては恐ろしい自然現象です。

この地域は、フランスの中で一番発音がきれい（アクセントが無い）と言われているだあり語学学校が多く、学生の国際色は豊かだと思います。ただ、語学学校ですので、語学を学んだ後は別の場所に移ってしまう人、短期留学の人も多く、入れ替わりは激しいと思います。 おそらく斡旋会社との提携のおかげもあり、日本人学生も少なくありません。ただ、ありとあらゆるところで見かけるといったことはなく、少数の部類ではあります。が、いつもある一定数は必ずいます。 そして、実際にここに住んでいる人の数はそんなに多くはないと思います。 また、どこの街でもそうですが、地域によってやはりある程度人種が別れているところもあります。移民問題の影響かもしれません。 日本人はあまり群れないので（しかも数も多くない）どこに多いとは言えませんが、街中というよりも少し校外に住まれている方が一般的のように見受けられます。 フランスでは日本料理や日本文化は大変人気があり、トゥールでも日本に関係のある催しがいくつもあります。そういった催しに参加するとたくさんの日本人に会うことができます。日本人の知り合いを探したい方にはぜひそういった催しを探してください。

おすすめは、office de tourisme（観光案内所）で販売されている、「Pass Dijon Côte de Nuits」という観光めぐりのパスポートです。これを購入すると、１１カ所の施設への入場が無料になります。パスポート自体は１６€ですので、１１カ所もまわれるとなると本当にお得です。たしか４、５箇所まわっただけで元が取れていたように思います。しかも最初に使ってから１年間有効ですので、ゆっくりじっくり使えます。 もちろん場所によっては公共交通機関だけでは行きにくいところもありますが、それでも行ける範囲で行ったとしてもお得なパスだと思います。いいところは、パスポートになっていると、たとえあまり興味のない場所でもせっかくだから行ってみようかとなり、結果、以外によかったということが多々あるからです。なので、最初は自分の興味にあるところからでいいと思いますが、ぜひそのほかもまわってみてください。ディジョン市内の観光スポットも２カ所程あり、おすすめは「la Tour Philippe le Bon（フィリップ・ル・ボンの塔）」を登るツアーです。ガイド付きで、いろいろと説明を受けながら塔を登れます。塔の上からはディジョンの街が一望できてとても綺麗でした。晴れている日にぜひお試しください。 その他は、ディジョンから少し離れますが、特産品であるカシスの博物館の観光（カシスの試飲付き）も面白かったです。試飲はかなり（好きなだけ？）飲めます。 そのほかにも、チーズの工場（博物館）見学（チーズの試食付き）や、ドメーヌの見学（試飲あり）など魅力的なものもたくさんあります。 わたしはこのパスポートの存在を知ったのがディジョンを去るほんの少し前で、半分ぐらいしか使えませんでしたがそれでも十分元はとれましたし、とてもいい思い出になりました。

大きい街ではないので、やはり仕事をみつけるのは難しいと思います。どこでも同じだとは思いますが、やはり日本人としては、アジア関係の飲食店が一番働きやすく職につきやすいかとは思います。 ただ、私が滞在していたときは、そういった関係のお店（日本に関係する店やレストラン）はほとんど無かったので、街中で職探しは難しいと思います。 ただ、ヴァンダンジュ（ぶどうの収穫）の時期には、短期で収穫のバイトがいろいろな畑であると思います。有名どころは知り合いやコネがないと無理だと思いますが、情報を探せば募集しているところが見つかるかもしれません。 ブルゴーニュ地方では、ワイン関係の仕事をしている方も多いと思いますので、そういう方と知り合う機会があったら、ヴァンダンジュの仕事について聞いてみるのも手だと思います。やはりこういうのは朽ち込むや知り合いのつてが一番いいと思うので。 私の知り合い多くの日本人は、同じ畑で収穫を手伝っていました。なので、日本人同士のネットワークもぜひ利用してください。雇う側としても、日本人を毎年受け入れているところのほうが慣れているしいいかと思います。 わたしは試したことが無いのではっきりとは言えませんが、今はインターネットもありますし、情報を探すのはやる気さえあればそんなに難しいことではないと思います。