seetheroad94

ラストリゾートのコストパフォーマンスについてです。他のエージェントに比べると高いです。私は、様々なサポートを必要としていたので、コストパフォーマンスはあまり良くないかもしれませんがラストリゾートを利用しました。何かサポートを付けたり、手配をしてもらうと手数料が必ずかかります。他のエージェントでも手数料がかかるとは思いますが、ラストリゾートの場合はその割合が多いと感じました。自分でやると面倒くさいと思ったので、手数料は取られますが手配をお願いしました。しかし、後々わかったことですが自分でやってもそこまで苦労しないものにもサポートをお願いしていたということです。自分の確認不足、情報不足が悪いのは承知しています。ですがスタッフは『それは少々手間が掛かりますので我々にお任せください』というように説明されると何も考えずにお願いしてしまうというのも否めません。毎回手数料を支払ってでも準備から何からエージェントに任せた方がいいやという方はそれで構いません。しかしお金を少しでも節約して、多少の手間を惜しまないという方は自分で調べてみる、手配してみるという方が得だと思います。面倒くさいかもしれませんが、この手配は自分でやろう。でもこの手配は面倒くさそうだから会社に任せようというように分類すると節約+効率の良い準備が出来ると思います。

現地の無料サポート会社を利用することも大切だと思います。私はラストリゾートの現地サポートを滞在期間中の全期間使うプランに申し込んでいました。日本語も現地オフィスでは通じますし、何かと安心だと思ったからです。私が無料の日本人留学生サポート会社が現地にあることを知ったのは、帰国の1週間くらい前です。私がラストリゾートから現地滞在中に受けたサポートの内容とほぼ同等のサポートを現地で知り合った方から教えてもらいました。海外で無料サポートって不安で怪しいと思ってしまうと思いますが、その無料の日本人留学生サポート会社は日本人経営で全く問題ないということでした。それはその会社は他にもメインの業務内容があり、それに加えて日本人の留学生は現地で無料でサポートしますという形でした。私はラストリゾートからとても手厚いサポートを受けられて満足していたつもりだったのですが、無料で同等の内容のサポートを提供してくれる会社が存在するのであれば話は別です。全てのサポートが有料レベルというわけではありませんので一概に比較することは不可能かもしれませんが、一般の人の口コミを参考にしたりすることで自分の満足のいく留学生活が送れると思います。

私がオークランド・インステチュート・オブ・スタディーズに通っていた時の学生の国籍の比率は、サウジアラビアとイランからの割合が多く、次いでブラジル、インド、韓国、中国といった国からの学生でした。日本人は私を含め3人いました。クラスの人数は約15人くらいでした。サウジアラビアとイランからの学生はそれぞれの国から団体で来ていたようでした。先生が言うには、時期によって学生の国籍比率は大きく変わるということでした。日本から団体で来る時期もありますし、韓国や中国から団体で来ることもあるということでした。サウジアラビアやイランからの学生たちの訛りのようなものが強くて記憶に残っています。そして彼らは授業を欠席して遊びに行ってしまうということがあったのも覚えています。比較的、アジア圏からの学生は割と真面目という印象を受けました。食堂で昼食を食べる時にはとても国際色豊かな光景だったのを覚えています。文化や伝統が違うのでそれぞれが様々なものを食べていましたし、宗教によって決まったものは食べることが出来ないというのもそこで知りました。同じ国からの学生同士でグループを作って食事をしているところもありましたし、本当にバラバラなグループもあって面白かったです。

これはラストリゾートに限ったことではありませんが、アクティビティーなどのプログラムの募集終了でも諦めないで欲しいということです。海外留学というのは一般的に頻繁に同じ場所に行けるというのは経済的、時間などを考慮しても容易なことではありません。1回、1回の留学先では妥協なく自分のやりたいことを追求していくことが充実に繋がると思っています。その貴重な生活の中で本当に自分がやりたいと思った内容に申し込んだ時に募集は定員だということで諦めないで欲しいのです。なぜなら１つのプログラムには複数の募集先がある可能性があるということです。『自分が利用しているエージェントから申し込みをしたのだけれど、定員だ。残念。』と諦めるのではなく、現地のツアー会社やネットなどでそのプログラムの空きは無いか探してみるということも本当にやりたいプログラムならば必要な作業です。私が利用したエージェントはわざわざ他の企業に利益がいくような手助けはしてくれませんでした。それは企業としては当たり前のことなので、自分で行動して探すことで、例え他の会社が見つからなかったとしてもそのプログラムに参加したくて行動を起こしたのだから留学中の経験値としては高いと思います。探していく中で一緒にそのプログラムを募集している会社を探してくれた会社と私は出会うことが出来たので、幸い参加することが出来ました。直接自分の会社の利益にはならなくても手を差し伸べてくれる会社もあるということです。

カンタベリーでホームステイをしていたのですが、特徴は夜暗くなるのがとても遅いということです。夜の9時くらいには日本で言うと夕方のような明るさです。本当に真っ暗になるのはだいたい夜10時頃でした。夜9時頃にはまだまだ明るいので、私がホームステイしていた家の近所の子供たち（小学生くらい）はサッカーをしていたり、走り回っていたりしていました。しかし、明るいといっても実際には夜の9時ですのであまり遅くまで出歩くのは良くないと思います。私の場合は、ホストファミリーが早寝早起きで完全に朝型の家族でしたので門限もありましたし夜10時頃には消灯でした。寮生活やルームシェアなどをされる方は、外の明るさに頼らずに時間をしっかりと意識しておくといいと思います。現地の学生は割と遅くまでクラブで盛り上がったりしていますが、慣れないうちは窃盗などの恐れもありますし注意が必要です。夏にホームステイをしていましたが、朝晩が冷え込むのも特徴です。日中は暑くても朝晩は涼しい日が多く、寒暖差が激しかったです。また、雨が降ったり、止んだりが1日の中で頻繁にありました。天気予報は要チェックなのですが、仮に天気予報で晴れだと予報していても折りたたみ傘をカバンに入れておくといざという時に便利です。

パシフィック・イングリッシュ・スタディの教室は、教室がある階の中から入ることが出来る教室と外から入る教室があります。パシフィック・イングリッシュ・スタディの教室に行くときにまず階段を上がるのですが、上がってから一番近くのドアを開けるとテレビやソファ、受付カウンターのある共有スペースがあります。外からしか入ることが出来ない教室は一旦その部屋から外に出ないと教室には入れません。逆に中からしか入れない教室というのは、その共有スペースを通らなければ教室には行けません。外からしか入ることが出来ない教室はまるでベランダのような作りになっていて、その通路からは海が見えます。教室に入ると海は見えませんが、休み時間の息抜きにはとてもいい景色です。午前と午後で教室が違う場合もありますので、学校に行きはじめは少し迷いました。教室内には、長机、椅子、ホワイトボードや空調などがありました。日本でもよくある学習塾の一室のような感じです。一部屋があまり大きくはありませんので、10数人が出席すれば席はほとんど埋まる感じでした。教室の数は、中に5,6部屋で外に5,6部屋ぐらいでした。下の階に降りれば、他にも教室はありました。私はクラス分けのテストを下の階で受験しました。

パシフィック・イングリッシュ・スタディの雰囲気は、明るいイメージがあります。というのも校舎内の共有スペースにはいつも洋楽が流れています。流行りのアップテンポな曲が流れているので陽気なイメージがあります。人気の曲や有名な曲は一部の学生がノリノリでリズムに乗っていることもあります。また、学校の良い雰囲気を出しているのはとても明るい校長先生だと思います。ギャグやジョークが大好きで頻繁に学生に話しかけてくれます。校長先生と他の先生が話しているときに一緒に会話に入れることもあり、接しやすいので雰囲気がとても良いです。放課後に校長先生に英語のわからないところを聞くことが出来るのも良い雰囲気のもとだと思います。校舎の中には、過去の卒業生の写真や海の写真などが所々貼ってあります。共有スペースには自由に雑誌を読めるスペースがあり、英語の記事を気軽に読めます。共有スペースにはテレビもあって、コメディドラマなどが流れていました。学校で楽しく英語の勉強をしようという工夫がいたるところにされているので、ストレスになりません。現地の学校選びでは、体験レッスンを受けられる学校もありますので、殺風景なイメージの学校よりは楽しそうな学校の方がしっかりと勉強出来ると思います。

パシフィック・イングリッシュ・スタディは、食堂はありませんでした。しかし学校の場所の周辺にはスーパーマーケットやコンビニ、ピザやケバブなどのお店などのたくさんのお店が近くにあります。学校にはテラスがありますので、スーパーやコンビニで買ってきたサンドイッチなどをそこで食べたりはしました。基本的に天気が良かったので、屋外のテラスで友達とランチはとても良かったです。そこまで大きな語学学校ではないので、食堂が無いのは仕方がないと思います。ですが電子レンジや簡単な調理が出来る台所、ポットなどは校舎の中に用意されているので便利でした。私の場合はホストファミリーが用意してくれたお昼ご飯を食べることもありましたし、自分で簡単な調理をしたお昼ご飯を持参したりもしました。食堂はありませんでしたが、そこまで不便に感じることはありませんでした。学校から徒歩圏内に日本人経営のラーメン屋さんや中華料理店もありました。日替わりで色々なお昼ご飯を探しに出掛けるのは楽しかったです。新たな発見がありますし、他のお店で良い発見もありました。学校の友達と食べるときにはランチを交換し合ったり、自分の出身国の食事についての情報交換などをしました。

パシフィック・イングリッシュ・スタディは、フレンドリーな外国人がたくさんいるので心配いりませんでした。見た目が少し怖いかなという外国人がいましたが、話してみるととても面白くてすぐに仲良くなれました。特に校舎内では、先生と生徒の距離が近いので安心です。万が一、トラブルなどがあったら、先生に相談すれば問題ないと思います。私が通っていた時は、陽気なブラジル出身の方々が毎朝笑顔で話し掛けてきてくれましたし、フランス出身の男性も周りの人をいつも笑わせてくれました。他のクラスメートもたまに冗談を言ってきたり、ギャグを披露したりしてくれる人もいましたので特に警戒することはありませんでした。フレンドリーでおしゃべりが好きな方が多いので、時にはナンパのようなことをされるかもしれませんが、嫌なら嫌と断れば何にも問題ありません。自分の気持ちをハッキリと伝える事が大切です。断ったからといって何かしてくるような人は私が行った当時はいませんでした。学校の治安、安全について説明していますが不良の生徒は見当たりませんでした。気性が荒い人も中にはいるかもしれませんが、学校の中で揉め事は起きていないので、学校の治安は良いと思います。

ラザフォード・カレッジの講師についてです。講師は、優しい先生と無口であまり話し掛けて来なかった先生が記憶に残っています。優しい先生はスポーツと保健体育のような内容を担当していました。日本人の私をチームのメンバーとして温かく迎えてくれて、授業参加初日からジャージに着替えてスポーツに参加させてくれました。緊張していたのですが、その先生のおかげで上手く打ち解けられましたし、スポーツの授業を楽しめました。もともとスポーツをするのが好きだったので、とてもありがたかったです。クラス内には派閥のようなものがあったのですが、そんなのお構いなしにチームに放り込んでもらったのは嬉しかったです。その先生の保健体育のような授業の時には、保健の英単語を日本語ではどう言うの？と尋ねられて日本語を伝えるとその先生だけでなく周りの生徒たちも片言の日本語で真似してくれて面白かったのを覚えています。やりやすい環境を整えてもらったことに感謝しています。無口であまり話し掛けて来なかった先生は科学の授業の担当でした。内容がとても難しく、近くの学生にヒソヒソ話で内容を解説してもらいながら授業を受けていたのですが、特に気にかけてくれる様子はなく、少し寂しかったです。しかし、自分から質問をすれば教えてくれるという感じの先生でした。