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パシフィック・イングリッシュ・スタディの授業で使う教材についてです。授業では、文法用の教科書があるのですが、購入は強制されませんでした。学校に在籍していたのが1ヶ月ということもありますが、他の学生も購入はせずにプリントを使っていました。一部の学生は購入して自分の教科書を持っていました。私はプリントを使って授業を受けていたのですが、プリントだけで全く問題ありませんでした。プリントを保管するファイルは購入わオススメされたので私は買いました。授業が進むにつれて、予習が可能なように先生がプリントを前もって配布します。基本的にはそのプリントの内容を授業で勉強しました。私は1ヶ月しか学校に通っていなかったので詳しくはありませんが、基本的にはテストはありませんでした。クラスの昇格は、先生から声を掛けてもらいますが、それも強制ではありません。先生の判断で授業に参加してる時の発言や問題を解いている様子を見て上のクラスはどうかなという提案をしているようです。授業の中で積極的に発言したり、スラスラと問題を解いていた学生は声を掛けられていました。私の場合は体験という形で2日くらい上に上がりましたが、上のクラスは難しいと思ったので自分でもとのクラスに戻らせてもらいました。

パシフィック・イングリッシュ・スタディの講師についてです。私の担当は、オーストラリア出身の女性の先生でした。初日に挨拶した時からとてもフレンドリーで、初めて会ったのが信じられないくらい気さくに声を掛けてもらいました。街中でたまたま会った時も先生の方から声を掛けてくれました。授業では、オーストラリア訛りのようなものが無い、とても綺麗な発音をされていたと思います。なので聞き取りやすいです。自分の参加したクラスは、ブラジル、フランス、イタリアそしてアジア圏の学生で成り立っていました。私が感じたのは、学生同士の会話の方が訛りが強くて理解しづらかったということです。ですが先生が綺麗な英語、正しい文法に直して言ってくれることもあったので、大変助かりました。ネイティヴは、訛りの強い英語でもある程度は理解できるんだと感心してしまいました。授業では、文法、リスニング、そしてそれぞれの学生の地元の文化や生活スタイルを紹介し合うということをやりました。先生のサポートもあり、楽しく集中することが出来る内容でした。先生が授業終わりに個別で授業の理解度をチェックするように話し掛けてくれたので、自分が誤解していた内容を正しく理解したり、分かっていない内容の整理が出来て良かったと思いました。

留学時の資料についてです。カウンセリングの担当者と何度か相談し、自分の希望に合う学校、生活スタイルなどの決定をしました。その際に担当者から渡された請求金額がとてもわかりづらかった記憶があります。食事付きホームステイプランというプランを選択したのですが、口頭での説明とウェブサイト上の記載には朝と夕の2食付きとありましたが、請求金額が記された資料には毎食付きとプランに記載がありました。実際には、朝と夕の2食がホストファミリーから提供されるという内容が正しかったのですが、相違があると請求金額が余分に請求されていないか疑問に思ったりしてしまいます。カウンセリングの際に資料の見やすさや明確さを注視することも留学エージェント選びには大切だと知りました。このエージェントの会員の感想を載せた資料を貰ったのですが、抽象的なものしか記されておらず、ネガティヴな感想はほとんどありませんでした。会社がまとめた資料なので仕方ありませんか、留学エージェントによってはしっかりとマイナス部分を載せている会社もあります。また、抽象的なものだけでなく、細かい部分もしっかりと調べて、留学エージェントを選ぶのが大切です。資料一つにしてもそういった会社の方針に自分の希望が合っているのか判断することが留学成功に繋がるとわかりました。

当時留学した時にこのエージェントを利用したのですが、情報量や知識は、あまり無かったと思いました。やはり旅行のイメージが強い企業で、あまり留学の情報量や知識は少なかったと感じました。例えば、現地で使用可能なカードかという質問をしたのですが、結局解決しませんでした。エージェントに質問すれば簡単に解決する質問だと思い、尋ねたのですがそのカードは使えるはずですというような曖昧な回答でした。仮にそのカードが使用不可能な種類のカードだと現地に着いてからわかったとしたら、買い物などに大きな影響が出てしまいますし、そのカードの意味がなくなってしまうことになります。そのカードが大丈夫なのか不安だったので、カード会社と留学経験者にしっかりと確認してから持って行きましたが、エージェントにはそういった情報は把握して頂きたいと思いました。 旅のしおりというような小冊子は、日程、場所の詳しい内容、あると便利なグッズなどの一覧がまとめてあったので大変役に立ちました。留学の際に多くの必要書類があり、どの書類がどのタイミングで必要になってくるのかといったことが出てくるので、一冊の小冊子にまとめてあるという点では、必要事項が確認しやすく、必需品として活用しました。

この高校には、日本人学生用の部屋があって、そこには日本語を話すことが出来る外国人の先生、スタッフや日本人のスタッフがいました。何か困ったことがあれば、そこで質問することが出来て安心でした。また、授業でわからないことがあればちょっとした勉強を教えてくれたので、家庭教師のようですごく助かりました。ホームステイ先が遠い学生は、ホストファミリーの車でのお迎えがあったのですが、その際にスタッフがホストファミリーに学生の問題点や困ったことが無いか聞いていて、学生だけでなくホストファミリーの両方への対応が行き届いていたと思います。スタッフの対応で良かった点は、休日の過ごし方の提案です。学生の自主参加形式でしたがニュージーランドの観光名所や食べておきたい人気料理、オークランドのショッピングなどの多くの情報を提供してくれました。旅行雑誌に載っている著名なものだけでなく、オークランドに長年住んでいるスタッフならではの穴場なども教えてくれたので大変参考になりました。休日に買い物などに連れて行ってくれないホストファミリーもあるので、そういう場合の交通機関のプラン作りをサポートしてくれたりするので、学校に関わらないことのアドバイスをくれるのは本当に助かりました。

現地のサポート体制はやや不安な部分がありました。まず、空港到着時です。現地オフィスの担当者が空港で待機してくれているとのことだったのですが、なかなか見つからず、初めて訪れた空港の中でウロウロしてしまい、本当に焦りました。待ち合わせ場所とは少し違う場所で現地オフィスの担当者の方を見つけることが出来たので良かったのですが、到着してから現地オフィスで携帯電話を購入する予定だったので連絡することも出来なかったのでとても不便でした。空港に迎えに来るということもサポートの一部として金額に含まれていたのでガッカリしました。また、日本で自分が使ったオフィスの担当者から親に無事に現地に到着したという連絡を入れてくれるオフィスと全く連絡も入れないオフィスで対応が全く異なる点も疑問です。そのオフィスの担当者の親への心遣いで、金額には含まれていませんが、サービスがだいぶ違うのは驚きでした。海外オフィスから日本オフィスに連絡はしていたので、統一して親への連絡があれば安心だと思います。空港からオフィスに到着後、様々な手続きが必要なのですが、中にはホストファミリーがもう来てしまっていた方もいたので、オフィスからホストファミリーへの連絡も上手く行ってなかったと思います。そういう方は、手続きが後回しになっていたので、あまり現地サポートがスムーズではないと思いました。

申し込み後の会社の対応についてです。留学する国や滞在時にホームステイをするということ、現地でどのように英語を学ぶかといった大まかな予定が決まり、申し込みが完了しました。その後、留学前ガイダンスなどが設定されていて、留学する国の情報を知ることが出来て大変参考になりました。治安や文化、人々の生活スタイルなどの細かい内容も知ることが出来ました。しかし、私が気になったのはホームステイ先の情報です。一，二週間のホームステイではなく私の場合は数ヶ月のホームステイプランでした。申し込みの際に自分の希望するホストファミリーの内容、ペットの有無の希望が出せました。私の場合、ホストファミリーに子どもがいること、ペットは、いたら嬉しいというような希望を出しました。しかし、私の希望は両方とも叶いませんでした。ホストファミリーの希望は、必ずしも叶うことは無いのは重々承知していますが、叶わなかったから不満を言っているわけではありません。同じ会社で希望を出していた友人も同様に希望は一切通らなかったので、その希望調査はあまり重視する必要はないと思いました。1番の問題点は、ホストファミリーの詳細情報を知らせてくれるのが大変遅いということです。会社が提示した期日に教えてもらうことは出来ませんでしたし、日本を発つ4日前くらいにようやくホストファミリーの情報を教えてもらいました。ホームステイ先が決まらないと不安になりますし、提示された期日を過ぎてホストファミリーの詳細を教えてもらうとホームステイ先の家族に渡すお土産も大変困ります。留学者本人にとって大きな心配事になります。申し込み後にそういった不安を与えられたので私は低く評価しました。