ロンドン

気候も人も程よく良い。 各々が思う程よい、ですが、 大都市だが、大きな公園も沢山あるので、忙しい街だけれど、リラックス出来る。 様々な人が暮らしていて、暮らしていることが楽しい街。南の方はカリビアン、東の方はインディアン、他にも細かくあり、バスで30分も行けば違う街並みになる。文化がころころ変わるのに、それがひとつの都市で、ロンドンと呼ばれている。魅力的な街です。

ロンドンでお気に入りのアフタヌーンティー　トップ3！ 日本から家族や友達が来た時に、必ず行くのはやはりアフタヌーンティー。ロンドンには雰囲気も抜群のカフェ/レストランがたくさんあるので開拓するのも楽しいです。 1. Portrait Restaurant トラファルガー広場の近くにあるNational Portrait Galleryの上の階にあるレストラン。ここは窓が大きなガラス貼りになっており、St. Paul教会やビッグベンなどロンドンの主要な建物が一望できるのでお気に入りです。アフタヌーンティーは1時間のみ、いつも混んでいるので、ネットで事前に予約してから行くのがおすすめです。抜群の景色と美味しいアフタヌーンティーを20ポンド代で楽しめます。 2. Wallace Collection　 フランス美術品を集めた美術館の中庭にあるカフェ。開放感のある高いガラスの天井に、なんとも可愛いパステルピンクの壁に、癒される植物。まるでアリスの不思議の国に迷い込んだような空間。アフタヌーンティーも20ポンドくらいで美味しく楽しくいただけます。 3. Sketch オックスフォードサーカスの近くにある、モダンでスタイリッシュで可愛いレストランバー。ジェシカアルバなど芸能人も多く訪れるというお洒落な空間。Wallace Collectionのようなパステルピンクに囲まれて、こんなに可愛いレストランが他にあるかな？というくらいです。女の子なら1度は来たいところ！

ロンドンに1年半住んで感じることは、パリほど治安は悪くないが、街中のスリや盗難が非常に多いということ。特に中心地(ピカデリーサーカスやトッテナムコートロードあたり)でスリが多く、カフェの中でも道を歩くときも貴重品には注意しています。アジア人は現金を多く持っていると思われていて狙われやすいので更に注意です。 気をつけること ・カフェやレストラン内でも置き引きやスリは普通にいるので、テーブルの上の携帯電話や椅子にかけるコートのポケットの中や床に置く荷物には注意を怠らない。全て体に触れる位置に置く。(私はスタバの店内で、テーブルの上にiPhoneを置いて勉強していたら、話しかけてきた人に隙を見てiPhoneを盗まれました。ほんの数秒、気を取られているすきの出来事でした。それ以来、iPhoneはテーブルの上からは見えないよう膝の上に置くようにしています。また、カフェで座っていた隣の人が、その隣の人のコートのポケットに手を突っ込んで探っている場面に遭遇したこともあります。あまりに自然すぎて私は気づかなかったのですが、正面に座っていた人が気づいて注意していました。) ・道でスマートフォンを触りながら歩く時は必ず両手でしっかりと握り、人が近くにいる時はできるだけ出さない。道路に近いところは歩かない。(スマートフォンを触りながら歩いていた時にすれ違いさまにスマートフォンを奪われたり、後ろから来たバイクにiPhoneを取られたという人が身近にいます。)特にiPhoneは高く売れるのでよく狙われます。 ・バスや電車でうたた寝しない(知り合いの日本人は金曜の夜にバスでうたた寝しているすきにポケットからiPhoneを盗まれたそうです。)

ロンドンは賃料や外食費が高いのですが、いつくかコツを知れば経費を抑えることもできます。 1.食材費 ロンドンでは外食が高いので自炊をする人が多くなると思います。幸い、食材費は比較的安いので助かっています。特に野菜は、日本より安いのでびっくりします。(にんじんは7-8本入りの袋で1ポンド、マッシュルームは250g入り1箱で80ペンス、ブロッコリー1束45ペンス、じゃがいもなら1kgで1ポンドほど)買い物は恐らくTESCOやIcelandが最も安いのですが、TESCOは過去に偽造表示など問題が起きているのでできるだけ避けて、Sainsbury/ Waitrose / WholeFoodsで買うようにしています。パスタ、ラザニア、玄米(brown rice)、そば粉(buckwheat。卵と水を足して混ぜて焼けばガレットができます)、クスクスなどの炭水化物ものもロンドンでは近所のスーパーで日本よりも安く入手できるので、日本にいるときよりも自炊のレパートリーが増えました。 2.服や日用品 ロンドンにはチャリティーショップ(チャリティー団体が、寄付されたものを安価な価格で販売する中古服屋さん)が至るところにあり、特におしゃれな地域のチャリティーショップではブランド物が安く手に入ることも多いので、私はロンドンでは専らチャリティーショップで服やカバンを購入しています。特におすすめは、サウスケンジントンやチェルシーのOxfam。ZARAなどのデザイン性の高い服が5-20ポンドほどで買えます。ベッドリネンや家具はWilkoがおすすめ。主要駅の近くにありますし、かなり良心的な値段です。私はブランケットとベッドカバー両方買って20ポンド以内ですみました。

アメリカ英語からイギリス英語への転換で大変なのは、発音・アクセントはもちろんのこと、語彙や綴りの違いも大きいです。 まず、綴りの違い。これはある程度法則があるので、まずそれを覚えてしまいましょう。 1. tの後、最後のer -> re　(アメリカ英語 center -> イギリス英語 centre) 2.動詞の最後のze -> se (アメリカ英語 memorize -> イギリス英語 memorise) 3.名詞の最後のor -> our (アメリカ英語 color -> イギリス英語 colour) また、語彙力を増やすために私がしたのは、Harry Potterなどの小説や本をとにかく読むこと。あと、ゲーム感覚でできるmemriseというアプリで新しい単語をどんどん覚えること。学びたいスピードを登録して1日に覚える単語数のゴール設定をしたり、ジョークを交えて勉強したり、クイズ感覚で何度も練習できます。英語試験も、イギリスやオーストラリアに留学したいのであればIELTSをおすすめします。 練習問題を解くうちにイギリス英語が体に染みつきますし、イギリスではTOEFLの不正事件が発覚した以降はTOEFLは認めない学校が多いです。

イギリス英語：リスニング、スピーキングの上達方法 日本の英語教育はアメリカ英語なので、多くの日本人にとってイギリス英語は馴染みが薄いと思います。私も日本の義務教育とアメリカ留学の後にイギリス留学をしたので、馴染むまでなかなか大変でした。 1.CD付きの教材の音読 私は大学までずっと日本で生活し育ってきましたが、英語のスピーキングが上達したのは何よりも音読をひたすらしてきたのが役立っています。高校の時には毎日30分は教材のCDを聞く＞シャドーイング(音読)する、というのを繰り返していました。音読はリスニングとスピーキングの両方の上達になるので、おすすめです。 2. イギリス英語をひたすら耳に入れる イギリス留学を決めてから、ネットでBBCを聞いて同時にしゃべるシャドーイングをし、映画もイギリス英語のものを意識的に観るようにしました。イギリス英語の映画でおすすめは、 ・Harry Potter ・Road of the Ring ・About Time ・Notting Hill (Notting Hillの恋人) ・Holiday ・Pride and Prejudice ・Bend It Like Beckham (若き頃のキーラ・ナイトレーが観られます) ・Bridget Jone's Diary 3. 音読に加えて、実践的なスピーキングを鍛えるには実践あるのみ！けれど日本にいる間はイギリス英語のネイティヴスピーカーを見つけるのは難しいことと思います。そこで、友達がVersifyというサイトを教えてくれました。イギリス人と日本人のハーフの人が始めた言語交換のサイトで、こちらが誰かと日本語で会話した分だけネイティヴスピーカーと英語で会話できます。スカイプで話せるので、日本だと探すのが大変なイギリスのネイティヴスピーカーも探しやすいです。

アメリカに1年留学した後にイギリスに留学したので、同じ英語圏とは言えど文化の違いに慣れるまでに少し時間がかかりました。日本、アメリカと比べて驚いたこと。 1.レストランで注文する時は、Can I get ~? (アメリカ英語)だけではなく、最後にpleaseをつけて丁寧に。Can / Could I get ~, please? 2.妊婦や老人や小さい子ども連れが正面に立っている場合、立って席を譲る(日本では恥ずかしさからか席を譲らない人も多いのですが、ロンドンではすっと立ち上がる人が多いです。) 3.列を気にしないアメリカと違い、イギリスでは日本と似ていて列をきちんと守る。その点、割り込みなどすると皆本気で怒る。 4.自慢は自信があるということで肯定的に見られるアメリカと違い、イギリスでは日本と似ていて謙遜することが美徳とされる。 5.批判もストレートに言うアメリカと違い、イギリスでは日本と似ていて本音と建前がある。例えば、"That's interesting."はアメリカでは言葉そのままの意味であるが、イギリスでは"That's a bad idea."という意味であることが多い。文脈と表情、声のトーンに注意する。ストレートに否定や文句を言わないところは日本と非常に似ているので、理解はしやすいと思います。

ロンドンは東京よりも狭く、交通機関も整っているので移動はとても便利です。 ロンドンに来るまでは東京の交通機関が一番と思っていましたが、いまとなってはロンドンが断然一番です。何と言っても便利なバス！ ・バスは24時間営業！ ロンドンではなんと夜12時を過ぎてもバスが営業しているので(本数は日中より少ないですが、東京のように終電を逃したらタクシーで高いお金を払って帰る・・という出費は抑えられます。City Mapperというアプリを使えば、バス、電車、自転車、歩き、車全ての所要時間と経路と料金を教えてくれるので、とても便利。ちなみにバスは一回の乗車で1.50ポンド、地下鉄も20分以内程度の距離ならば2.30ポンド。 ・東京のような地下鉄 ロンドンでもラッシュアワーはあり、朝と夕方はなかなかきつい満員電車です。電車は狭く古いものが多く、何回も電車を見送らないと乗れないこともしばしば。ラッシュアワー以外なら地下鉄は便利です。だいたい2-5分ごとには電車が来るし、遅れることもそこまで多くはないです。 ・夜はUBER ロンドンは東京より狭いので、金曜の夜や土曜の夜に遅くなった時にはアプリを使ってUBERで帰ります。タクシーよりも断然安い上、アプリでリクエストすればその場で乗れるので非常に便利です。(最寄りのタクシーがGPSで探してくれるので、だいたい3分くらいでUBER車を捕まえることができる)

社会人留学のメリット・デメリット 私は今回日本で働いていた会社をやめてロンドンに留学しました。社会人留学は留学を決心するのも働きながら準備をするのも大変です。私は行って良かったと思っていますが、それが全ての人に良いかというと断言はできません。会社からお金をカバーしてもらって留学後に会社に戻ることも考えましたが、留学は海外経験だけでなく新しい業界・職種に就くきっかけにしたかったので会社へは戻らないことを決めました。今回は社会人留学を考えている人が必要な情報を元にベストな決断ができるよう、私が感じたメリット・デメリットを挙げます。(もちろん私個人の経験なので、あくまで参考まで。) メリット ・日本で働いているときには忙殺されていたが、海外でもう一度学生生活をすることで、スキルアップだけでなく自分の人生において大切なことなど、自分と向き合うきっかけになった ・本当に自分の好きなこと・したいことができるようになった(日本では周りや世間に合わせることが美徳だけれど、ヨーロッパでは自分らしさを追求しやすい文化・土壌があると感じる) ・イギリスの名門校は世界レベルでのランキング、知名度ともに日本の名門校よりもずっと高いので、卒業後に日本だけでなく世界を舞台に活躍したい自分にとってはぴったり ・ロンドンはいろんな国からいろんな人が勉強や働きに来ているので、面白い ・アート、音楽、自炊、ヨーロッパ旅行が日本より安く質も高い デメリット ・イギリスの大学は外国人は2-3倍の授業料を払わされる上、ロンドンはとにかく物価が高いので、経済的な負担が大きい ・奨学金をもらうのはかなりハードルが高い(私費留学で奨学金を期待していたけれど、そもそも社会人向けの海外留学奨学金は数自体非常に少なく、倍率がかなり高い。私は1つももらえませんでした。) ・ロンドンは雨や曇り空が多いので気分が沈みがちな時もある 私はこのようなデメリットがあってもロンドンは好きですし、社会人留学も迷ったけれど思い切って決断できて良かったと思っています。

同じ英語と言えど、アメリカ英語とイギリス英語は発音だけでなく使われる用語・表現もちょこちょこ違ってきます。大学時にアメリカに1年留学し、院留学でイギリスに住んでいる私が特に戸惑った表現の違いです。 1.エビ イギリス英語： prawn　プローン (アメリカ英語： shrimp) 2.ズッキーニ イギリス英語：courgette コージェット。フランス語を使っている。 アメリカ英語：ズッキーニ、イタリア語 3.なす イギリス英語： aubergine オーベジーン アメリカ語： egg plant 4.トイレ イギリス英語：Loo ルー、bathroom バスルーム、 toilette トイレット (looという表現はアメリカで聞いたことはありませんでした。。 ) アメリカ英語：bathroom 5.地下鉄 イギリス英語： tube/ underground (地上の電車はoverground) アメリカ英語：subway/ train 6.列(順番を待つ) イギリス英語： queue キュー (are you queueing? とよく聞かれますが、並んでいますか？という意味です) アメリカ英語： line 7.ガソリン イギリス英語： petrol　ペトロール アメリカ英語： gasoline/ gas 8.フライドポテト イギリス英語：chips チップス (ポテチではありません・・！) アメリカ英語： fries