ロンドン

ロンドンはよく小雨が降り、強風が吹きます。あまり大雨は降りませんが突然雨がしとしとと降りだします。小雨と風のせいでかなり寒いです。ロンドンでは傘をささずフードをかぶって歩く人が多いですが私はいつも折り畳み傘を持ち歩いています。ただ風が強く何度も折れて買い換えました。私は数年前に約一年と現在は滞在約4ヶ月目ですが、その中で考えると、1年を通して小雨が頻繁に降り、風はいつも強く、夏はほんの1週間くらいの間だけ少し暑くなりそれでも夜は涼しく、9月にはもう寒く、雪は滅多に降らない、という感じだと思います。寒い地域なので家にはだいたいセントラルヒーティングがあり、家の中は暖かいのはありがたいです。逆に夏にたまに暑くなると風通しの悪くクーラーももちろんない部屋で扇風機で過ごすことになり日中はかなり暑いです。冬に1日出歩くときは私はいつもかなり厚着をしていきます。また、雨が降る可能性が高いときはブーツを履くか、靴の時は靴下を余分に持っていくこともあります。風が強いのでマフラーや手袋は必需品です。もしロンドンに持っていく靴を迷ったら、雨に濡れても良い歩きやすいブーツが良いと思います。また、分厚い靴下や余分の靴下も役立つと思います。

知っている人も多いと思いますが、ロンドンでは様々な人種の人々が暮らしていて生粋のイギリス人を見つけるのが難しいくらいです。またイギリス人はイギリス人でも多くの人が想像するような白人ばかりではなく、黒人やイスラム系、インド系のイギリス人もたくさん暮らしています。私の友達もロンドンで生まれ育った、イギリス訛りの英語を話すイギリス人ですが、見た目はインド系です。宗教も違うので一緒にごはんを食べに行くときは気をつかいます。ロンドンの日本人の割合はとても多く感じます。どこへ行っても日本語が聞こえてくることはよくあるし、日本食レストランもよく目にします。イギリス人も、他の国籍の人々もそうですが、日本が好きと言う人や日本人を良く思ってくれている人ばかりだと思います。特にロンドンでよく出会うルーマニアの人たちは日本が大好きと言ってくれる人ばかりです。日本の文化にとても詳しく、私よりも日本について知っているかと思うほどでした。ただ、日本人であるということでお金を持っていると思われて犯罪に巻き込まれやすいと言うことも聞くので注意もしています。外国で自分の国のことをほめられるのはとても嬉しいことです。ありがちですが、簡単なプレゼントとして折り鶴などをカードに添えたりするととても喜んでもらえました。

ロンドンは地域によって治安や雰囲気が全然違うというのは、本当です。私は数年前は北部のHighgate付近に、今現在は東部に住んでいますが、全く違う国であってもおかしくないくらいの違いを感じます。基本的には北、西部は治安がよく、南、東部は治安が悪いということは良く耳にしますがだいたいは当たっていると思います。ただ、北部でも場所によっては治安が悪い場所もあれば、南東でも例えばGreenwich付近など、雰囲気の良い場所もあります。そして、基本的に家賃も治安の良さに比例します。治安の良い場所でも中心部から離れていて比較的安い所もありますが。私が今住んでいる場所は、家賃はロンドンの中でかなり安いですが、街の雰囲気ははっきり言って悪いです。移民の街という感じで白人のイギリス人はほとんど目にしません。ただ、家がバス停にとても近いのでバスを降りて歩かずにすむため夜遅くなっても少し安心です。反対に以前住んでいた場所はとても雰囲気の良く安全そうな場所でしたが、バス停から家までの距離があり、またその道が住宅街で夜はかなり暗かったので、不安な思いをしていました。その二つの経験から考えると、安全な場所に越したことはないですが、個人的にはバス停や駅からの距離や夜の明るさなどは重要だと感じました。

イギリス、ロンドンに行ったときにお店で服を見ていたときにとても珍しい服がありました。そのロゴは、『Superdry.極度乾燥（しなさい）』というロゴです。実際に見たことがある方ならわかると思うのですが、私たち日本人にとって海外のお店で日本語を目にするということは珍しいことですし、すぐに気が付きます。英語と漢字でしかも少し変わった訳がTシャツにプリントされていたので驚きました。イギリスだけでなく、こういうユニークなデザインが人気があるようでこのSuperdryの専門店もあります。Tシャツだけでなく、パーカーや靴、時計、バッグなどさまざまなアイテムがあります。有名なハリウッドスターも愛用されているようで、レオナルド・ディカプリオやハリーポッター役のダニエル・ラドクリフなどが愛用しているようです。また、デビッド・ベッカムがSuperdryのレザージャケットを着ていたということから人気が拡大したようです。こういった有名人が使うことで人気が出たこともありますが、外国人にとって意味がわからなくても漢字の形そのものが人気があるようです。現地で他にも漢字が入っているTシャツを着ている外国人を見かけましたが、やはりSuperdryのほうがオシャレですし、インパクトがあると思いました。

イギリスのロンドンで目的地に向かって日本人の友だちと歩いていたところ少し道に迷ってしまい、誰かに道を尋ねる必要があったのですが、通行人にはとても話し掛けづらかったです。外国人の友人が日本に来た時に『日本人は話し掛けられるのが嫌なのかな？片言の日本語ですいませんと声を掛けたら嫌がられる。』とその友人が悩んでいた気持ちがわかったような気がしました。英語が話せないから離れていってしまう日本人が多いのかなとその友人が予想していましたが、忙しそうな人が多いと言っていました。私が感じた雰囲気はそれと似たような感じでした。その時は結局、お店の店員さんに地図を見せて質問したので解決しました。誰に尋ねようかと辺りを見回して、尋ねる人を決めてから尋ねてもだいたい教えてくれなかったので少し寂しい気持ちになりました。国柄やその人自身の性格の違いはもちろんありますが、手当たり次第に道を聞いても快く答えてくれる人が多いという国もあるようです。これは私だけではなく友だちもロンドンに滞在していた時に同じような経験をしたと言っていました。ロンドンで道を歩いているからと言って現地の人なのか旅行者なのかは判断出来ませんが、結構冷たい人が多いとは前から聞いていました。

ロンドンは都市でありながら、大小の公園がとにかく多く、45%は緑で覆われている(!)ほどです。私の好きな、自然に癒されたい週末にオススメなロンドンの公園5つ！ 1. Hyde Park ハイドパーク ロンドンに8つある王立公園のうちの1つ。美術館の多いサウスケンジントンや日本大使館のあるグリーンパークをまたぐ大きな公園。緑に癒されながら散歩するも良し、優雅な白鳥を眺めるも良し、ベンチで本を読むも良し。冬にはワンダーランドという移動遊園地も設置されて賑わいます。 2. Holland Park ホランドパーク ロンドンにいながら無料で京都庭園が楽しめる貴重な場所。鯉や滝や石造りの橋や盆栽はまるで日本に帰ったかのような安心感をくれます。なぜか孔雀がいたりして意外な組み合わせではあるけれど綺麗です。ホランドパークの中には京都庭園だけでなく英国式ガーデンやサッカーをする場所や野外ジム器具(!)もあり、運動靴で週末に出かけたいところです。 3. Richmond Park リッチモンドパーク 日本では奈良や広島が鹿で有名ですが、ロンドンで鹿に会えるところと言えばリッチモンドパーク！こちらも王立公園。かなりの数(アカシカとダマシカ約600頭)がいてとっても可愛いです。春〜夏に鹿の群れの近くでピクニックをするのがオススメです。 4. Primrose Hill プリムローズヒル またまた王立公園。その名ととおり小高い丘になっていて、丘を登るとロンドンの形式が一望できます。お昼に行ってピクニックをするも良し、夜に行って夜景を楽しむも良し。金曜の夜はカップルや若者で混んでいるので、静かに夜景を見たいなら月ー水または日曜あたりが良いかも。帰りはカムデンで買い物をするのも楽しいです。 5. Battersea Park　バタシーパーク Chelseaからテムズ川をはさんで南にあるBatterseaはあまり知られていませんが、大きな公園があり、動物園やなぜか大きな仏像まであります。テムズ川沿いなので川を見ながらランニングをするも良し、仏像に癒されるも良し。私は時々無性に仏像を拝みたくなった時にここに行きます。

夏休みの間のみ滞在していました。ロンドンはとてもキレイな街で歴史的な建造物も多く、景色も素晴らしく、観光には飽きるものがありませんでした。買い物も可愛い雑貨のお店が集まる街もあり、書店も豊富でオシャレな服屋さんもたくさんあり、買い物も楽しく不自由しませんでした。タトゥーを気軽に入れれるお店もあり、そこでピアスも空けることができたりしました。夜はバーやナイトクラブが数多くオープンしており、楽しい時間を過ごすことができます。そして、英語の勉強にもなります。でも、女の子は気をつけて遊んだほうがいいと思います。どこにでも、声をかけてくる男の人というのは存在しますので…男の人と一緒に出かけたほうがより安心だと思います。個人的な意見になりますが、レストランの食事やイギリスの料理が私の口に合わず、ファストフードのみしか食べられませんでした。ロンドンに知り合いがいて、手料理をご馳走になっていたのですが、料理の仕方が悪かったのか大好きなマッシュルームが全然日本と味の違うもので大嫌いになってしまいました。ですが、有名なフィシュアンドチップスはどこで注文してもとても美味しかったです。物価は日本より少し高いかなぁと感じたくらいでした。

ロンドンに9年すんでいますが移民が多いためありとあらゆる国のご飯がいただけます。まるで落としても割れないであろう硬いしゃりのお寿司とか、ひーなものもありますがレバノン料理に各種ヨーロッパ料理、アフリカ料理、東アジアの懐かしい味、それはもう色々あります。ダウンサイドは物価が高いプラス、飲み物チップそれぞれ払うとどんなチープミールも1500円は覚悟しないといけないことかと思います。

ロンドンの地下鉄とバスはとても便利です。オイスターカードというのを駅で買ってチャージして使います。Icocaとかと同じですね。もしロンドンで活動する際にはオイスターカードを必ず活用してください。割引がいっぱいあって使わないとかなりの損になります。日本ではどうなのか知りませんが、海外ではクレジットカードからそのままチャージできます。これはすごい便利なんですよね。現金を用意しなくていいし。その際にカードナンバーを盗まれたりもするんで気をつけないといけませんが。イギリスからフランスに行くのにはぜひユーロトンネルを使ってください。海底トンネルですよ！ワクワクしますね。予約は簡単でユーロトンネルって打てば出ます。そこからサイトに飛んで３０€くらいだったと思います。安いものはすぐ売り切れてしまうので早めに予定を立てて買ってくださいね。あと飛行機ですがヨーロッパは早めにチケットを取るとすごく安い値段でいろんな国にいけるんですよね。場合によっては電車よりも安いんですよ。この情報を頭に入れて旅をしてください。きっと役にたちますので。あと飛行機の際に荷物込みかどうかもチェックしてください。たまにチケットは安いのに荷物代金が高かったりします。

僕がロンドンで韓国人経営のフラットで受けた被害についてです。ロンドンに来てどこかいいところがないかウェブで探していた時に韓国人経営の手頃なフラットを見つけたんです。ラインで連絡すると、大丈夫ということだったんですぐ行きました。すると韓国人のお兄さん（彼をｋと呼びます）が相手をしてくれて、ｋは流暢な英語と会話するには十分な日本語が喋れる方でした。一週間くらい滞在したあと、突然前に住んでいたという日本人が５，６人来てパーティを始めたんです。その時彼らが、ｋはすごく良い方だよと紹介してくれたんです。なのでその時以降私は完全に彼を信じてしまったんです。2週間くらいたったあと、突然ｋがお金の話を始めたんです。”君はあと2週間滞在する予定なのだから、先に払ったらどうだい？”断る理由もなかったので全部払いました。そして次の日ｋは消えました。他のお客のお金も宿代も全部もってどこかに消えたんです。その消えた当日、本当のオーナーが帰ってきました。オーナーは副業を行っていてスペインに出張していたんです。オーナーもすごくショックを受けているみたいでした。なぜならｋはそのフラットで7年も働いていたんです。なぜそんな行動に至ったかわかりませんが、ぼくはお金を盗まれて大変でした。そういことも稀に起きるのでみなさんも気をつけてください。